2009年08月

2009年08月04日

Angela Aki Concert Tour 2009 ANSWER ( Hiroshima, July 26th. )

一夜明け、前日のアンジー岡山公演の興奮も冷めやらぬまま、私と東京のM-Bさん、京都のMさんは、名古屋のN.K.さんの車に同乗させてもらい、一路広島を目指した。

年齢も性別も職業も居住地もまったく異なる4人が、アンジーという鍵(key)で繋がって、Final Destinationに向かっている。アンジーが居なければ、おそらく出会うことなどなかっただろうと思うと、この不思議な縁に感謝せずにはいられなかった。

昨晩のオフ会に続き、車中ではアンジーの話題で大いに盛り上がる。と言っても、その時聴いていたのはDuffyなんですけどね(苦笑)
皆それぞれにアンジーに対する熱い想いがあり、彼女の「音楽」の良き理解者であることが再確認できて、実に有意義な時間だった。

出発時はまだ小雨であったのに、車中の音楽がBen Foldsになった頃から雨足が強くなってきた。そして、高速道路を降りた途端、バケツをひっくり返したようなドシャ降りになってしまった。私以外の3人は武道館公演を経験している。彼らが口を揃えて言うに、「最初の武道館公演を思い出した。」と。やはりまだアンジーの雨女伝説は健在であったようだ。

インターチェンジで地元広島のYさんと落ち合い、ひとまず名物のお好み焼きを食べに行く。Yさんの車に先導され、車一台がやっと通れるような超狭い路地に案内される。どう見ても店などなさそうな住宅街の中にその店はあった。
良く磨きこまれた鉄板の後ろには、奥田民生のサイン入りポスターとともに、先ごろ麻生首相に造反したN川元幹事長と店主が一緒に写っている写真も貼ってある。えっとディープな店ぢゃの。

HIROSHIMA1牛玉そばダブルをオーダー。
イカ天を追加するのを忘れてしまったのが悔やまれる。




店を出ると、いつの間にか車中の音楽はアンジーに換わっていた。依然として外は大雨。予定の市内観光は中止して、ライブ会場である厚生年金会館のカフェでお茶しながら、まったり開演時間を待つことになった。

カフェで使われているコースターを見て、全員が驚嘆の声を上げた。

HIROSHIMA2このキャラって、あのコーナーのアレじゃないか。楽屋でも気付いて騒ぎになっていたに違いない。






雨が小止みになった時を逃さず、楽屋口のツアートラックを見に行く。表と裏とで違う画になっている。

HIROSHIMA4HIROSHIMA3






広島厚生年金会館は、見るからに音のよさそうなホール。実際、ライブが始まると、それが間違いじゃないことが確認できた。

開演前から、手拍子したり、「アンジー!」と呼びかけたり、かなりテンションの高い広島のファンたち。個人的には、開演前に騒ぐのは好きじゃないが、結果的には、これがアンジーに火を付けたようだ。この夜の彼女は1曲目から異常なテンションで、そのまま終演まで神がかり的なパフォーマンスを観せてくれた。「今日のライブは、このツアーで3本の指に入るくらい素晴らしいライブだった。」と語ったのは、決して社交辞令ではなかったと思う。

それだけに、前日の岡山とセットリストもMCも、まったく一緒だったというのが、もったいないような気がした。もちろん、同じ曲でも出来の良し悪しがあるから、セットリストが同じでも楽しめないことはないが、「今日はコンディションがいいから、普段は演らない曲を演ってみようか!」みたいな、ライブならではのノリがあってもよかったのではないかと思う。

■■


岡山公演との違いを箇条書きにしてみると・・・

1)広島の方が「ダリア」で泣いている人が多かった。
これは、広島の人が涙もろいということではなくて、それだけアンジーのパフォーマンスが情感のこもった素晴らしいものだったということだ。

2)Perfumeネタが、岡山より一言だけ長かった。
もう少しふくらませてもよかったのになあ。たとえば、沖山さんがヴォコーダーで「ポリリズム」のサワリを演るとか。

3)場違いな人が一人居た。
アンジーが、「厚生年金会館で演奏するのは2回目?、いや3回目だったかな?」と、フロアに向かって訊いた時、「2回目!」と答えていた男のTシャツの背中には、大きく「VAN HALEN」の文字が。
おにいさん、そりゃないだろ。

4)沖山さんの眼鏡は、かつて仕事で広島を訪れた時に、商店街の眼鏡店で買ったということがわかった。

5)沖山さんは、これまで何度も広島を訪れているのに、まだ一度も宮島に行ったことがないということもわかった。
これについては、アンジーが、「え〜!信じられない。私なんか、もう10回以上行ってるのに。」と突っ込んでいた。

6)関西弁では、「大きい」が「おっきい」となり(”お”にアクセント)、沖山さんのニックネームと同じになることがわかった。

フロアからは以上で〜す。


Contents
自分がこれまでに行ったアンジェラ・アキさんのライブレポートです
(インストア・ライブを除く)

管理者:Ken

My Treasures
アンジェラがこれまでにカバーしてきた名曲のオリジナルアナログ盤を集めてみました。

A Whiter Shade Of Pale










サードシングルに収録されているカバー曲。オリジナルがヒットしたのは1967年。以来、実に様々なアーティストにカバーされている。1988年には日産シルビアのCMにも使われた。原曲のイントロはハモンドオルガンで、バッハのカンタータ、あるいはG線上のアリアのコード進行をモチーフにしたと言われている。関連記事

Will You Dance











1977年、つまりアンジェラの生まれた年にリリースされ、その年のTBSドラマ「岸辺のアルバム」のテーマに使われた曲。オリジナルには『Will You Dance?』とクエスチョン・マークが最後に付いている。

A Song For You











オリジナルのリリースは1970年。この曲も実に多くのアーティストにカバーされていて、1988年にはアサヒビールのキャンペーンソングにもなった。彼はジョー・コッカーなどのプロデュースをする傍ら、ソングライターとしても才能を発揮していて、この曲以外にも、カーペンターズがカバーした『Superstar』や、ジョージ・ベンソンなどがカバーした『This Masquerade』を書いている。

We're All Alone











スティーブ・ミラー・バンドのギタリストであったボズが、前作の「Slow Dancer」からAORに路線変更し、1976年にリリースしたアルバム「Silk Degrees」に収録されている。今でこそ彼の代表曲となっているが、当時アメリカではシングル・カットされておらず、1977年にリタ・クーリッジがカバーし、全米7位になってはじめて注目されるようになった。この曲がこんなに有名になったのは、リタのおかげなのだ。