陣内耳鼻咽喉科クリニック
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『実践ロハス生活!〜これであなたも医者いらず〜』(ID:0000164378)
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2009年02月22日

【漢方薬の考察〜通導散について】

 「つうどうさん」と読みます。あまり普通の医院では処方される機会は少なかも知れません。

 私が漢方薬を使い始めて間もないころ、ストレスでイライラしていて、めまいと耳鳴と肩こりのひどい方がいらっしゃいました。女性ですが体はがっちりした方でした。

 通常の診療ですと、まず耳鳴とめまいに対応する軽い薬を処方してみるのが定石なのですが、イライラと肩こりをみて、何とか漢方薬が使えないか、と考えに考えて選んだ処方でした。案の定、すべての症状が軽快し、私も大変満足したことを思い出します。

 先日、Sさんが診察のときに面白いことを言われました。Sさんには他の漢方薬を用いていて、強烈にのぼせと肩こりを治療していました。しかし今ひとつの印象のようでしたので通導散を使い、感想を聞きました。

 「肩こりは残るけれど、何だか気分がよくなるし、周りの人も集まってくるように感じます。」とのことでした。

 共鳴ということがあるのかどうか分かりませんが、実は前に処方した内容と比べて、通導散には気めぐりが良くなる生薬が多く配されています。もしかして、気めぐりの良くなったSさんが周りの人を引き付けたのか?と考えてしまいます。当初、顔が真っ赤だったSさんですが、今では普通の顔色に戻られています。

 ストレスによるのぼせの方は本当に多いです。めまい、耳鳴、難聴、不眠、高血圧、肩こり、頭痛・・いろんな症状が一気に出てきます。当てはまる症状が多い方には漢方薬をお勧めします。

 ご意見ご感想がございましたらlohas@jjclinic.jpまで!



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【花粉症がとうとう来た!】

 花粉がたくさん飛びましたね。

 関東のデータではありますが、環境省花粉観測システム(はなこさん)で見ると、2月15日から2日間に花粉の大飛散があったことがわかります。
 

 今年、花粉症になってしまう人も多いことでしょう。花粉症にならないコツは、とにかく花粉を浴びないことです。急に暖かくなり、風が強く吹くと予想される日にはできるだけ外にでないようにするなど、対策を考えましょう。


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2009年02月15日

【新型インフルエンザ対策で考えさせられたこと】

 新型インフルエンザ対策といっても、まだ大したことはしておりません。職員に映画「感染列島」を見ておくように言ったのと、マスクの見積もりをしているくらいです。

 しかし、興味を持って情報を集めているうちに面白いことが分かってきました。一番見落としていたことは、今のH5N1型鳥インフルエンザは人への感染力がとても弱いということです。

 感染力が強いという報道もされているようですが、人に対して2003年から約400人の発症ですので、とても感染力が弱いといえます。全ての国がきちんと家禽処理をしていれば、もうH5N1型鳥インフルエンザは収束しいていたという人もいます。新型インフルエンザとしてN5H1型が流行する可能性は低いという専門家も少なくないようです。

 とはいっても、何型かの新型インフルエンザが出てくることには異論のないところのようです。最大の死亡原因が細菌性肺炎であることから、対策として一番必要なもの(ところ)は、重症の患者さんの入院先、レスピレーター、病院マンパワーを削がないように、開業医が踏みとどまることのようです。

 まだまだ新しい情報が出てくるでしょうから、その都度情報を出していこうと思っています。

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2009年02月08日

【花粉症初期療法について】

 花粉症の患者さんがクリニックを賑わせ始めました。

 先日、ある研究会で面白い話が聞けました。

 花粉症治療の満足度は、初期療法の患者さんでも、症状がでてから投薬した患者さんでも変わらなかったのです。

 びっくりしましたが、症状がでてから行う投薬は強いものになるので、症状を抑えることに関してはあまり初期療法のときとは大差ないのだ、という考察でした。

 まあ弱い薬で満足度が高い、初期療法の意義は確かにありますけれど、ね。

(続く)

 花粉症の初期療法の危うさ、というと厳しすぎますでしょうか(笑)。

 別に現代医学に挑戦を挑むつもりはありません。しかし冷静に考えてみて、

 「どうするつもりなのかなあ」・・・と思うこともあるのです。

 患者さんによると、どこの医院でも初期療法を勧められるらしく、中には「何でもっと早く来ないのか!」と怒られたり、丁寧なクリニックはDMで「初期療法の季節ですよ〜」と教えてくれたりするそうです。ふーん。。。

 うちのクリニックでは・・・何もしません(笑)。

 患者さんにも考えや都合があると思いますから、特に強く初期療法を勧めるようなことはしません。かといって否定もしません。選択した薬の内容から「もう飲んだ方が良いですよ」と言ってあげることはあります。

 確かに、早くから薬を飲んだ方が症状を十分に抑えられます。だからそれはそれで良いのです。

 ただ2つの問題点を私は感じています。何だと思います?

 一つ目は、薬により鼻内が乾燥して、鼻内の過敏性が増すのではないか?つまり花粉に対しても敏感さがかえって増してしまうのではないか?という恐れを感じていることです。

 本当に花粉症自体が悪くなることはないのかなあ・・・?今のところ初期療法で、花粉症が悪化したというデータはありませんけれどね。やや心配。

 二つ目。これは最近気がついたことです。自転車通勤をするようになったとか、ヨーガをするようになって体質が変わったとおっしゃる患者さんも少なからずいます。その方たちはいつ初期療法を止めるのでしょう?

 花粉に反応しない体質が変わったかどうかは、薬を飲まないことでしか判断できないのではないでしょうか?花粉症の症状が軽くても、初期療法をきちっとやっている方の場合、初期療法が良かったのか、自転車やヨーガが良かったのか、初期療法を止めてみない限り分からないはずです。

 そういう理由で私は初期療法については、希望者のみやっていただいています。誰にも勧めていませんが、初期療法の希望者は少なくないですね。

 お気づきのことがありましたら、ご遠慮なlohas@jjclinic.jpまで!



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2009年02月01日

【インフルエンザ〜新型インフルエンザを考える】

 耳鼻科の講習会でもインフルエンザのことが大きく取り上げられています。その中で、新型インフルエンザをどのように考えるか?ということがありました。

 その中で私が最も大切だと感じたのは、social distancingという考え方です。つまり社会が、人と人との距離を作るということです。

 このサイトが分かりやすいです

 スペイン風邪の当時、フィラデルフィアは人口10万人あたり13000人の死者が出ました。ところが感染者が確認されてから、劇場、サロン、教会、学校、図書館を閉鎖して、スポーツ大会を延期したピッツバーグでは7000人の死者に、さらに全ての社会的な集まりを制限したセントルイスでは3000人の死者に留まったのです。

 人と人が触れることで広がる病気です。しかも1か月、長くて2か月の流行です。薬などの医療だけでは感染抑制には限界があります。その間の混乱を避けるためにも、不便を我慢して最小限の流通を残して生きるよう、各自が、各地域が、各団体がシミュレーションすることが必要でしょう。

 そして、現実には急にそういうことが起こるわけですから、自治体が各団体にそういう呼びかけをして、協力を求めていくことが必要なのではないでしょうか?

 お気づきのことがありましたら、ご遠慮なくlohas@jjclinic.jpまで!


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