2006年12月12日

市民セミナー報告11/26 in 東京

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去る11月26日(日)に日本臨床矯正歯科医会の今年度最後の全国キャラバンとして
中野駅前のなかのZERO 大ホールにて『市民セミナー in 東京』が開催されました。
開催テーマは「時代は美しい歯並びを求めている−世界に通じる歯並びを子供達に−」と題し、
開催内容としては、相馬邦道先生(東京医科歯科大学 教授・日本矯正歯科学会 会長)による
「QOL向上へ:矯正歯科からのメッセージ」をご講演いただき、
引き続き岩崎恭子さん(バルセロナオリンピック200m平泳ぎ金メダリスト)のトークショーで
岩崎恭子さんが自分自身の矯正歯科治療体験を語り、
両講演合わせて1時間ほど行われました。
その後すぐに矯正歯科相談コーナーにて参加者の個別相談を行いました。
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相馬先生のご講演では、まず、治療に対する一般の方と、矯正歯科医との意識の差について話されました。
一般の方は主に見た目から“歯並び”に対して気にするが、矯正歯科医は“咬み合わせ”を重視するので、
見た目が良くても咬み合わせが悪い場合もあり、
よって、QOLに深く関わってくることである。
また、成人で治療される方が増加しており、矯正治療に対する意識が高まりつつある事や、
咬み合わせの不正と機能異常について科学的なデータから説明されました。
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岩崎さんのトークショーでは、えくぼ☆マガジンや本会のMOOKを制作された冨部さんが進行を行い、
一般者としての視点から岩崎さんに体験談をお話頂き、それに対して
相馬先生、池森会長が矯正治療的見地を解説していただきました。
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東京キャラバンの来場者数は事前申し込み336組808名の約60%にあたる、215組474名の方々にご参加頂きました。
矯正相談コーナーへは160組の方々が参加され40のブースを設けたことにより
数多くの参加者はスムーズに対応することができました。

展示コーナーでは、50症例の術前術後の模型に来場者は手に取ってきれいな歯並びに非常に強い関心を持たれていました。
また、ブレーススマイルコンテストの受賞者パネルにも注目されていました。

4社の協賛企業ブースでは、矯正装置を目の前にし来場者は興味津々なまなざしでした。
また、メディアからの取材申込みもあり中野シティテレビ、日本歯科新聞から取材を受け、
産経新聞では「都に流行るもの」として掲載が予定されています。
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今回の東京キャラバンでは、東京支部会員51名が一丸となってご協力いただきました。
これをきっかけに来年以降も継続した開催を期待したいと思います。
  

Posted by cpiblog01186 at 10:00TrackBack(0)