2010年07月14日

知る人ぞ知る越後の名匠

いやー、やっと更新する時間が出来た。



とか言いつつ深夜まで本を読んでたりするのは内緒ね。
ちなみに現在、高村光雲の『幕末維新懐古談』を青空文庫で読んでいる。
とは言ってもブラウザでは読みにくいのでエディタで縦書きに直して印刷して読んでます。
結構面白くてオススメですよ。

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さて、先日予約してあった一冊の本が届いた。







untyou

『越後の名匠 石川雲蝶』の新装版である。

以前知人が持っていたモノを見せてもらって自分にも欲しくなったのですが
残念ながらすでに販売は終了しており枕を濡らした思い出があります(´;ω;`)ウッ…

それ以来数年、ずっと探していたのですが結局見付からず、諦めかけていたトコロに
”新装版発売”の情報が飛び込んでまいった次第であります。

気になった方は早めにご購入をオススメします。値段も1,470円と比較的リーズナブルな上、
内容はかなり濃く、お好きな方には値段以上の価値があると思います。
ネットで調べると早や売り切れのところもあるようで。たぶん販売部数がかなり少ないんでしょうね。



数年振りに雲蝶の作をジックリ見たのですが、写真とはいえいやはや素晴らしい(;゚д゚)
個人的には数ある宮彫師の中でも一、二位を争う腕ではないかと思っております。
特に唐獅子の木鼻の素晴らしさは右に出る者無しってほどの出来。
穴地十二大明神と石動神社の木鼻は傑作です。

ちょいとマズいかとは思いますが是非見てもらいたいので本書から写真を一枚だけ。


untyou

石動神社より向拝左の木鼻




穴地十二大明神と共にそこらの木鼻とは一線を画す作風。
どうです?とんでもない迫力ですよね ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ
毛の流れもスゴイ。この迫力と躍動感たるや他の追随を許さない。
初めて見た瞬間とても衝撃を受けました。こんな木鼻があんのか!と。
これは死ぬまでにいっぺんは生で見ておかねばいけません。

こんな木鼻を地車にも…なんて思ったりもしましたが、根本的に木取りが違うので無理かな…
なんて思っていたんですが、新調板原町の木鼻は雲蝶の雰囲気を取り入れていると知った時は
思わずニヤリとしましたね( ´,_ゝ`)



えー、簡単に雲蝶の説明をしますと、
1814年、江戸は雑司ヶ谷生まれ。現在の池袋の辺りですね。
本名を安兵衛と言いまして、江戸彫の流派の一つである石川流の門人となり、
20代半ばで石川姓を名乗る事を許され、「石川安兵衛源雲蝶」と名乗ったそうです。
本書では幕府御用勤となったとありますが、作品の刻銘には刻まれていないようで
真偽は定かではないとか。
1840年代、越後は三条にある本成寺より欄間等の彫刻を依頼され越後へ入る。
その後、三条の酒井家の婿養子となり、1883年、70歳で歿するまで越後各地に名作を残す。


ちなみに石川流というのは、明治期、高村光雲等と共に近代美術彫刻の大家である
石川光明を輩出した流派であります。

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さてさて、というワケで地車彫刻に限らず堂宮彫刻、いわゆる宮彫りにも
是非ともご注目して頂ければと思います。

宮彫りもいいもんですよー。
ってかココ見てくれてる方はソッチ方面も堪能な方が多いと思いますが(;´∀`)
雲蝶以外にも立川和四郎など花鳥モノではコッチの何枚も上手な彫師がゴロゴロいます。
個人的には石川雲蝶と立川和四郎が宮彫りの二大巨頭だと思っております(`・ω・´)

立川和四郎と言えば知多半島の山車彫刻でも有名ですよね。
数年前に亀崎の山車を見ましたがそれはそれは素晴らしいモノが付いておりました。
繊細さにおいては地車の比ではありませんでした。
だがしかし、知多の山車彫刻は花鳥、唐子、仙人といったいわば”和事”。
繊細さでは劣りますが地車彫刻の動きのある”荒事”では淡路彫を超える彫刻には
まだ出会っておりません。



ってなワケ今回はこの辺で。
ではでは〜(゚∀゚)ノシ

crazydiamond1855 at 00:55|PermalinkComments(8)TrackBack(0)

2010年07月05日

板原町見てきた(`ω´)

itaharatyou


今日は待ちに待った7月4日。梨の日。アメリカ合衆国独立記念日。

そしてそして「板原町こども地車体験会」の日!
ついに会えるぜ新生板原町!
川を渡ればすぐそこってのに5年間何してたんだってツッコミはナシの方向で。

こども地車体験会”と銘打ってるだけにエエ年こいたオッサンが突撃するのは少々気が引けるが
まぁナリだけで中身はガキんちょみたいなモンなんでいいぢゃないかと勝手に納得(;´∀`)
楽しみでなかなか寝付けんかったしね。


日曜の午前8時に起床なんてまず俺にはアリエナイ。
眠い目をこすりながら外に出ると日光が脳内にガツンと一発食らわしやがる。
おいおい、結構エエ天気じゃないさ。まったく最近の天気予報はアテんならん。
この様子じゃ雨の心配はなさそうだと徒歩で突撃する事にした。





…暑いお…('A`)

寝不足と運動不足の俺に激しい日差しと湿気が襲い掛かってきよる。
フラつきながら手すりを頼りに橋を渡る。
もうアカン…と諦めかけた時、かすかに太鼓の音が。
なんなんでしょうね。この太鼓の音聴いた瞬間の血の滾りは…。
さっきまでの疲れが嘘の様にスイスイと音の方へ引き寄せられる。

ファミマ辺りまで来ると…




地車イタ───wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─── !!!



思わずチョコっとチビったような気もするがこれはきっと汗なんだよ。

ってかデケェ…。想像以上にデケェ(゚Д゚)
アノ角どうやって曲がったんだよマジで。

…ん?
公園じゃなくてココでするの?とかファミマで一服しながら疑問に思ってると
ドコからか「公園グチョグチョやからココに変更らしいわ」との声がきこえてきた。


よし、突撃。

まずはやっぱ姿見からって事で少し遠めから舐め回すように堪能。
やっぱいいですなぁ…植山製の切妻の姿見。ウットリ…。
関西独特の「シュっとしてる」って言い回しがピッタリ。
繊細な雲海に薄めの懸魚もスカっとしててホレボレ。

んじゃ次は彫物を…。
全部書くとキリがないので印象に残った部分をピックアップ。

まずやっぱり木彫岸田系ならではの仕上げの良さが際立ってますね。
丸めるトコロは綺麗に丸めて衣服のパリっとしたトコロは平刀でザックリと。
メリハリが効いた仕上げはさすがだと思います。刻みも緻密かつスカっとしてて心地よいですね。
叩き仕上げ共当代随一って評判は伊達じゃない。

木彫岸田と言えば雲形もアッサリとしながらもバランス良くて美しい。
ベッタリとした雲形は目立ち過ぎずメインの彫刻の邪魔にならない。
また、雲形と雲形の間に浅いシャクリを入れて松良と連子部の境界を
ウネらせているのも面白い。

それから木が良いですね。
赤味を帯びた目の詰まった欅はなんとも削り心地が良さそうです。

高欄合のクオリティにも驚きました。
ここまでの出来のモノはそうそうお目に掛かれないでしょうね。さすがは山本師。

そして二重枡合、想像よりはるかに面白いモンでした。
この木取りの独特さは生で見ないとなかなか伝わらないでしょうね。
見てない方は是非とも生でどうぞ。

やっぱ画像で見るのと生で見るのはまったくもって迫力が違いますよね。
生でこんなにジックリと彫物を見たのは何年ぶりだろう…。
金網とバリケードであまり細部まで見れませんでしたが大満足でした(*゚∀゚)=3
こんな機会を設けて頂いた板原町の皆様に感謝です。


そうそう、左の松良を見ててフと上を向くと館長さんが笛を吹いててビビりました。
演奏お披露目後に後ろから「下手クソー!ブーブー!」のブーイングが…。
見てみるとそこには房吉さんやら國津社さんやら瓢箪族さんやら空手バカさんやらがおってビックリ。
おおぅ…ネットで見た人らが目の前におる…とちょっと興奮(*゚∀゚)=3


楽しい時間っちゅうのはアっと言う間に過ぎるもので早くもオヒラキ。
練り歩きながら帰るんかと思いきや遣り回しとるー!
見る場所が悪かった為に館長さんらの勇姿は拝めず…。

そして本日もう一つの目的であった自転車屋の角。
チョイ取りしまくりで「ゴギッ!」やら「ガゴッ!」やらのチョイ取りらしからぬ奇音のオンパレードで
見ててヒヤヒヤもんでした(´・ω・`)
とはいえ思ったよりスムーズに曲がって行ったんで感心しました。さすが!
地車庫の敷地内に入ると砂利の上を進むのがまた重そうで…。
なんとか無事に納庫。ハイ皆さんお疲れ様でした。

ギャラリーがぞくぞくと帰路につく中俺だけは見れる限り最後まで見て行ってやる!と
正面からの姿見をボケーっと眺めておりました。
すると館長さんとひろたみさん(かな?)が左平でナニヤラ話されており
「…ハッ!これは展示中によく見れんかった右平を見るチャンスでは!?」
とずうずうしくも地車庫内まで入って右平を間近で堪能。
ご迷惑をお掛けしました(;’A ’)
なぜか重盛さんの草摺の菱縫板に揚羽蝶が刻まれていたのが印象的でした。
縁葛のヒモの紗綾型卍部分を抜き出した刻みもなかなか面白いですね。

などと見蕩れている内に館長さんらはどこへやら…。
最後にチョコっと声をお掛けしようと思っていたのですがついついその機会を逸してしまいました(´;ω;`)ウッ…

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って事で本日は本当に楽しい一時を過ごさせて頂きました。

改めて板原町の皆様に感謝申し上げます。そしてお疲れ様でした。


ではでは〜(゚∀゚)ノシ



日焼けしまくりで超イテェ…

crazydiamond1855 at 01:58|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2010年07月03日

Gengyo the world

どうも、おひさです。CrazyDiamondです。まぁまぁ元気です。

またまた更新に間が空いてしまいましたね。すまんこってす(´・ω・`)


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さてさて、以前にも書いたと思いますがもういっちょ懸魚ネタです。
別にたいした内容はないですけどね。単なる独り言です。
ってか普段からたいした事書いてねーけど(´;ω;`)ウッ…


いやーホント懸魚ってエエですよねー。
いろんなサイトさんでボケーっと懸魚画像見ててつくづく思いましたですよ。
もしかしたら地車の彫刻で一番好きな部分かもしれない。
ワタクシかなりの懸魚フェチです。
読み方はもちろん”げんぎょ”ですよね。

えー、前にも書きましたが近年の新調地車では岸田師の懸魚がかなり好みなんです。
まぁ岸田師作限定ってワケではなく、なんつーか…広く言えば植山&筒井系の懸魚が好きなんかな。

植山製のフトコロのキュっと絞った破風に筒井系独特の柔らかな印象の懸魚はたまりません(*´Д`)
筒井系の懸魚は大きく分けると3つの型に分類されると思います。
gengyo

上段は岸田師が頻繁に使われるデザインですね。両端に牙の様な返りがあり
非常にスタイリッシュな印象を受けます。
五軒屋町・南町・本町・摩湯町・今木町・箕土路町・板原町・内田町・北王子などがそうですね。
人気があるのか最近は岸田師以外の作でもよく見かけるようになりました。
この型の嚆矢ってどこになるんでしょうねぇ?自分の知ってる限りでは新調時の上町なんですが。
比較的縦の幅が浅いものが多いですが入母屋の場合は本町くらい垂れてる方が
葺地の反りにマッチしててエエ感じやと思います。

中段はまさに懸魚!って感じの型ですね。懸魚の雛形とも言えそうです。
新調時は違いますがなんとなく”上町型”って感じがします。最もシンプルで見飽きないですね。
昭和期に新調・改修された地車は大方この型かと思います。
古い地車を省くと春木宮本町・包近町・津久野西組等々、キリがないですが
近年の新調地車でこのシンプルな型は意外と少ないです。
包近町や津久野西組を見た時は思わず「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!! 」と心の中で
快哉を叫んでました。
特に津久野西組のシンプルさには驚かされましたね。
付け木も最低限で空いた空間に何とも言えない上品な美を感じました。
Simple is bestとはこの事ですね(`・ω・´)

さて、下段です。「なんぞこれ?」って思った方もいらっしゃるかも知れませんが多い型ですよ、コレ。
あくまでアウトラインを取った図なんで、付け木やら細かい部分をプラスすると「あぁ、これか」と
ご理解頂けるかと。







gengyo2

こんなんです。
中段とは打って変わって非常に豪華絢爛たる印象。ボッテリとして厚みのあるモノが多いですね。
北町・筋海町・別所町・春木南・春木本町・春木若松町・八幡町等々、これも多いです。
複雑な型なんで纏まりあるデザインを描くのは結構大変だと思います。

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これら以外の懸魚は大下&木下ペアの型が圧倒的に多いですね。
gengyo4

比較的広いフトコロに水平に近いラインで中央部からグっと垂れ下がるモノが多い気がします。
アウトラインの少し内にクッキリとした刻みが入るのが特徴ですね。
また、筒井系ほど波頭が巻き込まないのも特徴かと。
柔らかい印象の筒井系に対してコチラはカッチリとしてコントラストの強い印象があります。
例外を除くとほぼこの型が大半だと思います。
ワタクシはちょっと苦手だったり(;´∀`)

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しかし古い懸魚の画像を見ていると近年よりも波が細かいですなー。
昔の職人さんもエエ仕事されてんなーとしみじみ思ってしまいます。
波が細い上に内側を一段彫り下げてるのは非常に手間がかかってますね。
近年のは内側をシャクって一段下げた様に見せているのが多いかと。
その点新調北町はきっちり一段下げてたと思います。
まぁ肉眼ではなかなか確認し辛い部分ですが。

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えー、今んトコCrazyDiamondのオキニ懸魚は入母屋には本町、切妻には津久野西組って感じでしょうかね。

本町で思い出しましたが切妻時代の豊中町の懸魚って今思えばちょっと本町に似てましたね。
懸魚ってか屋根全体の雰囲気かな。
水平な破風板と入母屋の様な葺地がなんともミスマッチでスゲー印象的でした。5歳頃の思い出(n‘∀‘)η


ってなワケで今回はこのへんで。
ではでは〜(゚∀゚)ノシ

crazydiamond1855 at 06:03|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2010年06月26日

武者絵に光あれ

久々の更新でおじゃる。

どうもバタバタしてたりPC君が不調ってのも相まって
なかなかキーボーをペチペチする気になれんかったとですよ。
やっと直ったと思ったら今度はプリンターがアウトっぽい。

どうなってんのよもうヽ(`Д´)ノ ウワァァン!!
まぁもう8年モノだからねぇ、寿命かな。
「元絵のドコにこんな色があったのですか?」って
プリンターに質問してしまうような刷り上り具合。
そろそろ現役引退してもらう事になりそうだ。

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えーさてさて、前回の最後にちょろりと書いたのですが、
ワタクシ1年ほど東京に生息しておりました。
前回何故”江戸”と書いたのか自分でも疑問である。
時代小説の読みすぎか?


で、時間が許す限りいろんなトコロにいきましたねぇ。
国立博物館は3回ほど行ったかな?1日では周りきれんほどデカイです。
「阿修羅展」にも行きたかったんですが時間的に不可能ですた。
阿修羅フィギュア欲しかった…。



おっと、危うく単なる東京見物記になりそうなので閑話休題。




えー、東京って事で絶対に訪ねてみたかったトコロがありまして。
東京で地車に関係あると言えばそう、”浮世絵”ですよダンナ。
ご存知の方も多いでしょうが地車の彫物は浮世絵、中でも”武者絵”が元になっている場合が多い。
特に国芳やその弟子達の作品が主でしょう。
って事でワタクシは浮世絵が大好きなのですよ。


東京には今でも浮世絵を製作しておられる工房が何軒かありましてね、
その内のある工房に恐れながらお邪魔してきました。
狭い路地を歩きながら「こんなトコにほんまにあるんやろか?」と不安に駆られていたのですが
無事見つける事に成功。俺GJ。
急な訪問にも関わらず快く工房内を見せて頂けました。
浮世絵の製作工程はコチラを参考に。


工房では幾つかの版木が展示されておりまして、確かハガキの一回りほど大きいモノだったかな。
その骨板の細かさといったら…なんかゾッとしましたよ。
ちなみに近年は骨板には桜を、色板には廉価な木やベニヤなんかも使うそうです。
桜の木って今はすんごい貴重なんですよね。しかもめっちゃ堅い。欅より堅いっぽい。
ってなワケで細かい作業の骨板にだけは桜を使います。軟らかい木だと
クシャってなっちゃいますから。
「毛割り」という髪の毛の生え際の部分は美人画だと1mmに6本、
名人と呼ばれる方は7本彫り込んだそうです。考えられん…(゜Д゜)



えー、他にも何点か作品を見せて頂けました。
中でも驚いたのが浮世絵ではなく日本画を木版画にアレンジした作品。
雪舟の『秋冬山水図』や円山応挙が板に犬の絵を描いた作品があるそうなんですが
それを板ごと木版画にしているのはビックリでした。
まるで本物の板のような木目の再現がすごかったなぁ。
一番ビックリしたのが長谷川等伯の『松林図』。墨の濃淡だけで描かれている作品ですが
木版画にすると70色近くに分割されているそうです。
その彫師さんがおっしゃるには、こうゆう作品は色の分割がとても難しいとか。




現在、木版画、特に彫師が食っていくには非常に厳しいようです。
というのも、摺師は版木があれば仕事が出来ますが、逆に彫師は版木がある限り
仕事が無いワケですから。
にも拘らず、弟子入り志願の多くが彫師希望なんだとか。
なのでその方は彫師希望の方にも摺を教えておられるそうです。

何年かに一度ブームが起きて仕事が増えるそうですが、
それが過ぎるとまた長い間仕事がほとんど無いってのが現状だそうで。
前回は写楽ブームってのがありましたねぇ。もう20年ほど前でしょうか。
それ以降現在まで低迷が続いているようです。




えー、浮世絵いいですよ皆さん。生で見ると驚く程色鮮やかでとても美しいです。
鮮やか過ぎるぐらいなのになぜか全く目に痛くないのが不思議。
現在の多くのデジタル化された絵とは一線を画す色彩を是非皆さんにも見て頂きたいものです。
出来れば昔の色褪せた作品より新しく摺られたモノを。

こんなに素晴らしい我が国の文化、今一度脚光を浴びてほしいと
切に願ってやまないのですよ。

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さてさて、現在ほんとに浮世絵が売れないそうで。
売れるとしても北斎の『富嶽三十六景』や広重の『東海道五十三次』、
あとは役者絵や美人画ってのがほとんどで、武者絵なんて全く売れない。
ってか売ってないですよね。ネットで探してもなかなか見かけんわな。

やっぱ需要無いんかねぇ…。
地車の元絵になってるってもっと知れれば泉州では売れそうな気がするけどなぁ…。


ってかむしろ逆に土呂幕なんかを忠実に武者絵風にしたら売れへんかねぇ。
六覺千手さんが描いたら俺なら絶対買ってまう自信がある。


で、どんな風になるか板原町の巴ちゃんでちょっと試してみた。

tomoegozen











持ち上げられてる人物を描く気力がなくて槍に変更。刻みも適当。
なんか元の作品の価値を激しく貶めているような気がする。

ってか彫物を絵にするの難し杉ワロタ
途中で3度ほど心が折れましたよっと。
浮世絵っぽい雰囲気を出すのがまた大変。
色んなフィルタを駆使してなんとなくそれっぽくはなったかと。

加工前はこんなん

tomoegozen2










古めかしい背景と馴染まなかったり
木版画独特の掠れ具合がなかなか再現出来ず一苦労。
まぁトーシロにはこれが限界。


ってかなんでこんなシンドイ目してまで描いたのか不明(゜∀。)





結果:多分売れない。


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って事で今回はこの辺でおいとまいたしヤス。

あ、そうそう、国芳の弟子であり”最後の浮世絵師”と言われる
『月岡芳年の世界』が復刊されるそうです。ご興味のある方はお早めに。
それから今晩の「美の巨人たち」は歌川広重「東海道五十三次・前編」ですよっと。

さ、オイラはマンガの新刊を買いに行かなきゃ、いそがしいそがし。

ではでは〜(゚∀゚)ノシ

crazydiamond1855 at 06:43|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2010年06月18日

雑記:ウイスキィ〜が…♪  お好きです。

久々にラパークでお買い物。


今月より売り尽くしセール中って事だが衣料品のスカスカっぷりに少々驚く(;゚д゚)ポカーン
福家書店にてお目当ての『バガボンド』と『密命』の新刊をGET。

食料品売り場でウワサの『泉州だんじり牛乳』を発見。
買うつもりはなかったがなんとなく手に取りにらめっこ。

「おおぅ…なんか地垂木めっちゃ多い…」
「この感じは本町がモデルか?」

なんて事をブツブツつぶやき怪しさ爆発である。
どことなく後ろめたさを感じながら棚へリバース。

タバコ売り場では愛しのアメスピが売り切れで発狂寸前ヽ(`Д´)ノ ウワァァン!!



お向かいのやまやで気になっていたものの完全に忘れていた『アサヒゴールド 復刻版』を発見!
迷わずカゴへブチ込む。”限定”って2文字に弱い。
金欠なので大好きなグレンモーレンジは泣く泣くスルー、
代わりに何となくカナディアンクラブを購入。




って事で、現在目の前には彼がいる。

asahi




















波濤に旭日のロゴが誇らしげ。
さっそくですがイタダキムァ〜ス。

プシュッ!

グビグビ…




ブォヘェェ〜!






…うん…ビールだねビール。
飲んでから気付いたけど俺ビール苦手だったんだわ(´・ω・`)

でもこれはビール苦手な自分にもかなり飲みやすい。
日本初の缶ビールらしいけどアサヒならではのキレや喉越しはすでに健在だったんですな。
たぶんビール苦手な人でも意外と飲めちゃうんじゃないっすかね?
ちょっと極端な例だけど水臭くないバドワイザーみたいな。


でもやっぱビールあんま好きじゃないなぁ。
唯一美味しく飲める酒がウイスキーってゆう変わり者なんで。
なので飲み会とかちょっと苦手。
一度一杯目にグレンリヴェットのロックを注文したらスゲェ珍獣を見るような目で見られた。
それ以降は一杯目にはとりあえず周りに合わせてビールを注文する弱者である。




さて、久々にビールを飲んだ為か軽い頭痛がご入来である。
こうゆうトコロもビール苦手な理由の一つなんだな。

って事で寝るです。


ういぃ〜…ひっく…

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次はナニを書くか…

う〜ん…

実は結構長い間ワタクシ江戸に居たんですが、そん時のある体験でも書こうかな…。

crazydiamond1855 at 01:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)