平成17年8月3日 (水)、有限責任中間法人
日本臨床矯正歯科医会の
「市民セミナー in とよはし」が愛知県豊橋市の豊橋市公会堂にて開催されました。
当日は朝から晴天にも恵まれ暑い日でしたが、多少のキャンセルがあったものの、
事前申し込みの78.5%に当たる141組274名の方々に参加頂きました。
浅見勲東海支部長の挨拶に続き、
東京歯科大学歯科矯正学講座講師の宮崎晴代先生による
『ご存知でしたか?8020達成はよい歯並びから』と題する講演 が行われました。
「8020」達成者よりみられた
「歯並びがきれい」「姿勢がよい」「スマイルが素敵」「若くて活動的」等の
共通の条件について述べられ、
きれいで健康的な歯並びの重要性について会場の皆さんに分かり易い言葉で講演をされました
その後、本会監修のMookや「えくぼ☆マガジン」のライターとしてお馴染みの
冨部志保子さんをコーディネーターとして、
矯正歯科治療を経験された3家族6名、そして講演に引き続き宮崎先生に加え、
当矯正歯科医会池森由幸会長も参加し
歯並びトーク「私の矯正歯科体験」を行い
示唆に富んだ体験談を披露してもらいました。
登壇された体験者は矯正歯科治療を受けた高校生と小学生の姉妹とそのお母さん、
現在お子さんが治療中であり自らも矯正歯科治療経験者のお母さん、
そして第1治療後経過観察中の小学生とそのお母さんの合計6名により
自分の治療の経験で良かったこと、変わったこと、辛かったことへの対処、
母親としてお母さんの治療中の対処法などについて話をされました。
治療を受けることを決めた際の親切な先生の対応や治療後の社交性の向上、
明るい性格への変化、きれいなスマイルの獲得等、矯正歯科医院の選び方や、
料金など多岐にわたりました。
様々な体験者の生の声は会場にいた参加者にとって非常に興味のある内容で、
参加者の方々はメモを取りながら聞いている方など真剣にお聞きになっていました。
そして「歯並びの悩み、矯正歯科治療のこと」について会場から質問をいただきました。
質問内容には「矯正歯科治療の料金やその支払い方法」
「医院選びの基準」
「GPと矯正歯科専門開業医かどちらでの治療を選択したらよいのか?」
「抜歯矯正歯科治療・非抜歯矯正歯科治療に対する考え」
「特定の矯正歯科治療方法に関する質問」
「矯正歯科治療への健康保健導入への働きかけ」
などの鋭い質問が出されました。
これらの質問に対して宮崎先生や池森会長から的確な回答があり、
参加者の方も納得された様子でした。
最後に中日本矯正歯科医会の伊藤和明会長(本会東海支部副支部長)が閉会の挨拶をされ、
講演は盛会のうちに幕を閉じました。
また、講演の開始前と終了後の時間帯には個別相談コーナーにて、
東海地区の矯正歯科専門開業医の先生により行われました。
18カ所の相談コーナーで101組の家族の方の「歯並びの悩み」についての熱心な質問に、
矯正歯科治療に関する書籍やパンフレットを利用してわかりやすく説明がなされました。
託児コーナーを事前予約により併設し、
小さなお子さんをお持ちの方にも、安心して講演をお聞き頂ける環境を確保し、
託児コーナーには6名託児専門業者のスタッフに委託し、20名のお子様をお預かりしました。
さらに、講演やトークショー、個別相談の模様を地元のケーブルテレビ局
「ティーズ」と東日新聞から取材を受けました。
尚、
8月4日の東日新聞朝刊にて記事になり報道されました。
また、ケーブルテレビ「ティーズ」の午後6時からのニュースで
開催の様子や会長への単独インタビューが放映されました。