9月10日(火)はれ☀️

最低気温 最高気温
サルたち来苑時間8:40(13:30サルたち早退)

1日(日)9:50〜17:00
2日(月)10:55〜17:00
3日(火)8:30〜17:00
4日(水)13:50〜17:00
5日(木)8:30〜17:00
6日(金)8:40〜16:00
7日(土)終日サルたち不在
8日(日)終日サルたち不在
9日(月)終日サルたち不在

【9/1~9/9の期間、サルたちの様子】
9月に入り、サルたちの動きは徐々に不安的になっています。

6日午後に早退してしまった後は7日〜9日でサルたちが公苑に来ない日が続きました。

7日は山に登ってサルたちを探しに行くと、山奥の深い谷底で、微かにサルたちの声が聞こえました。

そのエリアはヒトが立ち入れない場所です。

仮にサルたちの元に行けたとしても、200頭のサルたちを引き連れて移動することはムリな場所で、私たちはサルたちが近くに来てくれるのを待つしかありません。

期待して、サルたちを呼ぶ笛を吹いていましたが、サルたちは更に奥深くへといってしまい、やがて声は聞こえなくなってしまいました。

8日は、前日の状況を踏まえ山の中を広く探索しました。

この日、見つけたのはサルたちの痕跡。

食痕とフンの様子から、少なくと20~30頭くらいの規模チームでしょう。

志賀高原には、いくつかサルの群れがあるので公苑の群れのサルと断定はできませんが、可能性は高そうです。

しかし、その後はサルたちを見つけることはできませんでした。

9日に至っては、何の手掛かりもなし。

今日は、どうしようか…と思っていたところでサルたちの方から公苑に来てくれました。

とりあえず安堵したのも束の間。午後の早い時間に山へ帰ってしまいました。

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「山の実りはよくはない」
ここ数年は温暖化と、雨不足(或いは局所的な豪雨)が影響してか、山の食べ物の生りはあまりいいように見えません。

今年の秋は始まったばかりですが、山りあまりよくないように見えます。

今の時期だとヤマブドウが出ている頃ですが、サルたち捜索をしている場所では、ブドウの房が見えません。

反面、サルたちのフンを見ると、その中にはブドウの種がビッシリ入っています。

9月の上旬からこんなにいっぱい種の入っているフンしていたかな?と感じてます。

ある所にはいっぱいあって、それを食べに遠出しているのかもしれません。

とはいえ、山全体では実りが不足しているのはここ数年では毎年のこと。

これからも公苑のサルたちが不自由しないくらい、山の実りが続いていってほしいものですが…どうなっていくのでしょうか。