陣内耳鼻咽喉科クリニック
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『実践ロハス生活!〜これであなたも医者いらず〜』(ID:0000164378)
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2007年05月27日

【風邪にとって発熱とは・・?】

 診察をしていて気がついたことがありました。

 「熱はでていないから風邪でなくて花粉症でしょう?」

 このセリフを口にする患者さんが1日に数人いるのです。

 「寒気がありますか?」と聞いても「熱はないですよ」と答える人もいるくらいです。

 私は「熱は出ていなくても、風邪は風邪なの!」と説明するわけです。患者さんたちはポカンとしていますが、私は確信をもって言っているわけです。

 特に最近多いのは以前から指摘しているように、くたくたに疲れてしまったか、解熱剤の乱用によって体が芯から冷えてしまい、鼻水やくしゃみがでている人です。脈をとって簡単な問診だけですぐにこの状態はわかります。熱を生む力がない人たちです。

 しかしそうでなくても、単なる風邪で病初期に鼻水がどーっと出て、その後は少し収まってきたけれどやっぱり花粉症かなあ、ということを言う人たちもたくさんいるのです。

 みんなが「風邪でない!」と主張する根拠は「熱がない」ということなのは分かる気もしますが、熱を生むことができない体になっているということもある、ということを知っていただきたいです。

 だんだんエアコンがどこにでも入る時期になってきました。昨今では夏に汗をかけない人が増えていると聞いています。いつもいつも、室内環境にも配慮しなければいけない嫌な世の中になったものです。

 自分が熱を生む余力があるのかどうかを意識するのは難しいですが、疲れ果てて、いつも寝汗だけでる、つまり寝ている間に少しだけ放熱する、という状態は避けたいものです。寝汗はバリア機能の破綻であることが多いので。子どもは別ですけれどね。


メルマガ「実践ロハス生活!これであなたも医者いらず」より



  

2007年05月13日

【風邪の常備薬には何が良いか・・?】

 今日はまたメールでのご質問で面白い!と思ったものがありましたのでご紹介します。

 ●Yさんからのメール

 かぜのひきはじめ、また常備薬としての漢方は何がいいでしょうか?常備薬を漢方のものにしたいのです。かぜには、ケイシトウ・コウソサンがおすすめとのことでしたが、のどの痛みにと書いてある「甘草湯」を買いました。

 注)
 桂枝湯 香蘇散
 甘草湯 
 以前は「葛根湯」を買っておいたこともあったのですが、先生のメルマガによると、葛根湯は胃弱には不向きでしたね。私は特別な胃弱ではありませんが、体質として体力のないほうです。小柄で痩せています。

 ・・・・・

 なるほど〜。ひとつ重要なのは風邪のひきはじめをしっかりと捕まえることができるかどうかです。これが十分にできるのであれば、体力のない方の処方としては桂枝湯、香蘇散は選択肢になりますね。ただ香蘇散は一般には売られていないようですね。もしも数回ならば葛根湯も考えてみてください。

 これらの処方はおかゆとともに飲んで体をカッと暖めることが大切だ!と「楽しい中医学倶楽部」を担当して下さっている本多先生はいつも強調されます。せめてお湯では飲みたいものです。

 では喉が痛くなってしまったら・・・というお話です。副作用が少なく、使いやすいのは桔梗の入っているものですが、桔梗湯、桔梗石膏などは医薬品で、なかなか手に入らないようです。

 最も広く感冒の状態に対応できると思われる処方は、柴胡桂枝湯でしょうか(さいこけいしとう、と読みます)。販売もされているようです

 痩せている方の場合、喉の痛みの後に乾いた咳がでる可能性が高いです。それに対応できて、最も手に入りやすそうなのは麦門冬湯でしょうか?ただし、むくみがでたら減量する必要があります。
 
 がっちり体型の人はもう少し選択肢が考えられます。胃腸が強い分だけ麻黄などの生薬が入ったものが使いやすくなるのです。これについてはまた後日お話します。


メルマガ「実践ロハス生活!これであなたも医者いらず」より


  
2007年05月06日

【代替医療を求める私の気持ち】

 私は医師の集会に時々出席します。毎回出席して勉強するような真面目さはないのですが、出席したときには結構発言します。

 しかし現状では代替医療への理解は大変に乏しく、漢方薬の解説を始めると、私がバリバリの西洋医学者であったこともあり、

 「陣内、どうしちゃったの?」

 「そんなことやって何になるの?」

 という攻撃を受けてしまいます。いくら説明しても、西洋医学しか勉強していない医師にとって、代替医療はわけのわからない産物であり、私の解説は全く無視されてしまいます(苦笑)。

 東洋医学も含めた代替医療を求める医師の感覚とはどんなものでしょうか?

 私の場合には何となく始めた勉強ですが、今までと違う治療の可能性に触れたときに、ピンときたことは覚えています。本当はこうやらないと治らないのだな、という気づきのようなものです。これを機会に今までの治療で本当に正しいのか、常に検証するようになりました。

 もしかすると西洋医学では治らないと言われている疾患に対して、別の方法を使えないか、と真剣に探した結果として代替医療に行き着く医師もいるようですね。

 診察のときも処方箋を発行する器械にならず、あまり良い言い方ではないかもしれませんが、ゲーム感覚で楽しみながら診察することができます。話や所見から情報集めをして、考えた結果アイテム(診断)を得ることができる、これはゲーム、あるいはテストそのものです。

 診察がゲームよりも面白いのは、その先の道筋、つまり患者さんの状態を読みきれれば、回復も早く、満足度も高い、ということになります。

 現状ではまだまだですが、ホメオパシーや鍼、気功がどのように自分の診察を変えていくのか、とても自分で楽しみにしているのです。


メルマガ「実践ロハス生活!これであなたも医者いらず」より


  


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