東京アフリカ開発会議 214
東京アフリカ開発会議は1993年から5年ごとに開催され、今年は横浜
で開催される。
元総理の小泉代議士が提唱し、総理の退職金634万円全額を寄付された
ことで有名になった会議であるが、この浄財は、政府がアフリカで活動する
医学研究者等を表彰する「野口英世アフリカ賞」へ寄付したものだ。
第1回の受賞者が26日発表され、マラリア研究の英国人男性教授とアフリ
カの保健サービスに貢献されたケニアの女性理事に決定した。
5月28日の表彰式に、お二人に賞金1億円づつが贈呈される。
日本のアフリカに対する貢献は、アフリカ諸国から高く評価されている。
こうした世界の中の日本の平和活動、とりわけ、アフリカでの活動を通して、
わが国の平和活動や地域貢献を知らしめ、争いのない平和な世界の構築の
一翼を担うこととなるであろうことを期待する。横浜会議の成功を祈りたい。