2017年02月15日

2017年 二月の声

2月の声

 今年の日本は全国的に寒波が続いているそうです。グアムはこれまで日本人観光客がその全体の多くを占めていたのですが年々その数が韓国人が増えるにつれ今や逆転の憂き目にあっています。
 この現象はグアムにとって極めて深刻な状態で最近になって(売り上げが急落するにつれて)観光局も情況の把握に動いています。もう遅いのですが・・。

 なぜ「日本人ツーリストが減少するとまずい」のかといいますと、日本人の購買意識は世界でも類をみないほど高く、また好い物は惜しげ無く買う。面白いことはなんでもやってみる、というのがあります。長年旅行に慣れて来た一つの癖であります。また、どの国に行ってもその国の習慣に従い、ツアーの内容に従い、ホテルのポリシーに従います。エレベーターはきちんと並び、買い物も列に並び、間違っても和食レストランでキムチを要求するような無粋なことはしませんし、考えもしません。この日本人の礼儀正しさとサービス側に対しての労りや配慮というのは旅行者として当たり前のことですが、グアムへ来る他の国民と較べると雲泥の差が見られます。そこが日本人の素晴らしさとなってローカルに愛されているのです。そして来島者の逆転現象によりグアムはサイパン並みに景気が盛り上がらず、期待もできず、であるから主力の(航空会社の含めた)サービス機関が撤退していくでしょう。それが私がもっとも恐れていたグアム経済の沈下です。
 とはあれこれは総て観光局や業界がこれまで日本人ツーリストに期待し、抱いていた「ショッピンググアム」という固定観念の崩壊を意味します。もっと積極的にグアムの真の魅力、その歴史と文化を軸において積極的に企画しておけばよかったのです。というのも程度の高い観光地であればそれに似合ったツーリストがやってくるからです。そして、そのツーリストこそがグアムを永遠に魅力あるデストネーションに広めていったはずでした。
 私が主宰しているトレッキングも、戦跡ツアーが少しずつブームになりリピーターが増えて来ているのは正にその表れといるでしょう。グアムの歴史を相手にしたツアーが充実した時、はじめて真の意味のショッピングとコラボが叶うのです。こうつぶやきながらもう15年も過ぎました。


参加者の声

「戦争を肯定するわけではない。太平洋戦争は望んで米国に仕掛けたわけではないが、グアム、サイパン、ペリリュー島、硫黄島などは本土防衛のための最前線となり終盤には激戦地となり日米多くの若者が犠牲となる。グアム島はスペインの帝国主義に簒奪され本来チャモロ人が住む島であり現在米国の統治下にある。戦争中のチャモロ人の犠牲者も多く出ている。しかし、彼らはその惨禍を忘れることなくとも日本を許した。このツアーでは戦争の爪痕はわづかにしか残されていないが、ツアーガイドを務めたケン芳賀氏はこのチャモロ人の言葉を胸に戦争に生き残った人の記憶と記録を後世の人に残すべく尽力している。亡くなった多くの日本人は当時、祖国を守りたい一心で闘い犠牲になった。日本軍部の命令に従って死んだだけというものではない。無駄死にだと今の人たちは片付けることに危機感を覚える。いざという時、国を守るということは崇高な精神がなければできることではない。他人に対し配慮が出来ず、他民族に対する思いやりを失えば自国を守ることもできないはず。今、現在進行形で日本は中国の覇権主義の前にもろくも崩れかけている。人は誰のために生きるのか、社会の一員としてどう行動するのか、若い世代に真剣に考えて欲しい。戦争を肯定するのではなく、抑止するために知恵をだすことが我々の使命であることを、今回のツアーを通して感じることが出来ました。ケン芳賀氏には元気で活躍して頂きたい。グアム島は観光の島、マリンレジャーもいいでしょうが、日本人の心の持ち方を教えられるこのツアーは多くの人に体験してもらいたいと願います。」
(東京。60代男性・企業宿舎管理業)


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Posted by kenhagaguam at 12:55