12月1日(水) あめ後くもり

最低気温6℃ 最高気温9℃
サル来苑時間9:00

最近のサルたち公苑滞在状況
11月20日(土)終日サルたち公苑不在  21日(日)10:40〜16:00  22日(月)9:00〜16:00
  23日(火)12:00〜16:00      24日(水)9:00〜16:00   25日(木)10:30〜16:00
  26日(金)9:00〜16:00       27日(土)9:00〜16:00   28日(日)9:00〜16:00
  29日(月)9:00〜16:00       30日(火)9:00〜16:00

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「いよいよ雪のシーズン」
20日の日は、サルたち不在。21日、23日、25日は遅刻となってしまいましたが、時間の経過とともに発情も収まってきている気配を感じます。

27日に公苑周辺はいよいよ初雪が降りました。翌28日まで雪が降り続け、20冂の積雪となりました。

初雪としてはまとまった雪でしたが、まだ地面が冷え切っていないので、今回積もった雪は早くに消えてしまうのではないかと思います。

雪が何日か降り続け、地面が冷たくなっていって、さらに雪が降り、冷たくなった地面に雪が残り、さらにその雪の上にどんどんと積もっていく…。

積雪の「根っこになる雪」である根雪にならないと、雪は残っていきません。

根雪になるのは12月20日前後くらいからですが、今年の冬はラニーニャ現象によって、気温が低く大雪になるのではとも言われているので、根雪になる雪も早いかもしれませんね。

駐車場エリア〜公苑までの道のり(遊歩道)は今回の雪が10冂残っていますが、溶けかけています。

凍結のような滑りやすいコンディションではありませんが、足元が悪く水気の多い雪が靴をグッショリと濡らしていまいます。

この後、今回の雪が完全に溶けたとしても地面はぬかるむでしょう。スニーカー・革靴等はやめた方がいいでしょう。サンダル・スリッパ・ヒールの高い靴はおやめください。

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「なんの姿勢?」
温泉のお湯を飲んでいる様子。

数分間、水面をジッと見つめているかのように、このスタイルでいると、時には「飲んでいる」ような姿に見えないのか、「あれは何をしているのですか?」とご質問をいただく事があります。

見ていて「お湯を飲んでいるんだろうな」という予想は出来ているようですが、やはりヒトと違う“姿勢”や“飲む為の所要時間”の違いが、「あれはどういう仕草なんだろう…」という疑問が生まれるのかもしれません。

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「誤嚥はヒトだけ」
哺乳類の中で、「誤嚥」はヒトしかしないと言われています。

ヒトの喉の構造は、気管と食道が交差していてるので食べた物と吸い込む空気は完全に分離しない。だから食べ物が喉を通る間ヒトは呼吸出来ない。

ですが、ヒト以外の哺乳類は気管と食道が立体交差しているので、鼻孔から吸い込む空気は一直線に気管に入って行きます。

また、地面と垂直に立つようになった関係上ヒトの喉頭の位置も低くなっています。

ヒトの場合、例外的に乳児は誤嚥しません。まだ喉頭の位置が高いので食道と気道が交差しておらず、おっぱいを飲みながら呼吸が出来るのです。

逆に老化して誤嚥を引き起こすのは喉頭が下がってきてしまうので、より誤嚥を引き起こしやすくなると考えられます。

このシステムは、ヒトが二足歩行になった影響で出来たと考えられています。だから、遺伝的に2%程しか変わりがないと言われるチンパンジーも誤嚥はしません。

では、こんな弱点のある進化をしたヒトは生き物として「劣化」したのかと言うと、そうではありません。

ヒトの喉は、空間が広くなっているので多様な音を発する事が出来ます。それにより言葉を発し、会話ができます。これは大きな強みです。

そして、喉の空間が広いから水などを比較的多く飲み込むことが出来る。他の動物はそうではないから時間をかけてちょっとずつしか飲めないのではないかと。

そして、ひょっとしたら多くの水分を短時間でとる事が出来るから発汗して熱代謝できるし、他の動物はそうでないから熱代謝はヒトほど全身で行わない。

だから、ヒトは「湯冷めする」しヒト以外は「湯冷めしない」のではないか。

…と、途中から私の仮説が大いに入ってしまいましたが。

生きる上での機能は一長一短。弱点があるからいけない…ではなく、それを知ってカバーしていく事が大事なのではないでしょうか。

誤嚥はヒトがするもの。だから、しっかり噛んでちょっとずつ飲み込みましょう。



植物こらむ

第160回
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ヌメリスギタケ(滑杉茸)
モエギタケ科

夏〜秋にかけて


ヌメリスギタケ。「ぬめり過ぎタケ」ではなく、姿がよく似ている「スギタケ」にヌメリがあるきのこ、ということから名前がついています。
ちなみに、そのスギタケの名前の由来は、キノコの軸に植物の杉のようなささくれがあることから。

調べてみると、ヌメリスギタケの特徴には
・傘の大きさは8〜12センチほど。傘の表面にはささくれのようなものがあり、触るとややぬるっとしている。傘の中心は茶色く、外縁に行くにつれてクリーム色→白色へ。傘の裏側のヒダもクリーム色。
・軸には、名前の由来ともなった”ささくれ”がある。

とあります。実物を見た感じでは、傘の表面がクリームブリュレ同様、ガスバーナーで炙られたかのような茶色のささくれが印象的でした。

(写真を撮る前に調理してしまったので描いてみましたが、なかなか難しくて…。ぜひ検索して実物を見てみてください。)

食用可のきのこで、味は”なめこ”に似ているとのこと。味をめいかとてもおいしかったことを覚えています。

姿が似ている毒キノコも多いようなので、判別の際にはお気をつけくださいね。