このウェブサイトはクラフト小川 ぎゃらりー小川 店主 小川純一郎が自分の目で選んだ『いいもの ほしいもの』と、それら美しくも健やかなモノを作る者・使う者へのエールを綴るページです。

そこでまずはショップのご紹介。めしわん、ゆのみ、マグカップ。マイグラスから漆椀にお箸まで、クラフト小川には日常使いの上質な日本のクラフトが揃っています。
身近に置けば、きっと何かいいことありそうな招き猫などの縁起物も充実。
大切な方への贈り物やギフトにも最高です。選んだ貴方のセンスの良さが光ります。そして上質な器は自分らしい暮らしに欠かせないもの。ときには、がんばった自分へのご褒美に一つずつ揃えてみてはいかがでしょう。きっと元気が出てきます。
次にクラフト小川のコンセプトをひとくさり。賢人識者のお叱りを覚悟で、あえて誤解をおそれぬ例えを交えて言うと、日本の『ものづくり』界は敗戦というビッグバンを経て、共産主義思想の“民藝”、社会民主主義の“クラフト”、自由民主主義の“現代工芸”、保守主義の“伝統工芸”という左派から右派までの運動体に分かれて活動し、現在もその縦割り状態は厳然と存在しています。ですが、それらのモノたちの根幹をなす部分には、日本の風土の中で培われ、日本人の手仕事で創り出され、日本の家庭で使われてきたという共通する文化があるのです。美しくも健やかなモノたちは“民藝”“クラフト”“現代工芸”“伝統工芸”という垣根を越えたところで、自ずとたゆまぬ成長と進化を続けて止むことがありません。
大正2年の創業より『ものづくり』にかかわってきた家の三代目として私は、今ここで過去と未来を見つめながら、美しくも健やかなモノたちの現在形を、各ジャンルを横断する『ヌーベル ジャパネスク』と位置付けて、より心豊かなステージへと新たな一歩を踏み出したいと思います。

それではこれから一人でも多くの方にこのウェブサイトにお越し頂いて、是非たくさんの御縁をお結び下さいますように願って招き猫(山崎清孝さんの福福招き猫)の登場です。

石と布の三人展~赤坂ギャラリー探訪

カテゴリ:
笹谷琢史、木村なるみ、高畑 恵による「石と布の三人展」

石と布の三人展
 
 天然素材と人との出合いをテーマに、過去に思いを馳せながら、未来への作品づくりを目指す三人の作品展が2012年10月8日から10月13日まで東京赤坂のぎゃらりー小川にて開催されています。この機会に三人の作家の作品をご紹介したいと思います。
 尚、「石と布の三人展」の詳細はクラフト小川ぎゃらりー小川の公式サイトでもご紹介中。
石と布の三人展を動画でご紹介



<笹谷琢史~勾玉と石笛>
 





~ 今に繋がる遺跡からの石達 ~
日本独自のデザインである勾玉は、鎮(しずめ)や祓(はらい)の神具として数千年前から使われてきました。
特に翡翠の勾玉は、姫川近くの技術集団(富山、新潟)によって制作されたものが各地の集落に運ばれていて、それを身に着けた人の権威の象徴でした。一方、岩笛(いわぶえ)はアニミズムの頃の祭事の中の降神昇進で吹かれていたようです。
最初は自然の穴の開いた石を探して使っていましたが、後になってやはり技術集団が穿孔するようになりました。
単音の不思議な音色は、三島由紀夫さんの著述にも登場しています。
私たちが今度の震災で気が付いたことは、これほど科学が発達しても人と自然の関係は何も変わらないこと、便利にはなったけれど、逆に失った物の多さを思い知らされました。
こんな時だから、もう一度日本人の原点に想いをはせて制作してみました。
今回は姫川周辺で自分で採取した石だけを使い、小さい勾玉は装飾的な意味合いが強いので、古代人が手を合わせる対象としていた、大きいものを作りました。
岩笛は、伝統の神具としての笛の他に、自由に使えて音階の出るものを制作してみました。
日本最古の楽器と記述にもあるのですが、もしやこれに近いのかなあと思い、勝手に石笛(いしぶえ)と名付けました。


<高畑 恵~国産石のアクセサリー>
 





人は昔からアクセサリー(装身具)を身につけてきました。
その目的は、権力や財力を示すものであったり、宗教的な意味があったり…。またファッションやおしゃれにも欠かせないアイテムです。
無言のうちにその人となり、価値観や好みを伝えることの出来るアイテムといえます。

今回は、日本で採取した石をメインにアクセサリーを作りました。
長い時間をかけて日本の風土に育まれた石。手に取ると不思議と安心感や親しみを感じます。DNAがそう感じさせるのでしょうか。
日本人であることやもっと昔 人と自然が今より近かった頃の記憶がそう感じさせる
のかも…。

それを身につけることは、アイデンティティを示すことにつながるのかも知れません。

貴重な国産の石は、笹谷さんが加工されたのを私がアクセサリーに仕上げました。「石」の個性をひとつひとつ感じながらの製作作業はとても楽しいものでした。感謝!!


<木村 なるみ~手織りの服>
 





ピンと張った経糸に1本目の緯糸を交差させて、正解のない白紙の答案用紙に答えを書き込んでいく様な作業が始まる。
もしかしたら経糸を張った時点で既に答えを間違えているのかもしれない。織り進めていくうちに案外これが正解かも・・?
だから手織りは面白い。
ここ数年の気候や生活様式の変化、薄くて暖かい繊維の開発などに伴い、冬物衣類も様変わりしているようです。
今回は軽くて暖かい秋冬物に加え、年間通して着用可能な綿糸で織り上げた服も多数展示しました。


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第17回 RIDICULE~赤坂ギャラりー探訪

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大津美恵・大槻亮子・尾崎和子・小山徳子・高麗順子・佐々木貴子・須田裕子による「RIDICULE(リディキュール)展」

RIDICULE(リディキュール)
 
 平成24年度赤坂氷川祭で、近年復活した氷川山車『猩々』・『翁二人立』と、百年ぶりのお披露目となる『日本武尊』の3台が巡行し、神輿の渡御があった9月16日の日曜日、第17回 RIDICULE展が開幕しました。
 例年ならば、ひと雨ごとに残暑の名残りが消えて、確かな初秋へと季節が移ろい行く頃ですが、今年は厳しい残暑が続いていました。

 さて、この時期はまた文化祭・学園祭のさかりでもあります。
 当店の近く、日比谷高校でも星陵祭が9月の22・23日にありますが、店主自身も高校の美術部や大学の美研(美術研究会)で何も分からないまま、ただ夢中だったあの頃が懐かしく思い出されてなりません。
 9月16日から22日まで、ぎゃらりー小川で開催されているRIDICULE展は、大学時代にサークル活動を通してお付き合いを深めた有志が、日本画・アクリル画・コラージュ、そしてガラス工芸まで、様々な分野を横断して作品を発表する美術展です。出品者のみなさんは、社会人として主婦として、正に多忙な時期にありながら、青春の“こころざし”を全うしようとしている方々です。表現者としての矜持を失わない方々と言い換えても良いかもしれません。
 熱い息吹がつくる空間には爽やかな風があります。次回展も平成26年10月12日から18日に早速、決定しました。その折も是非、会場に足を運ばれて、爽やかな風にふかれてみませんか。

 詳細はクラフト小川ぎゃらりー小川の公式サイトでもご紹介中。
第17回 RIDICULE展を動画でご紹介


【 作  品 】


佐々木貴子 「江戸切子 黒被せオールドグラス」
直径7.5cm×高さ8.8cm


大津美恵 「日食」(日本画30号)


須田裕子 「ひまわり畑と八ヶ岳」(洋画4号)


高麗順子 「想い、北へ」(洋画10号)


尾崎和子 「スタンプ3」(ハガキサイズ)


小山徳子 「STARDUST」(洋画10号)


大槻亮子 「水面」(洋画4号)


★RIDICULE展バックナンバー★
第16回展 : 2010年9月
第15回展 : 2008年9月
第14回展 : 2006年9月



初日、会場にての出品者集合写真。


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井出久弥~現代陶芸家列伝/渋赤

カテゴリ:
茨城県取手市「渋赤のうつわ」井出久弥の渋赤による「井出久弥 作陶展」


井出久弥(いで ひさや)
 
茨城県取手の陶芸作家 井出久弥(いで ひさや)さんの個展が、ぎゃらりー小川にて2012年7月2日から7日まで開かれました。この機会に井出久弥さんの作品をご紹介したいと思います。
井出さんの器は「渋赤」と形容されるように一見、まるで漆器と見紛うようなテイストが極めて個性的。一つ一つの器が他の陶芸家の作では味わえない魅力を発散しています。ま­た「作り」も井出さんのバランス感覚に優れた造形によって、大変美しいのです。端正さを失わず、優美で繊細な細部までへの作り込みが、渋赤色の器に、思いがけないほどの瑞­々しさと品格をもたらしています。色は落ち着いているのに軽々として、形は繊細なのに力強い・・・そんな楚々たる器です。

井出久弥 作陶展の記事はクラフト小川ぎゃらりー小川の公式サイトにも掲載中。

井出久弥 作陶展を動画でご紹介


【 作  品 】


渋赤 井出久弥 掛け分け板皿 税込価格¥4,200
W24×D11×H1.3cm



渋赤 井出久弥 花入れ 税込価格¥16,800
W10×D5×H14cm



渋赤 井出久弥 六寸どら鉢 税込価格¥8,400
口径18.5×H5.7cm



渋赤 井出久弥 足付筋文四方皿 税込価格¥5,985
W21×D21×H4.5cm



渋赤 井出久弥 蕎麦徳利 税込価格¥5,250
口径8.5×H12cm
蕎麦猪口 税込価格¥2,625
口径7.5×H7.5cm



渋赤 井出久弥 隅黒文鉢 税込価格¥4,200
W15×D15×H4.7cm



渋赤 井出久弥 透高台盛鉢 税込価格¥24,150
口径26.5×H10.5cm



渋赤 井出久弥 花入れ 税込価格¥16,800
W21×D3×H7.5cm



渋赤 井出久弥 麺鉢 税込価格¥5,250
口径18×H10.5cm



渋赤 井出久弥 醤油差し(受皿共) 税込価格¥8,400
W8.5×D7×H9.5cm(本体)
口径9×H2.5cm(受皿)



渋赤 井出久弥 土瓶 税込価格¥14,700
W14×D11×H20cm
湯呑(小) 税込価格¥2,625
口径7×H7.5cm

湯呑(大) 税込価格¥3,150
口径7.5×H8.5cm



渋赤 井出久弥 足付蚊帳目三角小鉢 税込価格¥2,625
W11.5×D11×H5cm



渋赤 井出久弥 片口 税込価格¥7,350
W13.5×D10×H9cm
酒呑 税込価格¥3,150
口径7×H4cm



渋赤 井出久弥 銀彩大皿 税込価格¥34,650
W26.5×H9.5cm



渋赤 井出久弥 帯文長板皿 税込価格¥14,175
W43×D13×H2cm



渋赤 井出久弥 黒巻小鉢 税込価格¥3,150
口径12.5×H6cm



渋赤 井出久弥 手付片口 税込価格¥10,500
W17.5×D13×H16.5cm
馬上杯 税込価格¥4,200
口径6.7×H6.8cm


井出久弥

【 陶 歴 】
1955年 東京都生まれ
1981年 愛知県窯業職業訓練校終了
愛知県瀬戸市にて修業
1985年 茨城県取手市(旧 北相馬郡藤代町)にて独立
1991年 日本陶芸展 入選
1993年 日本民藝館展 入選
1994年~2000年 日本クラフト展 入選
1995年 1995朝日現代クラフト展 他入選
1996年~毎年 個展(東京・広尾 ギャラリー旬)
1999年 個展(山梨 ウィークエンドギャラリー夢宇)
2004年 個展(ニューヨーク gallery gen)
2004年~毎年 個展(東京 松屋銀座)
その他、各地で個展及び公募展、企画展に参加。


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