6月19日(日)晴れ
最低気温14℃最高気温25℃
サルたち来苑時間8:30
最近のサルたち公苑滞在状況
12日(日)10:45〜17:00
13日(月)8:30〜15:20
14日(火)10:10〜17:00
15日(水)8:40〜17:00
16日(木)9:20〜17:00
17日(金)8:30〜13:25
18日(土)9:40〜17:00
午前中は早めに公苑に来るけれど、お昼を過ぎるとソワソワしだし、午後の早い時間に山へ帰ってしまう…
という展開が今週はよく起きます。
春〜初夏の食べもの云々…もありますが、日差しが強くなっているので木陰で涼もうとして山側に移動して、そのまま山を上がってしまう。というようなパターンです。
天気が悪いと、ジッとして動かない傾向。
地獄谷地域は6日から梅雨入りとなり、雨も多くなっています。
ただ、1日中雨になるような事はなく、曇り空で時々雨が降るというようなはっきりしない天気。
晴れると一気に気温が上昇しますが、くもりと雨の日は割とひんやりとしていて「寒い」と感じる時もあります。
公苑では、野外での観察が主です。
天気予報をチェックして、傘やレインコートをお持ちください。

「温泉遊び」
地獄谷野猿公苑のサルたちは温泉に入ることで、知られています。
しかし、サルは本来濡れる事を好みません。なので、温泉に入るのはあくまでも「寒くて温まるためにやむなく」という感覚が基本。
入りたくて積極的に温泉に入る…ではないので、冬の寒い時期に入るのが主ですし、冬ですら天気の良い日は日向ぼっこして温泉には入らないという時もあります。
温泉に入るのは、大人のメスとその子供がほとんど。
オスでもメスでも上記のように「好きで温泉に入る」のではありません。なので、メスでも温泉に入らないサルはいます。
オスの方がタフで「温泉に入らないで寒さを耐える傾向にある為、温泉に入らないオスが多い」という感じでしょう。温泉に入る大人オスも、わずかながらいます。
メスが温泉に入る。連れられてその子供も温泉に入る。
…という、親子で温泉に入る場面が自然多くなります。
さて、人間世界でこのような「親子で温泉に入る」という事をしているとどうでしょう。
子供さんは決まって「長湯が苦手」なもの。
次第にジッと温泉に入っている事に飽きてきます。そうすると遊んだり騒いだりするので、湯が跳ねたり煩わしいと感じた大人たちに「やめなさい」と叱られます。
冬のサルたちの温泉風景も似たような事が起きます。
大人たちはジッと温泉に入っているのだけれど、子供たちは遊びだす。煩わしいと感じた大人に怒られる。
時々遊び出す子供はいても、大人に怒られるので遊びは続かず、そのうち静かになって大人と一緒にジッと温泉には入っている。
そんな光景になります。
冬を過ぎて、温泉に入る必要がなくなったので、大人たちは温泉に入らなくなります。
何かの拍子に子供が遊び出しても、止める大人がいなくなります。
子供の遊びが激しくなり、飛び込んだり潜ったりしていると、他のコザルたちが見ていて「面白そう」となり、参加してきます。
参加するコザルが増えると、更に他のコザルたちも引き寄せられ、遊びはどんどん激しくなります。
この時期の温泉は、そういう遊び場としての風景になります。
冬のように「寒さゆえに」ではないので、子供の気分で遊びが始まるのでタイミングを推測するのはは難しく、一日に何度も遊ぶ日もあれば、何日間も温泉周りにすら子供がいない事もあります。
遊び出したコザルがいても、単独で遊んでいるとすぐに飽きてしまいます。他のコザルたちが気付いて遊びに参加してくれないと、あっという間に遊びが終了してしまうこともあります。
温泉遊びの光景は、運よければ出会える光景。
赤ちゃんの姿や、初夏の緑を楽しんでいる中で出会えるかも…と捉えていただいた方が良いでしょう。
最低気温14℃最高気温25℃
サルたち来苑時間8:30
最近のサルたち公苑滞在状況
12日(日)10:45〜17:00
13日(月)8:30〜15:20
14日(火)10:10〜17:00
15日(水)8:40〜17:00
16日(木)9:20〜17:00
17日(金)8:30〜13:25
18日(土)9:40〜17:00
午前中は早めに公苑に来るけれど、お昼を過ぎるとソワソワしだし、午後の早い時間に山へ帰ってしまう…
という展開が今週はよく起きます。
春〜初夏の食べもの云々…もありますが、日差しが強くなっているので木陰で涼もうとして山側に移動して、そのまま山を上がってしまう。というようなパターンです。
天気が悪いと、ジッとして動かない傾向。
地獄谷地域は6日から梅雨入りとなり、雨も多くなっています。
ただ、1日中雨になるような事はなく、曇り空で時々雨が降るというようなはっきりしない天気。
晴れると一気に気温が上昇しますが、くもりと雨の日は割とひんやりとしていて「寒い」と感じる時もあります。
公苑では、野外での観察が主です。
天気予報をチェックして、傘やレインコートをお持ちください。

「温泉遊び」
地獄谷野猿公苑のサルたちは温泉に入ることで、知られています。
しかし、サルは本来濡れる事を好みません。なので、温泉に入るのはあくまでも「寒くて温まるためにやむなく」という感覚が基本。
入りたくて積極的に温泉に入る…ではないので、冬の寒い時期に入るのが主ですし、冬ですら天気の良い日は日向ぼっこして温泉には入らないという時もあります。
温泉に入るのは、大人のメスとその子供がほとんど。
オスでもメスでも上記のように「好きで温泉に入る」のではありません。なので、メスでも温泉に入らないサルはいます。
オスの方がタフで「温泉に入らないで寒さを耐える傾向にある為、温泉に入らないオスが多い」という感じでしょう。温泉に入る大人オスも、わずかながらいます。
メスが温泉に入る。連れられてその子供も温泉に入る。
…という、親子で温泉に入る場面が自然多くなります。
さて、人間世界でこのような「親子で温泉に入る」という事をしているとどうでしょう。
子供さんは決まって「長湯が苦手」なもの。
次第にジッと温泉に入っている事に飽きてきます。そうすると遊んだり騒いだりするので、湯が跳ねたり煩わしいと感じた大人たちに「やめなさい」と叱られます。
冬のサルたちの温泉風景も似たような事が起きます。
大人たちはジッと温泉に入っているのだけれど、子供たちは遊びだす。煩わしいと感じた大人に怒られる。
時々遊び出す子供はいても、大人に怒られるので遊びは続かず、そのうち静かになって大人と一緒にジッと温泉には入っている。
そんな光景になります。
冬を過ぎて、温泉に入る必要がなくなったので、大人たちは温泉に入らなくなります。
何かの拍子に子供が遊び出しても、止める大人がいなくなります。
子供の遊びが激しくなり、飛び込んだり潜ったりしていると、他のコザルたちが見ていて「面白そう」となり、参加してきます。
参加するコザルが増えると、更に他のコザルたちも引き寄せられ、遊びはどんどん激しくなります。
この時期の温泉は、そういう遊び場としての風景になります。
冬のように「寒さゆえに」ではないので、子供の気分で遊びが始まるのでタイミングを推測するのはは難しく、一日に何度も遊ぶ日もあれば、何日間も温泉周りにすら子供がいない事もあります。
遊び出したコザルがいても、単独で遊んでいるとすぐに飽きてしまいます。他のコザルたちが気付いて遊びに参加してくれないと、あっという間に遊びが終了してしまうこともあります。
温泉遊びの光景は、運よければ出会える光景。
赤ちゃんの姿や、初夏の緑を楽しんでいる中で出会えるかも…と捉えていただいた方が良いでしょう。