早いもので・・・・ ��308

　　　　　　　　　早いもので・・・・　��308

　　　　　　　　「早いもので、もう師走！」

　　　　　　　　「早いもので、もう１年が終わろうとしている。」

　　　　　　　　「早いもので・・・・・・・・。」

　　　　　　こんな言葉を使う時期になった。アメリカのサブプライム問題に端を発した世界

　　　　　　同時不況の嵐は、当分静まりそうもなく、この状況で越年する。

　　　　　　倒産件数は、4000件を超え、上場会社の数も30社を超えた。

　　　　　　バブル崩壊を経験している日本は、またもや世界の不況大津波に飲み込まれよ

　　　　　　うとしている。

　　　　　　いまこそ、政治がリーダーシップを取るべき時代であるが、これもおぼつかない。

　　　　　　台風が来る前に、よく雨戸や窓に板を釘付けしたり、家の中を整理したりと防御

　　　　　　対策を行うが、とにかくも、人や行政に頼らず自ら真剣に対策を取らなければなら

　　　　　　ない。何をしたら良いのかわからない、などと言う暇があったら、考え、行動し、自

　　　　　　らを防御しなければならないのである。

　　　　　　　　　「早いもので、あの大不況から・・・・・〇年経った・・・」

　　　　　　と回顧する時、私たちは元気でいなければならいのである。

　　　　　　我が社の来年の受注状況はおかげさまで堅調である。これもいままでの精進と

　　　　　　お客様からの信頼があってこそである。

　　　　　　食べるもの（受注量）がなくなってから、それを求めようと思っても、得られる可能性

　　　　　　は薄い。経済不況という台風に影響を受けないための諸対策を怠らず、乗り切る

　　　　　　強い姿勢が大切である。(完）