7月23日(木) はれ

最低気温22℃最高気温28℃
サル来苑時間8:50

最近のサルたち公苑滞在状況
19日(月)8:30〜17:00
20日(火)8:30〜17:00
21日(水)8:30〜17:00
22日(木)8:30〜17:00

海の日とスポーツの日を入れた4連休となりました。

県内でも21日が終業式で、この連休から夏休みという学校も多いようです。

東京都では、コロナウイルスの新規感染者が増え、その数も千人を超えていると報道されています。

東京都は緊急事態宣言の対象であり、感染者増加傾向の中という事もあるので、お出かけを控えている方も多いかもしれません。

ワクチンの接種が徐々に進み、我々の地域でも16歳〜64歳を対象としたワクチン接種の予約が始まりました。

若いスタッフの中でもワクチン接種の予約が完了し、8月には摂取できるというような話題も聞こえます。

来苑されるお客様の中には、2回のワクチン接種が完了した方もいらっしゃると思います。

現在のところ、ワクチン接種を2回行った方もこれまで通りの感染症予防が呼びかけられておりますので、ワクチン接種後のお客様につきましても、マスク・手指消毒を基本とした感染症対策をお願いしておりますので、ご理解とご協力をお願い致します。

IMG_0163





「無理せずに」
サルたちが冬場に温泉に入る姿を見ていると、大抵の方が「温泉に入っていて湯冷めしないのか?」と感じると思います。

ヒトは身体が温まってくると、汗を出して体温を維持しようとします。

ヒトの汗はどこから出てるでしょうか?身体全体ほぼくまなくですよね?

これは「身体全体で熱を逃がしている」と言えます。

我々は、発汗による体温調節は当たり前のように感じますが、水や塩分の消耗に繋がる為、このような熱代謝は哺乳類の中でもヒトやウマ等ごく一部の熱代謝となります。

私たちが温泉に入って、汗をかきます。そして、温泉から出たら汗はすぐに引くでしょうか?引きませんよね。

温泉から出て外気が冷えているのに汗で熱を逃がして、より冷えてしまうのがいわゆる「湯冷め」という現象になります。

サルたちは暖かい所では「熱を吸収」し、寒くなったら「熱が逃げないよう」に器官が反応するのが早いと言われています。そして、ヒトよりも熱の逃げる場所が少ないので、湯冷めが起きません(というより湯冷めはヒトがするものと言えるでしょう)

サルたちの熱の逃げる場所は毛がない為か手のひら・足のひらです。吹雪の中で腕を組むようなスタイルになって熱を逃がさないようにしていますし、温泉に入って温まってくると温泉からダラリと手を出して熱を逃がします。
IMG_6021





「温泉で温まってきたら湯から手を出す」
IMG_8353





「寒い時は腕を組むようなスタイルで熱の放出を避ける」

ヒトは湯冷めをする。不便な生き物なのか?といったら、そういう訳ではありません。発汗による効果的な放熱により、高温化でも激しい運動ができますし、長時間持続的に動く事が出来ます(大昔の人類の狩猟は、獲物が動けなくなるまで追い続けていたとも言われます)

環境に対する適応の進化が、違うという事ですね。

ニホンザルのシッポは短いのですが、世界的にはサルの仲間はシッポが長い事が多いです。

サルは、元々南国の動物で、ニホンザルはそのサルの仲間の中で最も北で生息します。

動物の、同じ種の者同士は、南に行くほどシッポや耳などの突起物が長く大きくなり、北へ行くほど短く小さくなる傾向にあります。

ベルクマン・アレンの法則といい、暖かい地域ほどシッポや耳が大きい方が熱の放出が増え便利だが、寒い地域では突起物がある事によって熱の余分な放出と末端に血流が回らないことによる凍傷の元になるので小さく短くなるという考え方です。

ニホンザルはこのように冬の寒さに適した進化を経ていますので、寒さより暑さに苦手で、ヒトのように効果的な熱放出が出来ないので、熱がこもり過ぎるとバテてしまうのはヒトよりも早いといえるでしょう*但し、上記の通りヒトは水分と塩分を消費して体温維持を行っていますので十分な水分を補給している事はやはり重要です。

但し、ヒトのように「仕事で暑くても陽射しの元にいなければいけない」ような事はありません。暑くても無理をしないので、熱中症になってしまう事はありません。

暑くなった無理をしない。大事です。

そして、ヒトも熱放出に優れているとはいえ、それは水分と塩分の消耗によるものなので、小まめな水分補給と時折塩分を補給する事も忘れないようにしましょう。





植物こらむ
第147回
フサザクラ
フサザクラ 2

フサザクラ(房桜)
フサザクラ科

開花時期3〜4月
果期 10〜11月

桜の仲間ではないけれどサクラの名前がついている樹木です。

春には花らしい花ではない、控えめな紅い花を咲かせます。古くは、その控えめな花が好まれ、庭に多く植えられていたようです。
(毎年春〜初夏にかけて、フサザクラの木の下には綿毛がより集まったようなものが落ちているのですが、あれが‘‘花の後‘‘なのでしょうか...?)

葉は円形〜三角形でなんとなく大葉に似ています。鋸歯がところどころ飛び出しており(葉の1番頭がわかりやすい)、ツノハシバミの葉に似ていると言われるようです。ヤブマオ の葉にも、クワの葉にも似ているので、別名をタニグワ、クワモドキなどと言ったりします。

樹皮は凹凸があるものの裂けてはおらず、つるんとした見た目です。湿気の多い場所を好み、材木としても水に強いことから、船のオールなどに使われることが多いそう。

こちらもネームプレートがついていますのでわかりやすくなっています。ぜひ探してみてくださいね。