7月3日(日)くもり時々あめ
最低気温23℃ 最高気温25℃
サル来苑時間10:10
最近のサルたち公苑滞在状況
1日(金)10:10〜17:00
2日(土)8:30〜17:00



「桜の実」
この時期のサルたちの好物である“桜の実”です。こちらは6/25に撮影したもの。
画像が荒く、わかりづらいかもしれませんが、手のひらに乗せた“桜の実”は、艶々としていて潤っています。
我々が食べるサクランボは、食用に品種改良されているので、実はもっと大きくなります。



「ひからびてしまったサクランボ」
こちらは7/2に同じ桜の木を撮影した画像です。
手のひらのサクランボを見ていただくとわかりますが、ひからびてしまっています。
木の枝先についている実も、ひからびでしまって食べれそうなものはほとんどありません。
公苑に来るサルたちの様子を見に来たのですが、サルたちは公苑に向かった後の様子で、単独行動のハナレオスに偶然出会いました。
ハナレオスは画像の桜の木に乗っていましたが、オスが動くたびに桜の実はポトポトと落ちてしまいます。
少しの振動で落ちてしまうほど、ギリギリで枝にくっついているだけなのでしょう。
連日、暑さが続いていますが、それが原因かと思われます。
この暑さで一気にダメになってしまったのでしょう。


「桜の実はこれで終盤」
以前にもご紹介しましたが、公苑のサルたちは山で生活する野生のニホンザルです。
公苑に住んでいるわけではなく、山で生活しているサルたちに公苑に来てもらっています。
山で生活しているから自由で、どこまでも自分たちの好きに行動する…という訳ではなく、ニホンザルには“行動範囲”というものがあります。
白い◯印が、サルたちの行動範囲。公苑をおおよそのベースとして2km四方です。季節によって動き方は変化しますが、基本的にはこの範囲の中を巡っています。
青い◯印と赤い◯印があります。これは4月〜7月にサルたちが目当てにしているエリアを指しています。
青い印は「若葉・若草・山菜」のエリア。赤い印が「桜の実」エリアです。
4月〜5月中盤までは、青いエリアばかり行っていました。5月後半となってくると桜の実の様子が気になるのか時々赤いエリアに向かいました。
6月に入ると、桜の実がで始めたようで、
「昨日は青いエリアで葉っぱをいっぱい食べたから、今日は赤いエリアで桜の実を食べよう。そして、明日はまた青いエリアに行きたいな」
といった様子で、交互に青いエリア・赤いエリアを目標にしていました。
7月に入ると、交互のサイクルがずれて青いエリア、青いエリア、赤いエリアという選択をしました。
例年であれば桜の実はあと1週間から2週間ほど続きますが、今シーズンは桜の実が出始める時期が早かったので、終わるのも早かったはずでしょう。
そして、この暑さでもう一足桜の実の終わりを早めたのではないでしょうか。
まだ桜の実が完全に終わった訳ではありませんが、これで終盤。
春〜初夏の慌ただしい動きがひと段落すると、お盆明けの秋の喧騒までは落ち着いてくれます。
最低気温23℃ 最高気温25℃
サル来苑時間10:10
最近のサルたち公苑滞在状況
1日(金)10:10〜17:00
2日(土)8:30〜17:00



「桜の実」
この時期のサルたちの好物である“桜の実”です。こちらは6/25に撮影したもの。
画像が荒く、わかりづらいかもしれませんが、手のひらに乗せた“桜の実”は、艶々としていて潤っています。
我々が食べるサクランボは、食用に品種改良されているので、実はもっと大きくなります。



「ひからびてしまったサクランボ」
こちらは7/2に同じ桜の木を撮影した画像です。
手のひらのサクランボを見ていただくとわかりますが、ひからびてしまっています。
木の枝先についている実も、ひからびでしまって食べれそうなものはほとんどありません。
公苑に来るサルたちの様子を見に来たのですが、サルたちは公苑に向かった後の様子で、単独行動のハナレオスに偶然出会いました。
ハナレオスは画像の桜の木に乗っていましたが、オスが動くたびに桜の実はポトポトと落ちてしまいます。
少しの振動で落ちてしまうほど、ギリギリで枝にくっついているだけなのでしょう。
連日、暑さが続いていますが、それが原因かと思われます。
この暑さで一気にダメになってしまったのでしょう。


「桜の実はこれで終盤」
以前にもご紹介しましたが、公苑のサルたちは山で生活する野生のニホンザルです。
公苑に住んでいるわけではなく、山で生活しているサルたちに公苑に来てもらっています。
山で生活しているから自由で、どこまでも自分たちの好きに行動する…という訳ではなく、ニホンザルには“行動範囲”というものがあります。
白い◯印が、サルたちの行動範囲。公苑をおおよそのベースとして2km四方です。季節によって動き方は変化しますが、基本的にはこの範囲の中を巡っています。
青い◯印と赤い◯印があります。これは4月〜7月にサルたちが目当てにしているエリアを指しています。
青い印は「若葉・若草・山菜」のエリア。赤い印が「桜の実」エリアです。
4月〜5月中盤までは、青いエリアばかり行っていました。5月後半となってくると桜の実の様子が気になるのか時々赤いエリアに向かいました。
6月に入ると、桜の実がで始めたようで、
「昨日は青いエリアで葉っぱをいっぱい食べたから、今日は赤いエリアで桜の実を食べよう。そして、明日はまた青いエリアに行きたいな」
といった様子で、交互に青いエリア・赤いエリアを目標にしていました。
7月に入ると、交互のサイクルがずれて青いエリア、青いエリア、赤いエリアという選択をしました。
例年であれば桜の実はあと1週間から2週間ほど続きますが、今シーズンは桜の実が出始める時期が早かったので、終わるのも早かったはずでしょう。
そして、この暑さでもう一足桜の実の終わりを早めたのではないでしょうか。
まだ桜の実が完全に終わった訳ではありませんが、これで終盤。
春〜初夏の慌ただしい動きがひと段落すると、お盆明けの秋の喧騒までは落ち着いてくれます。