陣内耳鼻咽喉科クリニック
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『実践ロハス生活!〜これであなたも医者いらず〜』(ID:0000164378)
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2008年07月26日

【夏の鼻出血の要因について〜乾燥とのぼせ】

 真夏の診察の毎日となりました。

 最近、鼻出血の患者さんがにわかに増えてきました。この原因について考えてみましょう。

 私は季節性のある鼻出血は、鼻内の乾燥が最も大きな要因だと思います。この夏は暑さが厳しいですから、エアコンをつけたまま寝ている方も少なくないでしょう。これが乾燥の一因であろうと思います。

 では逆に、汗をだらだらかきながら寝ているとどうなるのか?

 これもやはり問題で、よく寝られないことからのぼせが生じやすくなります。寝ることは体の水分を養うことにつながるのです。よく経験するのは十分に寝られた次の日は肌がスベスベになる現象です。体の水分はのぼせを抑える効果がありますので、寝られないことは鼻出血につながります。

 この汗によって脱水ということも考えられますが、鼻内が乾くほど汗を失う人は、暑いところで寝ている人よりも、炎天下で運動を定期的にする人のように感じます。運動している人は慢性的な軽い脱水になっている場合もあるように思います。

 もともと夏は陽気、つまりエネルギーが強く降り注ぎ、体の中のエネルギーが首から上に集中しやすくなります。これものぼせを生じる一因であり鼻出血の原因となるでしょう。

 乾燥とそれに伴うのぼせが原因という結論です。実は耳の痒みが強くなる人も夏に増えるのですが、これも同じような理由であると思われます。これにどう対処すべきか、みなさん考えてみてくださいね。



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2008年07月20日

【コレステロールを悪玉にしない赤ワインの話】

 硬い話になりますが、動脈硬化に関する講演を聴いて参りました。赤ワインが動脈硬化に有効であるという「赤ワイン健康法」(ごま書房1995年)をお書きになっている近藤和雄教授のお話でした。

 まさに私が学んだ内容がズバリこのサイトに出ておりましたのでご参考まで。

 コレステロールの値はどのくらいが適正なのかということは、私は大きな問題と以前から注目しています。コレステロールが下がると血管が詰まり難くなるけれど、癌の発症率が上がるというデータもあるということをご紹介したことがあります。

 しかし、逆に癌がカロリーを消費してコレステロールが下がっているだけではないか?と説明を受けたときに、真実が何かがさっぱり分からなくなりました。これについてはまだいろいろな角度から検証する必要がありそうです。

 近藤先生によると、極端でなければコレステロール値がかなり下がっても、余ったコレステロールは血管外に染み出して行くとの事ですので、少々値が下がっても問題ないはず、とのことです。ナルホド。

 血管外に出たコレステロールは酸化されて所謂「悪玉」コレステロールになるとのことですので、通常のコレステロール値の私の血管の外では、すでに悪玉コレステロールが作られているということですね。・・ん?まてよ?

 血管外コレステロールを酸化させない抗酸化力、つまり悪玉にしないという体質を作ることで何とかなるかもしれません。抗酸化力はアンチエイジングにご興味のある方は聞いたことのある言葉かもしれませんが、もっと重要なものかもしれません。このひとつの方法として赤ワインのポリフェノールがあるわけですが、お茶のカテキンなども同様の効果があるとされています。



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2008年07月12日

【いきなり風邪がこじれてしまう人の話】

 風邪を毎日診察して、自分の見方はできているつもりなのですが、まだまだ不完全なのか、どこか現実とそぐわない部分があるものです。

 風邪が体の中まで侵入したときに、体にそれに対抗する熱を生む力がなく、寒気がしたまま、状態が停止してしまうことがあります。私はこの状態を「こじれた風邪」と表現しています。

 この状態は風邪の侵入を許してから、免疫がはたらきながらもズルズルと体の中まで風邪が侵入して、とうとう5日前後でそういう状態になってしまうのだと思っていました。

 ところが、風邪をひいていきなりこういう状態になる人が少なくないことに気づきました。サッカーで例えると分かりやすいでしょうか。相手が攻めてくるときに本来は中盤以前にパスカットしないといけないのに、味方は全員がゴールライン付近だけにいて中盤は無抵抗にやられてしまう、という防戦一方の状態ですね。

 すると風邪をひいたばかりなのに、すぐにこじれた状態になります。実は、傷寒論(中国の風邪の古典です)にもそのように記載があるので、ナルホドと思ったわけです。

 『病発熱有りて悪寒する者は、陽に発すなり。熱無くして悪寒する者は陰に発すなり。』

 陽とはここでは体表のことですね。熱と悪寒がある人は病気が体表から始まっている。一方で熱無く悪寒がある人は、病が体の中に直接入って始まっている。つまり私の言う「こじれた風邪」にすぐになってしまうわけです。

 これは、正気、つまり体表の免疫が邪気に圧倒されてしまっている状態ですから、具体的には、極度の疲れ、ひどいストレス、邪気の強い場所での滞在などが原因になるのではないでしょうか?


 ずっとコンピュータの前で仕事をしている人は本当に要注意だと思います。疲れるし、ストレスあるでしょうし、コンピュータには邪気もあるでしょう。私も診察が途切れたときには、机から意識して離れるようにしていますよ。



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【ストレスマネジメントという健康診断法】

 ストレスは健康に大きな影響を及ぼすのに、健康診断では肉体的な問題しか取り上げられません。そこでわがクリニックでは職員を対象にこのテストを行ってみました。

 ストレスマネジメント

 一人3000円(だったかな?)ですけれど、ストレス耐性に対する実際のストレス量の割合を知ることができました。ストレスが多すぎるのはもちろん問題ですが、職場での仕事の成功を考えると、適度なストレスも必要であることが分かりましたよ。

 みなさんの健康診断の中に取り入れてみては如何でしょうか?(注:個人が参加できるかどうかは分かりません。悪しからず。)



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2008年07月06日

【風邪の対処経験から〜紫蘇の有用性】

 私はマスクをつけないで診察をしているためでしょうか、月に1〜2回は、「あれ?調子悪いな?風邪かな?」と思うときがあります。

 具合が悪くなると、病邪(寒気がしてきますので、寒邪ということでしょう)が体の表面に留まっている間にできるだけ早く対処することが最も重要です。

 体内に病邪が入ってしまうと、それを散らすために大きなエネルギーを必要とします。体表で追い払えれば、それでおしまいになりますから後を引きません。

 まず葛根湯、と考えましたが、最近の私は胃腸の調子は悪くないのですが、薬の類には過敏に反応してしまうので、葛根湯は止めておきました。葛根湯はありふれていますけれど、あまり弱くない処方であることは認識しておく必要があるでしょう。

 桂枝湯は手元にありませんでしたので、香蘇散(こうそさん)という処方を使ってみました。字からも分かるように、香りが良く、気の巡りが良くなります。紫蘇の発散する性質で、うっすら汗をかいたこともあり、そのまま感じよく治りました。

 香蘇散の性質はほとんど紫蘇の作用だと思います。民間療法としては、紫蘇の実を焼酎に漬けて3ヶ月くらい寝かせておき、咳止めとしていたようです。中医学的には発散性が強調されているのに、民間では咳止めとして使われていることが多かったのですね。

 私は紫蘇と言えば、刺身のつまとして、魚介類の解毒の役割をもっているという程度の認識しかありませんでしたが、かなり有用性が高いもののようですね。



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