6月19日(木)はれ☀️
最低気温20℃ 最高気温27℃
サル来苑時間9:50
最近のサルたち公苑滞在状況
13日(金)8:30〜17:00
14日(土)…サルたち終日公苑不在
15日(日)…サルたち終日公苑不在
16日(月)…サルたち終日公苑不在
17日(火)8:30〜17:00
18日(水)9:50〜17:00
【6/13~6/18のサルたちの様子】
14日は、前日夜から長時間の雨となりました。
山に登ってサルたちと出会うのは早かったのですが、雨宿りのできる林の中に居たがって動きが鈍く、公苑側へ進まず立ち往生。
そこで1時間ほど滞在したら、スタッフが追っていけない山の奥の方へと行ってしまいました。
その日から15日、16日とサルたちを山で見つける事はできず、公苑不在が続きました。
翌17日は朝早くから公苑に来ていましたが、群れのメンバーの半分くらいしか揃っていません。
その後チョロチョロと山から降りてくるサルたちがいて、夕方になってようやく全部のサルたちが揃いました。
山の中で、銘々それぞれが食べ物に夢中になって、群れがバラけて迷子みたいになっていたのでしょうか。
春〜初夏のサルたちの動きの不安定さは、もうしばらく続きます。
【公苑のサルたちについて その��ニホンザルの尻尾】
一般的に、サルというと下の画像のようなものをイメージされる事が多いのではないでしょうか。

「シッポが長く、バナナを持つ」
イラストが下手で申し訳ありません(笑)
サルというと、シッポが長い…そうイメージされる事も多いのですが、ニホンザルはというと…

「シッポはかなり短いのです」
公苑のサルたちについて�,任皺鮴眞廚靴泙靴燭�、サルという生き物は世界的に見ると南で生息する動物で、ニホンザルはそのサルの世界で最も北で生活するサルたちです
サルというのは南で生活する温かい地域の動物。なのに、ニホンザルというのは日本という雪が降るような地域で生活しているから珍しい…というところからニホンザル=スノーモンキーと呼ばれています。
地獄谷は、日本で生活するニホンザルの中でも特に豪雪地帯の中で生活していて、雪の中で温泉に入るユークな「スノーモンキー」という言葉とイメージぴったりな姿に、地獄谷のサルたちの事を指す事が多いのですが、本来はニホンザルそのもの事なのです。
寒冷気候に適応した動物は、温暖気候に適応した動物よりも手足や体の付属器官が短い特徴がある…というのはジョエル・アサフ・アレン氏が主張した法則で、俗にアレンの法則と言われます。
シッポや耳といった体の付属器官が大きかったり長かったりすると、対表の表面積が大きくなります。(体表が外気に触れる箇所が大きくなる)
尻尾が長い・耳が大きいといった体表の面積が大きい=外気が触れる箇所が増える=熱の放出につながる…という形になるので、熱を蓄えたい寒冷地では不利に働き、逆に熱を放出したい温暖な地では有利に繋がります。
また、シッポや耳が大きく・長いと、寒冷地では末端に血流が届かなくなって凍傷のリスクとなるので、そういった視点からも小さく・短く進化していったのではないかという考え方もできます。
この法則に照らし合わせると、動物の多くは当てはまりますし、我々人間においても同じように当てはまる部分もあります。
クリスティアン・ベルクマンも同じような説を主張していて、これをベルクマンの法則といい、併せてベルクマン・アレンの法則と呼ばれることがあります。
*ただし、必ずしもこの法則が当てはまるわけではない動物もいます。
話をニホンザルに戻しますと、ニホンザルは「温かい地域で生活するはずの動物であるサルという生き物」の中で、最も北で生活しています。
サルの仲間も、南側の種は耳やシッポが長く・耳が大きい傾向で、北の種ほど逆に短く・小さくなっている傾向です。

「耳も大きくはない」
公苑のサルについて�,膿┐譴討い泙垢�、ニホンザルの祖先は氷河期に大陸から日本に渡り、氷河期の終わりと共に日本に取り残された形になっと考えられています。
現に、サルの世界分布の中で大陸側で日本に近い地域で生息するタイワンザルやカニクイザルやアカゲザルはニホンザルにとても似た風貌をしています。
ただ、明らかに違うのは、いずれのサルたちもシッポが長いので、シッポの長さに注目するとすぐに違いに気付きます。
こういったところからも、ニホンザルは北(寒冷地)のサルなので、そういった特徴たるシッポの短いサルであることが分かります。
サルは南の温かい地域の生き物。だからシッポが長い。温かいには地域にはバナナが自生していて、サルはバナナが好物。
これは、確かに「世界的なサル」といった基準で考えると正解なのです。
ところが、ニホンザルはそのサルの中でも雪が降るような地域で生活する珍しいサル。寒冷地の動物の特徴であるシッポが短いサル。そして、日本という国ではバナナは自生していないのでそもそもバナナを知らない。
日本人にとって、身近だと感じる生き物の一つであるサルという動物ですが、いつしか我々日本人の中でも「世界的なサル」のイメージが先行してしまい、実際のニホンザルの姿がイメージできていないことがあるのです。
ニホンザルの姿って本当はどういうものなのか。野猿公苑で、じっくりとサルたちの姿を観察して実際のニホンザルの姿を知っていただきたいですね。
最低気温20℃ 最高気温27℃
サル来苑時間9:50
最近のサルたち公苑滞在状況
13日(金)8:30〜17:00
14日(土)…サルたち終日公苑不在
15日(日)…サルたち終日公苑不在
16日(月)…サルたち終日公苑不在
17日(火)8:30〜17:00
18日(水)9:50〜17:00
【6/13~6/18のサルたちの様子】
14日は、前日夜から長時間の雨となりました。
山に登ってサルたちと出会うのは早かったのですが、雨宿りのできる林の中に居たがって動きが鈍く、公苑側へ進まず立ち往生。
そこで1時間ほど滞在したら、スタッフが追っていけない山の奥の方へと行ってしまいました。
その日から15日、16日とサルたちを山で見つける事はできず、公苑不在が続きました。
翌17日は朝早くから公苑に来ていましたが、群れのメンバーの半分くらいしか揃っていません。
その後チョロチョロと山から降りてくるサルたちがいて、夕方になってようやく全部のサルたちが揃いました。
山の中で、銘々それぞれが食べ物に夢中になって、群れがバラけて迷子みたいになっていたのでしょうか。
春〜初夏のサルたちの動きの不安定さは、もうしばらく続きます。
【公苑のサルたちについて その��ニホンザルの尻尾】
一般的に、サルというと下の画像のようなものをイメージされる事が多いのではないでしょうか。

「シッポが長く、バナナを持つ」
イラストが下手で申し訳ありません(笑)
サルというと、シッポが長い…そうイメージされる事も多いのですが、ニホンザルはというと…

「シッポはかなり短いのです」
公苑のサルたちについて�,任皺鮴眞廚靴泙靴燭�、サルという生き物は世界的に見ると南で生息する動物で、ニホンザルはそのサルの世界で最も北で生活するサルたちです
サルというのは南で生活する温かい地域の動物。なのに、ニホンザルというのは日本という雪が降るような地域で生活しているから珍しい…というところからニホンザル=スノーモンキーと呼ばれています。
地獄谷は、日本で生活するニホンザルの中でも特に豪雪地帯の中で生活していて、雪の中で温泉に入るユークな「スノーモンキー」という言葉とイメージぴったりな姿に、地獄谷のサルたちの事を指す事が多いのですが、本来はニホンザルそのもの事なのです。
寒冷気候に適応した動物は、温暖気候に適応した動物よりも手足や体の付属器官が短い特徴がある…というのはジョエル・アサフ・アレン氏が主張した法則で、俗にアレンの法則と言われます。
シッポや耳といった体の付属器官が大きかったり長かったりすると、対表の表面積が大きくなります。(体表が外気に触れる箇所が大きくなる)
尻尾が長い・耳が大きいといった体表の面積が大きい=外気が触れる箇所が増える=熱の放出につながる…という形になるので、熱を蓄えたい寒冷地では不利に働き、逆に熱を放出したい温暖な地では有利に繋がります。
また、シッポや耳が大きく・長いと、寒冷地では末端に血流が届かなくなって凍傷のリスクとなるので、そういった視点からも小さく・短く進化していったのではないかという考え方もできます。
この法則に照らし合わせると、動物の多くは当てはまりますし、我々人間においても同じように当てはまる部分もあります。
クリスティアン・ベルクマンも同じような説を主張していて、これをベルクマンの法則といい、併せてベルクマン・アレンの法則と呼ばれることがあります。
*ただし、必ずしもこの法則が当てはまるわけではない動物もいます。
話をニホンザルに戻しますと、ニホンザルは「温かい地域で生活するはずの動物であるサルという生き物」の中で、最も北で生活しています。
サルの仲間も、南側の種は耳やシッポが長く・耳が大きい傾向で、北の種ほど逆に短く・小さくなっている傾向です。

「耳も大きくはない」
公苑のサルについて�,膿┐譴討い泙垢�、ニホンザルの祖先は氷河期に大陸から日本に渡り、氷河期の終わりと共に日本に取り残された形になっと考えられています。
現に、サルの世界分布の中で大陸側で日本に近い地域で生息するタイワンザルやカニクイザルやアカゲザルはニホンザルにとても似た風貌をしています。
ただ、明らかに違うのは、いずれのサルたちもシッポが長いので、シッポの長さに注目するとすぐに違いに気付きます。
こういったところからも、ニホンザルは北(寒冷地)のサルなので、そういった特徴たるシッポの短いサルであることが分かります。
サルは南の温かい地域の生き物。だからシッポが長い。温かいには地域にはバナナが自生していて、サルはバナナが好物。
これは、確かに「世界的なサル」といった基準で考えると正解なのです。
ところが、ニホンザルはそのサルの中でも雪が降るような地域で生活する珍しいサル。寒冷地の動物の特徴であるシッポが短いサル。そして、日本という国ではバナナは自生していないのでそもそもバナナを知らない。
日本人にとって、身近だと感じる生き物の一つであるサルという動物ですが、いつしか我々日本人の中でも「世界的なサル」のイメージが先行してしまい、実際のニホンザルの姿がイメージできていないことがあるのです。
ニホンザルの姿って本当はどういうものなのか。野猿公苑で、じっくりとサルたちの姿を観察して実際のニホンザルの姿を知っていただきたいですね。





















