10月29日(金)はれ時々くもり

最低気温 最高気温
サル来苑時間…サルたち公苑不在6日目

最近のサルたち公苑滞在状況
13日(水)〜20日(水)…サルたち1週間公苑不在
21日(木)10:45〜17:00
22日(金)11:30〜17:00
23日(土)8:55〜15:05
24日(日)〜28日(木)サルたち5日公苑不在

「やや、前回ブログからもう幾日か経過している。ブログを更新せねば…」

と、ブログの作成をしていて気づきました。もう前回ブログから17日も経過している…。

と、同時にサルたちの公苑滞在状況を振り返ってみると、

「前回から17日も経過しているのに、サルたちが公苑にいたのはそのうち僅か3日かぁ」

と改めて感じました。今シーズンはサルたちの動きが活発だ活発だと思っていまいましたが、実際にこうやって記録としてい見ていると、大変な年になってしまったなと実感。

サルたち捜索が連日続き、なかなかブログ更新アップまで手が回らない状況ですが、できうる限りこちらでも情報をお伝えしていきますので、見捨てずお付き合いいただけると幸いです。

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「木の上で食事のコザル」
10月も後半となり、秋も終盤となっています。

山の実りも、サルたちが食べれる物が減っているように見受けられます。

21日に6日ぶりに公苑に来た際、サルたちの発情はオスもメスも慌ただしく動き、交尾のような動作も見られたが、実際に「交尾に至っていない」様子でした。

しかし、翌22日には「交尾後のメス」を数頭見るようになり、23日以降公苑も山の中で出会った時も「子作りの交尾として成立している」風景を確認し、その頭数も増えているようでした。

秋も終わりに近づき、食べ物は減ってきましたが、8月〜10月で蓄えたエネルギーを、これから新しい命を授かる為に使っていく時期になっているのでしょう。

なかなかサルたち気持ちが公苑に向かない状況が続きます。

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「サルたちが行動するエリアには雪も」
志賀高原横手山山頂では17日夜〜18日朝に初雪となり、サルたちを捜索するエリアは19日頃初雪となりました。

まだ秋の雪なのですぐに溶けてしまいますが、初雪から数度雪が降っています。

画像は24日のモノで、サルたち捜索している中では今のところ一番多い雪となりました。5cmくらい積もっていたでしょうか。

画像のエリアは標高1300m程で、公苑は800m程。

公苑周辺はまだまだ雪の気配はありませんが、チョット標高の高い場所に行けば雪も降りだしています。

麓の「まだ秋」の景色に油断し、山の寒さに遭遇してしまったのでしょう。雪や路面凍結によるスリップによる車の事故が起きています。

標高の高いエリアに行かれる皆様はご注意を。

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「発情と寒さ」
発情で、頭が熱くなっているサルたちですが、冬の寒さの到来と共に発情が冷めます。

寒さによって冬の訪れを感じ「もう発情の時期は終わり」と、身体が切り替わるのでしょう。

発情ピークのこの時期も、急な寒さに「我に返る」事があり、落ち着きを取り戻す事もあります。それによって、それまで公苑に見向きしなかったのがその日だけ公苑に来て騒がず静かにしているという時もあります。

ただ、「じゃあ寒い日の方が公苑でサルたちに遭遇する確率が上がるのか」というと、そうでもありません。

サルたちはここ最近、深い谷のエリアにいる事が多く、そこは日当たりが良くないので「日当たりを求めて谷から移動したい」という中で公苑に気持ちが向かうという事もあります。

ようは、やはりその日その時のサルたちの気持ちが「公苑に向かう」という行動に至るかどうかが重要であり、それはつまり「サルたちの気分次第」という事です。

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「VR体験ツアー」
野猿公苑がVR体験できるようになりました。

PC,スマートフォンでアクセスしていただければどなたでもご利用いただけます。*iPadやタブレット端末はうまく作動しないようです。

アプリのダウンロードやVRゴーグル等の機器も必要ないので、気軽にお試しください。

下記のURLからお楽しみいただけます。
↓↓↓↓
https://infocm.net/vr_monkey.html?fbclid=IwAR2zTd6lILSbtqNA9aWrPr8UMczJtB6-W-B5y94g5blukaRjK2f21S182X8


植物こらむ

第157回
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クリ(栗)

ブナ科

開花時期6〜7月

古くから、人にとっても動物にとっても大切な食料であったクリ。

材質としても、腐りにくく耐久性が高い有用な木です。

名前の由来は、クリの実を包む果皮(鬼皮)が黒いことから「黒実(くろみ)」が転訛した説や、丸い実を指す「クルミ」が略されてクリになったとする説もあるようです。

野生種は栽培種に比べてかなり実が小さいのですが(画像参照)、味は濃厚で生で食べても美味しくいただけます。

クリの実が小さい理由は、小さくたくさんの種(クリの実)を作って、小動物になるべく多く運んでもらうためなのだそうです。

クリは日陰では成長しにくく、陽が指す林内のギャップ地(大きく育った木が枯れてなくなった際に、林内に出来る陽の指す場所のこと)にどれだけ種子を運んでもらえるか、が子孫を残す上で重要になってきます。

通常、リスなどが冬に向けて貯食をする頃には、暗い林の中にもまだ草が生い茂っているため、その藪に隠れながら種子を埋めにいくことができます。しかし、晩秋にもなると、身を隠す薮がなくなるので実を取りに来れず、残された実の中のギャップ地に埋められたもののみが発芽する仕組みです。

さて、話題は変わりまして。

皆様は、「火中の栗を拾う」という慣用句をご存知でしょうか?

元ネタはラ・フォンテーヌによるフランスの寓話「猿と猫」。

猿と猫の飼い主が暖炉で栗を焼いていた。サルは栗を食べたいが、熱いので手が出せない。だから猫に、「君なら暖炉の火の中の栗も上手に取り出せるんだろうね。そういうの、得意でしょう?」と言って猫をおだてた。その気になった猫は、手に火傷を負いながらも栗を出したが、拾った側から猿が全て食べてしまった。

というお話。

日本昔話「さるかに合戦」でもサルとクリが登場しますし、(サルはなにかと悪者だし)何

か縁でもあるのでしょうか?

それとも昔から慣れ親しまれているもの同士だからなのか…。