4月17日(木)はれ☀️
最低気温 最高気温
サルたち来苑時間8:30
最近のサルたち来苑時間
4月14日(月)〜4月16日(水) 8:30〜17:00
【4/14~4/16のサルたちの様子】
先週末から今週の頭は荒れ模様の天候。
雨がよく降り、時に強い突風が吹き付ける事もありました。
突風の影響で公苑周辺の木が倒れ、通路を塞いでしまい危険な状況もありましたが、すぐに撤去ができて、通常通り営業しております。
気温もなかなか上がらず、肌寒い日が続いていましたが、17日から温かい陽気が戻り20℃近くにまで気温が上昇しています。
桜の開花も進み、山ノ内町でも桜が咲き始めました。
野猿公苑の駐車場のある上林温泉エリアは、蕾が出始めているので、GW頃には桜を楽しめるかもしれません。
木々も芽吹きが広がり、サルたちの動きも活発化しています。
動きが冬モードから春モードへ切り替わってきたので、与えるエサも変化しています（後述にエサの解説をいたします）
【野猿公苑のサルについてその��サルたちのエサ】
野猿公苑のサルたちは、地獄谷周辺で生活する野生のニホンザルです。
野猿公苑のサルたちが「温泉に入る」という特徴ゆえか、よく誤解されますのが「温泉に入るために公苑にやって来る」と思われている事があります。
そもそもサルたちは濡れることを好まず、温泉に入るサルは一部に過ぎません。また、いつでも温泉に入っている訳ではありません（この辺りの解説は別の機会で）
温泉が目的ではなく、我々スタッフがエサを与えることでサルたちは公苑に来てくれています。
公苑では、大麦・大豆・りんごのエサをサルたちの様子を見ながら与えます。
好むエサは大麦＜大豆＜りんご…という感覚です。
これらのエサは、「山で食べる自然の食べ物よりもとても美味しくて夢中になる」というものではなく、山で食べるものよりもチョット美味しい物という感覚です。
そして、与るエサもサルたちの様子を見ながら「その時必要なランクのもの、なるべく美味しさランクの下のもの、そして最低限の量」を見極めながら与えます。
公苑のサルたちは、「公苑のエサに依存して公苑以外の場所では生活できないサル」ではなくて、「山で食べ物を巡って移動する中で公苑に立ち寄る習慣を身につけたサルたち」といったものです。
季節によっては、山の食べ物の方が魅力で、一生懸命食べいているうちに、開苑時間でもサルたちがいない「遅刻」や閉苑時間前に山へ帰ってしまう「早退」や1日中サルたちが公苑に来ない「不在」が発生します。
私は、便宜上エサでサルたちをコントロールしている…という表現をする事もありますが、この説明はあまり好きではなく、本来は「山から公苑に来てくれるようにそのキッカケをつくっている」という感じなのです。
12月〜3月の冬のシーズンは、山の食べ物が乏しいシーズンなので、比較的サルたちの動きが安定していたのでランクの低い大麦で十分満足してくれました。
ところがこれからは山の食べ物が広がるシーズンなので、麦だけでなくその上のランクの大豆を上げる事も増えます。
そして、閉苑時間前にサルたちにランク最高のリンゴを与え、リンゴを食べるまで公苑にいる・食べたら山へ帰る…という区切りになります。
16日からリンゴを与えるようになったので、サルたちの動きはまた少し落ち着くでしょう。
ただ、これからどんどん動きが活発になると、遅刻や早退が増えていきます。
最低気温 最高気温
サルたち来苑時間8:30
最近のサルたち来苑時間
4月14日(月)〜4月16日(水) 8:30〜17:00
【4/14~4/16のサルたちの様子】
先週末から今週の頭は荒れ模様の天候。
雨がよく降り、時に強い突風が吹き付ける事もありました。
突風の影響で公苑周辺の木が倒れ、通路を塞いでしまい危険な状況もありましたが、すぐに撤去ができて、通常通り営業しております。
気温もなかなか上がらず、肌寒い日が続いていましたが、17日から温かい陽気が戻り20℃近くにまで気温が上昇しています。
桜の開花も進み、山ノ内町でも桜が咲き始めました。
野猿公苑の駐車場のある上林温泉エリアは、蕾が出始めているので、GW頃には桜を楽しめるかもしれません。
木々も芽吹きが広がり、サルたちの動きも活発化しています。
動きが冬モードから春モードへ切り替わってきたので、与えるエサも変化しています（後述にエサの解説をいたします）
【野猿公苑のサルについてその��サルたちのエサ】
野猿公苑のサルたちは、地獄谷周辺で生活する野生のニホンザルです。
野猿公苑のサルたちが「温泉に入る」という特徴ゆえか、よく誤解されますのが「温泉に入るために公苑にやって来る」と思われている事があります。
そもそもサルたちは濡れることを好まず、温泉に入るサルは一部に過ぎません。また、いつでも温泉に入っている訳ではありません（この辺りの解説は別の機会で）
温泉が目的ではなく、我々スタッフがエサを与えることでサルたちは公苑に来てくれています。
公苑では、大麦・大豆・りんごのエサをサルたちの様子を見ながら与えます。
好むエサは大麦＜大豆＜りんご…という感覚です。
これらのエサは、「山で食べる自然の食べ物よりもとても美味しくて夢中になる」というものではなく、山で食べるものよりもチョット美味しい物という感覚です。
そして、与るエサもサルたちの様子を見ながら「その時必要なランクのもの、なるべく美味しさランクの下のもの、そして最低限の量」を見極めながら与えます。
公苑のサルたちは、「公苑のエサに依存して公苑以外の場所では生活できないサル」ではなくて、「山で食べ物を巡って移動する中で公苑に立ち寄る習慣を身につけたサルたち」といったものです。
季節によっては、山の食べ物の方が魅力で、一生懸命食べいているうちに、開苑時間でもサルたちがいない「遅刻」や閉苑時間前に山へ帰ってしまう「早退」や1日中サルたちが公苑に来ない「不在」が発生します。
私は、便宜上エサでサルたちをコントロールしている…という表現をする事もありますが、この説明はあまり好きではなく、本来は「山から公苑に来てくれるようにそのキッカケをつくっている」という感じなのです。
12月〜3月の冬のシーズンは、山の食べ物が乏しいシーズンなので、比較的サルたちの動きが安定していたのでランクの低い大麦で十分満足してくれました。
ところがこれからは山の食べ物が広がるシーズンなので、麦だけでなくその上のランクの大豆を上げる事も増えます。
そして、閉苑時間前にサルたちにランク最高のリンゴを与え、リンゴを食べるまで公苑にいる・食べたら山へ帰る…という区切りになります。
16日からリンゴを与えるようになったので、サルたちの動きはまた少し落ち着くでしょう。
ただ、これからどんどん動きが活発になると、遅刻や早退が増えていきます。
