陣内耳鼻咽喉科クリニック
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『実践ロハス生活!〜これであなたも医者いらず〜』(ID:0000164378)
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2007年12月30日

【風邪の脈に関する一考察】

 何故、風邪をひくと脈が浮いて、だんだん沈んで、また元にもどるのか?こういう一見馬鹿馬鹿しいことを真剣に考えることが重要だと思うのです。

 西洋医学の先生たち(私はちょっと外にいるつもりです)からは、「脈の浮き沈みなんて考えられない!脈の数の多い少ないが重要だろう」と教科書に書いていないことは、考えても無駄と思っている人が多いのです。

 しかし脈の細かい変化は現実に存在します。実は脈に関する細かい考察がなされている本があります。血液の流量が増加すると解剖学的に脈が浮いて、元に戻ると脈が沈むという考え方です。

 ★「鍼灸医療への科学的アプローチ」★(少し専門的に知りたい人向け)
 水嶋丈雄(著)、三和書籍(2005/09)
 
 ただ、この本でさえ、脈の浮き沈みを厳密に言い表したとは言い難いです。風邪のときに生じているのはもっと単純な現象かもしれません。免疫に関する細胞は血管の中にありますから、血管がある位置が免疫的に最も有利な場所であろうと私は考えました。

 すると風邪の初期に免疫の中心を体表に持って行くために脈が浮くこと、その後だんだん風邪が体内に進行していくに従って血管が沈むことは、免疫を最も効率よく働かせる体の適応のように思えるのです。サッカー日本代表がトルシエ監督時代に、ディフェンスラインを上げたり下げたりしていたのを思い出します。そんなイメージです。

 何も証拠はありませんが、人間の体はこれくらい精巧にできているのではないでしょうか??



メルマガ「実践ロハス生活!これであなたも医者いらず」より


  

2007年12月23日

【インフルエンザの早期発見の努力について】

 インフルエンザが東京では流行が始まっています。昨年よりもやや早い流行の始まりです。私のクリニックでも1日に4人のインフルエンザ患者さんが来院されたことがありました。

 最近はタミフルとかリレンザというようなインフルエンザ治療薬がありますので、その薬をいかに早く患者さんに提供するか、ということに心を砕いています。目標は熱が出る前の診断です。熱が出れば誰でも診断できますから。

 以前にもメルマガに書いたことがあったかもしれませんが、脈証は有効な診断ポイントのひとつであると思います。ただ、熱が出る前のインフルエンザの診断に100%成功するわけではありません。疑陽性、つまりインフルエンザでないのに脈証では陽性と思える人たちが半分います。ただ偽陰性、つまり見逃し例はあまりないので、脈証も使い方によっても有用な方法と言えると思います。

 脈証でどうインフルエンザ初期を判断するかを説明します。風邪の初期症状として寒気やだるさがでてきたときに脈は軽く触れるだけで強く触れてきます。これを「脈が浮いている」と表現します。体が病気に抵抗している時期です。

 インフルエンザの場合は脈が浮いている期間が長いので、脈が浮いたまま、初期症状、つまり寒気、だるさ、熱があるままで、頭痛、そして喉が痛くなるという具合に風邪の中盤から終盤の症状が重なって出てくるのです。慣れないと判断はやや難しいです。

 もうひとつ判断の根拠となり得ることが先日起こりました。目の前のインフルエンザ患者さんの寒気が私にも生じたのです。その後何も起こりませんでしたので、感染したのではないと思います。感染にしては症状がでるまでやや早すぎると思います。気の世界に共振という現象がありますが、私はそれであったと思っています。同じ周波数の音叉が共鳴して鳴るように、病気に共鳴したということです。

 私は毎日、気のエクササイズをしているので、少しずつ敏感になっているのかもしれません。もしかすると精度がどんどん上がる?という期待もあるのですが、体を張って診断するのはちょっと抵抗がありますね(笑)。



メルマガ「実践ロハス生活!これであなたも医者いらず」より


  
2007年12月16日

【久しぶりの雨〜カラカラボディ】

 東京ではカラカラ天気が続いていましたが、先日ようやく本格的に雨が降りました。

 インフルエンザウイルスは水に弱いので、これで流行も一段落ということになると良いですね。

 私のクリニックの近隣では学級閉鎖が増えてきているように聞いています。不思議と私のクリニックにはあまりインフルエンザの方はいらっしゃいませんけれど。

 ところで、天気と同様にカラカラボディになっている人をよく見かけます。実際に喉が渇くことを自覚している人もいますし、皮膚に潤いがなくなっている人や、空咳が続く人もそうです。

 人間は体内に宇宙を持っている、と書くと宗教がかっているように見えますから、体内に自然を内包していると表現してみますか。東洋思想では自然に起こっていることが、体でも起こっているわけです。

 エネルギーが燃焼して温暖化し、水を維持できず砂漠化する。人間でも同じことが生じているに過ぎないのです。ですから自然環境を守れないようでは健康の永続的維持など不可能なのではないかと思えてしまいます。

 みなさんも環境問題を健康問題と捉えるようにしたら如何でしょうか?


メルマガ「実践ロハス生活!これであなたも医者いらず」より


  
2007年12月08日

【副鼻腔炎についての考察】

 私はおしゃべりなので、患者さんの前でぺちゃくちゃ話をすることがときどきあります。そんな中で、自分の話したことから気付きを得ることがあるのです。

 昨日も「こういう理屈だとうまく説明できるなあ」と自画自賛しながら(笑)話をしていました。やはり副鼻腔炎のことです。

 もともと副鼻腔炎(昔で言う蓄膿症です)というのは、細菌の感染が原因であるというのが定説なわけです。ですので、抗生物質をどんどん与えていき、治ればハッピー、ダメならあきらめるか、手術か、というような流れになっていきます。

 でもよく考えると、細菌が検出されたからといって、その菌が副鼻腔炎を起こしたということにはなりません。ちょっとだけここには論理の飛躍があります。菌は私たちの周りにいつもいるので、鼻汁が好きな菌がたまたま増殖しただけに過ぎないということだってあり得ることです。

 抗生物質はあたると確かに効果があります。ですので細菌が副鼻腔炎に拍車をかけているということを否定するつもりはありません。でも細菌がきっかけになって副鼻腔炎は発症しているのでしょうか?

 東洋医学では、膿は熱があるとき、水は寒いときに生じるとされています。ついでですが、尿が濃いのは熱があるとき、薄い尿は寒いときに生じます。

 来年1月に耳鼻科医のための漢方講座を担当することになったのですが、そのスライドを準備しているときから、副鼻腔炎の位置づけがどうも気になっていました。もしかして分泌物で自分の熱を捨てているのではないか?と。

 気管支炎の治り方でも痰がどんどん出せると、赤さがどんどん取れて治っていきます。乾きがひどくて気管から痰が出せない人の場合にはなかなか治りません。実は「熱を捨てる=痰」より「熱を捨てる=膿性分泌物」が真実なのではないか?と感じたわけです。

 そうすると「膿の出る副鼻腔炎を生じやすい人=体の熱がたまりやすい人」ですので、ストレスで頭に熱がこもる人、毎晩度数の高い酒を飲む人、運動不足の人、過食の習慣があって太りやすい人などが挙げられるでしょう。

 前週にも指摘しましたが、上半身の冷えも増悪因子です。冷えは気の流れを阻害しますので、免疫的に不利になりますし、熱もこもりやすくなりそうです。これで話に矛盾はないのですよ。

 実際に副鼻腔炎が細菌によって引き起こされているかどうかを、確実に診断する手段はありません。ですので、議論しても仕方のないことです。ですがこういう東洋医学の考え方だけは知っておいても良いでしょう。

 細菌のせいにばかりしないで、自分の側を調整することを覚えましょう。


メルマガ「実践ロハス生活!これであなたも医者いらず」より


  
2007年12月02日

【鼻水が続くのですが・・・】

 Nさんよりいただいたメールですが、「子どもが風邪をひくと2週間以上、長いと1ヶ月以上鼻水が続きます。」とのことです。

 昔はハナタレ小僧がたくさんいましたが、今はお母さんが気にして病院に連れていらっしゃることが多いので、そういうお子さんはあまり見なくなりましたね。

 これは副鼻腔炎であることが大半ですが、昔の子どもたちは寒空の中で走り回っていましたから、そういう子も多かったわけです。今は治安の問題などもあり昔ほどに自由に走り回ったりはしなくなりましたものね。

 でも寒い季節になると、持続的に副鼻腔炎の症状、つまり鼻水、鼻づまり、朝の痰などの症状がでる人が大人も子どもも増えてきます。この副鼻腔炎は風邪をひいても悪くなりますから、副鼻腔炎+風邪で相当長期間、鼻水が続いている、ということが起こり得ます。

 予防法としては上半身、とくに肩、頚を冷やさないこと、汗をかいたときに確実に着替えることがポイントでしょう。それで大半の副鼻腔炎は予防あるいは軽減します。それでも鼻が詰まって寝にくいようでしたら耳鼻科に行きましょう。

 水のような鼻水と膿のような鼻水、どちらが良いか?ということを聞かれることもありますが、これは状況によります。「鼻水が固まってくると治る前」ということを言われますが、これは一理あります。

 固まった鼻水は副鼻腔炎によるものと考えられますが、鼻づまりや痰などの症状は辛くなりますので、良し悪しはなかなか言えないわけです。



メルマガ「実践ロハス生活!これであなたも医者いらず」より


  

【ジャスミン茶による風邪予防(続き)】

 先週、夜遅くまで勉強をしているお子さんがいらっしゃったら、コーヒーはジャスミン茶に替えると風邪の予防(治療?)になるということを英語教室のS先生に教えていただきました。

 実はこの方法には抑えるべきポイントがあるようです。さらにS先生からのメールです。

 ず〜っと圧し掛かってる『大きいプレッシャー』には効かないらしいのです。ですので、大学入試のようなタイプには効果がないかもしれませんが、突然、降って来たプレッシャーにはイイカンジと思っております。みなさまに試して頂きたいな〜と思っております。

 どなたか試された方がいらっしゃいましたら、結果をお教え下さい!
 lohas@jjclinic.jpにお願いいたします。


メルマガ「実践ロハス生活!これであなたも医者いらず」より


  


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