11月11日(木)はれ

最低気温5℃ 最高気温12℃
サル来苑時間9:00

最近のサルたち公苑滞在状況
6日(土)9:10〜17:00
7日(日)9:00〜17:00
8日(月)9:00〜17:00
9日(火)13:45〜17:00
10日(水)9:00〜17:00

9日(火)は強い風と長時間の雨によって全国的に荒れた天気となったようで、被害の出た地域もあったと聞きます。

地獄谷周辺では8日の夜〜9日の朝にかけて強い風が吹き、朝方に風が止んだ頃雨へと変わり、夕方まで雨は降り続けました。

ブログ主は、7日に出勤後、8日はお休み、9日に出勤という出勤スケジュールでしたが、8日夜〜9日朝までの強い風の影響で紅葉に変化していた木々の葉が落とされ、7日に見た公苑周辺の光景と9日の光景では随分変わってしまいました。

雨の勢いはおおむね弱めでしたが、長時間降り続けていましたし、時折強く激しく降る事もありました。

また、山の中は濃い霧が立ち込めていたので、見通しも効かず、サル探しに苦戦しました。

ようやく11時頃発見しましたが、公苑から遠い場所にいた上、険しい斜面の下にいたので私からはサルたちの方に向かう事は出来ず、サルたちの方から動いてくれるのを待つしかありませんでした。

濃い霧が、午後になって一瞬だけ消えたので、その隙に私の方へとサルたちは来てくれたので、合流。

公苑に到着したのは13:45となってしまいました。

その他の日は、上記データ上でもお分かりになると思いますが、開苑9:00〜閉苑16:00まで落ち着いて公苑に来てくれています。

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「モッタイナイ」
発情が活発なので、まだまだサルたちの動きの読めない部分はありますが、11月に入ってからは安定して公苑に来てくれる日が多くなりました。

振り返れば、10月は1/3程しか公苑に来なかったですし、開苑から閉苑までゆっくりと過ごしていた日はありませんでした。

だいぶ落ち着いてサルたちを観察する事が出来るようになったと言えます。

TVやメディアでの露出が「温泉に入る」光景をこぞって取り上げているので、地獄谷野猿公苑は「温泉に入るサルを見る」というイメージが強いかもしれません。

確かに、野生のニホンザルたちがヒトさながらに温泉に入る光景は面白い光景です。

しかし、サルたちは本来濡れる事を好まないので、寒い時に「寒さゆえにやむなく温泉に入る」というのが実際の話です。

いつでも温泉に入っている訳ではなく、基本は冬の光景ですし冬であっても温泉に入らない事もあります。

地獄谷野猿公苑は、檻も柵もない状況で野生のニホンザルを観察出来る場所であり、すぐ近くでサルたちの生活を楽しめる場所であり、その生活の中の一つの姿が温泉です。

温泉の光景を楽しみにしていただくのはありがたいのですが、「温泉に入る姿こそ見るべきものだ」という期待値ばかり高すぎてしまうと、「温泉に入っていない事」に対するがっかり感が大きくなってしまいます。

10月の間、せっかく公苑まで来ていただいてもサルが見れないというお客様は沢山いました。

「一匹でもいいから見てみたかった」

というお客様が多かったです。

サルたちは、公苑に縛り付けている訳ではなくて、「山から公苑に来てもらっている」ものです。

目の前にいると、忘れがちになってしまいますが、目の前にサルたちがいるって結構ラッキーな事でもあります。

温泉に入ってない…この一点で残念と捉えてしまうのは、モッタイナイと思います。

例え、温泉に入っているサルたちがいても、檻の先・柵があって何メートルも先にサルたちがいる…じゃ、面白さはかなりなくなってしまうんじゃないでしょうか。

サルたちがいて、目の前で思い思いの生活をして、それを間近で観察出来て…。せっかくサルたちが落ち着いて公苑にいてくれているので「サルたちが居てくれて面白い」と思っていただけるよう情報発信やPRをしていきたいですね。





植物こらむ
第158回
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ムキタケ
クヌギタケ科

10中旬〜11月上旬ごろ


晩秋の頃のきのこです。山のフカヒレとも呼ばれています。
名前の由来は、皮を剥いて食べることから。別名をカタハともいい、傘が半円形で、茎から左右どちらかにしか傘が開かないことから片葉→カタハ。

傘は10センチ前後のものが多く、素手でも簡単に皮がむけることが特徴的です。
非常に肉厚で、食感はフカヒレのようなシャキシャキ感があり、表皮の下はゼラチン質になっています。
皮に苦味成分が含まれているため、一般的には皮をむいてから調理しますが、通はこの苦味を好むようです。

今年採ってきてくれたものはすぐに調理しなかったせいか、皮がうまくむけず、仕方なしそのまま茹でてしまい、皮が溶けてキノコにも苦味が移ってしまい反省…。
ならばと出汁で煮てみると、わずかに苦味を感じる程度になりました。無駄なく食べられたことは喜ばしいことですが、次のチャンスがあれば、今度こそ皮をむいて美味しく調理してあげたい、と思います。

ちなみに、良く似た姿の毒キノコ、ツキヨタケとの違いは”夙蕕簡単にむけるか、∧舛涼羶瓦ら半分に割ったときに芯に黒いシミがないか、という点だそうですよ。