7月3日(木)晴れ☀️
最低気温20℃最高気温27℃
サルたち来苑時間9:00
最近のサルたち公苑滞在状況
6月20日(金)9:35〜17:00
21日(土)8:30〜17:00
22日(日)12:55〜17:00
23日(月)11:45〜17:00
24日(火)…終日サルたち不在
25日(水)10:00〜17:00
26日(木)9:25〜17:00
27日(金)9:55〜17:00
28日(土)9:40〜17:00
29日(日)8:40〜17:00
30日(月)9:40〜17:00
7月1日(火)8:40〜17:00
2日(水)8:30〜17:00
【6/20〜7/2までのサルたちの様子】
24日は、1日中サルたち公苑不在となってしまいましたが、それ以降は10:00頃に公苑にやってくるようになりました。
春〜初夏の季節、終盤にサルたちが好むサクランボも見える範囲では終わりを迎えています。
つい数日前まで、桜の木の枝先々に実っていたサクランボも、姿を消しています。
これからサルたちの動きは、落ち着いていき、7月10日前後にはスタッフが山にサルたちを迎えにいく事もなくなっていきます。
【公苑のサルたちについて その10 温泉について】
地獄谷野猿公苑のサルたちというと、温泉に入る姿が特徴的です。
特に、冬のシーズンに多く雪が降る中、気持ちよさそうに浴槽に浸かる姿は印象的で、多くのインバウンドのお客様からスノーモンキーと言って親しまれています(以前にも触れましたが本来はスノーモンキーとはニホンザルそのものの事ですが)

【気持ちよさそうに温泉に入る姿】
温泉に入るサルたちは、気持ちよさそうな表情でとてもリラックスしているようで、好きで温泉に入ると思われがちです。
確かに、冬の寒い最中に温泉に入ると身体が温まり、心地よいかもしれません。
ただ、サルたちは本来濡れることを好まないので、温泉は基本的には「温まるための手段」として温泉に入るのであり、すきこのんで温泉に入るという訳ではありません。
冬の最中でも、日向ぼっこできるのであれば、そちらを優先し温泉に入らない事もありますし、抱き合って凌げるような寒さなら無理に温泉には入りません。

【温泉のフチで温まるサルたち】

【抱き合って寒さを凌ぐチビッコたち。ほとんどのサルたちはこのように抱き合って寒さを凌ぐ】
そもそも、公苑にいるサルたち全てが温泉に入ると思われる事もありますが、温泉に入るサルというのはあくまで一部のサルたちです。
雪の激しいとても寒い時には温泉は大盛況。
多くのサルたちが温泉に入っていますが、マックスでも50頭ほど。
公苑にやって来る群れのサルたちは200頭。
温泉に入るのは、せいぜい1/4程なのです。
温泉に入るサルたちをよく見ていると、ほとんどはメスとその子どもたち。
オトナオスはあまり温泉に入りません。
オスもメスも根本的には濡れる事が嫌なので、積極的に温泉に入りたい訳でないのはどちらも同じ。
ただ、身体的な強さで「我慢した方がマシ」という場面が多いのではないでしょうか。
それと、オスは成長すると群れから出ていくので、群れの中にはおばあちゃんがいてもおじいちゃんというのはいません。
メスも長じておばあちゃんになってからよく温泉に入るパターンがるのですが、オスの場合はそれが少ないという事もあります。
また、子供の頃に温泉入る(濡れる)習慣が身に付かなければ、大人になって急に温泉に入るという事もほとんどありません。
母親に連れられて温泉に入ったり、子供同士で温泉で遊んでいる内に慣れたり…で、大人になってから温まるために温泉に入るという流れです。
好奇心が旺盛で、色んなものにチャレンジする子供ですら、濡れる事を嫌って温泉で遊ぶ仲間を「遊びの輪に入りたいけど濡れるの嫌だな」と眺めていて入らない…と、いじらしい姿の子ザルを見かける事もあります。
最低気温20℃最高気温27℃
サルたち来苑時間9:00
最近のサルたち公苑滞在状況
6月20日(金)9:35〜17:00
21日(土)8:30〜17:00
22日(日)12:55〜17:00
23日(月)11:45〜17:00
24日(火)…終日サルたち不在
25日(水)10:00〜17:00
26日(木)9:25〜17:00
27日(金)9:55〜17:00
28日(土)9:40〜17:00
29日(日)8:40〜17:00
30日(月)9:40〜17:00
7月1日(火)8:40〜17:00
2日(水)8:30〜17:00
【6/20〜7/2までのサルたちの様子】
24日は、1日中サルたち公苑不在となってしまいましたが、それ以降は10:00頃に公苑にやってくるようになりました。
春〜初夏の季節、終盤にサルたちが好むサクランボも見える範囲では終わりを迎えています。
つい数日前まで、桜の木の枝先々に実っていたサクランボも、姿を消しています。
これからサルたちの動きは、落ち着いていき、7月10日前後にはスタッフが山にサルたちを迎えにいく事もなくなっていきます。
【公苑のサルたちについて その10 温泉について】
地獄谷野猿公苑のサルたちというと、温泉に入る姿が特徴的です。
特に、冬のシーズンに多く雪が降る中、気持ちよさそうに浴槽に浸かる姿は印象的で、多くのインバウンドのお客様からスノーモンキーと言って親しまれています(以前にも触れましたが本来はスノーモンキーとはニホンザルそのものの事ですが)

【気持ちよさそうに温泉に入る姿】
温泉に入るサルたちは、気持ちよさそうな表情でとてもリラックスしているようで、好きで温泉に入ると思われがちです。
確かに、冬の寒い最中に温泉に入ると身体が温まり、心地よいかもしれません。
ただ、サルたちは本来濡れることを好まないので、温泉は基本的には「温まるための手段」として温泉に入るのであり、すきこのんで温泉に入るという訳ではありません。
冬の最中でも、日向ぼっこできるのであれば、そちらを優先し温泉に入らない事もありますし、抱き合って凌げるような寒さなら無理に温泉には入りません。

【温泉のフチで温まるサルたち】

【抱き合って寒さを凌ぐチビッコたち。ほとんどのサルたちはこのように抱き合って寒さを凌ぐ】
そもそも、公苑にいるサルたち全てが温泉に入ると思われる事もありますが、温泉に入るサルというのはあくまで一部のサルたちです。
雪の激しいとても寒い時には温泉は大盛況。
多くのサルたちが温泉に入っていますが、マックスでも50頭ほど。
公苑にやって来る群れのサルたちは200頭。
温泉に入るのは、せいぜい1/4程なのです。
温泉に入るサルたちをよく見ていると、ほとんどはメスとその子どもたち。
オトナオスはあまり温泉に入りません。
オスもメスも根本的には濡れる事が嫌なので、積極的に温泉に入りたい訳でないのはどちらも同じ。
ただ、身体的な強さで「我慢した方がマシ」という場面が多いのではないでしょうか。
それと、オスは成長すると群れから出ていくので、群れの中にはおばあちゃんがいてもおじいちゃんというのはいません。
メスも長じておばあちゃんになってからよく温泉に入るパターンがるのですが、オスの場合はそれが少ないという事もあります。
また、子供の頃に温泉入る(濡れる)習慣が身に付かなければ、大人になって急に温泉に入るという事もほとんどありません。
母親に連れられて温泉に入ったり、子供同士で温泉で遊んでいる内に慣れたり…で、大人になってから温まるために温泉に入るという流れです。
好奇心が旺盛で、色んなものにチャレンジする子供ですら、濡れる事を嫌って温泉で遊ぶ仲間を「遊びの輪に入りたいけど濡れるの嫌だな」と眺めていて入らない…と、いじらしい姿の子ザルを見かける事もあります。