陣内耳鼻咽喉科クリニック
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『実践ロハス生活!〜これであなたも医者いらず〜』(ID:0000164378)
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2005年05月28日

【酒と耳鼻科】

飲みすぎが体に悪いとか、少し飲むのは体に良いとか。さも分かったようなことを言うのだが、実際にどのくらい良いのか悪いのかちょっと考えさせられることがあった。

昔から飲酒の量を聞くときには、咽頭癌、喉頭癌、口腔底癌、舌癌を意識していることが多かった。これは大酒飲みで酒を味わうように飲んでいる人に口の周りの癌が生じやすいということがあるからだ。料理人が料理をしながら毎日のように飲んでいて口腔底癌、あるいは豪快に酒タバコを飲みながら「がははー」と笑い飛ばす首の短いおじさんの喉頭癌、そんな人たちを思い浮かべる。

日常の症状としては、睡眠時無呼吸やいびきを意識していた。何人か飲酒が原因で、飲酒をやめさえすればいびきなどの呼吸障害が生じない人がいた。私は嗜好を変えるのは無理とは言わないが、結構困難だと思っているので、あまりそういうことは言わないのだが、このときばかりは飲酒をやめるように指導させていただいた。

今日はのどの渇き。
酒を飲むと血管が開くため一時的にのどが渇く。この渇きなら自分でもかなり経験済み(笑)。でも栄養の偏りもかなりありそうで、そのために慢性的に渇きがあり、しかも舌炎までできてしまう、そんな人も居られるのだなあ、と実感。最近ストレスのせいで喉が渇く人が多いのだが、飲酒による栄養障害で慢性的に渇く人がいるのだなあと思い知らされた。

  

2005年05月27日

【東京スポーツ 2005年5月27日(金曜日)発行】

「みのもんた症候群〜その効能ホント?」連載第18回

〜「水」は飲みすぎるな?!ノドが渇いたら水分を摂る 
普通の感覚を大切にしよう〜  
2005年05月24日

【風邪百題】

風邪に関してはいろんなコメントができる。日々患者さんから感じるあれこれは本当に自分の身になるところだ。

今まで、「薬を飲んでも風邪がずーっと続いてしまっています」と言われると、「そうかー、何でかなー」ということで、所見の取り直し。薬の出しなおし、というのが一般的パターンであった。

しかしある時、「これは一度治ってから、再度ひいた風邪だ」ということが分かるようになってから、「何でこういうことが起こってしまったのか?」というところに思いが巡るようになってきた。

最近では、予想外の朝の冷え込みに対応し切れずに鼻水が続いてしまうということがよくあるようだ。続けて風邪をひくパターンも少なくない。



汗をかいているかどうかも大切な病歴になる。特に子供では主観的な症状の把握が難しい場合が多いので、客観的事実として大切な情報である。

ストーリーをよく聞かないと、汗をかいて冷えて風邪をひいたのか、風邪をひいたので放熱のために汗をかいているのか、判断を誤ることになる。冷えたのであればより鼻に傾斜した薬を出さなければいけないし、風邪の汗ということであれば、通常の風邪の対応で十分な場合が多い。



時間経過で風邪を診るということが巷では軽視されているが、風邪の診断ではもっとも重要な観点ではないかと思っている。風邪であれば百題くらいは書けるのではなかろうかと思い、「風邪百題」としてみた。


  
2005年05月23日

【睡眠について】

日本人は睡眠を軽視しがちである。かく言う私もこんな時間にブログを書いているので人のことは言えない。

先日学会で、夜のアジアの写真を見せていただいた。何時ごろなのだろうか?日本が一番時刻が遅いと言うのに日本中が煌々と明るく照らされていた。中国の内陸部などは電気事情が悪いところもあるのかもしれないが、日本の明るさは見た目に明確に異常であった。

睡眠時間は7時間がちょうど良いというのがいろんな疾病罹患率から言えることの様であった。長くても短くてもあまり健康のために良くないらしい。それと睡眠が短いことによるいろんな健康に対する悪影響があるようだ。もしかするとアレルギーなどの反応も睡眠不足による自律神経の異常に起因するところなのかもしれない。

今はかなり難しいかもしれないけれど、歳を取ったら好きなように寝られるようになっておきたいものだ。

あー、早く寝ないと・・。

  
2005年05月16日

【中耳炎に思うこと】

「子供の中耳炎には2通りあります」というと、耳鼻科医は全員「急性」「滲出性」を挙げるに違いありません。私も診断名としてはそのような名称を用います。しかし原因が明確に分かれない2つの病名を使い分けるのはなかなか大変なことです。

私はちょっと見方が違います。粘性鼻汁から生じる中耳炎とウイルス性感冒から直接生じる中耳炎とを分けることが大切だと思うのです。粘性鼻汁は元は感冒かもしれませんし、体が冷えて生じたものかもしれません。しかし結果として副鼻腔炎が生じていることが多いために抗生物質が活躍します。

ウイルス性感冒はのどと鼻を確認しないと診断がつきません。(続く)  
2005年05月13日

【3度目の風邪】

風邪の季節である。あまり風邪がなじまない気候のように思えるかもしれないが、朝の冷え込みで調子を崩している人も少なくない。何を着たら良いのか?と言いたくなるのも頷ける。4月の花粉症の時期よりも風邪の人が増えるため(あるいは学校健診の関係もあるか?)5月の方が忙しい。

そんな中、風邪を複数回ひいている人を多く見かける。本人はずっと同じ風邪を引きずっているつもりなのだが、前回は明らかに風邪の終わりかけだったのに、今回は風邪のひき始めになっている。先日、明確に3回続けて違う風邪をひいた人に出くわした。患者さんにきちんと通っていただいて、しかも良いタイミングでいらっしゃっていただき、しかも所見が分かりやすくないとそこまで診断をつけるのは難しい。

風邪も3度目になると患者さんも「もしかして」と感じているようで、理解が深まるごとに風邪の早期発見(予防まではいかないか・・?)に繋がると私は喜んでいる。ただ、3度目の始まりと2度目の終わりが重なったりして病態は複雑になるので、それぞれの症状がどこから来ているのかをより分けるだけでも結構な労力を要求される。より分けが終了すると全ての症状をカバーできる最小限の処方を考えることになるのである。

風邪だからと漫然と同じくすりをだらだら飲んでいたり、市販のくすりを訳もわからず飲んでみたりすることも多いと思うが、それではあまりに無駄が多い。それぞれの風邪の症状と状態にあったくすりを貰うべきであると思うがどうだろうか?

  
2005年05月03日

【しばしの休息】


ゴールデンウィークはがばっとお休みした。
体力的な問題もあるし、頭や環境の整備もしたい。
いつもやりたくてもできないことをしておきたい。

どこのドクターもカレンダー通りに頑張って働いて
いるようだ。勤務医時代の私はまさにそうだった。
でもいつも同じように働いていると、方向性が修正
できない感じがする。

私には明確に達成したい医療の姿がある。他の人が
考えている地域医療とは少し趣が異なる。どうしても
考える時間が必要である。特にいろんな手順を考え
ないとなかなか達成できないことのように感じる。

そういえば休みごとに物事が進んでいく感じがする。
患者さんにとっては休みは迷惑かもしれないが、私
には骨休めも大切なのだ。という言い訳である。

  


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