5月26日(木)くもり後はれ
最低気温13℃最高気温19℃
サル来苑時間8:30
最近のサルたち公苑滞在状況
20日(金)11:10〜17:00
21日(土)12:20〜17:00
22日(日)11:00〜17:00
23日(月)11:55〜17:00
24日(火)8:30〜17:00
25日(水)11:00〜17:00
前回ブログから引き続き、サルたちは旬の食べ物を求めて「高いところへ高いところへ」と動きがち。
ヤマザクラなどの実(サクランボ)が出てきたようで、サルたちはそちらもチェックしているようです。
ただ、サクラの実は小さく、食べ頃というには早いようで、「実が大きくなってきているかチェックしている」という様子で、「食べにきている」「夢中になるほど食べている」という感じではなさそうです。
例年だと、6月下旬から7月上旬がサクラの実に夢中になる時期です。
すでに実が出てきているということは、例年よりも早くサクラの実の旬が訪れるかもしれません。

「赤ちゃんの成長スクスクと」
見た目的には、まだまだ赤ちゃんという様子ですが、徐々に成長して動けるようになってきました。
お母さんのお腹から出てきても、お母さんに「言っちゃダメ」という風に足を引っ張られていましたが、この頃になるとお母さんも「もう大丈夫そうだな」と、放っておきます。
そうして出かけた先で同じような赤ちゃんと出会って遊ぶようになりました。
画像は、お姉ちゃんが心配して迎えに来た様子。
成長と共に、これまで関わる相手がお母さんだけだったのが、色々な“他者”と関わるようになります。
人付き合いならぬ、サル付き合いを学び、体だけでなく心も成長し、逞しくなっていきます。


「歯も生えてきたよ」
サルの赤ちゃんたちは3週間もすると歯が生えてきます。生え揃うのはまだ先ですが、1ヶ月もすると”食べる”という行動が始まります。
4月3日からスタートした出産シーズン。
例年なら4月下旬〜6月いっぱいがシーズンで、今年はスタートが早かったものの、まだ出産は続きます。
成長している赤ちゃんから産まれて間もない赤ちゃんなど、様々な赤ちゃんの様子が観察できる時期です。
是非お楽しみください。
植物こらむ
第166回

ウワミズザクラ(上溝桜)
バラ科
高さ:15〜20m
花期:4〜5月
果期:8〜9月
「サクラ」の名前がついていますが、珍しい花の形をしています。子供の頃に使った試験管ブラシを思わせる白く細長い姿です。4〜5月ごろ葉が出た後に花を咲かせるため、緑の中に白い花が映え、目につきやすい樹木でもあります。
名前の由来は、昔行っていた占いに本種の材を使用していた(木の上部に溝を掘って使っていた)ことから。
現在も、「大嘗祭(だいじょうさい)」(新天皇が即位してから最初に行う新嘗祭(にいなめさい)のこと)で使うお米の産地を決める、「斎田点定の儀(さいでんてんていのぎ)」でウワミズザクラが使われているようです。
*斎田点定の儀…簡単に言うと亀の甲羅を炙ってひび割れ具合で物事を決める占いのこと。その亀の甲羅を炙る時にウワミズザクラの木をくべて焼くのだそう。
*新嘗祭とは…毎年11月23日に宮中で行われる「秋の収穫をお祝いして神様に感謝するお祭り」です。全国の神社でも行われているようです。秋のお祭りとはちょっと違うのでしょうか…?…浅学で申し訳ありません。
さて、話をウワミズザクラに戻します。
果実は食用になるようで、果実酒にも使われるようです。花や果実が実っていないと判別が難しいですが、野猿公苑の専用駐車場上、猿座カフェさんの正面右あたりに生息しています。随分前にご紹介したヤシャブシの隣です。
ぜひ見上げてみてくださいね。
最低気温13℃最高気温19℃
サル来苑時間8:30
最近のサルたち公苑滞在状況
20日(金)11:10〜17:00
21日(土)12:20〜17:00
22日(日)11:00〜17:00
23日(月)11:55〜17:00
24日(火)8:30〜17:00
25日(水)11:00〜17:00
前回ブログから引き続き、サルたちは旬の食べ物を求めて「高いところへ高いところへ」と動きがち。
ヤマザクラなどの実(サクランボ)が出てきたようで、サルたちはそちらもチェックしているようです。
ただ、サクラの実は小さく、食べ頃というには早いようで、「実が大きくなってきているかチェックしている」という様子で、「食べにきている」「夢中になるほど食べている」という感じではなさそうです。
例年だと、6月下旬から7月上旬がサクラの実に夢中になる時期です。
すでに実が出てきているということは、例年よりも早くサクラの実の旬が訪れるかもしれません。

「赤ちゃんの成長スクスクと」
見た目的には、まだまだ赤ちゃんという様子ですが、徐々に成長して動けるようになってきました。
お母さんのお腹から出てきても、お母さんに「言っちゃダメ」という風に足を引っ張られていましたが、この頃になるとお母さんも「もう大丈夫そうだな」と、放っておきます。
そうして出かけた先で同じような赤ちゃんと出会って遊ぶようになりました。
画像は、お姉ちゃんが心配して迎えに来た様子。
成長と共に、これまで関わる相手がお母さんだけだったのが、色々な“他者”と関わるようになります。
人付き合いならぬ、サル付き合いを学び、体だけでなく心も成長し、逞しくなっていきます。


「歯も生えてきたよ」
サルの赤ちゃんたちは3週間もすると歯が生えてきます。生え揃うのはまだ先ですが、1ヶ月もすると”食べる”という行動が始まります。
4月3日からスタートした出産シーズン。
例年なら4月下旬〜6月いっぱいがシーズンで、今年はスタートが早かったものの、まだ出産は続きます。
成長している赤ちゃんから産まれて間もない赤ちゃんなど、様々な赤ちゃんの様子が観察できる時期です。
是非お楽しみください。
植物こらむ
第166回

ウワミズザクラ(上溝桜)
バラ科
高さ:15〜20m
花期:4〜5月
果期:8〜9月
「サクラ」の名前がついていますが、珍しい花の形をしています。子供の頃に使った試験管ブラシを思わせる白く細長い姿です。4〜5月ごろ葉が出た後に花を咲かせるため、緑の中に白い花が映え、目につきやすい樹木でもあります。
名前の由来は、昔行っていた占いに本種の材を使用していた(木の上部に溝を掘って使っていた)ことから。
現在も、「大嘗祭(だいじょうさい)」(新天皇が即位してから最初に行う新嘗祭(にいなめさい)のこと)で使うお米の産地を決める、「斎田点定の儀(さいでんてんていのぎ)」でウワミズザクラが使われているようです。
*斎田点定の儀…簡単に言うと亀の甲羅を炙ってひび割れ具合で物事を決める占いのこと。その亀の甲羅を炙る時にウワミズザクラの木をくべて焼くのだそう。
*新嘗祭とは…毎年11月23日に宮中で行われる「秋の収穫をお祝いして神様に感謝するお祭り」です。全国の神社でも行われているようです。秋のお祭りとはちょっと違うのでしょうか…?…浅学で申し訳ありません。
さて、話をウワミズザクラに戻します。
果実は食用になるようで、果実酒にも使われるようです。花や果実が実っていないと判別が難しいですが、野猿公苑の専用駐車場上、猿座カフェさんの正面右あたりに生息しています。随分前にご紹介したヤシャブシの隣です。
ぜひ見上げてみてくださいね。