3月27日(木)くもり
最低気温 最高気温
サルたち来苑時間9:00
最近のサルたち公苑滞在状況
3/13〜3/26 9:00〜16:00
【3/13〜3/26までのサルたちの様子】
3月になってから寒さも緩み、雪解けも進みましたが19日(水)に久しぶりに雪が降り、30cmほどの積雪となって公苑周辺は再び雪で覆われました。
12月〜2月までの寒さのピークの頃は、細かい粒の雪が降りますが、寒さの緩む3月の雪は粒が大きく湿った水っぽい雪が降ります。
長野県ではこういった雪を「カミユキ」といいます。
*上雪と書き、「上」の意味は諸説あり。
水分量が多い雪なので、「かさ増し」のような状態なので、積もるのも早く、水分量があるので重たくて積雪量の割に除雪が大変な雪です。
19日に白銀世界に戻った地獄谷ですが、今週は10℃を超える暖かさになったので、雪解けが進んで春めいた雰囲気になっています。
サルたちの動きは徐々に徐々に変化してきていますが、今のところ遅刻・早退につながるようなほどのものではありません。

「厳しい冬を越えて」
公苑周辺は4月になっても雪が降るので、春というにはまだ少し早い時期ですが、厳しい冬は越えた感はあります。
食べるものの乏しい厳しい冬を越えて、徐々に芽吹く木の芽などの食べ物を求めて、冬よりも動く範囲を広めるのは公苑のサルたちだけではありません。
野猿公苑に訪れるサルたち以外のサルたちも、最近は公苑近くまで来ていることがあります。
野猿公苑のサルたちは約200頭ほどいる大きな群れ。
公苑近くにやってくるサルは、一頭で生活するハナレオスや10頭程の小規模の群れ程度なので、近くといって群れと合体してしまうほど近くではなく、200〜300mほど離れて、刺激しないようにひっそりとしています。
公苑外の遊歩道にいるので、食べ物をあげてしまう人がいたり、食べ物をもらう結果人を襲って食べ物を得たりする事を覚えてしまったサルたちが、遊歩道で待機している事もあります。
サルたちがイタズラをしないようにスタッフが追い払いに行っていますが、ずっとそこにいる訳にもいかず、離れた隙にイタズラをされてしまいます。
食べ物を持ち歩かない・食べ歩かない・サルたちにエサを与えない…という注意書きはあるのですが、なかなか呼びかけが伝わっていないようです。
野猿公苑は、大変多くのインバウンドのお客様に来苑いただいておりますが、ほとんどのお客様にとって公苑は「始めて訪れる場所」で、ニホンザルは「始めて見る動物…もしくは滅多に見ることがない動物」です。
公苑スタッフにとっては、野猿公苑のサルたちとそれ以外のサルたちは「違う」という事が分かりますが、ほとんどのお客様にとっては「どちらも同じ」と感じてしまいます。
違うサルたちがSNS上に出回ってしまい、情報が広がってしまい、誤解を生んでしまう事もあります。
最低気温 最高気温
サルたち来苑時間9:00
最近のサルたち公苑滞在状況
3/13〜3/26 9:00〜16:00
【3/13〜3/26までのサルたちの様子】
3月になってから寒さも緩み、雪解けも進みましたが19日(水)に久しぶりに雪が降り、30cmほどの積雪となって公苑周辺は再び雪で覆われました。
12月〜2月までの寒さのピークの頃は、細かい粒の雪が降りますが、寒さの緩む3月の雪は粒が大きく湿った水っぽい雪が降ります。
長野県ではこういった雪を「カミユキ」といいます。
*上雪と書き、「上」の意味は諸説あり。
水分量が多い雪なので、「かさ増し」のような状態なので、積もるのも早く、水分量があるので重たくて積雪量の割に除雪が大変な雪です。
19日に白銀世界に戻った地獄谷ですが、今週は10℃を超える暖かさになったので、雪解けが進んで春めいた雰囲気になっています。
サルたちの動きは徐々に徐々に変化してきていますが、今のところ遅刻・早退につながるようなほどのものではありません。

「厳しい冬を越えて」
公苑周辺は4月になっても雪が降るので、春というにはまだ少し早い時期ですが、厳しい冬は越えた感はあります。
食べるものの乏しい厳しい冬を越えて、徐々に芽吹く木の芽などの食べ物を求めて、冬よりも動く範囲を広めるのは公苑のサルたちだけではありません。
野猿公苑に訪れるサルたち以外のサルたちも、最近は公苑近くまで来ていることがあります。
野猿公苑のサルたちは約200頭ほどいる大きな群れ。
公苑近くにやってくるサルは、一頭で生活するハナレオスや10頭程の小規模の群れ程度なので、近くといって群れと合体してしまうほど近くではなく、200〜300mほど離れて、刺激しないようにひっそりとしています。
公苑外の遊歩道にいるので、食べ物をあげてしまう人がいたり、食べ物をもらう結果人を襲って食べ物を得たりする事を覚えてしまったサルたちが、遊歩道で待機している事もあります。
サルたちがイタズラをしないようにスタッフが追い払いに行っていますが、ずっとそこにいる訳にもいかず、離れた隙にイタズラをされてしまいます。
食べ物を持ち歩かない・食べ歩かない・サルたちにエサを与えない…という注意書きはあるのですが、なかなか呼びかけが伝わっていないようです。
野猿公苑は、大変多くのインバウンドのお客様に来苑いただいておりますが、ほとんどのお客様にとって公苑は「始めて訪れる場所」で、ニホンザルは「始めて見る動物…もしくは滅多に見ることがない動物」です。
公苑スタッフにとっては、野猿公苑のサルたちとそれ以外のサルたちは「違う」という事が分かりますが、ほとんどのお客様にとっては「どちらも同じ」と感じてしまいます。
違うサルたちがSNS上に出回ってしまい、情報が広がってしまい、誤解を生んでしまう事もあります。