カナダの素晴らしさを体感した。139
ニューヨークから5時間20分、カナダのカルガリー空港だ。
その後、バンフ国立公園、ボウレイク(湖)、ペイトレイク、コロンビア・アイスフィールド、
モレインレイクなどを2日間かけて散策した。
バンフ国立公園からは、直線道路、因みにカナダ仕様の車は、エンジンをかけると
前照灯が自動的につく、これはあまりにも道路がまっすぐなため、前を走る車なのか、
対向車なのかを区別するための措置だ。
フリーウェイは海抜1200メートルのところにある。その周囲には、海抜3000メートル級の
山がそそり立っている。
樹木もその限界点を超えているため、岩山である。そして、その上部には、氷河が点在
している。所々に滝も見える。冬は、零下40度くらいまでになる。
圧巻は、コロンビア・アイスフィールド、いわゆる大氷河だ。
その上に立った。300メートル以上の厚さがあり、その歴史を考えると鳥肌ものである。
大氷河から流れ出る「水」をコップに取り、呑んでみた。
大袈裟だと思われるが、生まれて初めての美味さであった。
カルガリーに帰る途中、フリーウェイの横をコンテナ列車が走っていた。120両の連結
である。カナダのスケールの大きさを感じた。
ニューヨークは30度であったが、カルガリー25度、バンフ20度、レイクルーズやコロンビ
ア・アイスフィールドなどは15度前後、朝方は、10度を切る。日本の晩秋のさわやかさ
であった。
カナダでの体感は、自然に手を合わす気持ちになる。感謝・感謝である。