2017年05月12日

2017年 5月の声

5月の声

 寒さ暑さも彼岸まで、と言います。日本は彼岸花が美しい時期だそうです。
 地元ゆえの産みの苦しみとでもいうのでしょうかようやく「グアム鎮魂社」の建立認可がおりました。これまで口頭で約束してはいたものの、そこはお天気次第でくるくるコースが変わるようにこの島での役所向きの運びは思うようになりません。そのお陰で少し利口になりました。

 で、早速グアム戦没者慰霊祭のご案内とご招待

 今年度のグアム太平洋戦争戦没者慰霊祭の日程が決まりました。今年は慰霊祭と合わせて「グアム鎮魂神社」の開眼落成式となります。かつての激戦地アサン海岸に日米と地元民の御霊が鎮座する社が建ちます。荘厳に満ちた今世紀最後の護国神社建立式典です。ご英霊へ向けた私たちの気持ちを集めた心ばかりの慰霊祭を営みましょう。
 
 平成29年(2017年)グアム太平洋戦争戦没者慰霊祭

7月7日(金)来島
  8日(土)式典準備
       アガット村アリファン山激戦地探訪(希望者)
       夕刻:参会者顔合わせ夕食
  9日(日)午前 地元民受難地訪問
       午後 アサン海岸於日米地元民合同慰霊祭
          靖国神社祭祀、三田雅楽吹奏
       夜:参会者お別れ夕食
  10日(月)午前 戦跡トレッキング(希望者)予備日
       帰国

* なお神社建立にあたって礎石に添える一部として皆様の住居付近にある石片(大きくて10〜15センチ以内)をご持参ください。記念石とします。
* 参加費はお一人$100(食事代は別途)来島時に徴収させていただきます。
* 式典経費、移動費、遺跡探訪ガイド料、空港送迎費などの一部に充てます。
* フライト、ホテルの予約をご希望の方は・・・、
 株式会社サンロードサービス
〒256-0813 神奈川県小田原市前川120フレスポ小田原シティーモール南館2階
Tel:0465-48-8880 Fax:0465-20-3094
E-mail : tsuzuki@sunroadservice.co.jp

 現時点で参加可能な方は是非ご一報ください。詳しい情報をお知らせします。 
ご連絡はグアム(671)647−0280、777−4545まで、
                               芳賀 健介

 探検トレッキング」、「戦跡ツアー」のお申し込みとお尋ねは、
uses@teleguam.netか090−4959−6456へ日本語でどうぞ、
www.usesguam.comでは情報を得られます。

【2017年4月参加者の感想】

【トレッキング】
「洞窟を見て、自然の美しさや神秘を感じました。自然が作り上げたからこその素晴らしさがあると思いました。昼食の場所での景色も360℃美しくてびっくりしました。歴史の話しを聞いて、グアムも色んな歴史があるのだな、と感じました。道は険しくて帰りはもうヘトヘトでしたが、体験できて良かったです。最高でした。」
(大阪府高槻市・20代女性・学生)

「グアムは観光化されて、日本語が普通に通じ、街も整備済という印象でしたが、トレッキングした場所は、自然の残る島に来たなという感じを持たせてくれました。整備され尽くした処を見て廻るよりもグアムならではのものを見て歩けたのは大変有意義でした。ローカルガイドがユニーク、日本人の様なアメリカ人日本語スピーカー、とても楽しめました。どうぞこのまま山道は山道のまま整備などされず末長くツアーをお続け下さい。」
(岐阜県岐阜市・50代男性・会社員)

【戦跡ツアー】

「青い穏やかな海を眺めながら、73年前に先人達は今私達がこのような風景を眺めながら語らうことが出来るこの状態を守ってくれたんだなと感じました。こんな海が軍艦で真っ黒になっていた、だなんて考えられません。これが私達戦後生まれで平和ボケしている若者なんです。グアムは何も知らず海で遊んでショッピングして帰る場所じゃないと思います。これだけのことが今出来るのは、先人のおかげであることを認識すべきです。今の若者は自分の利益、自分の命よりも大事なものを守るという概念はほぼ無いと思います。というよりも、まず命より大事なものって何なのかわからないと思います。だからこの戦争、この時代に興味を持たないどころか、嫌悪する人も多くいるのです。正直言って私も国のために死ぬという考えは共感できることではありません。しかし、その先人の思いを知ることは出来ます。むしろ知らなくてはいけないことだと思います。芳賀さんの『戦争は誰かのせいではなく、国民のせい』という言葉は本当に同感だし、私の持っている考えと同じでした。とにかく日本人の本来の心は美しく誇りに思うことであると心から思いました。この戦跡ツアーに参加して本当に良かったです。母も来たがっていたので、帰国してしっかり私が伝えようと思います。ありがとうございました。」
(山口県山口市・20代・女性)

「日教祖の力が盛んだった頃に教育を受けた私の世代は、現代史がスッポリ抜けた、『日本史』なるものを受験勉強用にと学ばされました。戦争映画を見ても、悲惨さと悲しみと涙の無力な民間人のお話ばかり。その中での日本兵は『何も考えず』『感じず』ただひたすら天皇陛下に命を捧げる事のみを口にするアンドロイドのような描き方がされているものばかり。もっと恐ろしい事に人口増加を食い止める策として『戦争が意図的に起こされているし、これからも戦争は必要悪なのである』などという話しがゴシップニュースと共に流されている時代です。 
 そんな中、初めて戦跡へ足を運び身体で感じ目に焼き付けた事は、何にも増して戦争の悲惨さを考えさせて頂いた、ありがたい経験になりました。グアムが単に”ブランド品が安く買える””海がきれい”だけの島でしたら、私は一度経験したら二度とは来る気が起こりませんでした。しかし、この戦跡ツアーに参加して、初めてグアム島と日本の深い関係ともっと戦争の事を次世代と共に学ばなければならないという気持ちが芽生えてきたのです。今だ2万人もの無名戦士の眠る島であるこのグアム島は、もっと私達と魂のレベルで繋がっているのです。でも重過ぎるメッセージばかりでは人は敬遠します。本気でグアムを愛する日本人が育っていくと思います。」
(福島県伊達市・60代・女性)

「激戦地だったというイメージは少なからずあったのですが、その地へ実際行って、話しを聞くということが、とても有意義だと思いました。元日本兵の方々の話を聞くことができ、感動しました。生々しかったです。でも負けるとわかっていて戦争をしたなんて残酷です。グアムは太平洋戦争の激戦地だったと言うことしか知らなかった為、もっと詳しく知りたいと思いました。」
(千葉県美浜市・50代・女性)



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Posted by kenhagaguam at 14:15トレッキングメッセージ

2017年05月02日

アメリカ事情、トランプ政権100日

 「またかい」と言われそうでなんですが、トランプのことから・・・。昨日の彼の蜜月100日間の感想演説を耳にしました。その自画自賛、軽薄なコメント、子供みたいな物言いにうんざりしたのは世界の頂点に立つ米国に期待があるからでした。彼を評価するのは一点、シリア爆撃だけ。しかしそれも中東に自由主義を定着させたい、という広義の攻撃ではなく「子供が毒ガスで殺されたから」という弱者救済のようなイメージしか残しません。彼は弱者を救っているようで物事の本質が見えていないのでしょう。また、こんなことしか思いつかない、というのがビジネスでしか物事を見ることができない者の弱さなのでしょう。

 アメリカの悲劇は自由と法律で人を縛ってきた結果、米国的ダイナリズムと世界観が擦れてきたことです。政治の最高峰、ビジネス界の超トップという人物達が大統領をしてきた結果がこれですから結局、大げさに持ち上げなくても所詮、結局は人間が人間を動かす、という基本原理は変わらないということですね。警告を無視してミサイルを発射した北鮮を罰することができなかった中国に、何らのペナルティが課せられないことを見てもトランプという器がどれほどのものか、がわかります。
 北鮮のミサイル射撃を阻止できなかった米国は少なくとも平和を守る保安官ではない、ということがわかりました。西部劇では先に銃を抜いたら即座に射ち返します。相手の弾がどちらに飛ぶか、どのような武器であるかは問題ではありません。西部劇を見すぎた私は今回の摩擦にそう期待しました。北鮮が、ミサイルを失敗(失敗しなくとも)したが、米国の警告を無視したのは事実でした。しかし何事も起こりません。トランプにはその気が無かったからでしょう。であるから世界はこれを米国の脅し(と受け取ります)を跳ね返した北鮮に今後は注目が行くでしょう。大国アメリカの武力に屈せず堂々とミサイルを撃って見せたのですから当然ですし、北鮮はさらに精度のいいミサイルを作って弱小テロ軍団に売りつけるでしょう。
 極端ではなくトランプは、北鮮、とりわけて金首領とその取り巻きをこの際殲滅させるべきだったのです。そう進言した武将もいたと察しますが、今や数代にわたる米国大統領は威厳を国民に見せることに執着するだけで本来持つべき「米国の責任が何であるのか」に見放されているようです。
 本来、米国、韓国、日本、それに自由主義を愛する諸国連合VS北鮮をはじめとする中国、シリア(それに寄り添うロシア)など反米諸国との争いがこの摩擦の発端でした。それがどれほど難しい課題であるかは国連安全保障理事会の様子を見ればわかります。その結果、米国に屈しなかった北鮮と中国は、今後ますます米国を中心とした自由主義国家を牽制し、可能な限りそれら諸国を分断していくでしょう金と武力でもって。パワーのない者には世間はついていかないことを彼らは熟知してるからです。そしてこれは大戦争へ向けた不幸な手打ちになるような気がしてなりません。うやむやの手打ちの後には必ず大戦争が起きるのはヤクザ世界だけではなく歴史も証明しています。
 これらに関わる日本の政界についてはもうコメントのしようがありません。「冷静に対処する」とは誰に向けて言っているのか、「厳重抗議」はどのような意味合いがあるのか、コメントする菅官房長官の苦痛に満ちた表情は自主的な行動を取れず、縛りとなっている憲法改正も能わず、「撃ったら撃ち返す」という自衛の原則も口にできず、何の選択肢もないまま自分の手足を縛っておきながら、強盗に「泥棒はいけないのですよ」と命乞いしているようなものです。これに抗議すらできない野党の政治家は主体性すらないのだから犬猫と変わりません。

 我が国は73年前に戦争で大敗しました。負けたのは残念ですが戦前以上の栄華に復興させています。それでも我が民族が負け続けていると感じるのは国という名前ではなく、自身の精神力を見失い、本当の意味での「誇り」というものが何であるかがわからなくなっているからです。トランプと似たようなものです、あまりにこの世的な価値観しかないのです。グアムで戦死された高品中将がその直前に大本営に向けて「彼らを誇りに思って欲しい」と遺書を遺しています。日本的精神が廃れ物欲に満たされている限りその本当の意味はわからないでしょう。実に無念です。  


Posted by kenhagaguam at 14:37南の島の涼風便り

2017年04月12日

トランプの逆襲

 トランプ大統領のシリア爆撃が社内で話題になっています。我々は「平和」を強く求めています。毒ガスを放ったシリア軍人も核ミサイルを他国に発射する北鮮人も、それを阻止しようという米国民や会話を持って理解を深めるべきだと主張する中国人も、自分さえ良ければいいという良識ある我が国民も、皆んな争いのない状態「平和」を願っています。全てが平和のための平和主義者による戦争なのです。もちろん「平和」という言葉は地球規模どころか宇宙規模まで及ぶ大切な希望です。かの三島由紀夫は「これほど言葉が氾濫するとその言葉の意味が同じではなく通用しなくなる。例えば平和と言えば誰もが異なる平和をイメージする」と言葉の氾濫、幻を平和という言葉を使って説明していました。平和という言葉は無闇矢鱈に使うべきではないのかも知れません。。その目的としているゴールがそれぞれ思惑とは違っているからです。我が政治家やおばちゃん達を見ていればそれがわかります。
 我々は戦争に懲りたから「平和」、それも永遠なる平和を希求しています。戦後当時願った平和は国民が共通した価値観と体験から得た教訓の平和でした。しかしその平和を維持するには争いがあることをも覚悟してもいました。なんでもかんでも諸手を挙げて相手の言いなりになる「平和」ではなかったのです。先人が強靭な平和への意思を持っていたのは平和と争いは表裏にあって、それを守るためには戦わざるを得ないことを会得していたからです。だから言葉に説得力と信念がありました。また平和を語る時、先ず自分の意見や信念、想念があり、それを基準にして平和を犯すことの是非を述べていました。身の回りの安全、原発騒ぎの時のような混乱を防ぐことだけが平和の目的ではないはずです。全てが国家の中の安心であり安全が大切で、それを守るためには時として他国と争そわなければならなくなります。まともな国のまともな国民ではそれを当たり前としています。平和は念じて達成できる次元ではないからです。
 さて、あれほどトランプに批判的であったアメリカ人がトランプの英断を賞賛しています。彼の「子供や赤子にさえ毒ガス兵器をしようする残忍さ」は万人に理解されています。これまで平和、平和と平和という言葉を使って争いを避けている間に、弱小軍団は核兵器をもち、「相手の誠意に依存していた」が大国ロシアや中国は着々と軍威を整えいつでも戦争する段階にきています。ロシアのウクライナ侵略もシリアの毒ガス、北鮮のミサイル準備も察知しながら国民の嫌う戦を避け続け、平和という言葉で面等向かうべき勇気と誠実をごまかし続けてきたオバマ政権の欺瞞性が露わになっています。それだけでも彼を支持していた「平和」という言葉に酔い、何も考えない野党の存在など(なんとかの)つっかえにもなりません。
 もし米国が北鮮を攻撃するとして、我が国民は何を考えるのでしょう?政治家はどのような行動をとるのでしょう。またぞろ米国を批判し抗議するのでしょうか?それともこれまで口先抗議とおためぼかし交渉をしてきた日本的なやり方を悔やみ反省するのでしょうか?米国が彼らを叩こうとする、その気持ち、その戦略がわかるのでしょうか。いやきっとまたぞろ他人事のように批評するだけなのでしょう。我々は戦争から実際は何も学んでいないのですから。  


Posted by kenhagaguam at 16:37ニュース

2017年 四月の声

 4月の声

 日本は列島を横断する桜吹雪が話題になっています。何年か前に書くことがなくなって桜にちなんだ偉人や辞世を紹介したことがありました。桜はそれだけ日本人の心血に染み込んだ日本的な日本人的なシンボルなのであります。
 そこで知人がここグアムに桜木を持ち込み「神社の周辺に植えましょう」と提案してきました。このグアムに桜を植樹する発想はもう随分と前からありました。戦争慰霊碑や各村々に桜吹雪を咲かせよう、という発想だったのですがグアムは米国領ですから植物と肉類の持ち込みは厳禁です。まあ裏から手を回せばどうにかなるさ、と軽い気持ちで先ず桜のことを調べてみました。その結果はノンでした。桜は一年に一度のある期間、マイナス0度を通過しないと蕾が育たず花は咲かないのだそうです。桜の花が咲かない「桜」では盛り上がりにかけますね。
 今、この7月の神社落成式に向けて神社周辺の整備が話題になっています。そこで私が提案しているのが戦前まで移住邦人も軍人たちも、一緒に仰いだ南洋桜(火炎樹)の植樹です。この火炎樹、オレンジがかった綺麗な花が咲きますがとても桜花に「似ている」とは言えません。であるから考え込んでしまうのであります。


「探検トレッキング」、「戦跡ツアー」のお申し込みとお尋ねは、
www//uses@teleguam.netか090−4959−6456へ 日本語で


「グアムは都会な感じがするけれど、自然もいっぱいあるのでもっと早くこれを知りたかったです。楽しかったのでもう一度やりたいなと思いました。」
(愛知県豊川市・小学生)

「ここに(パガット)先住民が数多くいたことに驚いた。昔でも人間は賢かったということがわかった。安全に探検ができた。ガイドさんの説明はわかりやくかった。」
(兵庫県西宮市・中学生)

「週末日本で山歩きをしているのでグアムでも海ではなく山歩きがしたかった。パガットケーブへ行く希望がかなえられました。グアムのイメージというと海と買い物ですがジャングルもあるし色々なコースを歩いてみたいです。植物日本と違い、蝶もたくさん飛んでいました。お昼の休憩が海を見渡せる場所で景色もよく素敵でした。ケーブの中での水遊びも楽しかったです。ガイドさんの個性がでますね。皆さんと楽しく過ごしたのでホテルでお別れする時とても良い笑顔で互いに気持ちよく別れました。グアムはホテル付近で過ごしていてはもったいない、自然の中に時間の方がリフレッシュできると思いました。」
(千葉県柏市・50代女性・会社員)

「グアムは海、ビーチ、マリンスポーツのイメージでしたが今回参加して知らない世界を感じました。もっとガイドブック、ネットなどで紹介していったらよいと思います。思っていたよりハードではなく、サンダル、リュックを借れたので楽しめました。ガイドさんが深切で大変良かったです。また他のコースに挑戦してみます。ランチのおにぎり美味しかったですよ。」
(匿名希望)


「子供達に冒険心を培って欲しいと思った事と、大自然を肌で感じグアムの歴史も合わせて知りたかった。チャモロ人の石臼が残り、高床式の遺跡から実際そこに人が住んでいたという話を体感できた。洞窟内での遊泳が日常で考えられない神秘的空間で誘ってくれた。断崖絶壁からのダイビングは自分自身の記憶に残る瞬間だった。子供も年の近い日本人ガイドと楽しそうにツアー参加ができて本当によかった。ダイビングもガイドの慎重さと適切なアドバイスがとても印象に残った。彼なしではとても無理だった。このツアーは大気汚染で先が見えないマリンスポーツに代わってグアムの歴史に触れ大自然を満喫できる新しいスポットになければならない。」
(大阪府高槻市・40代半ば男性・歯科医師)

【戦跡ツアー】

「リゾート観光ではない地元の歴史の実際を知りたかったので参加しました。グアム事態が初めてでしたが、チャモロ人のことを初めて知りました。イメージしていたよりも多民族国家である事に驚きました。チャモロ文化の特産品でもあればいいなと思いました。
 学校では戦争がネガティブイメージ。日本人が悪いという教育を受けてきました。今回のツアーや台湾のおじいさんの話を聞いていなければそのまま何もしらないまま過ごしてしまうところでした。アジアを守ってきたお陰です。日本人が自国に対して誇りを失っている場合ではありません。歴史を学んで先人が持っていた誇りを取り戻さなければと思いました。
 日本の学校教育では教わらない歴史、事実を是非このツアーで体験して欲しい。このツアーを広めることにより、グアムを訪れる人がもっと増えると思います。」
(東京都足立区・30代女性・主婦)

「マスコミや教育に不信を感じ真実を知りたい、人に伝えたいとおもったのがきっかけでした。祖父の兄は戦死していて歴史を辱められるのがとても悔しいです。
 本や映像ではピンと来ないのですが現地で熱い語り口調の話を聞いていると臨場感があってとても良かったです。恥ずかしながら特に東京ではこういう会話はタブーでしてケンさんのよう人がどんどん増えることが望みです。東京は本屋に左翼が多く一昨年の冬まで反韓国の本は一番目立たない所に置いてある状態でした。陰ながらネットで調べそういう本を書く人が現れるように応援させていただき成果を挙げています。3年前大震災で打ち拉がれている時にフジテレビは韓国の宣伝ばかりし、他局も韓流ドラマばかり流してついにフジテレビ前でデモが起きたほどでした。これはネットによって広がりお台場に1万人以上集まりました。
 ツアーを紹介している【地球の歩き方】はとても有効です。女性に興味をもってもらい、参加者には少し予備知識があるといいと思いました。また台湾にも広めたらいかがでしょう。日本語のできる人が多いからです。グアムは海遊びだけではありません。海はどこにでもあります。旅行で文化や歴史を知りたい旅行者も多いはずです。是非知的に満足できる企画を押し進めてください。莫迦ばかりがツーリストではありませんから。」
(東京都・40代男性・医師)

「昨今の国内外の情勢から自分と同世代の間で、自分達が直接拘ることはないと思われていた戦争の現実を知りたいと思ったから参加しました。これまで度々ヨーロッパなどを旅しながらそれぞれの国人々がどのように戦争の歴史と向き合ってきたのかを見てきました。ドイツやイタリアでは大規模なものから些細なものまで(当時の)戦跡やモニュメントを残し、自ら犯したことを痛烈に自己批判している姿に胸をうたれた、またスペインでは祖父母が頑に語ろうとしない内線時代の記憶を若い世代が積極的にそれを知ろうとして歴史資料の発掘が行われていることに大変驚きました。それらと比較して日本の人々の歴史に対する関心や責任感が軽薄なのは、己の罪を悔やみ、他者を許す勇気を日本人が持とうとしなかったからなのかも知れなません。そうした中で戦争を持込んだグアムという土地で日本人による戦跡巡りが良く発展していくことを願っています。「日本の青少年」ばかりではなく様々な国の若者が共に戦跡を回る事でお互いの立場を比較しながら理解し合えるツアーになれば素晴らしいですね。」
(東京都世田谷区・20代・学生)

「パラオ、サイパンと違い、グアムはアメリカ領土に攻め込み、その後アメリカに攻め入られたんだと初めて知りました。以前より、大東亜戦争には関心があったので、国を思い命をかけて、先人達が戦い抜いた話は本当に感激し、改めて今、生かされている事に感謝しました。戦争は絶対にあってはならないものだと感じておりますが、いざ戦いが始まった際には、国の為、人の為に命を投げだせる日本人の尊いは美しさというものと、今の日本人はもっと知るべきだと思います。」
(栃木県那須高原市・30代女性・主婦)

「戦没者慰霊公苑の壕跡にまつある話が作り話だということが印象に一番残りました。その前に展望台で、日米の激戦、日本兵の決死の覚悟について話を聞き、とても心を揺さぶられていただけに、むなしいような悲しいような気がしました。芳賀さんが「慰霊に来るのはここじゃないよな」と言っていたのが、本当にその通りだと思いました。またチャモロ人が日本を許そうと言ってくれた話も印象的でした。子ども達は、私が時折、戦争の体験談などを見せるのですが、「学校で習ったから」「同じような事だから」と読もうとしませんでした。でも、今日は子ども達もとても熱心に聞いていました。ご自身の目で、耳で、足で様々な体験談などを収集された芳賀さんならではのお話で、引き込まれました。戦争は絶対いけないこと。でも、このツアーを通して、そこには沢山の人達のストーリーがあって、「戦争」というひとくくりにしてはいけないような気がしました。また、歴史というものは、一方から見るのではなく、多角的な視点でとらえていく必要があると思いました。」
(40代女性・主婦)


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Posted by kenhagaguam at 16:00トレッキングメッセージ

2017年03月09日

2017年 三月の声

 三月の声

 あっという間に冬が通り過ぎ巷では桜情報が飛び交っています。
 グアムは変わらず冬状態でありながらなぜか春到来を間近に感じていたりします。来島者数だけに熱中する余り質の高いツーリストを軽視した結果が正にこれです。この矛盾した悩みと将来への不安をこれまで何度か訴えてきましたが一蓮托生といって、気がついても誰も動かず動かないままただ成り行きばかりをぼんやりと眺めています。これってなんとなく日本の政治に似ていますね。
 
 気になったことをFBに書きました。
「おそらく先日の豊洲移転についての石原元都知事の返答に不信感を抱いた・・という人が多くいるでしょうし、またメディアの反応も一様に「責任転嫁」と決めつけるでしょう。でも私はちょっと見方が違います。
 石原さんは、責任は自分にある、と最初に明言しています。これでいいのです。これ以上話すことはないのですが、世間はその経緯を聞きたかった(かどうかわかりませんが)ので、具体的に当時を振り返ったのだといい方に理解しました。氏は全体の構造や細々した問題点は「専門家ではないから、専門職に任せた」といいました。それも当然です。(あの)菅直人総理は専門でもないのに知ったかぶりで余計な口を挟んだ所為で福島原発では酷い被害を出しました。このことを忘れてはいけません。それでも彼は犯罪人になっていません。石原氏はトップとして部下に詳細を詰めさせまとめさせた、それを信頼するのは当たり前で、その部分に瑕疵があるのであればそれも当然部下にあるのであってそこを先ず明確にする必要があります。でないと部下は首切り覚悟の仕事をしません。トップが裁可したらそれで責任がなくなると誤解するからです。そしてそれが都庁の最大の病巣でこれを石原氏も「都庁は伏魔殿だ」と喝破しました。
 豊洲に限らずオリンピックも同様に(解雇される恐れの無い)官僚や役人によって裁決され、事情に無知なトップを誘惑し責任転嫁をしています。そして我が国はこういう組織体と抜け穴と癒着体質でここまできました。「官僚がのさばる政治は絶対よくならない。彼らは自己保身に固執し、改革をためらう。なぜならそれまで築いて来た体質を変えることになるからだ。」かつて石原氏は国会でそう述べていました。情況を変えることを生命がけで反対する愚かな政治の、政治家の、その根本に官僚への遠慮があったことを見抜いていたのです。そしてその抜け目ない役人達への膨大かつ不公平な給与は私たち国民の血税から支出されています。これは大きな問題です。こういう体質が國を滅ぼしてきたのだと最近になって感じるのです。
 豊洲でいえば、勝手に都の予算を割り振りし、その言い逃れと言い訳に終始していた担当役人こそが戦犯なのです。彼らが周到に責任転嫁を工夫し、それが術となっていることこそが問題の本質になります。こういうのを「木を見て山を見ず」といいます。裁かれるべきは彼らの方でトップではないのですが、そういう体質に慣れきり温存してきた職員はそう思いません。トップに責任をなすり付けます。そしてそういう図式を造り上げてきた担当職員(会社であれば役員)の体質「あなたまかせ体質」を諾としてきた我が国民の方にこそ本当は病巣があるのです。であるがゆえに当事者達には今こそ恐ろしいほどの厳罰を課してもらいたいものです、次世代への戒めとして。であるから小池氏はそういう大きな視点にたった改革を進めるべきです。もう余計なことをいわずに。でないと役人に嘲笑されます。

 グアムはこういう面倒なことがないので、それがいいのかも知れませんね。

「探検トレッキング」、「戦跡ツアー」のお申し込みとお尋ねは、ケン芳賀のグアム探検トレッキングツアー!
Website:www.usesguam.com
E-mail:uses@teleguam.net
Tel:080-9985-6333


参加者の声

【トレッキングツアー】

「幻想的で日本ではまずできないと思っていました。思っていた以上に大変だったけど普段ではできない体験ができたことに満足しました。ジャングルの中でヤシの実や昔の人々が住んでいた跡その歴史の話、とてもたくさんの体験ができました。洞くつの中はすごい幻想的でとても楽しかったです。ガイドのジョークがかわいらしく、優しくて楽しく最高でした。いい意味でこれまでのグアムのイメージをうらぎったツアーでした。」
(大阪府大阪市・20代女性・美容師)

「想像していたよりハードだったけれど、それ以上に現実離れしたこのツアーの体験はすごいものとなりました。自然にふれることも少ないんで本当に良かった。ガイドさんも英語が伝わらない中とてもていねいに説明してくれて、さらに楽しいツアーとしてくれた。価格以上のツアーだと思った。グアムは観光地でも海のイメージしかなかったけれど、自然が沢山で素晴らしいです。また行きたいと思いました。こういう感想はふだんは書かないけれど、今の気持ちを人に伝えておきたくて思わず書きました。」
(東京都杉並区・20代女性・会社員)

「友人がガイドブックをみてチャレンジしたいといったので楽そうだからチャレンジした。思っていたよりすごく自然がたくさんあると思いました。印象にあるのはランチの時の絶景です。海のイメージしかなかったけれど洞穴などもありたくさん見所がある場所だと思いました。またチャモロ人の村跡などはとても貴重な所でいい体験になりました。」
(東京都・20代男性・会社員)

「せっかくの旅行を買い物だけで終わらせたくなかったからすぐ決めました。グアムは3回目ですが『マリンスポーツと買い物』というイメージしかなかったです。後は理解しているようで理解していない戦争のことしかなく、リゾートがメインになっていると思いました。こんなにグアムを深く感じることができたのは初めてです。すごくきれいな洞穴。チャモロの人たちがどんな知恵を使って暮らしてきたのか、自然をたくさん感じたからこそ理解できました。ヤシジュース、レモンの葉のにおい、おじぎ草、木の皮の繊維、石に水をためること、など日本では感じることができないのが多かった。洞くつ探検に惹かれて参加したのですが、それ以上に魅力がいっぱいでした。感動しました。ガイドは気さくでできないながら英語でたくさん話ました。これまでのツアーではガイドが変な色目を使うのが普通で誘われたこともありましたが、今日のガイドはそういうそぶりも見せずに一生けんめいにグアムのことを話してくれました。英会話ができたらもっとお話ができたとおもいます。これまでのグアム、海とショッピングではない本物のグアムを体験したことでグアムがすごく好きになりました。」
(大阪市港区・30代女性・美容師)

【戦跡巡りツアー】

「幼い頃より父からミッドウエー海戦などの話を聞いて育ちました。本日は大変有意義な一日を過ごせたことを嬉しく思い感謝いたします。グアム島の歴史を様々な角度から知る事が出来、その場所を実際に訪れ、自分の目で見る事が出来たのが大変よかったです。芳賀さんの豊富な知識(今までの数々の出来事の集大成)と惹き付ける話術で楽しく色々なことを学ぶ事が出来た事を感謝します。もっと多くの人にこのツアーを知ってもらい、参加してもらいたいと思いました。」

「最近日本では大東亜戦争の本当の歴史に興味をもち、史料館や戦跡巡りをする人が増えてきています。グアムはマリンスポーツなどのリゾートだけではなく、このような歴史もある国(スペイン統治、チャモロ人、アメリカ統治、日本統治などの)という側面からもアピールする事で、今までグアムに興味のなかった層(私もそうでしたが)をも観光に来てもらえれば経済効果も見込めると思います。」

 
「日本の高校生が修学旅行で韓国へ行った際、ありもしなかった慰安婦像の前で土下座をさせられたそうです。実に腹立たしいことですが、文科省にPRして日本の修学旅行を誘致奨励してもらえるように働きかけるといいと思いました。」
(名古屋市中川区・40代女性・臨床工学技師)

グアムで御会いしましょう!


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Posted by kenhagaguam at 17:43トレッキングメッセージ

2017年02月15日

2017年 二月の声

2月の声

 今年の日本は全国的に寒波が続いているそうです。グアムはこれまで日本人観光客がその全体の多くを占めていたのですが年々その数が韓国人が増えるにつれ今や逆転の憂き目にあっています。
 この現象はグアムにとって極めて深刻な状態で最近になって(売り上げが急落するにつれて)観光局も情況の把握に動いています。もう遅いのですが・・。

 なぜ「日本人ツーリストが減少するとまずい」のかといいますと、日本人の購買意識は世界でも類をみないほど高く、また好い物は惜しげ無く買う。面白いことはなんでもやってみる、というのがあります。長年旅行に慣れて来た一つの癖であります。また、どの国に行ってもその国の習慣に従い、ツアーの内容に従い、ホテルのポリシーに従います。エレベーターはきちんと並び、買い物も列に並び、間違っても和食レストランでキムチを要求するような無粋なことはしませんし、考えもしません。この日本人の礼儀正しさとサービス側に対しての労りや配慮というのは旅行者として当たり前のことですが、グアムへ来る他の国民と較べると雲泥の差が見られます。そこが日本人の素晴らしさとなってローカルに愛されているのです。そして来島者の逆転現象によりグアムはサイパン並みに景気が盛り上がらず、期待もできず、であるから主力の(航空会社の含めた)サービス機関が撤退していくでしょう。それが私がもっとも恐れていたグアム経済の沈下です。
 とはあれこれは総て観光局や業界がこれまで日本人ツーリストに期待し、抱いていた「ショッピンググアム」という固定観念の崩壊を意味します。もっと積極的にグアムの真の魅力、その歴史と文化を軸において積極的に企画しておけばよかったのです。というのも程度の高い観光地であればそれに似合ったツーリストがやってくるからです。そして、そのツーリストこそがグアムを永遠に魅力あるデストネーションに広めていったはずでした。
 私が主宰しているトレッキングも、戦跡ツアーが少しずつブームになりリピーターが増えて来ているのは正にその表れといるでしょう。グアムの歴史を相手にしたツアーが充実した時、はじめて真の意味のショッピングとコラボが叶うのです。こうつぶやきながらもう15年も過ぎました。


参加者の声

「戦争を肯定するわけではない。太平洋戦争は望んで米国に仕掛けたわけではないが、グアム、サイパン、ペリリュー島、硫黄島などは本土防衛のための最前線となり終盤には激戦地となり日米多くの若者が犠牲となる。グアム島はスペインの帝国主義に簒奪され本来チャモロ人が住む島であり現在米国の統治下にある。戦争中のチャモロ人の犠牲者も多く出ている。しかし、彼らはその惨禍を忘れることなくとも日本を許した。このツアーでは戦争の爪痕はわづかにしか残されていないが、ツアーガイドを務めたケン芳賀氏はこのチャモロ人の言葉を胸に戦争に生き残った人の記憶と記録を後世の人に残すべく尽力している。亡くなった多くの日本人は当時、祖国を守りたい一心で闘い犠牲になった。日本軍部の命令に従って死んだだけというものではない。無駄死にだと今の人たちは片付けることに危機感を覚える。いざという時、国を守るということは崇高な精神がなければできることではない。他人に対し配慮が出来ず、他民族に対する思いやりを失えば自国を守ることもできないはず。今、現在進行形で日本は中国の覇権主義の前にもろくも崩れかけている。人は誰のために生きるのか、社会の一員としてどう行動するのか、若い世代に真剣に考えて欲しい。戦争を肯定するのではなく、抑止するために知恵をだすことが我々の使命であることを、今回のツアーを通して感じることが出来ました。ケン芳賀氏には元気で活躍して頂きたい。グアム島は観光の島、マリンレジャーもいいでしょうが、日本人の心の持ち方を教えられるこのツアーは多くの人に体験してもらいたいと願います。」
(東京。60代男性・企業宿舎管理業)


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Posted by kenhagaguam at 12:55トレッキングメッセージ

2017年01月12日

2017年 一月の声

新年あけましておめでとうございます。

 グアムでトレッキングなどのオプションルツアーを始めて17年になります。誰も興味をもたなかった時代、グアムを歩き回った結果「グアムにはジャングルに足を踏み入れた向こうに歴史と文化があった」と感動し、日本のビジターへ「もう一つの自然」を紹介したのがツアーのきっかけでした。今ではわけのわからない会社が雨後の筍の如く湧いて来て真似をしておりますが、それはそれでグアムの紹介になればいい、とそう考えるようになりました。ただ、間違ったコンセプトとサービスが取り返しのつかない事故にならねばいいが、とそれだけを念じております。

 今年もよろしくお願い申し上げます。


【2016年12月参加者の感想】

12月戦跡ツアー

「私達が今、グアムを楽しめているのは何故でしょうか?それは芳賀さんがおっしゃっているように「あなた達のしたことを許す」と言ってくれるチャモロ人の心のおかげです。そして「祖国の人々を守るためと」必死に戦った先人のおかげです。そのことに目を向けず、快楽だけを追求するのは、品位に欠けるのではないでしょうか。最も印象的だったのは、展望台でのお話です。今の私達があの景色を見ると、海は美しく、楽園の象徴のように思えます。しかし、米軍を待ち噛まえていた。日本軍の方々には、「死の海」、「死の丘」に映っていたことでしょう。そのことを思うと胸が痛みます。そして17kmという射程距離と180cmという大きさの大砲。その破片を手にした時の衝撃は忘れられません。あの破片を受けたひともいる。それを隣で見ていた人もいる。それでも「死ぬのは怖くない国民の為なら喜んで死のう」と言う。そして「命を粗末にするな。死ぬ為に来たのではない。守る為に来たのだ。」という上官。魂から生きている人々の言葉です。」私は現在、小学校の教員をしています。この国を、この世界を一歩でもよくすることを思い、やっています。戦争の歴史は学べば学ぶほど深く、「今まで知らなかった」と思わされます。その深さや重さにひるんでしまうことも多いですが一つずつでも真実を知り、子供達に伝えていく必要があると痛感しました。歴史を引き継ぐ、価値あるツアーです。ありがとうございました。」

(30代男性・教員)


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Posted by kenhagaguam at 15:24トレッキングメッセージ

2016年12月28日

年末のご挨拶

 いよいよ年治めが近づきました。
 皆様もさだめしご多忙のことでしょう。
 グアムでも年末には大掃除をする習慣があるそうです。

 さて、日米両国大統領によるハワイの慰霊行事が終わり、そこで「祖国の為に殉じた兵士」に心からの尊敬と感謝の言葉が交わされていました。知らなかったのですが、その日、攻撃隊の一人(飯田さんという名前の中佐だったか)が被弾し、空母へ戻れないことがわかって、部隊を引き連れ帰路の航路まで誘導して後、彼一人引き返して自爆突撃した話がありました。米軍は驚くことに、そして感動を覚えるに、その敵兵の慰霊碑を建立したそうです。そこが米人の懐の深さですね。またミズーリに特攻した兵士を水葬したそうです。彼らにとってもそこまで信念をもって忠実にことにあたる兵士はとっても偉いのであります。
 私がグアムで慰霊祭をやりたいから、と許可を求めに行った際に彼ら米政府の役人は「これまで日本側から申し出がなかったのが不思議だった」といっていましたが、それまでは希望する者がいても、かつての敵国で(我が先人の)慰霊祭を行う、という行為よりも地元島民と米軍の顔色が気にかかっていたから行動出来なかったのでしょう。ですから一概に「その気がなかった」とは言い切れません。ただ臆病者、腰抜けだったのです。グアムの米軍も島民も前の大戦の善し悪しは別にして「国の為に生命を投げ出す行為は美しいこと」と思っています。その気持が底辺に宿っているからこそ日本軍兵士の慰霊祭も、また鎮魂神社建立も受け容れてくれるのです。この受け容れ行為は我が国民も同じです。我々にも赦しの心があるからです。異なるのは「国の為に生命を投げ出す行為は美しいこと」という感情がないことです。ここら辺のメンタルの違いが日本が成長できない大きな隔たりでしょうか?
 このハワイ慰霊では何度も「寛容と和解」を繰り返していました。私は米国に住んでいるからそれを感じることが多々あります。しかしながら我が国民は大戦に従軍した兵士(とりわけて英霊)を心よく思っていません。未だに祖国を守る為に生命を懸け散華した兵士に感謝する素養がありません。護国神社、靖国神社へ行きません。戦争を憎悪する余り、これに参加した将兵すべてに責任があり、諸悪の根源と勘違いしている者がおります。戦時〜団塊世代にそういう人が多いのはその所為です。戦後教育がそう仕向けたのですが、それにしてもそこから脱却し、あの時代、あの世相、あの国際情勢を俯瞰の目で捉え考える気運が未だに育っていないのが不思議であります。
 国家国民のために犠牲になられた英霊のお陰で今ある平和があるのですが、米人のように素直に「国の為に生命を投げ出す行為は美しいこと」と道徳や思想面からだけではなく、精神面から教育し直していく必要がありますね。その誇りが無い限り我が国はいつまで経っても成人国家になり得ません。大切なのは経済大国ではなく精神立国だからです。台湾の人の方がそのことをよく知っています。

 今年もメールなどでご迷惑をおかけしました。長文なので根を上げた方もおられるでしょう。失礼しました。
 とはあれ、毎年思うのは年の瀬であります。僅か1日の違いながらこうも気が安らぎ、そして引き締まるのはなぜでしょう?人間とは不思議な生き物ですね。
 本来であればお世話になった方へメールではなく賀状をお送りするのが大人としての筋でありますが、移住してからその習慣がピタと止まりました。お陰で下手糞な字をさらすことがなくなったのですが負い目の気持は変わりません。
 どうか佳い新年をお迎えください。来る一年が飛躍の年でありますようにお祈りします。

 芳賀健介  


Posted by kenhagaguam at 14:18南の島の涼風便り

2016年12月21日

学生と戦争のこと

 神奈川県から修学旅行が戦跡ツアーに参加しました。10年以上も続いています。ツアー後に代表の学生が戦争を「軍人が大間違いを犯した」と発表したのには些か驚きました。教育とは教え方一つで「人道主義的な過ち」と「やむを得ない究極の選択」によって先人の行いの正邪がわかれます。私は教育とは学ぶこと、だと思っていて、であるがゆえに常に様々な見解を(教えるのではなく)伝え続けるものであるべきだと信じています。特に戦争は字義だけで捉えると深みが薄れ結果が全てになります。「戦争はあってはいけないこと」は当たり前ながら、そこには領土争奪だけではなく、宗教的なこと、異国に嫌悪を伴う生理的なこと、権利を奪い合う政治的なことなど様々な要因があるので、単純に幼児に躾けるような「してはいけない」だけでは本当の成人は育ちません。
 私の知る限り前の大戦では国際情勢にもまれながら軍人達はそれでも懸命に自国優先を求めていました。それがやがて追い詰められて祖国護持に変わり「身を以て太平洋の防波堤足らん」と覚悟していった様がわかっております。愚かな選択はいうまでもありませんが「大間違いを犯した」と決めつけたら浮かぶ背も無くなります。つまりそれをもって次世代の日本人とは縁が切れるということになるからです。「(戦争の選択が)正しいとは思わないが、君らの為なら喜んで生命を捨てる」といった若い軍人の愛情と気迫に満ちた遺言に悲哀を感じてなりません。IMG_0406
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Posted by kenhagaguam at 14:30イベント・慰霊行事

2016年12月08日

真珠湾攻撃の日

 今日は真珠湾攻撃の日、つまり大東亜戦争が始った日です。ここグアムはその3時間後に始りました。国会議員の下地幹郎さんはその真珠湾へ慰霊祭の為に参列されています。
 さて、安倍総理がそのハワイ真珠湾に米軍戦没者の慰霊に行く、という話についてですが・・。これは賛成も反対もなく、かつての敵国の将兵を公式に慰霊するのは大切なことであって、おそらく陛下も同じことをどこかで思っておられるかも知れません。愚か者はこれを謝罪、と決めつけますが謝罪もなにも祖国防衛の為に闘った兵士を慰労し讃え、哀悼するのは(どこの国であれ)国民であれば当然だと思います。ここグアムでも「我が英霊の慰霊祭を挙行したい」と申し入れて許認可を求めたら「これまで日本人が言い出してこなかったのが不思議だった」と皮肉をいわれましたが、ことほど左様に彼らでさえ(敵味方に関わらず)国家の為に散華した将兵を尊敬する気持に変わりがないのです。それを恥とも思わない感じないのが我が国民です。
 安倍さんはしかし総理になってから隣国の反発を配慮して靖国神社を参拝していません。また韓国に慰安婦問題の謝罪として10億円もの資金を供出しています。嘘を真実と認めたのです。真珠湾での慰霊はパフォーマンスと思いたくないのですが、やはりそこに矛盾とおためぼかしを感じざるを得ません。
 とはいいながらこれは国民の多くが心に潜めている似たような感情でしょう。思っていても口にも表情にも出さず、できれば穏便に金銭で解決するか距離をおいておきたい、という風に。ですから安倍さんだけを責めるわけにもいきませんね。ただ、こういう姑息なで自己保身の配慮がいつしか大いなる誤解を招き、他国や自国民へ影響する事だけは忘れてはいけません。前の大戦はこういうお国事情と「貴方任せ」の無責任が惹き起こした、という事実を知っておくべきですね。

 これから本格的な寒さ到来です。どうかお元気でいらしてください。  


Posted by kenhagaguam at 13:40グアム戦争物語