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『実践ロハス生活!〜これであなたも医者いらず〜』(ID:0000164378)
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2009年01月24日

【インフルエンザ〜全国で流行しているようです】

 今年のインフルエンザは軽症が多いと思っていたら、隣の仲良しの内科の先生も同じご意見でした。こういうときクリニックビルは情報には事欠きませんので助かります。

 先週の前半は、うちの耳鼻科でも1日3〜4件のインフルエンザが確認され、忙しいのもそうですが、感染の拡大を防ぐのに苦労しました。主には漏れなくインフルエンザの患者さんを見つけること、そして、患者さんの指導、そしてアルコール消毒です。

 抗インフルエンザ薬のタミフルなども今年はぐっと使用量が減っています。症状がやや軽いため、処方しなくても対症療法のみで良いかな?と考えることが多くなっています。

 少ないとはいえリスクを冒して処方する必要はないということ、そしてあまりに抗ウイルス薬を使うといざというときに薬が効かなくなる(ウイルスの薬剤耐性と言います)のを恐れていること、感染したご本人に確実な免疫を持っていただいて再感染しないようにしていただきたいこと、以上の点から軽症者には抗インフルエンザ薬の使用を控えています。

 感染拡大を最大限防ぐという意味では薬剤投与も意味があるかもしれませんが、現状ではもう既に感染はかなり広がっており、局所の感染拡大阻止だけにはもうあまり意味がないと思っています。

 私は以下の情報サイトを利用しています。

 東京都のインフルエンザ情報

 全国のインフルエンザ情報

 お気づきのことがありましたら、ご遠慮なくlohas@jjclinic.jpまで!





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2009年01月11日

【インフルエンザ〜ちょっと興味深い話題】

 先週は軽症のインフルエンザを脈で見つけ出す作業についてお話ししました。やはりこの方法は有効で、あまり熱のないインフルエンザも見つけることができています。ただ、違うことも少なくないのと、本当に全て見つけているのか?それが心配ではあります。

 さて今日は、インフルエンザのちょっと興味深いな、と思ったことをお話します。インフルエンザワクチンの話です。

 インフルエンザワクチンを接種されている方も多いと思います。私もかなりの方に接種をしてきました。そしてこの1週間は1日に2人くらいずつのインフルエンザ患者さんを診察してきました。

 でも正直なところ、インフルエンザワクチンがどのくらいの効果を挙げているのかよく分かりません。そして今日はとうとう2回接種しているお子さんにも発症を確認しました。やはり少し軽症でしたけれど。

 常識的には感染を防御するのは粘膜の免疫が主体だと思います。その粘膜のインフルエンザに対する免疫抗体価が、ワクチンによってどーんと上がるということはないということを本日の講演会で聞きました。

 もともと血液中の抗体価が低い、もしかしたら重症になる可能性のある人たちの抗体価は通常の値くらいにはなるようですので、ワクチン接種によって死亡原因になるような重症肺炎などの危険はかなり少なくなると言えるでしょう。

 そういうことですので、ワクチン接種をしたからインフルエンザにかからない、ということにはなりません。もしかすると軽症過ぎて、普通の風邪のように扱われているだけかもしれません。このことが逆に感染を広げる原因にならないと良いのですが。

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【高病原性鳥インフルエンザの臨床〜インドネシアから】

 高病原性鳥インフルエンザを数多く診察したというインドネシアの病院の医師が東京に講演で来ていました。

 致死率がとても高いのに驚きます。早期発見と早期治療が重要であるのに、インドネシアでは、インフルエンザなどの感染症専門の病院でないとインフルエンザ治療薬を使えないという実情があるようです。

 日本では良くも悪しくも、インフルエンザ治療薬をたくさん使用してきた経験から、早期発見にもかなり神経をとがらせていますので、もしも人から人に伝染するようになったとしても、その経験が生きるのではないかと感じました。



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2009年01月04日

【医者の健康法〜新春エッセイから】

 とある医学雑誌の新春エッセイを読みました。そこには各分野の医学会長の自分の健康法が紹介されていました。

 小児科の学会長は数々の読書と小旅行をするなど、好きなことをすることくらいしか健康法と言えるものはないとのことです。好きなことをして健康を守るとはいかにも小児科医らしいかなと思いました。

 糖尿病学会長は自分の学会講演までにメタボ基準をクリアしようと、食事を抑えて運動して基準までもう少しのところにきたところで体調を崩してしまい、結局減量がうまくいかなかったようです(笑)。

 外科の学会長は人の生き死にが、なかなか予想通りにならない経験から、人の寿命は定められているというご意見のようです。ストレスを溜めないようには気を遣っておられたようですが、外科医では如何ともし難いとのことでした。

 泌尿器科学会長は、バランスのとれた食生活と睡眠、定期健診、読書と水泳ということです。ご本人の達成度は高いようですが、何だか健康法に関する教科書を読んでいるような感じですね。良いけれど、つまらないです(笑)。

 産婦人科学会長は、料理(といっても、パスタとお好み焼きとカレーだそうだが)と散歩とのこと。代々木公園から明治神宮、渋谷までの散歩は良さそうです。

 わが耳鼻科の学会長は減量、禁煙、ウォーキングとありきたりでした。まあこれで良いのかもしれませんけれど。

 精神科の学会長は気分転換だったり、東洋医学会長は漢方と鍼灸だったりとその道の中でいろいろ考えられているようです。

 意外性がないところが目をひいたので、ここで紹介してみました。自分ならどう書くかなあ。脈でバランスを常にモニターして、呼吸法で気を増幅して、今年から気功にもう少し真面目に取り組むとか、瞑想を始めたとか、いろいろ書くことがあるけどなあ(笑)。



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【インフルエンザの診察〜ワクチンによる影響】

 みなさんはインフルエンザワクチンを接種されましたか?

 ワクチンを接種することに否定的な一部のご意見もありますが、現状ではワクチンを接種するのが、最もインフルエンザの流行を抑える有効な手段と言えます。

 しかし毎年のことですが、インフルエンザワクチンを接種してもインフルエンザにかかってしまう人はいるんですよね。困ったことにそういう人たちは症状が軽くて、とても見分けるのに苦労します。

 見逃してしまう機会が多くなり、かえって流行が広がったりして・・(苦笑)。

 そういう「軽症インフルエンザ」をどのように見つけるか、それがインフルエンザの診察のポイントでもあります。

 毎年言っている気がしますが、そういう時には脈の診察がとても有用です。「寸口(すんこう)の脈」という脈をみなさん覚えておきましょう。風邪の寒気がしてから1週間、大きく変化する脈ですから、面白いです。このサイトの『図7 六部定位の脈診』の右寸と書いてある位置の脈です。

 ただの風邪のときには無くて、インフルエンザのときにあるものと言えば、
 1.弱くない寒気が3日以上続く
 2.寒気と喉の痛みが同時に出る
 3.調子が悪くなって2日以上経つのに、浮脈から沈脈に向かう気配がない

 風邪の患者さん全員にインフルエンザ検査をするのは医療費の無駄遣いですので、1と2で疑いをつけ、3でより確信を得たら、インフルエンザ検査で確定するというのが良いのではないかと考えます。

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