陣内耳鼻咽喉科クリニック
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『実践ロハス生活!〜これであなたも医者いらず〜』(ID:0000164378)
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2010年05月30日

【耳鳴りの治療で考えさせられたこと】

 耳鼻科の診察のなかでも、耳鳴治療は非常に困難なもののひとつです。耳鼻科だけではなく、鍼灸師、気功師などにも聞いてみましたが、耳鳴治療は難しいというのが定説のようになっています。

 あるとき診察をしていたら、こんな人に出会いました。

 「ユベラを飲んだときだけ調子が良いんだわ」

 ユベラというのはビタミンEです。これだけで調子がよくなるとはどういうことでしょうか?

 通常は「気のせいでしょ?」と片付けられてしまうところかもしれませんが、鉄剤でも耳鳴がよくなることがあるのですから、ビタミンEだって可能性がないとは言えません。

 よく考えてみると、ビタミンEは細胞膜の酸化を抑えるのが主な働きです。酸化が老化の原因と考える向きもあり、細胞膜の酸化が生じても耳鳴が発症しないとは限りません。

 ビタミンEによって細胞の状態が正常になり、耳鳴がなくなっても不思議ではない、とだんだん思えてきました。

 血液データから言えば、間接ビリルビンの値が0.5mg/dlよりも大きい場合、ビタミンEの不足は可能性があります。0.8以下で正常とするような記載も見られますが、これは私が勉強した範囲では基準が甘すぎると思います。

 さらに網赤血球の割合が10‰(パーミリ)以上の場合には、疑いが強まりますので、みなさん御自分の血液データをチェックしてみましょう。





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2010年05月22日

【耳鼻科の学会でホメオパシーについての議論がありました】

 耳鼻科の学会が仙台で開催されました。私も一応(笑)耳鼻科医ですので、参加してまいりました。

 今回の演題で私が一番注目していたのは、日本ホメオパシー医学会の医師部会長がスギ花粉症へのホメオパシー治療の効果について話されていたことでした。

 ホメオパシーにやや否定的な見解を先週述べましたが、代替医療がこの大きな学会で議論されたことは大変に結構なことだと思いました。

 質問は「何を言っているのか分かりません」というようなものもありましたが、座長からもやや肯定的な意見が出ましたし、大変な進歩であったと感じました。

 そして、スギ花粉症に対するホメオパシーの実際の効果ですが、80%の人に何らかの効果があったようです。これはなかなか良い率です。

 少数の例では、重症の方に治療を行ったにも関わらず、投薬不要になった方がいらっしゃいましたし、後まで効果の残る治療ですし、有用性はかなり高いと判断しました。

 残りの20%の方が何が理由で効果がでなかったのか、効果の出た方でも、出方に違いがなかったか、など知りたいことがたくさんでてきました。自分でもやってみようか、どうしようか・・・。






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2010年05月16日

【私の目指す上医とは?】

 今日の内容は決定的に重要なので読んで下さいね。

 中医学では「上医・中医・下医」という考え方があります。

 「上医は国を医し、中医は人を医し、下医は病を医す」というわけです。

 病を治すのは当たり前として、私の診察は耳鼻科ではあっても、かなり全身の体調を見ながら治療をしているので、「中医」にはかなり近づいているという実感を持っていました。

 しかし今まで「上医」は遠い存在でした。

 ところが!!

 こうなると「上医」なのだな、という実感を持つ事件が起きました。

 診察中にうつ病の患者さんにサプリメントを選んで手渡し、気の通りを確認したのです。するとその患者さんの気がスカ〜っと通り、思わず私も言葉を失ってしまいました。

 サプリメントの気と患者さんが感応して、患者さんが完璧に近い形で癒されています。私も患者さんの気と同調しているので、それを感じて思わず言葉を失ったというわけです。

 私は体エネルギーのレベルまで完璧に治せたら、その治った人の回りにも良い影響が広がっていくのではないか?(実際に私は影響をうけていました)と考えました。つまり・・・

 良いエネルギーを持っている人の周囲の人たちは、エネルギーが良くなって行きます。みなさんも楽しい人のそばに行きたいですよね?それと同じです。病を治し、その人を癒し、そのうえエネルギー状態を整えて、世の中に帰してあげる、これが「上医」の姿なのではないかな?と直感しました。

 時間さえあれば、そんな高いレベルの治療も可能な気がします。

 「エネルギーを整えて国を医す上医」を目指しますよ!




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2010年05月09日

【気候が変わると対策も変わります〜急な暑さへの対応】

 みなさんは休暇をどのように過ごされましたか?

 急に暑くなりましたから、体調を悪くされている方も多いのではないかと思います。

 私も風邪をひいてしまい、そのまま家族旅行に突入しました。私が自分で計画した神社仏閣めぐりだったので、神社から良い気をいただいたり、タクシーを使って疲労しないようにして、何とか予定はこなしました。

 急な暑さのために体はのぼせを生じています。その結果として多く見られるのは、以下のようなものです。

  気が上り過ぎて頭痛や不眠になる(大人に多い)
   特に肝胆の経絡に関係して、側頭部に痛みがでることが多いです

  上り過ぎた気を処理するために副鼻腔炎や中耳炎になる(子どもに多い)

  あとは気が上って鼻出血になる(大人も子どもも)

 診察をしていても、頭を冷ます力の強い処方が求められることが多いです。あとは肝胆の強まる季節ですから、柴胡の含まれている漢方薬を使用することも多くなっています。

 体が暑さに慣れるまではこのような状態が続きますね。当面、過労と睡眠不足が大敵だと思います。

 この季節が終わると、今度は梅雨対策ということになりましょう。



  
2010年05月01日

【「血」の重要性を痛感しています】

 中医学では、人体に生理活動を生じさせるものとして、気・血・津液・精が挙げられています。

 「気」は人体のエネルギーです。元気の「気」ですね。「血」は体の栄養分、「津液(しんえき)」は体液(水分)と考えたら良いでしょう。ともに「気」のエネルギーをもらって体内を移動します。特に「血」は「気」との結びつきが強いので、栄養分と「気」を合わせて「血」とする解釈もあります。「精」は人体を構成する滋養物質で、生命活動と生殖、成長に大きく関わる物質です。

 さて私の診察は、脈と喉をみて風邪を診断できると、あとは風邪の性質の診断と処置に入ります。この時点で風邪が弱める方法を考えます。

 時には五臓の強さを脈で知り、強いものはなだめ、弱いものはたすけるように考えて処方することもあります。

 そうしてできた結論に沿って処方するわけですが、今まで「気」と「津液」は症状に直結することもあり、十分な配慮をしていたと自分では思っておりますが、どのように「血」の問題を扱ったら良いのか、いつも考えておりました。

 診察上は舌の裏面を見て、静脈が浮き上がっているかどうをか見ればよいのです。静脈が浮き上がって見えるなら血の渋滞、静脈がないくらいに浮き上がりがないときには血の不足を考えたら良いのです。

 今まではあまり風邪の診察には必要のないことと考えていましたが、最近、血も意識して処方を考えていくとピタリとはまる処方に行き着くことも多くなってきました。

 最近は、ひどい過労の風邪とか、不眠やストレスが背景にある病気も多いのです。こういうときには「血」の問題を避けて通れないというのが実感です。まだ勉強中ですが、そのうち処方にも慣れてくるのではないかと思います。



  


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