November 2005

November 30, 2005

963498ed.jpg画像はroly poly前の国道沿いの花壇に植えられていたパンジーです。ある朝気付くと植えられていました。
市の職員の方なのか、はたまたボランティアの方の好意なのかよくは分かりませんが、とにかく嬉しい光景でした。ありがとうございます。

ところで、女性と男性の服への価値観を考える時に、私はよく「生花と造花」という例えを用います。
「生花は枯れるからキレイなの」と昔の友達に言われた事があるのですが、女性の服選びは正にその通りだと思います。女性の場合、例えば物を見る時に「綺麗」とか「素敵」という感覚から入ります。ですから服を選ぶ際にも何よりも「美」とをいう事を最優先します。
男性はその反対です。ずっと着れる服、実用性のある服など、何らかのきちんとした裏付けのがある普遍的な服を好みます。
縫製などを注意深く見てみるとそれが顕著に出ています。女性の服の場合は美しく見える事を最優先に縫製がなされています。何万円もする服のすそが、乱暴にロックをかけられただけ…!みたいな事に疑問を感じた男性も多いはずです。
ですから私は、こういった男性の感覚を造花に例えています。

私はたまに女性の感覚を羨ましく思う事があります。そして「美」という感覚で生きている女性にオマージュを感じます。
ただし経営者としての立場で考えた場合、そういう感覚は理解できない方がよいのかもしれません。経営というものを正しく見ようとする時、ない方がより客観視できるような気がします。

みなさんどう思いますか?

(23:42)

November 25, 2005

ef33899f.jpg簡単に言うと仏舎利とは、釈迦様の遺骨及び棺、荼毘祭壇の灰塵の事だそうです。
何でもこの仏舎利、全部集めると象一頭分位になるそうです。きっと随分とニセモノが混ざっているんでしょうね。

ところが、姑獲鳥の夏での京極夏彦に言わせると、「お釈迦様は大きかったんだなぁ」という事になるようです。確かにそうですね。私達は(誰も見ていないくせに)知らない間にお釈迦様の大きさを決め付けています。私達に備わっている先入観というものが、本来のものの見方を邪魔してるのでしょうね。

さて、先日久し振りに休みが取れたので、県美術展の書道展を見に行ってきました。とはいえ書道歴半年の私などにその良し悪しが分かる訳もなく、もっぱら見るのはそのバランス感だけですけど(…苦笑)。

その日同じ会場で「こども美術展」が開催されていたのでそちらも見てきました。私にとっては、こちらの方が随分と勉強になりました。
中でも驚いたのは小学校低学年のこども達が描いた花の絵です。「赤、黄、緑、紫、茶…」画用紙いっぱいのその綺麗な花は、先入観に邪魔された大人には絶対描けないですね。

素敵な花を見れたいい休日でした。
ちなみに姑獲鳥の夏、ただ今「下」の途中です。

(20:57)

November 22, 2005

7545c2d1.jpgさる11月19日から21日までroly poly chouchouにおいて、靴職人【五宝賢太郎】さんと鞄職人【山本萌】さんによる作品展を開きました。
期間中は多くの方々にご来場頂き、またたくさんのご注文も頂きありがとうございました。関係者を代表しこの場を借りてお礼申し上げます。

さて毎度の事ながら私は、色んな意味でインスパイアされた3日間でした。来場されたお客さまの笑顔、作者の作品に対するこだわり、上手くいった事いかなかった事への確認や反省…。いろいろでした。
でも!今回何が一番印象に残ったか?というと、それは2人の持つ「プロ意識」でした。
「プロ意識」なんて言うと随分とベタなようですが、一般的に言うそれとは少し違って、もっと言うと2人の「生き方」をも含めたそれに対してです。決して派手ではないですが、靴と鞄を通して、一日一日を、ひたむきに、しっかりと生きている2人の姿勢に、何だか深い共感を得ました。
ご来店頂けた方々にも、そんな2人の作品から「自分のための何か」を感じてくれたら嬉しく思います。

ところでこのイベント、今後調子に乗って(笑)「第2回、3回…」と続けていこうと思っています。みなさまの一日一日の手助けになるようなイベントに成長していってくれると嬉しいと思います。

最後になりましたが、埼玉の幸三くん、地元の各メディアの方々、期間中いろいろと手伝ってくれた名古屋くん(?)他、ほんとうにありがとうございました。

(23:38)

November 15, 2005

926cc722.jpg今年のクリスマス、みなさんは何をしますか?
この質問は別に今年に限っての事ではなく、私が常々疑問に思っている事です。

「ご飯を食べて、ケーキを食べて、プレゼント交換して、映画を観て…」で、どうするのですか?
こう言うと屁理屈のようですが、これだけだと別に日常と何も変わりない訳で、クリスマスという日が特別な訳ではないような気がします。

今や自分が仕掛ける側の立場にあるから、余計にそう思うのかもしれませんが、私は昔からクリスマスの裏に見え隠れする営利目的なものが苦手です。
経営とは元来そういうものなのでしょうし、またそれによりたくさんの需要や、はたまた雇用まで発生している訳ですから、経済という観点から見てもそれなりに役立ってはいるのでしょうが…。

私の場合は、今でも毎年「イブの夜に彼女と一緒に映画を観た後に、一人で自転車をこいで帰った…。あの寂しさに似た感覚…」。そんな高校生の頃の記憶を思い出して虚しくなります(これって私だけですか…?)。

毎年クリスマスへの打ち出しが早くなってきている事にも疑問です。
画像は早くもお目見えした近所のローソンの巨大なクリスマスツリーです。まだ11月なんですけど…苦笑!



(13:07)

November 13, 2005

53dbb615.jpg9.11 アメリカ同時多発テロ事件について書かれた本です。生存者の証言や、残された膨大な通信記録を丹念に見直す事により、隠れた事件の真相が明らかにされています。

この本にも書かれていますが、「重大なトラブル」が起こる前には「20回の小さなトラブル」と「300回のひやり」があるそうです。
この事は仕事においても例外ではありません。例えば私達は300回のひやりに気づいても、つい面倒になって見過ごしがちです。また20回の小さなトラブルに関しても、その場繕いや、都合よく解釈する事でごまかしてしまいます。
だからこうして考えると、重大なトラブルとは決して偶発的なものではなく、必然的なものである事がよく分かります。

この本によると、9.11の布石は既にこのビルの設計段階にあったそうです。テロを過大評価しないためにも、私達にはこの事件の真相を正しく理解する義務があるような気がします。

(15:27)

November 09, 2005

bd5ac057.jpg私は余りドキュメンタリー本に興味がないのですが、理由あってこの本を読む事になりました。そして、久し振りにこの類の本からちょっとした感動を受けました。

内容はというと、タイトル通り「カラオケを発明した人」井上大佑さんの自伝です。
といっても、この人の名前を知る人は殆どいないのではないでしょうか!?それは「世界の夜を変えた」と賞されるほどの大発明にもかかわらず、その特許もとらず、ただ風に吹かれるかのごとく自然体…そんな生き方に起因するのではないでしょうか。

経営者たる者、利益を追求する事がすべてに通ずる!と考えている私にとって、井上大佑さんとは、何とも不思議な感じのする人でした。
「お金を儲けるために働くのではなく、働いた報酬がお金である」。きっとこういう人はお金と労働が逆なんでしょうね!

ちなみに私は大のカラオケ嫌い(笑)。最後に歌ったのは、10年前?、15年前…?もう忘れました(苦笑)。

(22:10)

November 05, 2005

2b895f54.jpg巷のうわさによると近頃の若者は、どうやら「映画館に泣きに行く」という習性があるようです。

例えば最近だと「世界の中心で愛をさけぶ」。見に行く人は予め、泣く準備をしてから足を運ぶそうです。
泣くとストレスが解消できるのかどうなのか、何だかよく分かりませんが、「あんなつまらぬ映画で泣けるとは、ずい分と世の中も安っぽくなったなぁ…」なんて、昔人間の私などはつい僻んでしまいそうになります。

私がよく映画を見に行った頃といえば、映画館で泣いたりするのは恥ずかしい事でした。彼女と一緒に映画を見ていて泣きそうになっても、格好悪いから我慢したものです。
時代が変われば常識も変わる物ですね。ほんと感心します。

職業柄、日頃から「頭の柔軟さと体型の維持」だけは心がけているのですが、最近はどちらもなかなか追いつけなくなりました(体型はずい分前からヤバいですが…苦笑)。
体型はある程度の自己管理で維持できますが、頭は常に新鮮な刺激を与えていないと、どんどん老朽化しますよ。みなさんも気をつけた方がいいです!マジで。

画像はリリーさんの「東京タワー」です。久し振りに本を読んで泣きました。


(19:19)

November 01, 2005

7d2be55f.jpgそういや最近本の紹介をしていなかったので久し振りに!!
村上龍の「半島を出よ(上・下)」です。読み終えるまでに約3ヶ月、かなり苦戦しました。

私にとっての村上龍は、とにかく苦手な作家です。あの難解な文章を正確に理解していくことが、読み進むうちにだんだん苦痛になってくるからです。

サラリと読んでしまえばそれまでの事なのかもしれませんが、実は私には、例えば…「分からない言葉があれば、辞書を引かずにいられない」というような几帳面(?)な一面があるのです。だから読んでる最中に、分かり難い表現出てきたり、登場人物がこんがらがったりしてしまうと、つい気になって前のページに逆戻りしてしまうのです。
そんな訳でこの「半島を出よ」。とにかく登場人物が多い上に、専門用語も多くて本当に苦労しました(苦笑)。

なんだか時々自分のこういう性格が嫌になるのですが、どうやら仕事には良い面として出ているようです。まあ、一長一短という事で自分で自分の性格に納得しています。

久々の本の紹介でしたが、相変わらす今でも忙しい合間を縫って毎日本を読んでいます。当分は本ネタでいこうかな!?なんて思ってます。

(20:49)