2011年01月
2011年01月23日 22:37
今年は毎日寒い日が続いてますね。
しかもインフルエンザも流行期に入り、体調管理に気をつけないとだめですね。
さて、先週末の土曜日、
循環器領域の睡眠呼吸障害に関する講演会に参加してきました。
循環器ASV学術講演会
2011年1月22日土曜日 16:00-19:00
昨年末に、日本循環器学会から睡眠呼吸障害の診療に関するガイドラインが
発表され、この領域でのSDB/SASに対して益々注目されるようになりました。
当日も多くの医師・コメディカルで会場は満席、、、。
この領域での関心の高さを認識させて頂きました。
当日は、成人病センター総長の堀正二先生の司会で、
秋田大学の小山先生が”心不全治療に対する非薬物療法の可能性~ASV療法でのアプローチ”
広島大学循環器内科教授の木原先生の”これからの心不全治療とその在り方”
教育講演・特別講演がありました。
新しいアプローチであるASV療法の導入が循環器領域に与える大きなインパクトと、また心不全に対する包括的なケアの講演を聞かせて頂き、その可能性について、非常に期待を持たせて頂き、また気持ちを新たにさせて頂きました。
どんな分野でも、やはり医療者中心ではなく、患者中心に包括的な治療・ケアを考える事が大事であり、そのシステムの構築が課題であるということも再認識いたしました。
この数年で医療の医療な分野での認識が広がる睡眠呼吸障害SDBについて、
今後も注目していきたいと思います。
2011年01月01日 23:45
2011年、明けましておめでとうございます。
当クリニックの開院は2001年でしたので、10年目の正月を迎える事が出来ました。
2011年初日の出
10年前には、このようなクリニックが必要とされているのか?と周囲の方々に心配された船出でしたし、10年前の元旦には不安一杯だった事を思い出します。
しかし、過去の新年に記事にも書いたように、当院で診療している睡眠時無呼吸症候群・睡眠呼吸障害は、日本では2003年のJR運転士の居眠りのオーバーランをきっかけに広く知られるようになり、その後の研究で単に居眠りの原因だけでなく、高血圧・糖尿病・脳梗塞・心筋梗塞などの生活習慣病の危険因子である事があきらかにされ、現在では多くの診療科で、この疾患の重要性が認知されるようになりました。
2
まだまだ色んな意味で不安もありますが、それでも、クリニックが必要とされる限り、スタッフ一丸となって精一杯良い診療が出来るように頑張りたいと思います。
本年もよろしくお願いします。
2011年の診療は1月4日火曜日9:45からです。
*当院は完全予約制です。受診ご希望方はメール・電話でご連絡ください。