陣内耳鼻咽喉科クリニック
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『実践ロハス生活!〜これであなたも医者いらず〜』(ID:0000164378)
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2009年04月26日

【過労でよわった人の、寝汗のある風邪】

 風邪で、ちょっと困ったなあ、と感じた患者さんがいました。それはこじれ方が尋常ではなかったということです。

 風邪が体表の防御を突破して体の芯に届いたときに体内(裏)からも熱が生まれます。過労などがあるとその熱の割に体温が上がらず、熱が裏にこもったようになります。

 こういう場合によくやるのは、麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)を使って、表裏の体温を上げて、裏の熱を表に誘導するということです。汗をすでにかいているときには、教科書的には桂枝湯(けいしとう)を用いて、発汗し過ぎで体液を失い過ぎないようにします。

 以前はそれでも麻黄附子細辛湯を使って、陽気をがんがん補っておりました。現代人は体力がありますし、患者さんが早く楽になりますので。

 ところが、先日拝見した患者さんは寝汗もかいておりました。

 数年前、それでも同じように治療したら、寝汗は増えるばかり、のども渇いてきて困ったことがありました。体液をたくさん喪失してしまったのです。

 昔の人は体力がありませんでしたから、この寝汗をたくさんかいて、喉が渇いてきた状態は死に直結したことと思います。現代なら、いざとなれば点滴をすれば切り抜けられるでしょうけれど。

 今回は、すでに過労で寒気、口渇、寝汗の症状がそろっていましたので、寝汗を止めつつ、体液を補い、体内の寒邪にも対応する黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)を使ってみました。

 こういう状態は抗生物質では良くならないのです。

 さてさてどうなるかお楽しみ。

 ご意見ご感想がございましたらlohas@jjclinic.jpまで!




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2009年04月19日

【風邪初期の鼻水は何ででるの??】

 風邪初期の鼻水でも、花粉症の鼻水でも、どうして水のような鼻水がでるのだろうか?とずっと疑問でした。

 ウイルスや花粉を洗い流すため。もう少し学問的になると、線毛円柱上皮や杯細胞から分泌物がでて、イオン交換が生じ・・・ということになります。(十分には説明しきれません(笑))

 でも、じゃあそれはどうして?という明確な答えがどこにもないのです。最近は鼻内でアレルギー反応が生じて、化学伝達物質が関与して鼻水がでるというのが一般的になりつつあります。

 でもこの説明では何か腑に落ちないのです。もう少しマクロな視点ですっきりと説明がつかないものかとずっと思っていました。

 先日、中国の古典である傷寒論の講座を受けているときに「衛営不和」という言葉が出てきました。「あーこれだ!」と思いましたよ。

 ここからは私なりの解釈です。

 体表では、防御のために気、つまりエネルギーがめぐっています。これは衛気(えき)と呼ばれます。衛気の物質的な裏付けとして営気(えいき)があり、具体的には血液を含む体液と考えられます。

 衛気と営気はバランスが取れており免疫をつかさどります。衛気が過剰になると、体表は熱を持ち乾いてしまいます。逆に営気が過剰になると水分の漏出を招きます。もちろん衛気と営気は相対的な強さが状態に反映されますので、衛気が減少しても水分が漏出しますし、営気が減少しても熱を帯びて乾くことになります。

 さて、風邪のときですが、体表に不審な物質がやってきます。すると、衛気を使ってまずは対応することになるでしょう。すると相対的衛気不足の状態になるために、汗もでて、鼻水もでるのだと考えられます。

 鼻水が止まった時は衛気が少し回復し、営気が少し損なわれてバランスが取れた状態と考えられますし、インフルエンザなど、衛気が著しく損なわれたときに鼻水がいつまでもでるのもこれなら説明がつきます。

 ちょっと理屈っぽかったですか?この状態を傷寒論では「衛営不和(えいえいふわ)」という言葉で表現していました。私はようやく腑に落ちて嬉しかったです。




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2009年04月12日

【子供の中耳炎から感じたこと〜左右差について】

 【宣伝】私の友人、吉村和敏さんの写真集「PASTORAL」アマゾンにも登場しました。彼の見る光の色は、私たちが探しても見つからないものばかりです。  
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 子供の中耳炎は両側にできて、大人は必ず片側にできます。畜膿もそうだからそういうものかと思っていましたが、ではなぜ畜膿は片側にできるのでしょう?

 歯の治療をして、左右の体のバランスを注意深く先生に調べていただいて、ふと気づきました。

 『もしかして、左右のゆがみが作られる前だから、子供の症状は左右均等に出るのではないだろうか?』と。これから考えるべき課題が増えました(笑)。次回少し突っ込んで触れようかな。歯科金属の勉強も必要かなあ・・。




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2009年04月04日

【寒気に対する対応へのコメント】

 前回のメルマガの寒気に関するところで、脱衣所などの環境に関する考察がなかったとメールをいただきました。Iさん、いつもありがとうございます。
 

 さて、問題は弱い寒気があるときに脱衣所でそれを明確に感じられるか、というところでしょうね。日本の寒い脱衣所だと、寒さを余計に感じ、余計に入浴したくなるでしょう。脱衣所に入るまでが勝負ということになりますね。入っても疲れるほどに温まらないようにしたいものです。



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【健康を考えるにあたり必要な総論について】

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 健康を真剣に考える、この読者のみなさんでしたら、そんなことは当たり前!と思われてしまうかもしれませんが、どうぞお付き合い下さいませ。

 私はまず大掴みで健康への方向性を考えるべきだと最近思うのです。

 つまり、あなたの健康に必要なのは、プラスを増やすことなのか、マイナスを減らすことなのか、考えて下さい、ということです。

 体が弱そうな人が、マクロビオティックの食事をしていたり、運動大好きで強そうな人がパワーヨーガをやったりしているのを見ると、本当にこれで良いのかなと感じてしまうわけです。

 それでもある程度のところまでは健康になれるとは思いますよ。でも、その先には行かれません。

 例えば、良いものを食べて健康になろうとするのは良いですが、それが自分の足りない部分を補ってくれるものなのか、自分に不要な老廃物を排出するのに役立つ、あるいは余計なものを入らないようにするのか、考えるべきでょう。ただ体に良いからと飛びつくのはNGです。

 東洋医学の「補瀉(ほしゃ)」の考え方に似ていますね。体が弱い虚証の人は「補」、つまりプラスを補強していく必要があるでしょうし、体の強い実証の人は「瀉」、つまりマイナスを減らしていくことを考えていくことが必要です。

 ヨーガや気功は概ね「補」だと思いますし、マクロビオティックはどちらかと言うと「瀉」になるのではないでしょうか?

 ただし、健康以外の、たとえば能力開発とかでいろいろ実践されている方などはちょっと話が変わってくる可能性がありますが。

 私が歯科で金属除去を始めたのは、自分へのマイナスを除くことが必要だと感じたからです。もっとプラスのエネルギーも欲しいのですが(笑)、自分にはマイナスを除く方がより健康になれると思うので。

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