2018年05月13日

船外機のトラブル

 ポンツーン+2馬力船外機。ポンツーンは機動力の高いフローターですが、船外機を装備することで、更に機動力を強化できます。2馬力とはいえ船外機によって活動範囲は大きくひろがり、釣りのスピードもアップしますから、一度使うと手放せなくなります。

 さて、2馬力ってどれほどのモノなのか?というと、仲間うちでは遅いと定評のあるサムライ艇でも、ホンダ2馬力船外機でGPS計測、時速9km強で巡航が可能です。他社製2馬力船外機ですが、速い艇では時速12kmほど出ているようです。もちろん行動半径も2km以上に広がっています。よくエレキとの比較がされますが、根本的な相違点としては、ガスさえ補充すれば、いくらでも延長可能なところが一番ウレシイですね。残念なところとしては、船外機不可の湖沼がわりと多いとことでしょうか。
 
サムライ艇

 
 さて、とても便利な船外機ですが、日頃から整備し安全に運用しているつもりでも、トラブルは発生します。場合によっては命にかかわることもありますので、しっかりと備えてください。

 自分の経験上ですが、霞水系で圧倒的に多いのがペラのヒットです。船外機はキャビらない程度に浅めに取り付けていますが、マディな霞水系では、浅い、深い、沖、岸寄りにかかわらず、竹や鉄パイプ製のメクラ杭が沢山あります。稀に鉄骨か?と思われる猛者が水面下に潜んでいることがあります。気をつけていても見えないんですよね〜。
 
シャーピン


 個人的には霞水系で過去3回 も? ペラをヒットしてシャーピンが折れて航行不能になりました。いずれも単独釣行での経験です。あぶないですね。具体的にはペラが水中の障害物にヒット、エンジンを保護するためにペラを駆動するシャーピンが折れて、ペラが回らなくなるだけなんですが、このシャーピン交換は経験がないと苦戦するんですよ。

 1回目は現場で交換できずに、2kmほでオールで漕いで帰着しました。コレを教訓にし、2回目以降はシャーピン交換に必要な最低限の工具(いわゆる車載工具のようなセットにはありません)を携行することで現場で交換できるようになり、安全に釣りを継続できています。今回はホンダ2馬力船外機での修理のポイントを紹介します。
  • キレイに折れたシャーピン(3mm)は、プロペラ回転軸から頭を出しておらず、プライアーでは掴めないので引き抜くことができない。
  • なので、折れたシャーピンの断面にポンチ(2.5mm)を当ててシャーピンをコツコツ打ち出す。
  • シャーピンの頭が出たら、バイスプライアーなどで掴んで引き抜く。
  • プロペラハウジングの中にシャーピンの破片が入っているので、取り付け時には必ず取り除いておく。
  • シャーピン、割りピンの予備を持っていないのは論外。
 
工具
 
 折れたり曲がったりしたシャーピンを抜くのは大変です。写真のようなポンチのようなものは必須ですし、プライアもできればバイスプライアーの方が、大きく曲がったシャーピンには作業が楽かもしれません。もっと簡単に交換できる工具や方法があれば良いんですが、ご存知であればご教示いただきたいところです。

 
シャーピン2

 
 無事、シャーピンを交換したら楽しい釣りの再開です。 と・・その前に、二度とヒットしないようにも、憎っくき障害物のあった場所はよくよく覚えておきましょう!
 
 ポンツーンも国内メーカーから販売が開始され、購入を検討されている方も多いと思います。ポンツーンの機動性を更に高めるために、エレキや船外機へと夢を膨らませている方もいらっしゃるでしょう。とても楽しい乗り物になりますし、あちこちクルーズしたくなるでしょう。フィールドも広がりますし、釣れる魚も増えるでしょうね。でも、安全対策だけはしっかりと行ってくださいね。
 
 
それでは、楽しい釣りを   
サムライ記
 

 

crazy_fbi at 17:21│Comments(0) Fishing Gear | Tackle

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