2006年07月

2006年07月05日

歌の宅配便 徳島ライブ(7月2日)

昨年9月にファーストシングル『HOME』をリリースし、アンジェラがメジャーデビューを果たしてから始まっていた「歌の宅配便」キャンペーン、いよいよ初めての宅配便ライブが彼女の故郷、徳島で開催されることになった。
現在のアンジェラのメディアへの露出頻度からすれば、今回が最後のインストア・ライブになる可能性は非常に大きい。となれば、こりゃもう何が何でも行くしかないだろう。会場は徳島駅ビル4階のイベント広場、ビルがオープンする午前10時から新星堂徳島店で整理券250枚を配布することになっていて、この整理券がないと入場できない。最低でも2時間前までには会場に着いておく必要があるから、当日出発だとJRで行くのは無理で、今回は車で行くことにした。
朝6時前に岡山を出発する。天気は雨、「アンジェラ=雨女」の法則は、まだまだ生きているようだ。というより、この法則は永遠に不滅のような気がする。家を出る時はまだシトシト状態だったが、高速にのった途端、豪雨になった。高速道路は一面水びたしとなり、思ったようにスピードが出せない。「しまった、あと1時間早く出るんだった・・・」とホゾを噛んだが、もう遅かった。この豪雨はアンジェラの故郷である板野町まで続いた。何とか徳島に着いた時には、雨こそあがっていたものの、もう午前7時半をまわっていた。
車を停め、大急ぎで駅ビルへと急ぐ。そこにはすでに100人近くの行列が! え?何かの間違いだろ?今日は駅ビルのバーゲンって書いてあるし、バーゲンの行列だよな、と自分に言い聞かせつつ、最後尾にいた女性におそるおそる訊いてみる。「これ、何の行列ですか?」「アンジェラさんのライブですよ。」 がびーーーん!! 一瞬、眼の前が真っ暗になる。ま、しかたない、あきらめて並ぼう。
最前列にいた女性、京都からで、午前4時から並んでいるという。2番目には大阪のOUJIさん、前の晩に徳島入りして、ホテルをとったものの、1時間ごとに誰か並んでいないか見に来ていて、4時過ぎに見に来たら、先ほどの最前列の女性が並んでいたので、大急ぎで並んだとのこと。結局ホテルには泊まらず、徹夜したらしい。もう、あきれてものが言えない。午前6時に並んだ はる さんと 優 さんが何とか10番台、それに続いてcocodocoさん、50番台にトシヤさん(関西絶叫ブラザーズ 兄)と、お馴染みの顔が並んでいる。そして今回はakoさん(なんと、千葉から夜行バスで!もちろん帰りも夜行バス。月曜の朝、品川に着いて、そのまま仕事に出るらしい。もう脱帽するしかないです。)、瑠奈さん(トシヤさんとともに大阪から)という仲間が増えた。ライブを通して全国に仲間が増えてゆくのは本当に楽しい。もう一人の常連、神戸から高速バスの まるチャンスさん(関西絶叫ブラザーズ 弟)も8時半ごろやっと到着した。
蒸し暑い中、ひたすら待って、やっと10時の開店時間となり、4階の新星堂に案内される。店舗入り口のディスプレイはアンジェラ一色だ。さすが地元、気合の入り方が違う。よく見ると、本人自筆のメッセージが貼り付けてある!アンジェラの方も地元の声援に応えているのだ。

Tokushima Live 1Tokushima Live 2

 

 

 

 

Tokushima Live 4

Tokushima Live 3

 

 

 

 

やっとの思いでゲットできた整理券番号は90番、う〜ん、微妙な番号。すぐに同じフロアの会場を下見に行ったが、椅子席は50席しかなく、残り200名はスタンディングのようだ。うう、腰痛が心配じゃ。イベント広場とは言っても、会場はかなり狭く、本当にここに250人も入れるのか?という印象。ステージ上にはすでに愛器のRD-700SXがセットしてあり、その脇に立てかけられたハードケースには、宅急便の札がベタベタと貼ってある。ピアノは決して現地調達ではなく、イベントごとに彼女は自分の愛器を行き先に送っているのだということが証明されて、微笑ましい気持ちになった。ピアノは彼女の分身、いつも一緒にいなきゃね。

驚いたことに、サウンド・クルーは岡山からだった。今年3月18日に岡山ルネスホールでおこなわれたライブでも見かけたクルーだ。彼らは昨年9月26日に放映された めざまし広人苑(私がアンジェラのことを知るきっかけとなった思い出深い番組)の取材にも同行しており、四国でのイベントには同行することになっているようだ。彼らの所属する会社のホームページを見ると、アンジェラの写真が載っている。メジャーデビュー前より彼女と仕事をしてきたことがわかる。

Tokushima Live TicketTokushima Live Stage

 

 

 

 

開演は午後3時、これまでの経験からして、ライブの3時間前にリハーサルをするはずだ。正午ごろ会場前で張っていたら、案の定リハがはじまった。オープンステージなので、全てが見える。「アンジェラ〜!」と皆で声をかけたら、こちらに気付き、手を振ってくれた。揃いの「ONE Tシャツ」を着ている我々に向けてのメッセージなのだろうか?、突然『大袈裟に「愛してる」』を演奏しはじめ、ほとんどフルで演ってくれた。いや〜、嬉しかったのなんの。

今回のライブには、いろんな意味があったようだ。つまり、「歌の宅配便」としての初めてのライブでもあり、FM徳島開局15周年記念イベントのファイナルでもあった。イベント広場の仕掛け時計が午後3時に動き始め、それが合図でもあるかのように司会進行役のFM徳島 森アナが登場。そして、彼女の紹介によりアンジェラが登場すると、場内は一気にヒートアップした。

"Angie, I love you!" という はる さんと優さんのかけ声に、間髪入れず "I love you, too!" と返してきた。5月11日大阪でのワンマンライブの時と同じだ。続いて「アンジー、愛しとるけんなぁー!」とトシヤさん。「お〜、阿波弁で!ありがとう!」と喜んだ。ステージ上のアンジェラとオーディエンスとの間で普通に会話が成立しているところがすごい。こんなステージ、他にあるか?

Set List
1.Rain
2.This Love
3.心の戦士
4.Kiss Me Good-Bye
5.HOME

今回のライブの本来の目的は「歌の宅配便」であるから、場内最前列には抽選で選ばれた7組のファンがおり、1曲歌い終わるごとにアンジェラ自身が彼らからのメッセージを読み上げ、直接トークをするという、ラジオの公開録音のような雰囲気の進行だった。これがなかなかよかった。この調子で全国をまわってくれれば・・・ とは思ったが、きっと彼女の体がもたないだろうな。地元ということで、なんの気兼ねも遠慮もなく阿波弁を喋れるせいか、アンジェラはすごくリラックスしているようにみえたが、リラックスし過ぎたのかどうか、この日、彼女には珍しく、私の気付いた限り、ピアノを2回、歌詞を1回トチッてしまった。まあそれも愛嬌なのだが、タイトなスケジュールで、体の調子が良くないのではないか?と、少し心配になってしまった。
まあ、そんなことはさておき、パフォーマンスには何の翳りもみえない。いつものごとく、オーディエンスの中にはすすり泣いている人が何人もいた。ショッピングビルのど真ん中で、決して静かではない、どちらかというとザワついた雰囲気の会場だったが、彼女が歌いはじめると、水を打ったように静かになり、誰もがアンジェラ・ワールドに引き込まれたのが手に取るようにわかる。どんな場所でも、どんな聴衆相手でも聞き入らせてしまう、彼女のパフォーマンス能力には、本当に感嘆するしかない。
いつもならば、最後の曲の前に「早いもので、これが最後の曲になりました。」というアナウンスがあり、それに対してオーディエンスが「え〜〜〜!!」と絶叫し、「はあ、ここにも、え〜〜〜!! の係の人がおってくれたんやな。ありがとう。」とアンジェラが言うのがお決まりになっているのに、今回は一気に5曲演り、「アンジェラ・アキでした。ありがとうございました。」で、あっさり終わってしまったので、「え〜〜〜!!」の準備をしていた我々は、肩すかしをくらってしまった。しかし、整理券を手にした250人に対し、ひとりひとりと握手をし、サイン入りポートレートを手渡してくれるという、本当にありがたいサービスをしてくれ、ファンとしては実に頭が下がる思いだった。今回私は初めて娘と一緒に参加したのだが、娘にとっても素晴らしい初ライブ体験になった。心からありがとうと言いたい。

Tokushima Live Polaroid

 

 

 

 

 

 


Contents
自分がこれまでに行ったアンジェラ・アキさんのライブレポートです
(インストア・ライブを除く)

管理者:Ken

My Treasures
アンジェラがこれまでにカバーしてきた名曲のオリジナルアナログ盤を集めてみました。

A Whiter Shade Of Pale










サードシングルに収録されているカバー曲。オリジナルがヒットしたのは1967年。以来、実に様々なアーティストにカバーされている。1988年には日産シルビアのCMにも使われた。原曲のイントロはハモンドオルガンで、バッハのカンタータ、あるいはG線上のアリアのコード進行をモチーフにしたと言われている。関連記事

Will You Dance











1977年、つまりアンジェラの生まれた年にリリースされ、その年のTBSドラマ「岸辺のアルバム」のテーマに使われた曲。オリジナルには『Will You Dance?』とクエスチョン・マークが最後に付いている。

A Song For You











オリジナルのリリースは1970年。この曲も実に多くのアーティストにカバーされていて、1988年にはアサヒビールのキャンペーンソングにもなった。彼はジョー・コッカーなどのプロデュースをする傍ら、ソングライターとしても才能を発揮していて、この曲以外にも、カーペンターズがカバーした『Superstar』や、ジョージ・ベンソンなどがカバーした『This Masquerade』を書いている。

We're All Alone











スティーブ・ミラー・バンドのギタリストであったボズが、前作の「Slow Dancer」からAORに路線変更し、1976年にリリースしたアルバム「Silk Degrees」に収録されている。今でこそ彼の代表曲となっているが、当時アメリカではシングル・カットされておらず、1977年にリタ・クーリッジがカバーし、全米7位になってはじめて注目されるようになった。この曲がこんなに有名になったのは、リタのおかげなのだ。