集合写真
宮崎審査委員からのご講評
受賞者の皆様おめでとうございます。
今回のお写真は通常のポートレイトと違っていて、お仕事をしている場面であったり、
楽器を奏でていたり、スポーツをしていたり、家族団らんの場であったり、
日常生活におけるその人らしいシーン、その方のブレーススマイルがとてもよく表現されていて
大変楽しめました。
診査を通じて感じたことは、たくさんの写真を拝見しておりますと、
私たちの方も自然と笑顔になっていくと言うことでした。
撮影者の方たち、つまりご家族や友達の暖かい視線というものが
写真の中に表現されているからだろうと思います。
その撮影者の方々というのが、ブレーススマイルのもっとも良き理解者であり、
最高のサポーターなのだと思いました。
その笑顔にお答えするためにも我々矯正医は、
よりよい矯正治療を提供できるようにつとめたいと考えております。
ヘア&メークアップアーティスト 山本浩未様とのトークショー
紹介:
山本浩美さんは女性誌を中心に、CMやテレビなど様々なメディアで活躍中の
ヘア&メークアップアーティストです。
資生堂ビューティークリエイション研究所を経てフリーになられ執筆活動もなさっています。
透明感のあるナチュラルなメーク、わかりやすい指導、
またハッピーパワーのあるチャーミングな人柄にファンも多く
幅広い年代層の女性の支持を受けています。
広報委員:
さてメークアップアーティストとしての視点から矯正歯科治療についていろいろ話を伺います。
きれいになると言うことでコンプレックスも解消できるという点で共通点もあると思うのですが、
いかがでしょうか?
山本浩未さん:
共通点もあると思いますが、大きく違うことはメーキャップは目の錯覚を利用しています。
お化粧を取ってしまえばまたいつもの顔になってしまいます。
矯正のいいところは装置が外れてしまえば自分の形に、自分のものになります。
でも同じきれいになりたい、すてきに見えたいというのは共通しています。
また今はそれだけではなく健康になりたいという、
メークをしてきれいになることで精神的に気持ちが落ち着きます。
それは精神衛生上いいです。
矯正は咬み合わせも良くなるわけですから健康的になります。
卑弥呼は50歳でも60歳でも非常にきれいであったと言われていました。
その理由は歯がしっかりしているから、顔が崩れなかったんだそうです。
それくらい歯は大切なものらしいんです。
見た目だけではなく体の中の健康を含めて矯正は意味があるのではないかと思いました。
広報委員:
矯正治療に踏み切れない方々にアドバイスをお願いしたいと思います。
山本浩未さん:
注目されるから恥ずかしいと感じる方もいらっしゃるようですが。注目されていいじゃないですか。
注目してもらった方が楽しいと思いますけど。でも大丈夫、どうせみんな見ていないから。
でも見ていないけれどもある時ふときれいになったときに「きれいなんじゃない?」
という印象を人に与えることができるんですよ。
できないという方は、勇気がないと言うんじゃなくて、私から見たら怠惰なんですよ。
一歩踏み出すと言うことが大切で、その一歩を踏み出すのに人って理由をつけてしまうんです。
痛いとか、時間がかかるとか。でもやってみなければわからないし。
そういう意味では、歯ならびというのは自分で努力すれば変えられる部分ですから、
やったほうがいいんじゃないかと思います。
最初変だなと思っても周りの人の目が慣れてゆくので、全然気にする必要ないと思います。
素材を生かすも殺すも自分次第じゃないですか。
歯並びも髪型もボディーラインも努力すれば変えることができるので気になったらやるべきです。

広報委員:
きれいに終わりがないと仰っています。
本日受賞された方は10代から50代と大変幅広くなっています。
いくつになっても心も体もきれいになることができると思いますがいかがでしょうか?
山本浩未さん:
きれいに終わりがないというのは、数年前に20年ぶりの高校の同窓会に行ったんですが、
びっくりしたのはみんなずいぶん変わっていたんです。
どう変わっていたかというと、その人がどう生きてきたか、
いまどういう生活をしているかというのが姿形、身なりに出ているわけ。
たとえば市役所に勤めている人、お医者さん、主婦、ピアノの先生、その人の人となりが姿形に出ていて、
私は見かけに関わる仕事をしているので、気がついたのは、
20代の終わりまでは親からもらった姿形がすべてなんですよね。
それば30を過ぎるとその人がどういう暮らしをしているのか、
どういう考え方をしているかによって大きく変わってきていて、
高校生の時にモテモテだった男の子がただのおじさんになっていたり、
逆に全然目立たなかった女の子がすごくきれいになっていて、
聞いてみたら留学をして向こうの方と結婚して今は仕事も家庭もばりばりやっている、
もうすごくきれいになっているのを見て、やはりその人が生きている生き様みたいなものは
本当に姿形に出るんだなと思ったんです。
そういう意味では見かけというのはすごく大切で、ぼろは着てても心は錦、
というのは本当にあるんだと思うんですが、
今みたいにコミュニケーションを取らなければいけない時代には「ぼろは着てても心は錦」をわかってくれる人はほとんどいないでしょ。
やっぱり初めてあった人に「私はこういう人ですよ」というサインを出すのがその人の見かけなんじゃないかなと思うんですね。
いくつでも生きていれば誰もが変わることができるんです。
年を重ねていけば変わるでしょ。その年の重ね方が問題。
受賞された方で、60近いというお母様がいらっしゃいましたが、
女の人はきれいでいることがあたりまえなの、きれいなおばあちゃんでいたいじゃないですか。
そういうときにちょっと自信を持っているだけでハッピーになれるし、
器具が外れた頃には口元が絶対変わっているはずなの。
私は仕事でいろいろなモデルさんや女優さんと仕事をするんですが、
まず彼女たちがすることは歯列矯正なのね。
でも残念なことにみんな歯を抜いて差し歯とかにしちゃうわけ。
せっかくの持っているきれいな歯を、時間がないからしょうがないのかと思うんだけど、
あれはすごく残念だと思います。
もっているものをどこまで生かしてよりよくするかと言うことはすごく大切だと思います。
広報委員:
コンテストのテーマも「幸せな笑顔」ということで、見ているこちらまで幸せになるようなお写真ばかりでした。山本さんは笑顔と幸せについてどのように感じていらっしゃるのでしょう?
山本浩未さん:
黙っていても幸せだと思わず笑顔になってしまうじゃないですか。
それはいいことですが、人生つらいこともいっぱいあるでしょ。
そんなときでもくよくよするのも前向きになるのも自分次第だと思うんですね。
私だめだなと思ったときでも、とりあえずトイレに行って鏡を見てにっこり笑うと、
脳がなんか「わたしいいのかもしれない」と勘違いしてくれるんですね。
それは学問的にも証明されていて、笑顔を見ることで気持ちが大丈夫と
立て直すことができるって言うことを聞いて、その通りだなと感じたんです。
自分自身がその笑顔を見てそういう気持ちになれるんだったら、
周りの人だってそういう気持ちにさせて上げることができるでしょ。
だから笑顔ってコミュニケーション取る上ですごく大切だなと思います。
笑顔はもう一つ見かけ上でいいことがあるんです。
私もだいぶ年を重ねていますが、年を重ねてくると、どんどんたるんでくるわけ。
たるんでくると言うのは重力に伴っていろんなものが下に下がっていくわけね。
下がってゆく、顔の見かけの中で一番目立つところはほっぺなの。
若い人というのはほっぺの丸い位置が高いの。
でも年を取るとほっぺの高い位置がずーっと下に下がってきてしまうわけ。
でも笑顔のいいところと言うのは笑顔をするとほっぺがきゅっと上に持ち上がるわけ。
そうすると元気に目ルだけではなく若々しくみえるわけ。
だからわたしはチークをつけるときに、鏡に向かって「一番いい笑顔をしてください、
一番いい笑顔でにっこり笑ったほっぺの一番丸いところにチークを丸くぼかしてください」
と指導するんですけれども、そうすると目の錯覚効果で
ほっぺが上にきゅっとあがって若々しく元気にかわいく見えちゃうんですね。
そういう意味で笑顔って言うのは実は効果があるんです。
男の方にチークは関係ないかもしれませんが、女性の方にはもれなく関係ありますから
是非やってみてください。
広報委員:
以前日本では笑うときには口元を隠す仕草が美しいと思われていたところもあるかもしれませんが、最近は口を開けて歯を見せて笑う仕草の方が美しいと思われるように変化してきたように感じられます。
この変化をどう感じられますでしょうか?
山本浩未さん:
ありのままの人間のよさというものをいいという時代になってきたと思うんですね。
ファッションの世界でも15年前ですかね、あるブランドのポスターなんかでは
歯列矯正をした外人の若い女の子の写真をメインポスターにしていたこともあったりして、
ファッションの世界でも器具をつけていることがマイナスではないと思われているんですけれども、最近で一番なるほどと思ったのは、モデルの菊池杏奈さん。
彼女も10代の時に矯正をしていて、当時モデルが矯正している場合は「笑わない」
というのがルールだったんですけれども、
杏奈ちゃんはそれを見せるような笑顔で人気大爆発しちゃったんですけれども、
隠す文化というのが日本の良さだったんですけれども、いまは時代が変わって、
自分のもっているものをどう肯定的に見せてゆくかという時代になってきたんだなと思います。

広報委員:
最後に心身ともに美しく幸せに生きてゆくためのアドバイスをいただけますでしょうか?
山本浩未さん:
美しく生きてゆくための工夫、美しくいるってとてもいいじゃないですか。
汚いものを見ているよりもきれいなものを見ている方がうれしいし楽しいしいいじゃないですか。
昔お友達のうちに遊びに行ったときに、ほとんど寝たきりの90を過ぎたお婆ちゃまが
いらっしゃったのですけれども、そのおばあちゃんが時々しか起きてこないんですけれども、
毎朝起きるとお嫁さんに髪の毛をすいてもらって、きれいにまとめて、口紅をさしてもらうのね。
そうするとすごく柔らかいいい表情をされて、そんなこぎれいにされているおばあちゃんだから
家族もみんな大切にしていたんです。
それを見たときに年寄りになって汚いのはだめだなと思ったのね。
おばあちゃんはお嫁さんが勝手にしているんじゃなくて自分で「髪結ってください」とかって
自分で言うおしゃれなおばあちゃんだったんです。
やはり自分が意識をして、きれいでいたいと思うことってすごく大切だし、
周りの人への思いやりだなと思ったんですね。
自分自身ももちろん木元をそういう風に気持ちをアップできるんですけれども、
周りの人もきれいなものが周りにあった方がうれしいじゃないですか。
そういう意味ではきれいにしておくことが周りの人への心配り、
思いやりでもあるっていうふうに思います。
そういう意味では口って言うのは、実は体の中身が出ているところでしょ。
だから歯がきれいだと体の中まできれいなような印象に見えるじゃないですか。
そういう意味では歯列矯正というのは周りの人への思いやりなのかもしれないという風に思います。歯列矯正だけじゃなくて見かけを磨くやり方はいろいろあるんですけれども、
此処にいらしている方はみなさん歯列矯正をされている方ですから、
みなさん勇気というか一歩踏み出したことはすばらしいと思うんですけれども、
記者の方の中でまだ悩んでいる方がいらっしゃったら、是非やってみたらいいのではないかと思います。
わたしも此処の前歯のところが一本だけねじれていて、15年くらい前にお医者さんで聞いたら、
「かみ合わせに関係ないから大丈夫」と言われたんですけれども、
やはりこういうのもちょっとやればできると言うことをこの会に参加するに当たって
いろいろな先生方からアドバイスを頂いたので、是非今後やってみないなと思っています。
今度お会いするときには此処に器具が突いている私に出会うかもしれません。
来年のブレーススマイルコンテストに応募しちゃったりして。
懇親会の様子はこちら
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
続きを読む