2017年12月11日

2017年 12月の声

早いもので師走となりました。

今年の総括をすると、毎月日本人ツーリストが減少していって今年遂に来島者で韓国人ツーリストが日本人ツーリストを逆転しました。
韓国からグアムへの格安航空会社(LCC)がここ数年、便数を増やし、韓国人ツーリストは毎月二桁増が続いています。
グアムの日本人の来島者は20年前の1997年の111万人を最盛期に、去年2016年には74万人と最盛期の約60%まで減少、さらに今年は最盛期の約40%まで…
来年はデルタ航空の撤退、ユナイテッド航空の便数減少、さらなる観光客減小が予想されます。これまで「安い、近い、短い」いわゆる安近短、青い海とショッピングにこだわって海だけではないもう一つの自然と歴史や文化を軽んじてきたからです。

8月には北朝鮮がグアム沖にミサイル発射計画を表明したことで、さらに日本人観光客は激減、生徒の安全が確保できないとして、全体で約一万人近い修学旅行生がキャンセルになりました。11月に入り少しずつ観光客が戻りつつもなんとも苦しい状況が続いています。

とはあれ、そんな中でも戦跡ツアーは好評で、「そのためにグアムにきた」というゲストの人気があり、リピーターになった若い人が沢山います。
そしてグアムトレッキングは、もはやGVBのオプショナルツアーに外せない大きな目玉商品となりました。

はたして、グアムはどう変わっていくのか。

この一年をご支援頂きありがとうございました。皆さん、どうか良いお年をお迎えください。Thank you and See you next Year 2018. 代筆池田


このコーナーではトレッキングと戦跡ツアー参加者の感想文を紹介してきましたが、弊社では直接ガイドと参加者の意見が交わせるようにUsesグアムトレッキングニュース(US Explore News, Trekking News)をフェイスブックに設けています。今後は月に1回の皆様の声を月末に更新するのではなく、できれば毎回ご感想をいただいた後にそのコーナーでご紹介したいと考えてのことです。
US Explore & Study, Inc. Trekking News をご覧ください。

なお、トレッキングと戦跡ツアーの感想と参加者のスナップはそのままここでご紹介します。


【11月戦跡ツアー参加者の感想】


歴史を知ることの重要性を改めて実感しました。ご先祖様の積み重ねが今あることをもっとたくさんの人に知って欲しい。
(大阪府堺市美原区 30代男性 会社員)

レジャーが目的ならグアムでなくともハワイで良いと思う。日本人でありながら戦争というものは遠い昔のように感じてた。今回のツアーで感じたのは、ほんの少し前のことであり今は平和だがいつ戦争が起きるかもしれない。決して忘れてはいけない出来事であると考える。行くことによって人生観が変わる。心が震えた。
(大阪府堺市美原区 30代女性 看護師)

日本人のグアムに対するイメージは夏のビーチやショッピングのイメージが強いと思う。私自身そのつもりだったが、山やジャングルなど、海以外の自然も豊かだった。写真を見せた、家族や同僚も同じ反応だった。もちろん海もきれいだったが、山頂で眺める景色や、風の感じ、身長より高い草原など自然を体感できることが多かった。トレッキング終了後にグアム鎮魂社に連れて行ってくれた。そこで、グアムと日本の関係性について学ぶことができた。是非、他の若い人達にも知っていただきたい事実・歴史だった。全てのトレッキングに何かしらの形で歴史を組み込めればいいのでは、と思った。ダイビングやシュノーケリングに比べて、コースが豊富で、一回では物足りない。是非またやりたいと思う。また、最近日本でもトレッキングなどのアウトドアが人気なので、もっとアピールが必要だと考える。
(熊本県熊本市 20代男性 医療職)

戦跡ツアー パセオ
戦跡ツアー 日本軍トーチカ
戦跡ツアー グアム鎮魂社
タンクファーム Tank Farm
ロウアー・シグア・フォールズ Lower Sigua Falls
アグエコーブ Ague Cove
マロロの滝 Malojloj Falls
第三の滝 The Third Falls
フォンテの丘 Fonte Hill
フォンテリバー Fonte River
パガットケーブ Pagat Cave
フォンテの丘 Fonte Hill
フォンテの谷 Fonte Valley
マロロの滝で滝行 Malojloj Falls
ウォーター・フォール・バレー Water Fall Valley
フォンテダム Fonte Dam
  


Posted by kenhagaguam at 16:33トレッキングメッセージ

2017年12月07日

改めるに憚ること勿れ

 北鮮ミサイルの挑発の所為だけとは言えませんがこの時期の来島者はさっぱりでグアムはどん底景気に近づきつつあります。島国の欠点はこういう外部による事象に疎く、先を読み取る情報にかけることがあります。であるから進んでこれを打開するにはかなりな作業とエネルギーと情熱がいりますが島国ですから(危機感がなく)動く人がおりません。

 先だってミサイル挑発で来島者が少ない事を心配して日本人を対象に「安全宣言キャンペーン」を無料招待400人を4000万ドルを投じて行いました。キャンペーンの柱は日本人のモデルということなのですが殆ど無名でどうでもいい人、他は何故なのか韓国、中国、ロシア、フィリピンから招いていて、だんだんコンセプトが外れ、しまいにはスタディツアーに変貌してしまったようです。
て、詮無いことではありますが、こういう無策無能の役人もどきの素人が観光業を担うのですからそんなところに惜しげなく血税を払っている庶民は哀れでやり切れません。ま、日本にはない光景ですね。いや、責任を取らないという点では似ているかな?

 さて、昨日ツアーで知り合った30代の株コンサルタントを生業にしている未婚女性と南京虐殺や慰安婦問題が話題になりしばし仕事を忘れて意見をぶつけ合いました。私が信じる虐殺は誇大妄想で実情は(完全にないとは言わないまでも)証拠となるものがないこと、実際その頃その市内には外国人記者が多数いながら一人としてそれを記事や話題にしていないことなどを持ち出しました。彼女はそれらの証言も記事も風聞や間接的情報でしかなく原本ではないこと。また慰安婦問題でも同様に絶対的な確証がないから海外での慰安婦像建立に文句は言えない。むしろ、根拠がないのに反対運動をするといつしか恥を掻くことになりますね、との意見でした。ちなみに彼女は左翼的な人、反日的な考えの人ではありません。
 考えたのです。世の中にはこういう人が定めし多くいるのだろうな、と。中国や韓国の絶望的な社会仕組みや政治にウンザリし、資本主義の恩恵に浸かっているのが今の我々です。心ある人であれば神社では丁寧にお参りをし、犠牲者には心からの黙祷をする。日々市場の動向に気をかけながらしかし決してノリを超えずに自分主義の生き方を貫く。大人であればマスコミの誘いを警戒しながら独自に事実関係を調べる。そしてそれをもって暮らしの情報に組み入れる。こういう人はきっと大勢いるでしょう。冷静に客観的に事象を捉え踏む込みもせず、かといって離れるでもなく、世の中の情勢に自分なりの考えを頼りにしながら社会の波に入っていく。日本が厚みのある国柄であるという証拠でしょう。

 日本を取り巻く環境は内に外にささくれだったようにかしましく、政府や政治家、それにマスコミ報道に苛立ちながら暮らしている人は私だけではないでしょうが、社会現象に神経質になってしまうと自分の意見と異なる人がいると思わず論破を試みて同調を得ようと走ります。それが実は日本人らしくない有様だと気付きました。改めるに憚ること勿れ、昔の人は良いことを言いますね。  


Posted by kenhagaguam at 16:18

2017年11月13日

2017年 11月の声

 先月末頃から今月は米国トランプ大統領が日本、アジア歴訪のたびに出て、特に北朝鮮のミサイル核開発について諸国と意見交換を続けています。日本は憲法で専守防衛のみ武力対抗できることになっているから、北朝鮮から発射され本土着弾するまで何もできない縛りがあります。であるから米国の防衛力に頼らざるを得ません。ことの是非は戦火に巻き込まれたら出るでしょう。
年末に近づくと今年逝去した知り合いの顔を思い浮かべます。
日本ではこれまでグアム慰霊祭に参加され日本での「戦争を風化させない会」の大阪会合では事務所を提供してくださった三宅博前衆議院議員(次世代の党)が4月21日に亡くなり、ミスター・ツーリズムと愛称されたバート・アンピンゴさんが5月18日、そして戦禍の炎と呼ばれたイグネシア・バック・クルーツさんが去る11月1日に逝去しました。バートは共にグアム観光のあり方を話し合った方で、彼は初代の観光局長でもありました。バックは父と兄を日本人兵士に虐殺された経験を持つ人で、そのことを私につぶさに話すことができるほどあの時代を語ってくれたもので享年90歳。亡くなられたご三方は私にとってかけがいのない友人であり、また、存命していれば必ず日本に貢献されたはずなのに、実に惜しい思いでいます。
 とりわけてイグネシア・バック・クルーツさんの思い出が長く深いのでご紹介しましょう。ここに記すことによって、氏の情熱と貢献が多くの日本人の心へ残ることを祈願します。

 太平洋戦争が始まった時、クルーツさんは15歳で彼の父と兄が(16名の住民と共に)日本軍によって殺されるなどして日本人にいい印象を持っておらず、戦争が始まった7月になると毎年決まって彼がマスコミに登場し日本軍との苦い思い出を語っていたものでした。 
 氏の父は政治家であり教師であったこともあって氏も海軍入隊後にメリッソ村村長になり受難に遭った村民の為に慰霊碑を建て毎年慰霊祭を行なっていますが、悲惨な経験にも関わらず氏はいつも穏やかな目で接し長い間グアム現代史の注目人物だったのです。

(その1)知り合ったのは私がジャングル歩きを始めた頃で、クルーツさんに受難場所の一つであるティンタという森の中の慰霊碑を紹介してくれたのが最初で、村主催の慰霊祭へ初めて伺った時には、不審顔で見る村民を押しのけるようにして私を抱き込み、式典後の会食では村民の前で皿をとって初めに手をつけるように勧めてくれたものです。慰霊祭の締めくくりでは、軍人や被害者遺族の前で「戦争は地獄だ、もう決してあってはならない。私たちはこの忌まわしい事件を忘れてはいけないが、もう日本人を赦そうではないか」と語り酷く感動したのを覚えています。先だって某所で行った講演で私がこの事件の話をしたら「案内してくれた地元の日本人によると、そういう事件はあったけれど犠牲者は僅でしかも事故だった、と言っていました。話を誇張していませんか」と反論がありました。もしその場にクルーツさんが居れば憤怒するでしょうし、警察沙汰になり、慰安婦捏造問題より遥かに深刻な事件を惹き起こしたでしょう。チョモロ人に世話になりながら彼らの痛みや悲しみを理解しない同胞がいることに呆れます。

(その2)クルーツさんが地元の天皇陛下のお誕生日会に招かれた時、最初に陛下のお写真の前で低頭して敬意を示していたことを忘れません。同胞ですらしないのです。氏はもう時代を乗り超えていたのですね。私が主催していた日本軍の慰霊塔清掃にもよく参加してくれ、また修学旅行生徒の前で戦争の話をしてくれました。若い日本学生の前で戦争がなぜ悲劇なのかを声を枯らしながら語っていました。風化の会が主宰した日本軍戦没者慰霊祭に参列して玉串奉納を快く受けてくれたものです。慰霊祭に参加された方は覚えておられるでしょう。
 最後に会ったのが神社建立のことを知らせに行った今年の春で、その時偶然副知事のテノリオ氏がいました。そしてそれが最後でした。あれから直ぐ愛妻を亡くし、後を追うようにして亡くなりました。奥さんとは中学時代に知り合い、彼を「バック」と愛称し、それが恋をするきっかけだったとはにかんでいた姿を今も忘れません。
 クルーツさんは私に「他人を赦すこと」「思っていることを愚直に邁進すること」を教えてくれました。敬愛できるチャモロ人と出会うきっかけがあったが故に今の私があります。クルーツさん本当にありがとう。出会いに感謝します。                   
                             合掌
http://www.guampdn.com/story/news/2017/11/03/former-merizo-may
or-ignacio-buck-cruz-dies/828209001/

 このコーナーではトレッキングと戦跡ツアー参加者の感想文を紹介してきましたが、弊社では直接ガイドと参加者の意見が交わせるようにUsesグアムトレッキングニュース(US Explore News, Trekking News)をフェイスブックに設けています。今後は月に1回の皆様の声を月末に更新するのではなく、できれば毎回ご感想をいただいた後にそのコーナーでご紹介したいと考えてのことです。
US Explore & Study, Inc. Trekking News をご覧ください。

なお、トレッキングと戦跡ツアーの感想と参加者のスナップはそのままここでご紹介します。


【10月トレッキングツアー参加者の感想】

日本人のグアムに対するイメージは夏のビーチやショッピングのイメージが強いと思う。私自身そのつもりだったが、山やジャングルなど、海以外の自然も豊かだった。写真を見せた、家族や同僚も同じ反応だった。もちろん海もきれいだったが、山頂で眺める景色や、風の感じ、身長より高い草原など自然を体感できることが多かった。トレッキング終了後にグアム鎮魂社に連れて行ってくれた。そこで、グアムと日本の関係性について学ぶことができた。是非、他の若い人達にも知っていただきたい事実・歴史だった。全てのトレッキングに何かしらの形で歴史を組み込めればいいのでは、と思った。ダイビングやシュノーケリングに比べて、コースが豊富で、一回では物足りない。是非またやりたいと思う。また、最近日本でもトレッキングなどのアウトドアが人気なので、もっとアピールが必要だと考える。
(熊本県熊本市 20代男性 医療職)


【10月戦跡ツアー参加者の感想】

国の為に20810人の軍人が気力で腹を決めて死ぬつもりで立ち向かったことを風化させてはいけないと思った。愛国心に感謝。文明の違いに気づき、負けるとわかっていながら戦った敢闘精神が特に印象に残った。机上で聞くより、実際の現場で聞いた方が全然感じ方が違った。アサン展望台で見せてもらった砲弾の破片を手に持った時に戦争の恐怖を感じた。終戦後にマッカーサーの概念を変えた昭和天皇の考え方に感動した。メディアの力より戦争を止められなかった国民の「無知」にも原因はあると思った。これからも太平洋戦争について勉強し続けて多くの人達に伝えたいと思った。義務を感じた。これからもグアム島に通い続けてグアムの歴史についても勉強しようと思う。
(埼玉県川口市 40代男性 会社員)

芳賀さんが仰られるように、日本人は余りにも第二次世界大戦(太平洋戦争)の事を知らなすぎで、小学校から正しい知識を子供達に教えないといけないと思います。グアムもパラオ・ペリリュー島のように、戦跡を遺産として正しい歴史をいつでも誰でも見れる、知れるような島にして欲しいと思います。
(京都市右京区 50代男女自営業)

グアムでの日米の対義の知識はほとんど無かった。戦争がブームかした現代の一部として、ほとんどの日本人は教育されていないと思います。日本が開戦してからの、代表的な戦いしか本にもなっておらず、興味を持っている者等一部の人しか分かっていないと感じます。帰国して少し勉強したいと思いました。
(山梨県南都留郡 50代男性)

30まではグアムはただのレジャーする場所だとしか思っていませんでしたが今回グアムの見方が変わりました。戦争を体験していない自分はどんな感じなのかを知ることはできませんが話を聞いてるとそんな体験はしたくないと思いました。だからこそ戦争には参加反対ですし、するべきでもないと思いますが結局廻りの風に流されて自分が嫌でも勝手に戦争へと流されて行くことになれば人事ではすまされなくなってしまうのも事実だなと思いました。そして上に立つ人たちがバカだと下はそれに振り回されてしまう事がとても悲しく思います。何とか戦争を回避することを考えてほしいと思います。
(東京都杉並区桃井 30代男性 理容師)


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Posted by kenhagaguam at 15:21トレッキングメッセージ

2017年10月30日

この頃のこと、

 今の日本はこれまでややニュアンスやスケールが違った意味で混乱と混濁がありますね。かつては「日本人という価値観」はだいたい似たようなものでそこにお互い疑いはありませんでした。常識と愛着と責任というものが概ね共通認識だったのです。ところがコンピューターが敷衍してから日本の世相も文化も変わりました。一つがテレビゲームであり一つがスマフォ文化です。つまり楽しむのに場所と時間を選ばず、そこに自己主張を盛り込めるようになったことです。メールがそのいい例でして、文字に馴染みの薄い若者はひらがなやカタカナで文通をしています。つまり言葉の意味深さや味わいなど関係なくただ会話を楽しみます。これは物事を考える機会が薄れてきたということになります。彼らに残されたのは唯一感覚や感性で、それすらマスコミの洗脳で麻痺状態になっている人がいます。思考を面倒臭がる傾向の後に恐怖と脅威で庶民を洗脳するリーダーが生まれ、それが全体主義を形成していくでしょう。スケールも次元も異なりますが戦前の押せ押せムードで支配された世界に近くでしょう。不安になります。

第77回勝兵塾月例会 戦争を風化させない会 の講演
https://www.youtube.com/watch?v=0OxBHk2obR0  


Posted by kenhagaguam at 11:09南の島の涼風便り

2017年10月24日

東京参り

 小雨降る秋の東京へ行ってきました。
 靖国神社の例大祭へ出席するのが目的でどういう具合かその日は快晴で年配の参会者が苦労しなくて良かった、と自分も年配の身でありながらそれを忘れてホッとしました。
 それと同時に巷では衆議院議員の真っ最中、小池騒動だ立憲何とか党だ、とあいも変わらず目先のことばかりをマスコミが煽り立てている間、街行く庶民は興味なさそうでした。期日前投票をしたのですがそこにもわんさか老人がいて、いやはやな世間でありました。
 さて、今度の選挙は経済よりもいわば国防がテーマです。国防がしっかりしていなければ経済などは瞬時に吹っ飛びますからね。そういう点で安倍総理がダントツな信頼を得て2/3の議席を確保したことは我が国、国民にとって朗報であります。誰言おうグアムのアメリカ人がそう絶賛するのですから間違いありません。 今の国際情勢において安倍さんほどしっかりとした信頼を得たリーダーは他におりません。これは我が国にとっても稀有なことで、それに気づかない日本人はよほど「井の中の蛙大海を知らず」ということになります。
 さて、国について、です。立候補者たちはそれぞれ「国」や国防を語りますが同床異夢といって彼らの国のイメージがそれぞれ違います。左翼には(彼らは国際主義を主張するから本来国という意識はありません)国、というイメージがありません。彼らにとっての国は機関ですから武力で倒せます。日本人の多くは戦後から植えつけられた「日本国憲法」という理想が国のイメージのように混同しています。「国とは何か」というとこれがよくわからない。学生運動が流行していた団塊世代の時代には政治家もメディアもこぞって「平和」を口にしました。「平和」のためなら何をしてもいい、という感じでね。今もそうですが彼らは言葉を巧みに使って庶民を翻弄します。その彼らの言葉に真実も愛情もなくても気になりません。言葉で庶民を洗脳してきました実績があるからです。それを三島由紀夫が「平和といえばなんでも平和で収まるようだが、それぞれ考えている平和は異なっている。これほど言葉が乱用された時代はかつてなかった」と言葉の大切さについてコメントしていました。言葉は文化なのです。
 これは国や国家も同じで、かつては「国」も「国家」も同じ厚さと意義があって、であるから先人達はその為に戦場に生命を懸けることができたようです。であるほどに「国」や「国家」は非常に大切な含みを持っています。単なる機関のために戦死する人はいませんからね。この「国とは何か」を考えあぐねて調べていると三島由紀夫がそれを「国とは天皇を中心とした歴史や文化、伝統を維持すること」と言い切りました。まさに私が求めていた答えでした。であればこそ先人たちは敵弾を見に受けてでも国という形態を守ろうとしたのでしょう。自分が被弾することによってその分だけ国や国民が守られる、とそう思い込んでいたのです。そこが偉いのですね。
 そのことを生還兵であったお爺さんが「それは愛国心だよ」と言っていました。愛国心から先人たちは戦場を駆け、海上を滑り、やがて草蒸す屍、水漬く屍となりました。私はその国や愛国心の真髄を知りたかったのでお爺さんたちに「国とは何か」を尋ねたのですが明快な答えはありません。「感謝やお世話になったご恩返し」と言った人はいました。お爺さんは「愛国心は教わることではない」と言いました。「この世に生まれてきた感謝、学ぶ機会を得た感謝云々・・その感謝の心を他人に施す、あるいはその気持ちを社会に報恩する行為」と言いました。社会犠牲ではなく社会還元だったのです。お爺さんは「命令などではない、感謝から発した義務だった」と言いました。誠に日本人的なのです。日本人は異常なぐらいに義務を大切にしていました。そしてそれが世界で羨望される民族に昇華されたのだと思っています。国を愛するとは天皇を中心とした歴史や文化、伝統を愛すること、そこに危機が迫ったらためらわずにファイトすることだと思います。そこにあの時代の日本人気質をうかがい知ることができます。

 私たちの暮らしは「生きるための生活」ではないはずです。「生きる意義を会得し、邁進するための生活」であるはずです。それを単純に「人に役に立つ生き方」と考えれば理解できます。日々の暮らしは人と人との重なりで支えられ、それが習慣となり伝統となっていくことに気がつきます。私らはその日本的な暮らしの中で実は僅かづつ文化的な工夫をし、それが歴史という流れの線上にあることに気づきます。その継続を支え維持していくことが私にとっても次世代にとっても大切なのです。
 ちょっと難しい言い方になりましたが、国とは歴史の継続でそれは現在も変わりません。あえて意識しないからないがしろにしてしまうのだ、と思っています。

 国を支えるのは我々一人一人の国民です。憲法はその国民の存在を認め権利を認める柱であります。しかし、と同時にそれを支持するには国民一人一人が義務を負わなければなりません。「子供を戦場に送りたくないので憲法改正には反対します」と知り合いのおばさんが言っていました。自分勝手なのです。そしてこういう自分勝手な国民が今回1/3もいました。73年もの時間がこういう人を生み出してきたのです。安倍さんが政権を確保したことの意義深さを改めて実感しました。  


Posted by kenhagaguam at 13:58

2017年09月06日

2017年 9月の声

9月の声

今年に入って俄かに韓国人ツーリストが目立ち始め、この頃では日本人ツーリストの来島者が逆転してしまいました。韓国人ツーリストのマナーの悪さをよく聞きますが、大事なのは「なぜ日本人ツーリストが激減してしまったか」という単純だが重要な分析が未だに成されず、個々人が割り出したその理由には納得がいかないものが目立ちます。グアム観光局は莫大な予算を日本の広告代理店に費やし、その活性化や発展に期待をしていますが ADKという日本のメジャー代理店はそれに応えることができません。また日本には観光局の支社があり、これまた多大な経費を使って職員を雇用し、様々なイベントに精査することなく支出していますが効果がありません。これ全てがグアム人の血税から出ているのです。
今月に入ってから北鮮がグアムにミサイルを打ち込むかもしれない、という噂があって十数件の修学旅行がキャンセルになっています。なんとも苦しい状況が続いています。
とはあれ、そんな中でもトレッキング始め戦跡ツアーは好評で、特に戦跡ツアーは「そのためにグアムにきた」というゲストの人気があります。知りたかったグアム、がこのツアーのキーワードであります。そしてここにグアム観光の再生があるような気がしていますが、さて。

 お知らせです。
毎月このコーナーではトレッキングと戦跡ツアー参加者の感想文を紹介してきました。近年アンケートによるとトレッキングは概ね「初めての体験」「グアムにこんな素晴らしい魅力があったのか」「ショッピングと海者ばかりがグアムと思っていたが違う発見をした」など感想が似てきました。そこで弊社では直接ガイドと参加者の意見を交わせるようにUSエクプロアーニュース(US Explore News, Trekking News)をフェイスブックに設けています。今後は月に1回の皆様の声を月末に更新するのではなく、できれば毎回ご感想をいただいた後にそのコーナーでご紹介したいと考えてのことです。
US Explore & Study, Inc. Trekking Newsをご覧ください。

 なお、戦跡ツアーの感想と参加者のスナップはそのままここでご紹介します。


【8月戦跡ツアー参加者の感想】

ニミッツヒル展望台で聞いたお話は特に印象に残っています。日本以外の地から見た太平洋戦争のことを知りたいと思ったときに、施設をただ見学するだけでなく、直接、話を聞けるというのが選んだ動機です。戦争をもっと知らなければいけないと思うし、「許す」と言ったグアムの人たちのすばらしさを知ってもらう上でも役立つと思います。このツアーに参加しなければ、グアムのことも、戦争のことも、狭い視野からでしか見れてなかったと思います。日本では教わってないこと、また知らされてないことがたくさんあるのだと改めて感じました。参加すれば必ず感じるものがあると思うので、まずは修学旅行などで多くの子供たちに訪れてほしいです。
(兵庫県神戸市上松山市 40代男性 会社員)

アサン展望台からこの丘を敵が登ってきて…と話しを聞けたこと、聞くだけではなくて実際に見てこんなところで…と戦った人たちの大変さがズンと伝わってきて、ツアーに参加してよかったと思いました。当時、日本の為に犠牲となった多くの日本人がいたから今があると改めてそう思いました。
(愛知県瀬戸市上松山市 40代女性 教員)

戦前、戦中、戦後と国、マスメディア、教育が意図的に正しくない情報を流していた。何が正しく、何が間違っているのか判断するには余りにも情報が多いが、逆に余りにも歴史の事実が伝えられていなかったようにも思う。芳賀さんとグアムの戦跡を訪れ、芳賀さんが実際に戦争を体験した人々から話を聞き、実際にジャングルを歩き得た情報、お話を聞く機会を得たことは、本当によかった。兵隊として戦地に行った人々の苦痛、無念、悲しい惨めさは、想像を遥かに超えるものだと思うが、私たちは、本や映画、そして現地でのお話を通して想像するしかない。芳賀さんのお話を聞き、戦争に巻き込まれていった国、人々のことを想い、平和の有難さと再び戦争を起こしてはならないという思い、そして「兵隊さんありがとう」という気持ちを持ちました。戦争で命を落とした人々、日本人、アメリカ人、チャモロ人について知ること、思いをはせることは、今、平和(危うさの中にあるが)の世に生きる私達に絶対に必要なことであると思います。多くの日本人に「戦跡ツアー」に参加して欲しい。
(愛知県瀬戸市上松山市 50代男性 教員)

「家族で希望して選びました。グアムで激しい戦いがあったとは聞いていましたが、その場所を実際に見る事ができてよかったです。あらためて戦争の悲しさを感じました。ハガさんの言葉『戦後の人々が頑張って働いて、今の豊かな日本ができた』にとても感動しました。今の私達の豊な生活は誰かがきづいてくれたことを忘れずに、これからの人生も大切にしていきたいと思います。」
(東京都千代田区・30代女性・会社員)

「雑誌で戦跡ツアーを知り、深そうな内容に引かれました。グアムはすっかり観光地化されているが、サイパンは今でも戦争の跡が生々しく残っていると人づてに聞いておりました。以前グアムに来た時の私の印象も同じ様なもので、それでも個人ガイドについてあちこち回った時はそれなりに満足しておりました。・・・が今回この戦跡ツアーに参加して、至る所に戦争の跡が、それも生々しく残っている事に大変驚きました。内容に深さにおいては段違いです。半世紀以上前の出来事ですが、見方によっては、たったそれだけの間に世の中や我々の考えが何て変わってしまったんだろうと思います。あれこれ思いをめぐらせましたが、やはり行き着くところは芳賀さんがおっしゃっていたように私達は政治や歴史、文化を知らなくてはいけないと言う事です。同じ人間であった祖先が何を考え、どう行動したかを学ぶ事がとても大切で、そしてこれはとても面白い事だと思いました。これらの中には厖大な人間の『その時』や人間の持つ様々な面が詰まっています。 印象に残っている事は、連れて行って見せて頂いた数々の戦跡が非常に生々しく、この同じ場所にいた先人達の心境に思いを馳せる事が出来た事です。とても楽しく温かい気持ちで参加できました。」
(鹿児島県出水市・30代・主婦) 


【8月トレッキングツアー参加者の感想】

「楽しそうだったから。ガイドは英語だけだったけど、何となく理解できたしユーモアもあった。イケメン!海だけじゃなく山も良い!初心者コースだったけど充分ハードで思っていたより沢山楽しめた。」
(愛知県名古屋市・10代女性・学生) 

「山登りが好きで参加しました。手付かずの自然に触れてとても感動しました。日本の山とは違って蘭の花が咲いていたり、ウナギが泳いでいるのが見えとてもよかったです。それから、戦争の傷跡がまだまだ残っている事にとても驚きました。子供もとてもびっくりして、どうしてこんな所にこんなものの破片が??とホテルに帰ってからも色々聞いてきました。とってもいい経験をさせられたと思います。一番印象に残ったのはやっぱり滝壺に飛び込んだことです。次回は別のコースに是非トライしたいです。本当にいい思い出をありがとうございました。」
(愛知県春日井市・主婦・40代女性)

「ネットを見て楽しそうだったので参加しました。今までグアムに何度か遊びに来ていたが、ショッピングが中心で、自然などに触れた事がなかったのでいい経験が出来た。今回このツアーに参加したことでまた違ったグアムを楽しむ事が出来た。歴史文化についてはあまり説明が無かったが(メディカルストーンなどの話は聞けた)またグアムに来た時はもう一度参加したいと思った。」
(千葉県・会社員・30代女性)

「単なるリゾートではないグアムの自然を見たかったので参加しました。意外と山がちな地形で驚きました。大戦についての知識が浅かったのですが、実際の場所にきて説明を受けると生々しく感じました。歴史や文化については後で勉強するきっかけになりました。この経験を活かすも殺すも自分次第。トレッキングは面白かったです。日本でも山歩きなど好きですが、人は多いし自然が踏み荒らされているみたいですが、ガイドのジョーさん達と滝や草原地帯を歩いたのは『本当に自分たちしかここにいないのだ』と自然の大きさと怖さ、美しさを肌で感じました。なんとなく逞しくなれたようです。単にリゾート、グアムの表面だけを楽しむ、という観光もよいのでしょうが、トレッキングすることで他の一面に向かい合えるし、舗装された山道を歩く訳ではないので常に自然と自分が対話する様でした。観光の目的が違う人はなかなかトレッキングに参加しないでしょうが、自分を見つめ直したり、グアムを見つめ直すのに素晴らしいきっかけとなるのは確実だと思いますよ。」
(埼玉県川越市・30代女性・自由業)


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Posted by kenhagaguam at 15:47トレッキングメッセージ

2017年07月26日

2017年 7月の声

7月の声

 去る7月9日早朝から夕方にかけてのグアム戦没者と地元民戦没犠牲者の慰霊祭が終了しました。今年で5年目になる慰霊祭は、午前はジーゴ村で地元民犠牲者慰霊祭、午後2時からグアム政府公社敷地内に建立した神社前で神社落成式を兼ねております。午前はローカルの虐殺遺体が遺棄されていた場所のジーゴ村のチュグニアン、日本人学校教諭は別にして在留邦人は参加せず遠方から有志の手によって慰霊祭を行うのが通例となりました。
 午後からは例年のように靖国神社神職の祭儀によって進み、雅楽演奏が流れ舞楽「蘭陵王」が奉納されました。当日は猛暑で午前の慰霊祭では突如として大雨が降り、午後は遠雷が鳴り響く(グアムでは稀有な事象です)という誠に祭礼にふさわしい現世と御霊が触れ合っているような感じがありました。式典会場に大汗で協力された人の気持ちは筆舌に及ばない尊いものでご英霊にその気持ちが通じたようでした。昨今親族の慰霊すらまともにしない風潮にあって、戦火に散華された全ての御霊の思いに心を寄せ感謝の気持ちを表わせたことは御霊もきっとお喜びになりご安心されたことでしょう。こういう雰囲気に立ち会えた私は他の参会者同様幸せでした。
 神社建立はその行程の全てを地元の人、取り分けてジーン・カマチョ氏が熱意を持って取り仕切っていました。氏の情熱と誠意がなければ完成を見ることはなかったでありましょう。また地元支援者達の心からの後押しがなければ御霊の鎮座するお社はできなかったでありましょう。
 今後は日本から社員旅行やグループの慰労会、あるいは修学旅行の折に一度立ち寄ってもらえれば幸いですね。どうか身近なご友人へお呼びかけてください。

 さてお知らせです。
毎月このコーナーではトレッキングと戦跡ツアー参加者の感想文を紹介してきました。近年アンケートによるとトレッキングは概ね「初めての体験」「グアムにこんな素晴らしい魅力があったのか」「ショッピングと海者ばかりがグアムと思っていたが違う発見をした」など感想が似てきました。そこで弊社では直接ガイドと参加者の意見を交わせるようにUSエクプロアーニュース(US Explore News, Trekking News)をフェイスブックに設けています。今後は月に1回の皆様の声を月末に更新するのではなく、できれば毎回ご感想をいただいた後にそのコーナーでご紹介したいと考えてのことです。
US Explore & Study, Inc. Trekking Newsをご覧ください。

 なお、戦跡ツアーの感想と参加者のスナップはそのままここでご紹介します。

岐阜県美濃加茂市 30代女性 会社員
アサン展望台での景色と芳賀さんの魂のこもった言葉が重なったとき、当時の兵隊さんの行動や心境を考えると、胸に熱いものがこみあげました。特に印象に残っております。私は南方戦線が激戦地であり、グアムもそうであったと理解しておりました。しかしながら今はリゾート地というのが一番の印象であることも事実です。私は先の戦争を考えるとき、国の方針や軍人などについては賛否できるほどの知識もないし、今の状態では語る資格もありません。しかし徴兵された国民の中で今の自分の年齢や家族構成が近い方の遺書などを拝見し(靖国神社、遊就館)する度に今の自分の悩みなど大したことない、家族を大事にしようと元気づけられる気分になります。日本にとって先の戦争は決して明るくない結果でありましたが、そのような物を通して現在の生活の糧となるものを先人たちが遺してくれているのだと思うと、感謝の気持ちで一杯になります。

横浜市神奈川区 40代女性 会社員
教科書や本では分からない戦争の真実を知ることができてとても良かったです。戦争が終ってまだ100年もたってない、そんな遠くない過去に起こったことに改めて感じるものがありました。具体的にグアムでの戦争について知らなかったので初めて聞く真実に驚きもありました。大変な戦いの中でも最後まで諦めずに全力で戦った日本人の精神は素晴らしいなあと思いました。戦争で亡くなった人達のことを心に留めて感謝の気持ちを忘れずに目を過していきたいと思います。

熊本県荒尾市 50代男性 会社員
日本という国が、他国との間で覇道と王道との争いで敗れた。国民が、まだ正しい事を主張出来なかった又主張しなかった事こそが、幾万もの英霊を生みだした有る意味身から出た錆びなのでは、只今を生きている私達も何も変わっていない様に思えます。はたして英霊達が、今のこの時代を見たら何と言うのでしょうか、死んでいった人々が何を思い今の私達に何を伝えたかったか、先人達の思いを決して忘れてはいけない。二度とこの様な事は起こってはいけないと私達にかたりかけていると思います。


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Posted by kenhagaguam at 10:18トレッキングメッセージ

2017年06月08日

2017年 6月の声

6月の声

 グアムはのんびりした島だから誰もが皆のんびりしている、と思っていました。しかし、そう思い付く私自身がせっかちでアグレッシブなので変な日本人と思っている人も多くいるはずです。
 ここグアム、思う事が時間通りに進むことはまずありません。どんな簡単な着想でも、それを企画し時間にかけていくと「アっ」という間もなく時間が迫り、それに押されて他のことに目を配れなくなります。なんのことはない、東京と同じです。 しかし東京と違う面がグアムにはあります。それは非日常的な環境、といいますか、人との交渉、仕事の進め方に独特の雰囲気があって、常夏の心地良い風に吹かれて仕事をしていると、そのプレッシャーが綿飴のように軽く解けていってしまうのです。グアムは悩みを持てない島なのかも知れません。
 さてお知らせです。
 弊社も協力している慰霊祭が来月初旬に催行されます。

         グアム戦没者慰霊祭ご招待

 今年度のグアム太平洋戦争戦没者慰霊祭の日程が決まりました。今年は慰霊祭と合わせて「グアム鎮魂神社」の開眼落成式となります。かつての激戦地アサン村に日米と地元民の御霊が鎮座する社が建ちます。荘厳に満ちた今世紀最後の護国神社建立式典です。ご英霊へ向けた私たちの気持ちを集めた心ばかりの慰霊祭を営みましょう。
 
 平成29年(2017年)グアム太平洋戦争戦没者慰霊祭

7月7日(金)来島
  8日(土)式典準備
      夕刻:参会者顔合わせ夕食
  9日(日)午前 地元民受難慰霊祭
      午後 アサン村日米合同慰霊祭
      靖国神社祭祀、三田雅楽演奏、舞楽奉納

 日本にいても靖国神社と雅楽のコラボレーションは滅多にお目にかかれません。それをここ常夏グアムで開催するのは戦没者への感謝と慰労にたくさんの方が共感するからで、そのために遠く日本から来島されます。
 ご都合をつけて是非、ご参加ください。

トレッキングに興味がおあり方は、
www//usesguam.com
または日本の080-9985-6333にお電話ください。
フェイスブックのUS Explore Newsは今のグアムを紹介しています。
トレッキングコースに限らない今日のグアムニュースです。ご覧ください。


【5月戦跡ツアー参加者の感想】

「グアムでも激しい戦闘があったという事実を若い世代は知りません。ビーチやショッピングだけをPRするのではなく、歴史を知った上でリゾートを楽しむ事をしたほうが、現地の方々や亡くなった日本・米国・現地の人たちも喜ぶと思います。このツアーをきっかけに、先の戦争について自分が学校で習った事とのギャップを感じ、主体的に勉強する必要性を改めて感じました。帰国したら自分で勉強してみたいと思います。」
(東京都世田谷区等々力・20代前半女性)

「特に印象に残っているのは「作られていく戦争の歴史」でしょうか。なかった事をあった事にして、とんとん話しか進み、いつのまにか事実になる。怖いですね。グアムのイメージは変わっていません。いいも悪いもなく「リゾート」であるのだなと。ただ今日の日本側、そしてビジターセンターどちらでも出て来る「許すが忘れない」という考えは頭を下げる思いです。日本にとって…すみません、私にとって戦前に比べて、今の日本を好いてくれる人が多い…それが少なくとも戦争の結果なのかもしれません。」
(宮城県仙台市・20代後半女性・会社員)


【5月トレッキングツアー参加者の感想】

「トレッキングが好きなので参加しました。グアムならではのルートに大変感動しました。赤土の上を歩いたり、ジャングルの中を通り抜けたり、川沿いを歩いたり、滝壺に飛び込んだり・・・。こんなルートは日本にはありません。今、中高年の間でトレッキングがブームになっています。折角だから海よりも、グアムならではのトレッキングを楽しむのもいいと思います。」
(大阪府枚方市・40代前半女性・会社員)

「滝つぼへダイブ!!トレッキングでかいた汗も吹き飛びます。山頂では爽やかな風とともにランチタイム。お勧めです。」
(茨城県守谷市・30代前半女性・公務員)

「海がメインというイメージのグアムの違う一面が見てとれました。今ののどかな雰囲気からは想像できない(戦争という)暗い歴史があり、トレッキングを通じてそれを決して忘れてはならないのだ、と痛感しました。
コースは進むのに困難な道も、多少危険な道もあり、それがワクワクして楽しめました。また、少人数での参加だったため、ガイドさんや他の参加者との触れ合いも楽しく、コースの長さも短すぎず長すぎずの丁度良い感じで充実ツアーでありました。」
(神奈川県川崎市・20代前半女性・派遣社員)

「始めて会った人同士も仲良く助け合ったりして人間の温かさを感じた。」
(埼玉県入間市 ・20代前半女性)

「いきなり草むらに入り洞くつを教えてもらった、と思ったら中に入ることまでできて、今までにない凄い物を見た気がしました。そして山道を歩き、自然にあるバナナやノニの実を見たり、カエルを見たり・・・・。普通に過ごしてたら見ることの出来ない物を見ました。滝つぼに行くまでには、水に浸かり道を渡ったり、ロッククライミングのように岩を手足でつかまりながら進んだり、イメージとはるかに違ってました。滝つぼでのジャンプは実際にやろうとすると恐くなりましたが、飛んで水に入った瞬間の興奮は今でも忘れられません。...なので、2回やりました!!」
(東京都墨田区・20代後半女性・看護士)

「自然と遊ぶことの楽しさ!!これにつきます!川へのダイブ(*ジャンプ)が最高でした。」(神奈川県海老名市・20才前半男性・会社員)

「空がとてもキレイなことに感動しました。また、戦争中に使われていた洞窟に入ってみたり、ジャングルの中を歩いたりしてると、戦争中の兵士達はどんなに大変だったか・・・・、と初めて真剣に考えました。少し人生勉強になりました。たくさん身体を動かして、滝にうたれて、本当に気持ち良かった。空と海と緑の美しさは忘れられません。」 (茨城県牛久市・20代前半女性・会社員)

「川歩きをして海以外にも素敵な自然があるんだなぁ、と感じた。祖父がグアムの戦地にいた話を聞いていたので感慨深かった。」
(宮崎県阿波岐原町・30代前半女性・会社員)

「ダイビングが目的だったのですが、サイパンと迷っていて、トレッキングが出来る事を知り、グアムに決めました。ショッピングとビーチしかないと思っていたグアムで、“山登りができるんだよ!!”と言いたいです。グアムに行く友人がいたら、是非勧めたいです!」(茨城県牛久市・20代後半女性・会社員)

「いつも都会の中で働いて、なかなか自然の中に飛びこむということがなく、何を見るにも新鮮でした。植物園でしか見た事がないバナナの実、タロイモが見れた事がとても印象に残ってるし、山の中を歩いていて、その土臭ささや草の匂いも印象に残ってます。いつもの生活を忘れ、心身ともにリフレッシュできました。
滝つぼへのダイブ(*ジャンプ)は本当はとても怖かったのですが、思い切って飛び込んでみると、その気持ちよさが体全体に広がり、日ごろのストレスも歩いてきた疲労も忘れました。普段は出来ない事がグアムで出来る、ということが新鮮でした。」
(千葉県八千代市・20代後半女性・看護士)


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Posted by kenhagaguam at 14:35トレッキングメッセージ

2017年05月12日

2017年 5月の声

5月の声

 寒さ暑さも彼岸まで、と言います。日本は彼岸花が美しい時期だそうです。
 地元ゆえの産みの苦しみとでもいうのでしょうかようやく「グアム鎮魂社」の建立認可がおりました。これまで口頭で約束してはいたものの、そこはお天気次第でくるくるコースが変わるようにこの島での役所向きの運びは思うようになりません。そのお陰で少し利口になりました。

 で、早速グアム戦没者慰霊祭のご案内とご招待

 今年度のグアム太平洋戦争戦没者慰霊祭の日程が決まりました。今年は慰霊祭と合わせて「グアム鎮魂神社」の開眼落成式となります。かつての激戦地アサン海岸に日米と地元民の御霊が鎮座する社が建ちます。荘厳に満ちた今世紀最後の護国神社建立式典です。ご英霊へ向けた私たちの気持ちを集めた心ばかりの慰霊祭を営みましょう。
 
 平成29年(2017年)グアム太平洋戦争戦没者慰霊祭

7月7日(金)来島
  8日(土)式典準備
       アガット村アリファン山激戦地探訪(希望者)
       夕刻:参会者顔合わせ夕食
  9日(日)午前 地元民受難地訪問
       午後 アサン海岸於日米地元民合同慰霊祭
          靖国神社祭祀、三田雅楽吹奏
       夜:参会者お別れ夕食
  10日(月)午前 戦跡トレッキング(希望者)予備日
       帰国

* なお神社建立にあたって礎石に添える一部として皆様の住居付近にある石片(大きくて10〜15センチ以内)をご持参ください。記念石とします。
* 参加費はお一人$100(食事代は別途)来島時に徴収させていただきます。
* 式典経費、移動費、遺跡探訪ガイド料、空港送迎費などの一部に充てます。
* フライト、ホテルの予約をご希望の方は・・・、
 株式会社サンロードサービス
〒256-0813 神奈川県小田原市前川120フレスポ小田原シティーモール南館2階
Tel:0465-48-8880 Fax:0465-20-3094
E-mail : tsuzuki@sunroadservice.co.jp

 現時点で参加可能な方は是非ご一報ください。詳しい情報をお知らせします。 
ご連絡はグアム(671)647−0280、777−4545まで、
                               芳賀 健介

 探検トレッキング」、「戦跡ツアー」のお申し込みとお尋ねは、
uses@teleguam.netか090−4959−6456へ日本語でどうぞ、
www.usesguam.comでは情報を得られます。

【2017年4月参加者の感想】

【トレッキング】
「洞窟を見て、自然の美しさや神秘を感じました。自然が作り上げたからこその素晴らしさがあると思いました。昼食の場所での景色も360℃美しくてびっくりしました。歴史の話しを聞いて、グアムも色んな歴史があるのだな、と感じました。道は険しくて帰りはもうヘトヘトでしたが、体験できて良かったです。最高でした。」
(大阪府高槻市・20代女性・学生)

「グアムは観光化されて、日本語が普通に通じ、街も整備済という印象でしたが、トレッキングした場所は、自然の残る島に来たなという感じを持たせてくれました。整備され尽くした処を見て廻るよりもグアムならではのものを見て歩けたのは大変有意義でした。ローカルガイドがユニーク、日本人の様なアメリカ人日本語スピーカー、とても楽しめました。どうぞこのまま山道は山道のまま整備などされず末長くツアーをお続け下さい。」
(岐阜県岐阜市・50代男性・会社員)

【戦跡ツアー】

「青い穏やかな海を眺めながら、73年前に先人達は今私達がこのような風景を眺めながら語らうことが出来るこの状態を守ってくれたんだなと感じました。こんな海が軍艦で真っ黒になっていた、だなんて考えられません。これが私達戦後生まれで平和ボケしている若者なんです。グアムは何も知らず海で遊んでショッピングして帰る場所じゃないと思います。これだけのことが今出来るのは、先人のおかげであることを認識すべきです。今の若者は自分の利益、自分の命よりも大事なものを守るという概念はほぼ無いと思います。というよりも、まず命より大事なものって何なのかわからないと思います。だからこの戦争、この時代に興味を持たないどころか、嫌悪する人も多くいるのです。正直言って私も国のために死ぬという考えは共感できることではありません。しかし、その先人の思いを知ることは出来ます。むしろ知らなくてはいけないことだと思います。芳賀さんの『戦争は誰かのせいではなく、国民のせい』という言葉は本当に同感だし、私の持っている考えと同じでした。とにかく日本人の本来の心は美しく誇りに思うことであると心から思いました。この戦跡ツアーに参加して本当に良かったです。母も来たがっていたので、帰国してしっかり私が伝えようと思います。ありがとうございました。」
(山口県山口市・20代・女性)

「日教祖の力が盛んだった頃に教育を受けた私の世代は、現代史がスッポリ抜けた、『日本史』なるものを受験勉強用にと学ばされました。戦争映画を見ても、悲惨さと悲しみと涙の無力な民間人のお話ばかり。その中での日本兵は『何も考えず』『感じず』ただひたすら天皇陛下に命を捧げる事のみを口にするアンドロイドのような描き方がされているものばかり。もっと恐ろしい事に人口増加を食い止める策として『戦争が意図的に起こされているし、これからも戦争は必要悪なのである』などという話しがゴシップニュースと共に流されている時代です。 
 そんな中、初めて戦跡へ足を運び身体で感じ目に焼き付けた事は、何にも増して戦争の悲惨さを考えさせて頂いた、ありがたい経験になりました。グアムが単に”ブランド品が安く買える””海がきれい”だけの島でしたら、私は一度経験したら二度とは来る気が起こりませんでした。しかし、この戦跡ツアーに参加して、初めてグアム島と日本の深い関係ともっと戦争の事を次世代と共に学ばなければならないという気持ちが芽生えてきたのです。今だ2万人もの無名戦士の眠る島であるこのグアム島は、もっと私達と魂のレベルで繋がっているのです。でも重過ぎるメッセージばかりでは人は敬遠します。本気でグアムを愛する日本人が育っていくと思います。」
(福島県伊達市・60代・女性)

「激戦地だったというイメージは少なからずあったのですが、その地へ実際行って、話しを聞くということが、とても有意義だと思いました。元日本兵の方々の話を聞くことができ、感動しました。生々しかったです。でも負けるとわかっていて戦争をしたなんて残酷です。グアムは太平洋戦争の激戦地だったと言うことしか知らなかった為、もっと詳しく知りたいと思いました。」
(千葉県美浜市・50代・女性)



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Posted by kenhagaguam at 14:15トレッキングメッセージ

2017年05月02日

アメリカ事情、トランプ政権100日

 「またかい」と言われそうでなんですが、トランプのことから・・・。昨日の彼の蜜月100日間の感想演説を耳にしました。その自画自賛、軽薄なコメント、子供みたいな物言いにうんざりしたのは世界の頂点に立つ米国に期待があるからでした。彼を評価するのは一点、シリア爆撃だけ。しかしそれも中東に自由主義を定着させたい、という広義の攻撃ではなく「子供が毒ガスで殺されたから」という弱者救済のようなイメージしか残しません。彼は弱者を救っているようで物事の本質が見えていないのでしょう。また、こんなことしか思いつかない、というのがビジネスでしか物事を見ることができない者の弱さなのでしょう。

 アメリカの悲劇は自由と法律で人を縛ってきた結果、米国的ダイナリズムと世界観が擦れてきたことです。政治の最高峰、ビジネス界の超トップという人物達が大統領をしてきた結果がこれですから結局、大げさに持ち上げなくても所詮、結局は人間が人間を動かす、という基本原理は変わらないということですね。警告を無視してミサイルを発射した北鮮を罰することができなかった中国に、何らのペナルティが課せられないことを見てもトランプという器がどれほどのものか、がわかります。
 北鮮のミサイル射撃を阻止できなかった米国は少なくとも平和を守る保安官ではない、ということがわかりました。西部劇では先に銃を抜いたら即座に射ち返します。相手の弾がどちらに飛ぶか、どのような武器であるかは問題ではありません。西部劇を見すぎた私は今回の摩擦にそう期待しました。北鮮が、ミサイルを失敗(失敗しなくとも)したが、米国の警告を無視したのは事実でした。しかし何事も起こりません。トランプにはその気が無かったからでしょう。であるから世界はこれを米国の脅し(と受け取ります)を跳ね返した北鮮に今後は注目が行くでしょう。大国アメリカの武力に屈せず堂々とミサイルを撃って見せたのですから当然ですし、北鮮はさらに精度のいいミサイルを作って弱小テロ軍団に売りつけるでしょう。
 極端ではなくトランプは、北鮮、とりわけて金首領とその取り巻きをこの際殲滅させるべきだったのです。そう進言した武将もいたと察しますが、今や数代にわたる米国大統領は威厳を国民に見せることに執着するだけで本来持つべき「米国の責任が何であるのか」に見放されているようです。
 本来、米国、韓国、日本、それに自由主義を愛する諸国連合VS北鮮をはじめとする中国、シリア(それに寄り添うロシア)など反米諸国との争いがこの摩擦の発端でした。それがどれほど難しい課題であるかは国連安全保障理事会の様子を見ればわかります。その結果、米国に屈しなかった北鮮と中国は、今後ますます米国を中心とした自由主義国家を牽制し、可能な限りそれら諸国を分断していくでしょう金と武力でもって。パワーのない者には世間はついていかないことを彼らは熟知してるからです。そしてこれは大戦争へ向けた不幸な手打ちになるような気がしてなりません。うやむやの手打ちの後には必ず大戦争が起きるのはヤクザ世界だけではなく歴史も証明しています。
 これらに関わる日本の政界についてはもうコメントのしようがありません。「冷静に対処する」とは誰に向けて言っているのか、「厳重抗議」はどのような意味合いがあるのか、コメントする菅官房長官の苦痛に満ちた表情は自主的な行動を取れず、縛りとなっている憲法改正も能わず、「撃ったら撃ち返す」という自衛の原則も口にできず、何の選択肢もないまま自分の手足を縛っておきながら、強盗に「泥棒はいけないのですよ」と命乞いしているようなものです。これに抗議すらできない野党の政治家は主体性すらないのだから犬猫と変わりません。

 我が国は73年前に戦争で大敗しました。負けたのは残念ですが戦前以上の栄華に復興させています。それでも我が民族が負け続けていると感じるのは国という名前ではなく、自身の精神力を見失い、本当の意味での「誇り」というものが何であるかがわからなくなっているからです。トランプと似たようなものです、あまりにこの世的な価値観しかないのです。グアムで戦死された高品中将がその直前に大本営に向けて「彼らを誇りに思って欲しい」と遺書を遺しています。日本的精神が廃れ物欲に満たされている限りその本当の意味はわからないでしょう。実に無念です。  


Posted by kenhagaguam at 14:37南の島の涼風便り