7月7日(木) くもり

最低気温20℃ 最高気温25℃
サル来苑時間

最近のサルたち公苑滞在状況
4日(月)8:30〜17:00
5日(火)8:30〜17:00
6日(水)8:35〜17:00


前回ブログで、お伝えしましたが、サクランボの季節が終わりに近づいています。

今までサクランボエリアと若葉・若草の葉っぱエリアを一日毎に交互に夕方帰っていましたが、2日〜4日の夕方は3日連続で葉っぱエリアへと向かいました。

葉っぱエリアに行っても朝早く公苑に来ている事の方が多くなってきました。

今週いっぱいくらいで、春〜初夏の食べ物の動きは落ち着くんじゃないでしょうか。

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「出産も終わり」
6月9日に出産がありましたが、それ以降出産したサルはいません。

例年7月の出産は稀ですし、今シーズンは出産のスタートも早く、サルたちの様子を見ていても、そこで最後の赤ちゃんになりそうです。

4月3日の最初の赤ちゃんは3ヶ月。最後の赤ちゃんですら1ヶ月近くなりました。

元気に飛び回ったり、赤ちゃんたち同士で遊んだりしています。

今までつきっきりだったお母さんたちは、子育てから解放される時間も増えてきました。

歯が生えて、おっぱいを吸う力も強くなってきたので、赤ちゃんがおっぱいを飲むために胸元に潜り込もうとすると嫌がるそぶりも見えます。

ギリシャ神話では、最高神がゼウスさんという神様で、その奥さんがヘーラーさんという神様。

ゼウスさんは奔放で、浮気をしては他所で子供をこさえてきてしまいます。

ヘーラーさんはやはり神様なので、特別な存在で、そのおっぱいも特別で、そのお乳を飲むと不死の力を得られるというものだそうです。

ゼウスさんは、眠っているへーラーさんの胸元にこっそり浮気相手の赤ちゃんを置いて、お乳を飲ませます。

ところがその赤ちゃんのおっぱいを吸う力が強く、ヘーラーさんは痛みのあまり赤ちゃんを跳ね除けたそうです。

その時、乳飛沫が舞いました。この飛び散った乳が、天の川であり、天の川がミルキーウェイと言われる語源だそうです(この赤ちゃんが、後の英雄ヘラクレス)

この時期の、サルたちの赤ちゃんとお母さんのやりとりを見ると、それをふと思い、ちょうど七夕だしと思い、こんなネタを。

ちなみにギリシャ神話最高神のゼウスさんは、多くの浮気をする旦那さんですが、ヘーラーさんは浮気をせず、貞節のある女神様で、「結婚の神様」でもあります。

ギリシャ神話の影響を受けたローマ神話で、このへーラーさんはユーノーという名前になっていて、このユーノーはJunoと表記になります。これは、6月を表すJuneに由来する言葉です。

6月の花嫁は、6月に結婚するとこのユーノー(へーラー)の加護を期待できる為と言われます。

ついこないだまで6月だったし、ネタ的に「今だ」ということで繋げてみました。









植物こらむ
第170回

マムシ
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日本に昔からいる毒蛇のひとりです。

田舎者の筆者ですがヘビには慣れておらず、今見てもヘビはおっかないです。ぼんやりと判別できるようになったのも大人になってからで…お恥ずかしい。


長野県でよくみることのある蛇はマムシ、ヤマカガシ、アオダイショウ、シマヘビくらいなものでしょう。このうちマムシとヤマカガシは毒を持っています。特に気をつけたいですね。

マムシの特徴は、その体の銭形模様。シマヘビとアオダイショウの幼体がマムシとよく似ているようです。

マムシの毒牙は、犬で言うところの犬歯の部分。前歯2本の後ろから毒が注入されるようです。非常に細くて短い牙なので、噛まれても虫に刺されただけ…?と勘違いをしてしまう方もチラホラいるようです。

マムシの毒は血液に作用するものですので、処置が遅れると重体となり命を落としてしまう場合があります。



蛇に噛まれた時のファーストエイド
・蛇の写真を撮る(処置の際の判断材料になります。かなり重要です。)
・安静にする(驚いて動き回ると毒が全身に回ってしまいます)
・傷口をよく洗い流す。早いほど予後が良い。
・傷口よりも心臓に近い位置を軽く紐で結ぶ(毒が回ることを防ぐためです。傷口を心臓よりも低くすることも◯)
・救急車または自家用車でなるべく早く医者の診察を受け、手当を受ける。

※蛇に噛まれた場合は傷口を冷やしてはいけません。


蛇を見慣れていないと、何ヘビに噛まれたのか分からず、「大したことない」と思いがちです。先程も言いましたが、「毒蛇の場合、血液に作用する毒のため、自分では解毒できません」ので、大袈裟かもしれないと思ってもとりあえず病院に行きましょう。



ちなみに、ハチに刺された場合は…
・針がまだ残っている場合には、専用の器具で針を抜きます。手で抜けるようであれば手でもOK。(前後に手は綺麗に洗いましょう)
毒を口で吸い出す場合には、吸い出したものを飲み込まないこと。
・針が抜けたら、水道水でよく洗い流す。時間が早ければ早いほど効果的です。
・病院に着くまで、冷やすことが効果的です(痒みを抑える効果)。

蜂の場合も、アレルギーがなくてもお医者さんに診てもらいましょう。毒がない場合でも痒みや腫れに対するお薬や対処法を教えてもらえます。




1番重要なことは、知識を持っていること、知っていることです。
すすんで人間を攻撃しようと出てくるわけではなく、餌場などに行く途中にバッタリ遭遇してしまうことがほとんどで、向こうもびっくりしています。

昔から日本にいる生き物ですので、これからも上手く付き合っていきたいですね。