3月20日(日)くもり

最低気温0℃最高気温
サル来苑時間9:00

最近のサルたち来苑状況
10日(木)9:00〜16:00 11日(金)9:00〜16:00 12日(土)9:00〜16:00 13日(日)9:00〜16:00
14日(月)9:00〜16:00 15日(火)9:00〜16:00 16日(水)9:00〜16:00 17日(木)9:00〜16:00
18日(金)9:00〜16:00 19日(土)9:00〜16:00

春が近付き、雪解けが進んでいます。

公苑周辺は、陰っている箇所以外の雪はほとんど消えてしまいました。

駐車場〜公苑までの道のり(徒歩2)も、大半の雪がなくなりました。

溶けた雪の水気で、地面はぬかるんでいます。

泥が跳ねて靴やズボンのすそを汚してしまうので、汚れても差し支えない履物を選んでいただいた方がよいでしょう。

ズボンの裾がカバーできるので長靴がベストかなとは思います。

公苑周辺もマイナス気温まで冷え込むことが少なくなったので、冬用のブーツ・冬用の長靴でなくても良くなりました。

但し、4月下旬まで雪の降る可能性はございます。来苑される際は、天気予報をチェックしていただいて準備を整えてください。

写真 2022-03-19 9 41 52




「トワシチ98」
ニホンザルの寿命は25年〜30年。公苑での最高齢記録は33歳。日本での記録は35歳だったと記憶しています。

ですが、25年〜30年というのはあくまで「寿命の限界」であり、その年齢まで生きるサルは少ないです。

現に、公苑のサルたちは160頭ほどいますが、現在20歳以上のサルは10頭に満たない数。

今の公苑最高齢は、24歳。画像は、その「現在公苑最高齢」のトワシチ98。

最高齢ですが、これから本格的におばあちゃんとなっていく年齢なので、元気に過ごしていました。

しかし、今週に入ってから姿を見なくなりました。

サルたちが、公苑にいても各々その時の好きな場所にいますから、2日〜3日姿を見なくなっても、「私が気付かないだけで実はいた」という事は十分にあり得ます。

また、春先の食べ物が出てきているこのシーズンは、「群れからちょっと離れて春の食べ物を食べてる・夢中になっている」という事もあるので、長い期間姿を見なかったのがヒョイと姿を現す場合もあります。

なので、「姿を見ない=死んでしまった」と判断するのは早いのですが、3月に入ってからのトワシチ98が割と痩せていたので、気になります。

IMG_1358





「くつろげる幸せ」
春になり、サルたちの動きがやや活発になってきていて、度々サルたちを山へ呼びに行くようになってきました。

といっても、サルたちも山奥まで行っている訳ではないので、呼びに行くのも近間ですが。

サルたちが夜を過ごしたであろう場所に行き、サルたちを発見し、公苑側に誘導している時でした。

横になって動かないサルがいます。

最初は、寝転がっているだけなのかなと思いましたが、ピクリとも動かないので近づいてみてみると、息絶えているサルでした。

若いメスで、目立った外傷もなく、本当に寝ているような状態です。

厳しい冬がもうじき終わり。

暖かくなると、コザルはよく遊び、オトナのサルたちはゴロンと寝転がってのんびりとくつろぐ…といったシーンをよく見るようになります。

厳しいシーズンを乗り越えて、遊んで楽しんだりくつろげるという「幸せ」がそこにあるのです。



植物こらむ
第162回

ウグイス(鶯)
スズメ目ウグイス科

留鳥
雌雄同色(オスの方がわずかに体が大きい)
さえずりの期間:早春〜晩夏くらいまで
繁殖:5~6月ごろ


「ホーホケキョ」でお馴染みのウグイスです。

日本の三大鳴鳥のひとつと言われており、春の訪れを告げるあの鳴き声は、厳しい冬が終わり緑が生え花々が咲き始める春の情景を思わせるものでもありますね。
ずいぶんと暖かくなってきたので、街の方ではウグイスのさえずりが聞こえ始めたところもあるでしょう。

この代表的な鳴き声、オスが求愛のために発する「さえずり」です。「ホー」→息を吸い込む、「ホケキョ」→息を吐きながら発する声で、メスは「地鳴き」と言って、「チャッチャ…」という鳴き方をするようです。


基本的に、民家近くの林〜山地までの広範囲に生息していますが、さえずる繁殖の時期には藪の中や笹が密生している所にいることに加え、体の色も木の枝や新芽の緑などと似たような色をしていることもあり、姿を見つけることは難しいかもしれません。

見つける際のポイント…としてあげるならば、体を倒して水平に枝に止まることでしょうか。
(かく言う筆者も姿を見かけたことがあまりありません。今春は意識して見てみようと思います)


地獄谷周辺も少しずつ暖かくなってきており、春の訪れを感じています。わずかな時間サルたちを見ていても、冬とは違った活発な姿がとても多くなったように思います。
皆さまにも、厳しい冬を超えて春の到来をよろこんでいるような生き物たちの姿を、楽しんでいただきたいなぁと感じるこの頃です。