7月10日(日) 晴れ

最低気温21℃ 最高気温27℃
サル来苑時間8:30

最近のサルたち公苑滞在状況
8日(金)9:05〜17:00
9日(土)8:30〜17:00


8日の日は、遅めの公苑到着。

8:30までに公苑に来なかったので迎えに行きましたが、公苑からさほど遠くない場所で発見しました。ちょっと遅くなったものの、サルたちから公苑に向かって降りてきていたようです。

旬の食べ物が終わり、朝起きたらすぐに「公苑に行こう」という気持ちになってきたのだなぁと感じました。

だんだん8:30には公苑にいる事が多くなりました。時々遅くなる事もありますが、10:00を過ぎるパターンは減っています。

先週よりもますますサルたちの動きが安定してます。

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「白い子」
割と毛色の白い赤ちゃん。

産まれてすぐの頃は、白というよりくすみのある灰色という感じ。

額のセンターの辺りが毛が少なく、特徴的です。

サルの赤ちゃんたちは、全体的に色素がやや薄いです。

ヒトの赤ちゃんも産まれてしばらくはメラニン色素の働きが不安定なので、お父さんお母さんが黒髪であっても、赤ちゃんの髪は茶色・栗色…というような薄い色合いになる事があります。

この場合、成長するにしたがって、メラニン色素の働きが安定するので、髪色が黒くなっていきます。

ヒトのそれとサルたちが同じかは科学的な見識を私は知りませんが、個人の見解としてはヒトと似たようなものなんじゃないかと思っています。

また、毛がまだ細いというのも関係あるでしょう。

サルたちも、産まれてしばらくは大抵「薄い色合い・淡い色合い」という印象の毛色です。

成長するにつれ毛色は濃い色合いになっていきます。

画像の赤ちゃんは、産まれた時はくすみのある灰色で、時間経過と共に透明感のある白っぽい色合いになっています。

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「今はこんな感じの色」
現在は白っぽい色。ですが、これも少し成長すると他の子供たちと大差ない色になるでしょう。

かつて、もっと白い毛で産まれた赤ちゃんがいましたが、その子は半年くらいしたら黒い毛になっていました。

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「心配無用」
この白い子をピックアップして何を語りたかったというと、

「白いくて周りの子と違うからいじめられるんじゃないか」

と心配される場合があるので、

「そんなことはないので心配はいりませんよ」

という事です。

この画像でもそうですが、コザルたちはそんな事気にしていません。仲良く遊んでいます。

サルたちには上下の関係があり、それは家系的なものであり、そういう関係性を踏まえた上での社会なので、遊びが喧嘩に発展し、親同士を巻き込むような大事になると、見方によっては赤ちゃんが「いじめられている」と見えてしまう場合もあります。

だけれど、それはその赤ちゃんが「他の子と違うから」ではなく、サルたちのやり取りの中で起きる光景です。

見てるヒト側が「他の子と違うから」と思って見てしまうから、その赤ちゃんがいじめに遭っているように見えるのであって、サルたちは「他と違う」という印象を持っているわけではありません。

元々サルたちみんな、季節や年毎に毛色が変わってしまいますので、毛色が多少違うくらいは気にするようなことではないんじゃないでしょうか。

白いからいじめられる…そんなことはないので、心配ありません。







植物こらむ

第171回

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ナデシコガクアジサイ(撫子額紫陽花)
アジサイ科

時期:6~7月ごろ



随分と前にご紹介したガクアジサイの仲間の、ナデシコガクアジサイです。

がく咲きで、装飾花の花びらが可愛いことが特徴。

こちらの品種も土のphによって花の色が変わるようで、土壌が酸性なら両性花は青く、アルカリ性なら両性花はピンク色になるようです。

毎年この時期になると、遊歩道の途中の東屋付近で見ることができます。


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遊歩道でも様々なアジサイを見ることが出来ますが、上林温泉街のアジサイもとても綺麗ですのでご紹介させていただきます。

写真は「ことぶき」さんの前のアジサイになりますが、そのほかの旅館さんの店先のアジサイも咲き揃っています。


野猿公苑にお寄りの際には、ぜひ散歩してみてくださいね。