2012年12月19日

父の愛

娘が一人暮らしを始めて、部屋を片付けていたら
一冊の本が出てきました。

「親が死ぬまでにしたい55のこと」

どんな思いで買ったのかは聴かなかったけれど、
娘は「読んでみたら?」と、この本は家に置いて行きました。
感情が大きく大きく動くのがちょっぴり怖くて、
しばらくページはめくらずにいました。

しばらくして、何故かとても読みたくなりました。
55人の親に対する愛情や、想いが綴られています。
色々な親子のエピソードについ泣けてきて・・・。

読みながら父を思い出しました。
私が幼稚園教諭をしていた頃の運動会の日、
父は自慢のカメラを持って、
こっそり見物に来ていました。
クラスの子ども達を撮っているのかと思ったら、
出来上った写真は、9割が私。
それもどれもかなりの、どアップです。

クラスのお父さんが、
小さなわが子を撮影するのにまぎれて、
父は、大きくなった私を懸命に撮っていたのです。

あまりのどアップに、
「お父さんたら〜やめてよ〜!!」
なんて出来上った写真を見て言っていたけれど、
ホントはとても嬉しかった。。。

何故あの時、
「ありがとうね」って言えなかったんだろう。
「恥ずかしいけれど嬉しかったよ」って。。。

父を感じるとき、
近くに父の気配を感じるようになりました。
父とはもう逢えないけれど、
大きな大きな愛を、心から感じています。





cpiblog01592 at 18:34│Comments(2)TrackBack(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by 北海道のヒグマ   2012年12月21日 12:09
ご無沙汰しております
>何故あの時、
>「ありがとうね」って言えなかったんだろう。
>「恥ずかしいけれど嬉しかったよ」って。。。

自分も12年前に相次いで両親を無くして、
ことあるごとに思い出します。
想いと違う言葉や行動を。

でも、今は本当の気持ちが伝わっていたと思えます。
自分の子供が成長するにつれ、親の立場で自分と同じ年頃のの子供たちとのふれあいの中で・・・

それにつけてももう少し長生きしてもらいたかった
2. Posted by 文子   2013年01月10日 09:32
ヒグマさん、メッセージくださっていたのですね。
お返事が遅くなりました。

ヒグマさんのご両親への思いが、なんとも温かく、そして切なく・・心に響いてきます。

ご両親も天国でヒグマさんが立派になられていることを、
心からお喜びだと思います。。。

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