December 27, 2006

11246342.jpg実を言うと、割と吉野家が好きだったりします。

店を出したばかりの頃にはホントにお金が無かったので、出張で東京とか大阪へ行っても、朝昼晩といつも「牛丼」ばかり食べてました(たまにマックとか・・・笑)。だから今でも吉野家に行くとその頃の自分を思い出します。逆に初心に返るためにわざわざ吉野家へ足を運んだりもします。

そんな訳で、今日は久し振りに近くの吉野家にお昼ご飯を食べに行ったのですが・・・、ふと見かけた店内の張り紙にはマジでビックリさせられました。

「日本酒、ビールの販売中止のお知らせ」

飲酒運転の撲滅には私も大いに賛成ですが、はっきり言ってその責任をここまで求める世間の風潮は、明らかにおかしいと思います。

水を飲み過ぎて死んだ奴がいても、それは「飲んだ奴」が悪いに決まっています。アルコールの場合も然りで、同乗者や一緒に飲んだ仲間に対して責任を求める事には一定の理解も出来ますが、それを販売した店の側には何の責任も無いはずです。彼らはただ真面目に商売をしているだけであり、別に毒薬を飲ませている訳ではないのですから・・・。

消費者金融の「グレーゾーン金利」などに対しても同じように感じます。ごく普通に、真っ直ぐに物事を考えたら、一番悪いのは「借りたお金を返さない奴」に決まっています。でも最近では、まるで貸した業者の方が極悪人のような言われ方をしています。

その辺りの定義を無視して、このような風潮ばかりが持て囃されてしまうと、例えば、金槌を使った殺人事件が起こったから道具屋が販売を自粛するとか、鍋で叩かれてケガをしたから金物屋の責任だとか・・・、全くもっておかしな世の中になってしまいます。
何だか今の日本は、「火の無いところに煙を立てる・・・」社会全体がそんな「ヒステリー状態」にあるような気がします。

何でもカンでも裁判にしてしまうアメリカ社会を連想してしまうのは私だけでしょうか?藤原正彦さんの「国家の品格」が、2006年のベストセラー1位に選ばれたようですが、こうしたちょっとした所にも、本来日本人の持っていた良さが失われているように思います。

何だか少し怖い気がしますね。

(14:59)

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