2017年12月07日

改めるに憚ること勿れ

 北鮮ミサイルの挑発の所為だけとは言えませんがこの時期の来島者はさっぱりでグアムはどん底景気に近づきつつあります。島国の欠点はこういう外部による事象に疎く、先を読み取る情報にかけることがあります。であるから進んでこれを打開するにはかなりな作業とエネルギーと情熱がいりますが島国ですから(危機感がなく)動く人がおりません。

 先だってミサイル挑発で来島者が少ない事を心配して日本人を対象に「安全宣言キャンペーン」を無料招待400人を4000万ドルを投じて行いました。キャンペーンの柱は日本人のモデルということなのですが殆ど無名でどうでもいい人、他は何故なのか韓国、中国、ロシア、フィリピンから招いていて、だんだんコンセプトが外れ、しまいにはスタディツアーに変貌してしまったようです。
て、詮無いことではありますが、こういう無策無能の役人もどきの素人が観光業を担うのですからそんなところに惜しげなく血税を払っている庶民は哀れでやり切れません。ま、日本にはない光景ですね。いや、責任を取らないという点では似ているかな?

 さて、昨日ツアーで知り合った30代の株コンサルタントを生業にしている未婚女性と南京虐殺や慰安婦問題が話題になりしばし仕事を忘れて意見をぶつけ合いました。私が信じる虐殺は誇大妄想で実情は(完全にないとは言わないまでも)証拠となるものがないこと、実際その頃その市内には外国人記者が多数いながら一人としてそれを記事や話題にしていないことなどを持ち出しました。彼女はそれらの証言も記事も風聞や間接的情報でしかなく原本ではないこと。また慰安婦問題でも同様に絶対的な確証がないから海外での慰安婦像建立に文句は言えない。むしろ、根拠がないのに反対運動をするといつしか恥を掻くことになりますね、との意見でした。ちなみに彼女は左翼的な人、反日的な考えの人ではありません。
 考えたのです。世の中にはこういう人が定めし多くいるのだろうな、と。中国や韓国の絶望的な社会仕組みや政治にウンザリし、資本主義の恩恵に浸かっているのが今の我々です。心ある人であれば神社では丁寧にお参りをし、犠牲者には心からの黙祷をする。日々市場の動向に気をかけながらしかし決してノリを超えずに自分主義の生き方を貫く。大人であればマスコミの誘いを警戒しながら独自に事実関係を調べる。そしてそれをもって暮らしの情報に組み入れる。こういう人はきっと大勢いるでしょう。冷静に客観的に事象を捉え踏む込みもせず、かといって離れるでもなく、世の中の情勢に自分なりの考えを頼りにしながら社会の波に入っていく。日本が厚みのある国柄であるという証拠でしょう。

 日本を取り巻く環境は内に外にささくれだったようにかしましく、政府や政治家、それにマスコミ報道に苛立ちながら暮らしている人は私だけではないでしょうが、社会現象に神経質になってしまうと自分の意見と異なる人がいると思わず論破を試みて同調を得ようと走ります。それが実は日本人らしくない有様だと気付きました。改めるに憚ること勿れ、昔の人は良いことを言いますね。
Posted by kenhagaguam at 16:18