December 2005

December 28, 2005

9f9c42a4.jpg「愛は売っていないのですか…?」

「どうやら、愛は非売品のようです。もし、どこかで販売していたとしたら、それは何かの罠かと思われます。くれぐれもご注意下さい」。

学生達の質問に、こんな粋な答えを返すのは、東京農工大学の生協に勤める白石さん。学内の生協に設置されている「ひとことカード」なる質問カードへの回答の一つです。
久し振りに「ベストセラー本でも…」と思い読んでみたのですが、うーん、白石さんのセンスの良さに惹かれました。
たまにはいいものですね!こういう本も。一時間ほどで読み終えれますし、忙しい時には最適です。

ただ、その白石さんの回答センスはさて置き、こんな本がベストセラーになる世の中に何だか寂しさも感じました。
以前見たTV番組で、路上で色紙に書いた言葉を販売している人が取材されていましたが、それを見た時にも同じ印象を受けました。
大体その偉そうに言葉を販売しているおまえは何者なんだ!と思いますし、さらには、売られた人は感激の余り泣いてるんですよ!本当にバカかと思いました。

自分の人生が上手くいかなかった時、その人のせいにするのですか?と言いたくなります。自分の進むべき方向ぐらいは、自分で責任を持って、自分で決めるべきですよね。


(13:04)

December 21, 2005

b3ed27be.jpg画像は先日の雪の日の朝です。
この時期の徳島市としては、81年ぶりの大雪だそうです。今年の夏の渇水、昨年夏の台風と、近年は本当に異常気象続きですね。
やっぱり地球温暖化のせいなのでしょうか?素人の私には分かりかねますが、やっぱり影響はあるのでしょうね。

最近何かと取りざたされている「CO2削減」の問題ですが、石油ファンヒーターの温度をほんの少し下げたり、こまめに照明やテレビを消すだけで、私達も少しは貢献できるそうです。
実は私、昔はそんな事に全く興味がありませんでした。自分がそれに費やす労力と発生する効果を考えると、合理的に考えれば普通はそんな事やってられません!!てな感じで…苦笑

でも人間とは変わるものですね。最近は「少しでもできる事を!」と心掛けています。
こういう考えになったのは、スタッフとの歳の差を感じ始めた最近の事です。歳をとるに従って、私はスタッフに対してある意味違った責任を感じるようになりました。

一日のうちの殆どを過ごす場所ですから、職場の状態は良いも悪いも、そのままスタッフに影響を及ぼします。そしてその影響は少なからず、その人の友達に、家族に、影響を及ぼします。その友達がお母さんに…、お母さんが親戚に…、と考えると、その影響は果てしなく切りなく広がります。
そう考えると私は、スタッフの生活を金銭的に保障するだけでなく、その人の人間形成までにも責任があるんだなぁ、と急に身が引き締まります。そして、こんな小さなうちの会社でも、社会の歯車の一つとしてちゃんと機能している事を実感します。

私が上のCO2の問題や、ごみの少量化などに興味を持ち始めたのはその頃からです。私達が社会の一員であるという意識を持った時、きっと素直にそういう行動ができるようになるんでしょうね。まあ、ひねくれ者の私なんかはまだまだですけど…(苦笑)。

ちなみに今夜の徳島県の天気予報も「雪」です。



(10:20)

December 17, 2005

f6140461.jpgこの年齢(40才)になって、つくづく思い知らされる事があります。それは【努力を続ける】という事の大切さです。
誤解のないように先に言っておきますが、勿論プロスポーツや音楽のように、才能の割合が100%に近い物もたくさんあります。でもイチローやジミヘンになるならいざ知らず、「地域で一番」程度を目指すなら、私の経験上これに勝る物はありませんね。

例えば、小さい頃の私は割と器用な方だったので、勉強もスポーツも、すぐに人より上手くできました。だから当時の私には、これらに対して努力をした記憶が殆どありません。
ところが、これが高校生位になってくると違ってきます。小さい頃に足が遅かった友達が自分より速くなっていたりする…、成績も上になっていたりする…。
「あれっ!?」と焦るけどタネあかしは簡単!その友達は陸上部で毎日走っていたり、勉強もコツコツとがんばっていたりするだけの事なんです。
自分は?というと元来の器用さに感けて、毎日ぐうたら過ごしてきただけ!という始末…。これじゃあまあ、必然の結果ですね。

それは、社会に出る頃にはより顕著に現われるようになります。相手の努力の継続の時間が長くなるのだから、まあ当然の事ですよね!ここでまごまごしてると本当に勝てなくなります。
実際にこんな焦りを覚え、「自分は中途半場だ…」「自分にはがんばれるものがない…」なんて自信をなくしている若者たちも多いのではないでしょうか!?

でもご安心下さい。大丈夫ですよ!みなさんが思っている以上に人生とは長いですから。
感覚的にこそどんどん早くなるように感じますが、10才から20才までの10年間も、20才から30才までの10年間も、同じ10年間なのです。いや!むしろ経験値が増してくる分より充実した10年間を送る事ができます。すなわち80歳まで生きると、そんな10年間を8回も繰り返す事ができる訳です。

スタートするのに「遅い」という事はないと思います。「今からやってもどうせ…」なんて考えずにどんどん新しい事にチャレンジしていきましょう。大器晩成でいいじゃないですか!!

画像は関根勤さんの本。若い頃はうれなくて苦労が多かったようですね。

(14:38)

December 13, 2005

6d0bec64.jpg画像は、最近友達からもらった【MONCLERのダウン】と、愛用の【ROLEXの時計】です。

ROLEXの時計は、画像のこの【SUBMARINER】の他に【DATEJUST】も持っています。それぞれ35歳と30歳になった時に、自分への褒美のつもりで買いました。
DATEJUSTの方は特に思い出深く、私が26歳で独立した後の「初めての贅沢」として買いました。その時は「自分もこんな時計ができるようになったんだなぁ」と、売れない頃のお店を振り返ってしみじみ感動しました。
MONCLERのダウンは数日前に友人からもらいました。前からずっと欲しかった物だったので、マジで嬉しかったです。

私の中でのMONCLERは、買おうと思ってもなかなか踏ん切りのつかない物の代表でした。南国四国にあってあの金額は法外ですからね…(笑)。普通に考えて、徳島程度の寒さならいくらでも代用品がありますから。
ですから昨今のファッション業界全般の厳しい経営状態も合わせて考えると、おいそれとは買えない贅沢品でした。

だから大袈裟に言うと、私の中でこの2つは、いわば成功を表すステータスなのかもしれません。成功も失敗も自分の責任の世界!これらを着用する事は、経営が上手くいっている証拠なんですね。
そんな感じなので、反対にMONCLERを着ると緊張します。自分がこれを着るにふさわしい人間でなければ!と思ったりして(←ああ、面倒な性格…笑)。

確かに私も多分に洩れず、最近の若者がブランド品などを労せず手に入れてしまう事に、抵抗感はあります。
でも私は、人間性は後からでもいいような気がします。今は不釣合いでも、きちんとがんばっていればそのうち似合ってくると思います。
だからみなさん!年寄りどもの非難など気にせず、どんどんいいものを身に付け、センスを磨いて下さい。そして、毎日をがんばりましょう。

(16:06)

December 10, 2005

d23c5c48.jpg【orange.】では、今日から【WINTER SALE】が始まりました。人気の【X-girl】や【MILK FED.】が【50%〜30%OFF】になります。お近くの方、ぜひご来店下さいね。

今回のorange.は例年よりも3週間ほど早めにSALEをスタートしました。長年ご贔屓にして頂いているお得意さまへの感謝の気持ちから、今年は思い切って早めのSALEを行う事になりました。

しかしながら、今回のSALEの日取りにあたっては色々と考えさせられました。突然の早めのSALEが、反対にお客さまのご迷惑になるのではないか!?という事がその最たるものです。
弊店を信頼してご来店頂いているお客さまに、失礼にあたるのではないか?がっかりされるのではないか?さらには、直前に買って頂いたお客さまに申し訳ない気がするし…。などと悩みだしたら切りがありませんでした。

結局は、事前に多数のお得意さまに直接お聞きし、色々と参考にさせて頂いたのですが、総じて言うとみなさん「安くなるんだからいいんじゃないの」という方が多いようでした。
もちろん反対意見の方もたくさんいらっしゃいましたが、何だか少し、私の頭の中とお客さまのニーズがズレているなぁ!?と感じました。

長年販売の仕事をしていると、どうしても純粋な意味でお客さまの立場に立てなくなります。CDを買いに行っても、ご飯を食べに行っても、知らない間に店の内装や従業員の態度、商品の陳列などをチェックしている自分がいます。
そんな感じで考えるから、今回のように、お客さまとの間に温度差を感じたりするのでしょうね。反省しました。

それにしても、季節の移り変わりとは早いものですね。気が付けば今年ももうあと僅かですね!なんだか何もしない間に終わってしまいそうです。

残り少ない今年が、みなさんにとって良い一日一日になるといいですね。

(13:07)

December 09, 2005

7cd4911d.jpg歴史とは勝者の作り話である。

画像の【信長の棺/加藤廣著】の本文中に書かれていた言葉です。
この本では、信長、秀吉、家康でお馴染みの戦国時代の日本史が、大田信定という、「いち物書き」を主人公に置いて書かれています。

これまでに私の読んだ本では、当然のように3人のうちの誰かが主人公でした。すなわち、誰に主観を置いても話はたったの3通り!大した差はありませんでした。
でも今までなかった方向に、ほんの少しの着眼点を変えるだけで、ありきたりの話もここまで強烈な物になるのですね。少し驚きました。秀吉贔屓だった私など、かなりのショックを受けました。みなさんも読んでみて下さい。自分の思い描いてきた、信長、秀吉、家康像がひっくり返りますよ(苦笑)。

まあでもこれは、現代社会でも同じですね。勝てば官軍!松下幸之助も藤田田も尊敬すべき経営者ですが、それは勝者だからです。水島さんは最終的に負けたから悪者になっただけ…。そんな気がします(苦笑)。

という訳で今日の私の愚見ですが、ファッション業界の場合、よく「こだわり」を美学とする経営者を見かけますが、経営という観点から見るとそれは、間違いのような気がします。どんなにこだわっても負けると意味がない。
そういう人は「デザイナーとか調理師とか…」、きっと職人になるべきですね。

(18:22)