2007年08月01日

タンゴ・エロチカ

「タンゴ・エロチカ」というアルバムが、この秋10月新譜としてM&I・キーストン・レーベルから発売される。
演奏はイタリアの若手ジャズ・ピアニストとして、すでにヨーロッパではかなり注目されているアレキサンドロ・グイス(Alessandro Gwis)。
今までにタンゴの名曲をジャズっぽくアレンジした作品は珍しくない。ヨーロピアン・ジャズ・トリオの「夜のタンゴ」をはじめ、僕自身も何回かトライしたことはある。しかし、それらはあくまで、タンゴのテイストをアレンジでジャズっぽく変換したにすぎず、“ジャズとタンゴの見事な融合”と胸をはって言うには、多少抵抗があった。
だが、今回のグイスのトリオの演奏は、今まで誰もが為し得なかったこの二つの音楽を見事にハーモナイズさせている。タンゴのエロチックでもあり情熱的な、それでいて哀しみをも持ち合わせた情感と、ジャズのダイナミズム、グルーヴとが限りなく自然に溶け合い、熱く、哀しく、そしてダイナミックなタンゴ・ジャズとして表現されている。
曲目は、日本人にもおなじみの「ヴィオレッタに捧げる歌」「バラのタンゴ」「ジェラシー」「真珠とりのタンゴ」など。
イタリアのアートにはファッションに限らず、音楽にも何か日本人の感性を揺さぶるものがある。この秋から2008年にかけては、アメリカ・ニューヨークだけでなく、イタリア・ローマを中心としたジャズ・ミュージシャンにも積極的に関わっていきたい。
  
Posted by cpiblog00866 at 11:27Comments(2)TrackBack(0)

2007年04月11日

世界は広い!

3月、ローマでのレコーディングがあり、Gustoというレストラン・ジャズ・クラブで
素晴らしい女性ボーカルを聴いた。
名前はAwa(アワ)、セネガル出身でパリでジャズ・ボーカルを学び、
現在はローマをベースにヨーロッパ各地で活動している。

シャンソンのエスプリとジャズの躍動感を見事に融合させた感情表現は、
約90分というライブを全く飽きさせることなく聴衆を魅きつけ、凄い成功を覚えさせた。

今までいろいろなボーカリストを聴いて来たが、
これほど癒されたライブを経験したことはない。
彼女はまだそれ程名前が売れているとは思えないが、
これほど説得力のある歌い手が、世界のいたるところにまだ数多くいるのだろう。
やはり世界は広いなあ!
  
Posted by cpiblog00866 at 12:59Comments(0)TrackBack(0)

2006年05月29日

最近感じたこと

久しぶりにSJ誌に寄稿した。
最近は頼まれてもなかなか時間がとれず、ほとんど原稿は書いてない。
テーマはSJ誌のレビュアーへの応援歌のつもりだが、ほんとに応援歌になってるのかどうか?
でもSJ誌はジャズ・ファンにとって貴重な情報源。それだけに買いに走りたくなるようなレビューを期待してしまう。でもなかなかそんな力強いレビューはお目にかかれない。是非SJ誌7月号を読んでいただきたい。
前回触れた、女子高生にジャズの普及を、との件だが、色々なご意見を頂いたが、その可能性は大いにありそうだ。どこの学校のブラスバンドもほとんどが女子生徒中心の編成になっている。彼女たちのお気に入りはグレン・ミラーのようだ。  
Posted by cpiblog00866 at 15:25Comments(2)TrackBack(0)

2006年02月22日

プロデューサーの独り言

一昨年だったか、「スイング・ガールズ」という女子高生達が主人公だった青春音楽映画が上映され、話題になった。ブラス・バンドという部活の中で彼女たちは“ジャズをやるべ”を合言葉に、グレン・ミラーのヒット曲を中心になかなかおもしろい映画であった。
僕は日頃から、もしジャズという音楽が女子高生たちの間で話題になり、それなりに受け入れられたら、どんなに盛り上がるだろう・・・と、そうなる事を夢見ていた。
いまや、いたる所でジャズが流されている。街のお蕎麦屋さんをはじめ、イタメシ屋、ラーメン屋さん、ヘアー・サロンやティ・ルームではBGMとして定番だ。
先日も、あるお蕎麦屋さんで、どこかで聴いたトランペットが流れていた。よく聴いてみると、ドミニク・ファリナッチの“Caminamos”、2004年の4月に僕がプロデュースした“ベサメ・ムーチョ”の中の一曲だった。
これほどジャズが街中に氾濫しているのに、何故か今ひとつ盛り上がらない。パワーのある女子高生たちなら、ひょっとして大きな“盛り上がり”を作ってくれるかも・・・。
そうするための何かいいアイディアはないのかなあ!
乞、アイディア!!  
Posted by cpiblog00866 at 10:47Comments(5)TrackBack(0)

2005年04月13日

はじめまして。

ジャズCDのプロデュースを始めて、今までにもう何枚プロデュースしたのだろう…多分300タイトルは遥か越えて400タイトル近いように思う。誰かがギネス・ブックの登録が出来る、と冗談まじりに進めてくれた事もある。これからはホームページを見てくれたジャズ・ファンからアイディアをいただいて一緒にco-produce出来ないものかなあ…そんなことを思う日々です。木全信  
Posted by cpiblog00866 at 15:33Comments(0)TrackBack(0)