陣内耳鼻咽喉科クリニック
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『実践ロハス生活!〜これであなたも医者いらず〜』(ID:0000164378)
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2012年04月30日

【一貫堂処方を少し応用してみようかな】

すぐに扁桃腺が腫れて熱が出るお子さんが少なからずいらっしゃいます。慢性扁桃炎で何かをきっかけに熱がドーンとでる病気です。口の中のリンパ組織もいつもモコモコ腫れる傾向を持っています。

 こういう状態の人をみると、何とか炎症を止めたいと思うのですが、いつまでも抗生物質を使うわけにもいきませんし、なかなか難しいものです。

 ある時ふと、古典では腺病質の治療薬とされている柴胡清肝湯はどうだろうか?と思い至りました。古典では小児に対する処方として紹介されている処方です。
 
 ちなみに腺病質は体格が悪く、貧血や湿疹などを起こしやすい病弱な小児の状態、と説明されています。一般に体質虚弱で神経質とのことです。
 
 この処方は生薬構成から考えても、熱を抑える作用、血を補う作用が中心に作られていますが、さらに解毒のための生薬(牛蒡子、連翹)が加えられており、腺病質の人であれば、大人でも使える処方のように思われました。

 一貫堂処方と呼ばれる体系の中では、腺病質の小児によくある上気道炎に広く応用されるのが柴胡清肝湯です。この体質の人には青年期は荊芥連翹湯、女性や泌尿器疾患には竜胆瀉肝湯を用いるとされています。

 一貫堂処方の考え方は、どうして年齢ごとに分かれているのかが分かりにくい難しい体系ではありますが、少しずつ応用していきたいと思っています。





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2012年04月22日

【お母さんも良いものを食べて下さい】

 最近、お子さんの診察をしていて、化学薬品の汚染を感じることが結構多くなりました。

 鼻水がずっと続いているお子さんは、体質だからと諦めてしまうことも多かったのです。今までは睡眠不足を疑ったこともあるのですが、どうもピンときませんでした。みなさんではないでしょうけれど、食べ物に問題がある場合もあるのではないでしょうか?

 近頃は食品売り場も皆さんの忙しい生活ぶりを反映して、惣菜の占める割合が増えています。きちんと作られた惣菜もあるのでしょうけれど、化学薬品を使っている場合も少なくないのではないかと思います。

 あとは冷凍食品ですね。レンジだけで料理が完成するのですから、それなりの薬品が使われていると考えざるを得ません。コンビニ弁当の表示も見るとかなり色んなものが使われています。

 鼻水がどうして?と思われるかもしれません。

 化学物質は主に便、尿、汗から体外に排泄されます。これは未確認ではありますが、鼻水からも排泄されることがあると思うのです。もしもこれが正しければ、便、尿、汗から出しきれないほどに化学物質が体内に入ると、鼻水が沢山出ることになります。

 証拠はどこにもありませんが、実感としてはかなり正しいつもりです。

 先日、お子さんの食事はきちんと作っていて、化学物質は考えられないというお母さんがいらっしゃいました。ところがお母さん自身の食事が少しいい加減になることがあるそうで、授乳中ということもあり、それを修正していただくように指導してみました。どうなりますでしょうか。楽しみです。




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2012年04月15日

【上品・中品・下品について】

 漢方薬を処方していると、どうしても気になることがあります。それは、生薬の性質です。とくに長期に連用しても問題ないものなのかどうかが気になります。

 そこで、その指標となるのが上品(じょうほん)、中品(ちゅうほん)、下品(げほん)という考え方です。参考サイト 
 上品とは、長期に連用しても問題がなく、食品とほぼ同じ扱いでよい生薬です。このサイトでは、ハトムギ(ヨクイニン)、人参、甘草、ゴマなどが挙げられています。

 上品といっても、甘草は大量に使用する場合には、電解質異常が生じる恐れがあるなど、一定の服用ルールは必要でしょう。

 中品は上品よりも少し副作用の可能性がある生薬で、長期連用には注意が必要な生薬です。風邪によく使われている葛根湯の中には、中品が多いのです。葛根、麻黄、芍薬と3つも中品が含まれています。風邪のときには良いですが、肩こりで葛根湯を長期に連用されている方は注意が必要でしょう。

 下品は作用が強く、毒性もそれなりにある薬です。西洋薬をこの分類にあてはめるなら、この下品に該当するでしょう。こういう生薬を用いるときには上品も絡めて作用は強く、副作用は弱くするように処方構成をしていることが通常です。

 しっかり効果がある処方を長期に服用しても、副作用が出にくいのはこういう配合の妙があるからでしょうね。





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2012年04月08日

【低温スチーミングについて】

 食材の汚染が気になる私は、生野菜も無農薬無肥料のものを選んで購入するようにしています。特に果物は火を通しにくいので、ナチュラルハーモニー から購入することもあります。

 先日、低温スチーミングという方法があるのを知りました。
 
 詳細は是非サイトをご覧いただきたいのですが、比較的易しい内容でしかも効果は多岐にわたります。この方法の長所だけサイトから転載しておきます。

 1.熱による栄養分の破壊が少ない。
 2.食材の細胞壁が破壊されず、食感が残る
 3.エキスの流出が少なく旨みや糖度が増す
 4.アクの生成が少なく、本来の香りが増す
 5.酸化しにくく腐敗菌も殺菌されるため、食材が長持ちする
 6.味が浸透しやすくなる

 どれも重要なのかもしれませんが、栄養学的には1.が重要、食感が保たれるという意味では2.が、食材の質が気になるという意味では5.が重要と感じます。

 この方法を使うと、食材の質をある程度気にせずに生野菜や果物を食べられるようになるのかな、と期待しています。




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2012年04月01日

【花粉症と紛らわしい副鼻腔炎】

東京では花粉症がようやくピークを過ぎ、これからはヒノキとかカモがヤの花粉症のある患者さんだけが薬を必要とする状況になってきました。

 先週も書きましたが、今年の花粉症は花粉の飛散量を考えるととても症状がきついですね。これを花粉のせいにしてはいけません。自分の生活を整えることから始めましょう。

 花粉症の鼻水、といえば、どういう鼻水が思い浮かぶでしょうか?

 さらさらの透明な鼻水ですよね?

 しかしこれからは勝手が違ってきます。濃い膿のような鼻水がでる場合でも花粉症を疑わなければなりません。

 今までは逆だったのです。さらさらの鼻水でも、風邪をひいて症状がでている人がとても多く、風邪を花粉症と見間違えないようにと考えてきました。これからの季節は花粉症を副鼻腔炎(蓄膿)と見間違えないようにしなくてはなりません。

 膿がでるというのは熱のたまっている体に生じる象徴的な出来事です。膿を体外に出すことで熱(と水)の平衡を保とうと体が反応しているわけです。

 温性である花粉の波状攻撃が続いていましたから、体に少しずつ熱が溜まってきているはずです。しかも春の陽気になり、体が熱を生じやすい状況までできてしまっています。

 厳格に花粉症と副鼻腔炎を分けるのは難しいのですが、どちらにしても熱を捨てる必要があるという観点から、あまり厳しい治療をしないで自力にある程度任せるということも必要なのかなと思ってみています。



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