2006年01月01日

■韓国ドラマ『火の鳥』(全26話)

■韓国ドラマ『火の鳥』(全26話) 
愛し合った二人がタイミング悪く仕方なく別れた一組の男女。もし、今、二人が出会ったとしたら・・・。激しく燃える愛、嫉妬、四角関係・・・真実の愛とは!?K-POP人気グループ『神話』メンバーのエリック出演作、イ・ウンジュの遺作としても話題のドラマ!。

INTRODUCTION

一度別れた男女が再び出会い、相手への気持ちを募らせる。しかし、ふたりには既に別のパートナーがいて……。イケメン御曹司の強引なアプローチ、嫉妬に狂う悪女の復讐劇が展開され、主演カップルの心の葛藤がときに情熱的に、ときにせつなく描かれる韓流王道ラブ・ストーリーだ。『チェオクの剣』で人気沸騰中のイ・ソジン、本作がドラマとしては遺作となった若手女優イ・ウンジュ、そして神話のエリックという豪華キャストの共演が嬉しい必見ドラマだ。
STORY
何不自由なく育てられた社長令嬢のジウン(イ・ウンジュ)は、苦学生のセフン(イ・ソジン)と出会う。両親に反対されながらも愛し合う二人は、妊娠し、結婚する。しかし、全く異なる環境で育った二人の生活はなかなかうまくいかない。プライドの高いセフンは、生活費の援助を断りアルバイトに明け暮れ、お嬢様育ちのジウンは貧しい生活に疲れる。そんな中、ジウンは流産してしまう。結局二人は離婚し、セフンはアメリカ留学を決める。その後、ジウンは、父親を亡くし、家は陥落する。ジウンは病気の母親と妹を養うため、懸命に働いた。そんなジウンに限りない愛を示す大企業の息子、ジョンミン(エリック)が現れる。ある日、ジウンは、友人のミラン(チョン・ヘヨン)からセフンを婚約者として紹介される。やがて、ミランは、セフンとジウンが過去に結婚していた事実を知り、嫉妬に狂い…。

STAFF & CAST
脚 本  イ・ユジン
代表作に、映画『ボイス』(02)、ドラマ『ゲームの女王』(06)。
演 出  オ・ギョンフン
代表作に、ドラマ『ラブレター』(03)、『心ふるわせて』(05)、『姉さん』(06)。


 イ・ジウン(イ・ウンジュ)
社長令嬢で生まれつきの美貌を持つジウン。ある日、ジウンの前に貧しい学生セフンが現れ、ジウンは、一気に彼を愛するようになる。家の反対を押し切り、妊娠し結婚する。二人は、十坪余りの屋上部屋で結婚生活を始めるようになる。しかし、これまで全く違う環境で育った二人は、愛と現実の間で葛藤に苦しむ。そんな状況で、流産してしまったジウンは、離婚を決める。セフンに「私はあなたを愛する資格がなかった」という一言を残し、立ち去る。その後、突然の父親の死と会社の没落。崖っぷちに追いやられたジウンは、セフンに連絡を試みるが、無視される。ジウンはセフンに対し、愛憎を抱くようになる。
それから数年が経ち・・・。32歳のバツイチ、ジウンは、病気で苦しむ母親と妹を養っている。何もできなかったお嬢さんのジウンはもういない。今はヘルパーとして働き、堂々としたチーム長になっていた。そんな彼女に、新しい出会いがやってきた。恐いものなしに近づき限りない愛を示す男ソ・ジョンミン(エリック)。彼女はその愛に頼るようになる。
そんな中、忘れようとしても忘れられない男、前夫のセフンが現れる。
    イ・ウンジュ
1980年11月16日生まれ。98年、ドラマ『白夜3.98』で、シム・ウナの子ども時代を演じて注目される。00年に出演したドラマ『カイスト』では、クールな演技力が話題になり“氷のプリンセス”と呼ばれるようになった。映画『バンジージャンプする』(01)でイ・ビョンホン、『ブラザーフッド』(04)ではチャン・ドンゴンの相手役を務める。2005年2月に自殺。ドラマでは『火の鳥』(04)、映画では『スカーレットレター』(04)が遺作となった。出演作は他に、映画『オー! スジョン』(00)、『永遠の片想い』(02)、『オー! マイDJ』(04)など。

チャン・セフン(イ・ソジン)
セフンは、幼い時からまじめで、成功と名誉に対する大きな欲望を持っていた。父親とともに暮らしていたが、高校時代に父親をなくし、独りぼっちになった。学生時代には、ずっとガソリンスタンドでバイトをしていたにもかかわらず、奨学金の機会を一度も逃がしたことがない秀才だった。偶然、自分とはまったく違う環境で育ったイ・ジウンに出会う。
やがて、彼女を愛するようになるが、二人のあまりにも違う状況によって彼女に捨てられる。その後、アメリカに留学。アメリカで大きく成功したセフンは、韓国に帰ってくる。
しかし、セフンには事故で自分の身代わりになり、体が不自由になったミランがいる。ミランは愛という名で彼を縛っている。自分のすべてをかけてジウンを愛したセフンだったが、ジウンに向けた愛は、いつの間にか深い愛憎に変わっていた。
    イ・ソジン
1973年1月30日生まれ。銀行頭取の祖父を持ち、自身もニューヨーク大学経営学科出身のエリートだが、映画への強い愛情から俳優の道へ。99年にドラマ『波の上の家』でデビュー。ドラマ『彼女の家』(01)で注目を浴びると、『チェオクの剣』(03)で人気が爆発。本作『火の鳥』ではOSTにも参加している。出演作は他に、ドラマ『星を射る』(02)、『恋人』(07)、映画『無影剣』(05)など。

ソ・ジョンミン(エリック)
ソリングループの御曹子。国内屈指の大企業、ソリングループの息子、秀麗な外貌、粹なマナー、それに万能スポーツマン。一言でいえば、彼はすべてを兼ね備えたパーフェクトな男だ。ボストンの名門大学をすぐれた成績で卒業した時、人々が彼にかける期待は特別だった。しかし、運命のいたずらなのか、オーストラリアでのスキー事故。その事故で彼は双子の弟を失った。もし、滑降速度を少し遅くしたら、「私に一度でも勝ってみろ」なんて言わなかったら・・・自責の念に駆られるジョンミン。そんなジョンミンは、運命に復讐するかのように周りの期待をよそに遊んで暮らすようになる。すべてを持っている彼は自分をなくしてしまったのだ。そんなある日。彼は運命的な女性、ジウンに出会う。
    エリック(ムン・ジョンヒョク)
1979年2月16日生まれ。98年、後にK-POP界をリードするアイドルグループ、SHINHWA(神話)のリーダーとして歌手デビュー。幼少からアメリカで育ち、英語を流暢に使ったラップには定評がある。一方で、俳優名ムン・ジョンヒョクとして演技にも力を注ぎ、ドラマ『僕は走る』(03)で本格的に俳優活動を開始。その後、出演した本作で大ブレイク、『新入社員 SUPER ROOKIE』(05)で得た人気は皆の知るところだ。出演作は他に、ドラマ『無敵の新入社員〜エリックのスパイ大作戦』(06)、映画『6月の日記』(05)、『甘い人生』(05)、など。

ユン・ミラン(チョン・ヘヨン)
不動産エージェントの父親のおかけである程度裕福に育ったミラン。いつもジウンに劣等感を感じるが、足の美しさだけは誰にも負けないという自負心を持っている。アメリカのクリスマス・パーティーで出会ったセフンを自分の男にするため、あらゆる手をつくす。
そんな時、セフンとともに交通事故にあい、歩くことができなくなる。そのせいで、セフンはミランに愛ではない責任感を感じ、婚約する。セフンと一緒に韓国に戻ってきた後、ジウンがセフンの元妻だった事実を知り、より執拗な愛でセフンを束縛するようになる。
    チョン・ヘヨン
1975年12月14日生まれ。93年、SBS公開採用タレントとして採用され、ドラマ『ジャズ』(95)でデビュー。SBS演技大賞新人賞を受賞。01年には、『恋人たち』で、MBC芸能大賞シチュエーションコメディ部門新人賞を受賞し、二度の新人賞に輝いている。おとなしそうなイメージの清純派女優として知られていたが、本作では狂信的な悪役に挑戦し、認められた。プライベートでは04年に歌手と結婚、現在は一児の母として子育てと俳優業を両立させている。出演作は他に、ドラマ『白鳥の湖』(03)、『弁護士』(05)など。火の鳥 c2







ナム・ボクジャ ・・・ イ・ユジン

ジウンの親友。ソリングループが経営する通販会社に勤務するプロデューサー。
    イ・ユジン
1977年1月8日生まれ。98年、モデルとしてデビュー、司会やCMモデルとしても活躍する。ドラマ『美しき日々』(01)でチェ・ジウの親友役を演じて好評を得る。出演作は他に、ドラマ『神話』(01)、『太陽に向かって』(03)など。
ヨジン ・・・ キム・ドンヒョン
高校生のときに家庭教師だったボクジャに想いを寄せ続けるが、相手にされない。ボクジャと同じ会社に務める。
    キム・ドンヒョン
1975年5月7日生まれ。94年、ロッテ専属モデルでデビュー。ドラマ『美しき日々』(01)にイ・ビョンホンの部下役として出演する。三枚目の役どころが多い。出演作は他に、『新貴公子』(00)、『オールイン 運命の愛』(03)など。女優のキム・ヘスは実姉。

キム・ホジン ・・・ キム・ビョンセ
セフンの先輩。ジウンとは親戚。セフンが学生時代にアルバイトしていたガソリンスタンドのオーナー。彼が社長を務める会社の弁護士を務める。面倒見がいい。
    キム・ビョンセ
1962年9月26日生まれ。アメリカの大学を卒業後、『KT』(02)などに出演、映画を中心に活躍する。ヒットドラマ『ホジュン』(99)で知名度がアップ。出演作は他に、ドラマ『新貴公子』(00)、『オールイン 運命の愛』(03)など。

チョ・ヒョンスク ・・・ イ・ギョンジン
ジウンの母。裕福な家庭に生まれ、何不自由なく過ごしてきた。隠れて株を購入し、失敗。頭痛持ち。
    イ・ギョンジン
1956年10月2日生まれ。76年、MBC特別採用でデビュー。『あなた、そして私』(97)でソン・スンホンの母親役を演じている。出演作は他に、ドラマ『美しき日々』(01)、『幸せは我々の胸に』(97)、『春の日』(06)、映画『青春漫画〜僕らの恋愛シナリオ〜』(06)、日韓合作映画『あなたを忘れない』(07)など。
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イ・サンボム ・・・  ハン・インス
ジウンの父親。妻の父の会社を継ぎ、社長に。
    ハン・インス
1947年7月30日生まれ。『イヴのすべて』(00)でチャン・ドンゴンの父役、『雪だるま』(03)でキム・レウォンの父親役に扮するなど威厳のある父親役としてお馴染み。出演作は他に、ドラマ『ガラスの華』(04)、『ソドンヨ』(05)など。

イ・ヨンウン ・・・ キム・ビヌ
ジウンの妹。姉のせいで大好きな父が死に、自分の留学の夢がたたれたことを恨んでいる。モデル志望。自分が先に目をつけたジョンミンが姉を見ているのもおもしろくない。
    キム・ビヌ
オム・テウンが主演したドラマ『天国より見知らぬ』(06)に出演。

ソ・ムンス ・・・  パク・クニョン
ソリングループの会長。ジウンの父を陥れ、サンボムの会社をひっ迫させた張本人。息子ジョンミンに会社を継がせたいとおもっている。
    パク・クニョン
1940年6月7日生まれ。舞台で活躍した後、テレビドラマで活躍。韓国を代表するベテラン俳優。ドラマ『Loving You』(02)や『砂時計』(02)で見られるように、エリートの父親役を演じることが多い。出演作は他に、ドラマ『日差しに向かって』(99)、『秘密』(00)、映画『彼らだけの世界』(96)、『公共の敵2』(05)など多数。

カン・ジソン ・・・  キム・ブソン
ムンスの内縁の妻。継息子ジョンミンと対立している。
    キム・ブソン
1961年7月7日生まれ。ミス済州島。83年、映画『女は夜を恐れるか』でデビュー。『私の頭の中の消しゴム』(04)で、チョン・ウソンの母親役を演じている。出演作は他に、映画『H』(02)、『マルチュク青春通り』(04)、『親切なクムジャさん』(05)など。


人物相関図
火の鳥
火の鳥火の鳥









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各話エピソードガイド
第1話 運命の二人
 イ・ジウンは、チャン・セフンがバイトするガソリンスタンドに車で突っ込んでしまう。
繊維企業社長の娘であるジウンは我が侭に育てられた為、自己中心的な性格で自分の非を認めず、その上ガソリンスタンドから帰る際に、セフンの鞄を盗んで持ち帰ってしまった。
セフンはそれに気が付き、何度か彼女に問い合わせるが、ジウンはとぼけるだけだった。
 
ある日、ジウンは、友人の婚約式に彼氏を連れてこられるか?どうか?を賭ける。
恋人のいない彼ジウンは、セフンに鞄を返す代わりに、式の間じゅう自分と付き合っているように偽装して欲しい…と持ちかけ、セフンは了承する。
こうして同じ時間を過ごす間に、2人はいつしか親密になっていく。しかし、やがて生まれ育った家庭環境の違いがセフンの肩にのし掛かっていくのだった。 
第2話 電撃結婚
ジウンは、セフンとの関係を両親に認めさせる為に、婚前交渉を持とうと決断する。しかし、計画は両親に知られ、酷く叱責された上、海外への留学を強制される。
留学先で、妊娠に気付いたジウンは、両親の反対を押し切って、セフンとの結婚を強行する。
しかし、お嬢様育ちの彼女は、セフンとの貧しい暮らしが次第に息苦しくなり、ある日、ついにケンカをして部屋を飛び出してしまう…。 
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第3話 失われた命
部屋を飛び出したジウンは、アパートの階段を踏み外して転落してしまう。それが原因で流産してしまい、この事件を契機にセフンとの間に大きな溝が出来てしまう。
彼女の両親は、セフンに離婚届けに捺印を迫り、ついにセフンはその要求をのむ。
その後、彼は大学の教授の薦めでアメリカへの留学を決める。
ジウンはその事実を両親から聞かされると突然、自宅を飛び出し空港へ車を暴走させ始める。父は彼女を追って車を走らせるが、思わぬ事態が起こってしまう。 
第4話 人生の逆転
ジウンは、父親が自分の車を追って事故死したことで、心の深い傷を負った。母親や妹からも、彼女の無軌道な行為が原因で父がなくなったのだと責められる。
時は経ち、10年後、ジウン一家は狭い部屋に共同生活をしていた。ジウンは家政婦をしており、妹はホステスに身をやつしていた。
ある日、ジウンはヘルパーの仕事をしていた家で、10年ぶりにセフンに再会する。そんな中、ソ・ジョンミン(エリック)がジウンを見初め、口説き始める。
ある日、ジウンはショッピング中、留学時の同級生であったミランに再会する。車いす姿の彼女から紹介された婚約者はなんとセフンであった。 
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第5話 思い出の別荘
ミランは、かつてジウンとセフンが結婚していたという事実を知らないようであった。
一方、ジョンミンは、ジウンに少しずつ接近し心の扉を開いていった。
ジョンミンは、かつてジウンの父親の事業を困窮させた会社の社長の御曹司であるが、会社事業には全く興味を持たないでいた。そして、その会社の社長としてセフンが迎えられた。 
第6話 雇い主の正体
セフンの家でヘルパーを始めたジウンだったが、お互いに気持ちが残っているのか、気まずさや戸惑いがあり、微妙に意識してしまっていた。
セフンの左利きを憶えているジウンに、優しい目を向けるセフン。
そんな中、ジョンミンに積極的にアプローチされるジウンは、戸惑いつつも彼の優しさに心が揺れ動きそうで…。
ある日、ジョンミンに「彼女として紹介させてほしい」と、デートに誘われる。セフンと出会った頃に彼を誘ったセリフを思い出したジウンは、快く引き受ける。紹介したい相手がセフンとは知らずに…。
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第7話 縮まる距離
ジウンとジョンミンのキス・シーンを目撃したセフンは、言い様のない嫉妬にかられる。怒りを抑えることが出来ず…翌日、出勤してきたジウンに意地悪な態度で接してしまう。
そこへ、ミランがやってくる。ジウンがヘルパーだと知らなかった彼女は驚くものの、ジウンがセフン家で働いているということを無邪気に喜んでいた。
友人が近くにいるという嬉しさもあったが、セフンの近くに別の女性がいるという事実に不安なミランは、頻繁にセフン家に訪れるようになる。そして、無邪気にセフンとの恋の悩みを相談するのであった。
そんな2人を見て、セフンとのことを隠し続けていることに罪の意識を感じ、気が重いジウン。
落ち込む彼女を察してか、ジョンミンはジウンを誘い、優しく接する。その優しさに触れて気持ちが穏やかになっていくのを感じるジウン…。
ある日、セフン家に訪れたミランは、書斎で“あるもの”を見つけてしまい…。 
第8話 こぼれ落ちた過去
セフンの書斎で見つけてしまったもの…、それは、彼が大切にしまっていたジウンからの手紙と結婚式の写真であった。ジウンとセフンがかつて結婚していた事実を知ってしまったミランは、激しい怒りに襲われる。その怒りは抑えることも出来ず、収まることもなかった…。
 
セフン家に訪れ、素知らぬ振りをしてジウンに意地悪をしかけるミラン。
怒りの矛先はジウンだけでなく、セフンにも向けられ、疑心暗鬼になったミランは、彼の態度からジウンに気持ちが残っているのだと感じてしまう。
自分の体を犠牲にしてまでもセフンの心を繋ぎとめようとするミラン。彼女の取り乱した行動を見て心を痛めたジウンは、寂しさを感じ、優しく紳士的なジョンミンに癒しを求めていた。
 
ミランの意地悪がエスカレートしたある日、ジウンは思い切ってセフンとの関係を告白するものの、ミランは怒り狂い、取り乱してしまう。そして、落ち着きを取り戻した彼女はジウンにお願いをする。「彼を取らないで…」と。だが、そのセリフには怒りと強かさを秘めていた。
何も知らないジョンミンは、落ち込んでいるジウンを元気付けようとバーへ誘うが、偶然にもそこでセフンとミランの2人に会ってしまう。
ジウン達を見て表情が曇るセフン。彼のその表情に怒りを感じたミランは、セフンに送ってもらった後、こっそり彼を尾行する。
ミランに尾行されているとは気付かないセフンは、ジウンを呼び出していた。そこでミランが見てしまったものは…! 
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第9話 許されないキス
ジョンミンとジウンのキス現場を目撃したセフン。何故か言いようのない気持ちにかられ、ジウンを呼び出してしまう。
そして、ジョンミンへの嫉妬心からか、ジウンに無理やりキスをしてしまったセフン…。ミランに見られているとも知らずに。
セフンの行動に怒ったジウンは、セフンに決別を言い渡す。自己嫌悪とどうにもならない現実からか、彼はバーで酔いつぶれてしまい、ミランからの電話に全く気付かない。
翌日、怒りがおさまらないミランはジウンを呼び出し、セフンに近づかないよう忠告し、殴ってしまう。
済州島でソリングループの大きな取引を行う日、ヘルパーとしてお手伝いするジウンは憂鬱ながらも島へと向かった。
クルージングで相手企業を接待するジョンミンとセフン。その船内でヘルパーの仕事をこなしていたジウンに、ミランは意地悪をする。そしてジウンが海へと落ちてしまい…。
第10話 突然の抜擢
海に落ちたジウンを助けるため、ジョンミンよりも早く海へと飛び込んだセフン。
セフンに助けられ、一命を取りとめたジウンは病院のベッドで彼の夢を見ていた。そして、正直な気持ちに気付き始め…。元気
になったジウンはヘルパーの仕事を再開し、そつなく仕事をこなしていた。その姿に感心した取引先の重役は、ソリングループとの契約の条件にジウンを参加させることを提案する。
困惑するセフンとジョンミンだったが、それに同意し、無事に契約が結ばれた。だが、ジウンが仕事に携わることで更に怒りだすミラン。セフンやジウンに泣いて抗議をするが…。
済州島での最後の日、セフンはジウンに幸せになってもらいたいと伝えるため、彼女の部屋へと向かった。鍵が開いていた部屋で彼女を待つセフン。そこへ何も知らずに、ジョンミンに送られて部屋へと戻ってきたジウンだが驚きつつも2人で話を始めた。その途端、ジョンミンが部屋に戻ってきて…。 
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第11話 内緒のリハビリ
セフンとジウンの関係に気付き激怒したジョンミンは、2人の話しに耳を貸そうとはしなかった。そして、仕事もプライベートも荒れ始め…。その頃、セフンはジウンと会い、ジョンミンに許してもらえるよう協力することを誓っていた。
セフンを尾行していたミランは2人の姿を見て激怒し、セフンと大喧嘩をしてしまう。勢い余って別れ話しを持ち出したミランにうんざりしたセフンは、ついカッとなって部屋を出ていき…。失望し、泣き疲れた部屋に戻ったミランは、疲れからか手元が狂い感電してしまう。
幸い命に別状はなく、それどころか、この感電により彼女の足は動くようになったのだ。「足が治ればセフンは離れてしまう…」そう焦ったミランはジョンミンにジウンとの復縁を勧める。自分の動く足を見せながら…。
そして、ミランは誰にも内緒でリハビリに励んでいった。ミランの意見もあって仲直りしたジョンミンとジウン。仲良く過ごすものの、ジョンミンの父親には受け入れられず…。 
第12話 因果応報
ジョンミンの父から罵声を浴びせられたジウンは惨めな気持ちでいっぱいになる。
かつて、セフンも感じた惨めさ…。
彼が自分の両親から罵倒され、侮辱された過去を思い出していた。
そして、セフンに謝罪するジウン。2人の間には穏やかな空気が流れていた。
ブランドマネージャーとしてセフンの会社に勤め始めたジウンは、ジョンミンに頼らず自分だけの力で生きていこうと決意する。それは、ジョンミンとの別れを意味していた。
この件でジョンミンは、セフンのせいだと嫉妬に狂い、またしても自暴自棄になっていた。そして、嫉妬に狂っていたのはジョンミンだけではなく、ミランも同じだった。
セフンの後をつけるべく手配し、行動を監視する彼女。だが、セフンにバレてしまい…。
怒りを押さえられないセフンだが、ミランの父親になだめられてしまう。ミランを心細くさせたことを申し訳なく感じたセフンはミランへ、プレゼントを買って帰った。そこでセフンが見たものは…。
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第13話 仕掛けられた罠
車椅子から立ち上がったミランを見てしまったセフンは、驚きのあまり動揺を隠せないでいた。
だが、ミランは自分の足が回復に向っていることをセフンには言わず、「一生歩けないかも…」と繰り返すだけだった。そんな彼女に怒りと不信感が募るセフン…。
やりきれないセフンはジウンを呼び出した、「友達になってくれないか?飲み友達でいいから…」と。
その気持ちにこたえるジウン。
そんな2人に穏やかではないジョンミンだった。
 
ある日、企業秘密の情報が漏れてしまうトラブルが起きる。このトラブルを解決できなければセフンは解雇という危機に…。原因を探っていくと、そこにはセフンを追い詰める陰謀が隠されていた。ジョンミンを疑うジウンとセフン…。だが犯人は別にいた。そのことに気付いたジョンミン、そして同じく気付いたセフンはその証拠を掴むべく、自らがそれぞれ動き始める。
 
一方、会社では店員たちはトラブルの対応に負われていた。マネージャーであるジウンは、皆が休憩を取る時間も1人で働いていた。そして、暗い倉庫の中で作業をしているジウンに…。 
第14話 戻らぬ心
 火事に巻き込まれたジウンを助けるため、火の海と化した倉庫へ駆け込んだジョンミン。無事に救出された2人はしっかりと手を握り合っていた。
現場に到着したセフンはそんな2人の姿を見てショックを受ける。その火事とコピー商品が出回った騒ぎで会社に大きな損害をもたらしたセフンは、社長辞任という窮地に追い込まれていた。犯人の目星が付いているセフンは行動に出るべく思案していると、ミランから「風邪をひいてしまったから今日は会えないわ…」と電話が入る。犯人は彼女だと確信していたセフンは、その台詞が嘘と見抜き、病院で待ち伏せをする。
 
温水プールでリハビリを共にするセフン…だが、その表情は怒りで満ち溢れていた。いつもと違うセフンの態度に動揺するミランに対し、「オレが苦労して手に入れたものを壊すヤツは許さない」とプールの中で彼女を放してしまった。
 
もう、足を動かせる彼女は観念してプールの中で立ち上がる。そして、セフンに「許して欲しい」と懇願するが…。彼女への愛を理解してもらえなかった気持ちと、嫉妬ゆえの疑心暗鬼な行動から、別れを決意したセフンだった。
 
ミランのことが吹っ切れたセフンは、会社を立て直すべく奮闘する。そして、そのピンチを逆手に取り、見事ビジネスチャンスへと変えていった。会長に褒められるセフンを横目に、ジョンミンは…。
仕事も軌道に乗り、ジウンへの気持ちを止めることが出来ないセフンは、彼女にやり直せないかを問うが、固い決意をしたジウンにその想いは響かなかった。
 
ある日、ミランからメッセージが入る。「アメリカに発つ前に、一度でいいから会いたい」最後の情けだとミランの家に向うと、そこにはジョンミンとジウンも来ていた。
動揺する3人を横目に何事も無かったかのように歩いてくるミラン。歩けるようになったミランに驚いたジウンは言葉を無くし…。そして、ミランの“送別会”パーティーが始まった。
重い空気の中、ミランは3人にある提案を持ちかける。「セフンとジウンはお互いにまだ未練があるわ。だから2人を元に戻してあげたいの」…この一言からミランの反撃が始まった。
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第15話 すれ違う想い
 ミランの言葉に怒りを感じて、出て行ったジョンミンとジウンに続いてセフンも去ろうとした時、彼を引き止めるために自殺を図るミラン…。病院に担ぎこまれ一命は取り留めたものの、既に2人の心は離れていた。セフンとの別れを理解したかのように振舞うミランだったが…。
 
ジウンが過去に妊娠していた事実にショックを受けたジョンミンは、荒れて飲み潰れてしまう。そして、辿り着いた先はジウンの家の前だった。そんなジョンミンを見て、自分への強い気持ちを感じ、彼の愛を優しく受け入れるジウン。
 
一方、ミランと別れたセフンは自分の気持ちに正直になることに決め、ジウンにヨリを戻したいと告げる。だが、彼女の決意は固く、受け入れてもらえなかった。
偶然にも、その理由をポグジャから聞かされたセフン…。過去、ジウンに優しく出来なかった自分を悔やんでいた。そんなある日、ジョンミンの父親は、ジウンの父親がイ・サンボムであることが分かる。そしてあの“事故”の真相も…。 
第16話 認められた交際
 ジウンがイ・サンボムの娘だということが、ジョンミンの父親、ソ・ムンスの耳に入り、慌ててたムンスはジウンを呼び出す。「事故の真相は判からないまま」…と言うジウンの言葉に安堵するが…。
 
一方、ジウンの父親が事故にあったこと、彼女が辛い時に冷たくしたこと…知らなかったとは言え、愛するジウンに冷たい態度をとってしまった過去の自分に対し、自己嫌悪に陥ったセフンは、ジウンに謝る。
「謝らないで。セフンを忘れる努力も、忘れない努力もしない。時に思い出して懐かしむわ」…ジウンはそう伝えるが、セフンの優しさに何か暖かいものを感じていた…。
 
ジョンミンとの交際も仕事も順調な彼女は、その現状に幸せを感じつつも、どこかでセフンを追っていた。その頃、ジョンミンとセフンは仕事で対立してしまう。セフンに対し、「ソリングループの雇われ社長」と言い切るジョンミン。
 
2人の溝はますます深くなっていった。セフンに全く相手にされないミランは、次第に憎しみを抱くようになり、ストーカー行為は日に日にエスカレートしていった。それはセフンだけじゃなく、ジウン、ジョンミンにも…。良き友を演じてジウンの実家に乗り込み、涙ながらに母親に訴えるミラン。そんな行為に疲れたジウンは…。 
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第17話 残酷な真実
 ミランのストーカー行為は止まることなく、ますますエスカレートしていった。我慢ならなくなったセフンは「解放してくれ」と頼むが、ミランは全く聞こうとはしない。会社では、ジョンミン、年上の専務との対立などがあり、心休まる時間のないセフン。
 
そんな中、ジョンミンとジウンの2人は距離を縮め、とうとうジウンはジョンミンに心を開き、2人で生きていこうと決意する。そんな幸せな空気に包まれる中、ジウンの父親の事故の真相を偶然聞いてしまったジョンミン…。
 
愛する人の父親を、自分の父親が手を下したことにショックを受け、悩み、荒れる毎日を送る。やっとジウンが向き合ってくれたのに…。
 
ソリングループ会長のムンスも、息子に真相を聞かれてしまったことで悩む。側近である専務に陥れられようとしているのも気付かずに…。
そして、ムンスの出した結論は、ジョンミンとジウンの結婚であった。
第18話 告げられた別れ
 ムンスが2人の結婚を許した理由…。ジウンの父親を殺めてしまった償いであることを、ジョンミンは知っていた。そのことを見抜き、その態度に落ち込んだジョンミンは、ムンスを責め、二度と父親の前に現れないと宣言し、行方をくらましてしまった。
 
自分の父親が、愛するジウンの父親と幸せを奪ったこと、本来なら2人の生活は逆転した立場だったという事実に、深く傷ついたジョンミンは酒浸りの日々を送り、考えに考えぬいた結果、ジウンとの別れを決める。
 
いきなりジョンミンから別れを告げられ、途方に暮れるジウン。理由を尋ねてもジョンミンはただ「嫌いになった」としか言わないジョンミン。真実を話せばジウンが傷つく…そして自分との間に立たされて困惑するだろうというジョンミンの気持ちからだった。
落ち込むジウンの姿を見かねたセフンは、「彼女を幸せに出来るのはお前だけだ」とジョンミンに告げるが…。
 
ある朝、セフンの家にミランがやってくる。チグハグな靴下を履き、意味不明な言葉を発していた…。その姿に動揺したセフンだったが、ミランの行動は全て計算済みのことだった。そうとは知らずに騙されるセフン…。
 
その一方で、ジウンの父親の会社とソリングループとの関係を調べ始めたセフンは10年前の資料から何かを見つける。それは…。 
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第19話 愛する資格
ジウンの父親の事業倒産について調べ始めたセフンは、当時の状況を聞くためにジウンを呼び出した。
だが、そこにジョンミンが現れ、ジウンを連れ出そうとした時、セフンはジョンミンに向って「ジウンを愛するには俺の許可が必要だ」と言い切る。しかし、「許可など必要ない」と突っぱね、ジウンを連れ出すジョンミン。
 
その頃、ミランはセフンの家に忍びこみ、家中の物を片っ端から壊し始めていた…。
 
固い決意を持ったジョンミンは、ジウンとの結婚を父親に報告しに行く。それはムンスへの復讐とセフンの社長解任を意味していた。
 
そんな状況だと知らないセフンは、ソリングループとジウンの父親の会社に何があったのか…を必死になって調べ始めた。先輩の忠告も聞かずに…。
 
仕事と10年前の出来事を調べている傍らで、ミランの病気についても調べはじめるセフン。だが良い解決策は見つからずにいた。その一方で、ジョンミンとジウンは幸せを掴むべく、2人は歩き出した。 
第20話 試練の日々
 ジウンの父親の会社が倒産した件でセフンは彼女に会いに行くが、またしても喧嘩になってしまう。そこで2人は10年前に別れた理由…。“お互いを信頼していなかった”ということを、やっと理解したのであった…。
 
結婚への準備を始めたジョンミンは、良心を痛めつつもジウンへの愛情を深めていった。そして、セフンをクビにするための準備も始めていた…。
 
ジウンを愛せば愛するほど苦しくなるジョンミンは、酒で気分をごまかしていた時、そこにミランが現れる。嫌いなミランだが、今の自分と重なる彼女に対し、今までの行動を理解し始める。“似たもの同士”だと…。
 
ミランもセフンへの執着を諦めきれずにいた。そして、セフンに復讐をするべく、計画を練っていた。
 ジウンはジョンミンの継母にいびられる毎日で、気分は滅入っていた。いびられる対象がジウンだけなく、ジウンの母親も含まれていたからだ。ジョンミンは彼女を救うべく、手を差し伸べるが、ジウンはジウンなりに解決しようと努力することに決めていた。
 
一方、ジウンとジウンの母親のいびられる姿に涙を流しているセフン…。ある日、セフンはミランの不可解な行動を治すべく精神科医を紹介するが、その行動にミランは激怒する。怒りが沸点に達したミランは周りなど見えずに、ただただセフンへの執着を深めていく。
そして、休暇中のセフンを追いかけ、感情のままに無理心中をはかろうとするが…。 
第21話 決断のとき
 セフンと無理心中を図ろうと、ミランは小屋に火を着けるが、間一髪のところで消し止められた。彼女の執拗な嫌がらせに怒りが沸点に達したセフンは、修復する可能性が1%も無いことを告げる。
 
ミランのことで悩むセフンを、彼女なりの精一杯の大人な対応で励ますジウン。その言葉で心のつかえが取れたセフンは、自分の進むべき道を歩むことに決める。その頃、ジョンミンはセフンをソリングループから排除する計画を着々と進めていた。そこにはミランの父親も絡んでいて…。
 
ジウンはセフンを励ましたことによって、自分の正直な気持ちに気付いた。セフンを想い、泣きじゃくるジウン…。そしてセフンへの気持ちをキッパリと捨て、亡き父のためにもジョンミンと幸せになろうと決心する。そう決意したものの、ジウンとセフンが元夫婦だと言うことが会長の耳に入ってしまう。結婚への障害がひとつ増え、ため息をこぼすジウンであった。
 
ジウンの幸せと自分の未来を思い、会社を去ることを決めたセフン。ジウンへの気持ちだけで自分の人生を棒にふるセフンを心配してか、ホジン先輩はジウンへ事の経緯を伝えてしまう。そのことにショックを受けたジウンは、セフンを呼び出し、もう構うのは止めて欲しいと泣きながらに訴える。セフンは彼女を優しく諭し、きちんと説明をし、安心させていた。…その姿をミランに撮影されているとも知らず。そして、その画像をジョンミンが見ていることにも気付かずにいた。 
第22話 深い亀裂
 セフンとジウンの密会シーンを、ミランからのメールで知ってしまったジョンミンは、ショックを受け、呆然としていた。ショックと怒りでいっぱいのジョンミンに、ジウンは彼がセフンにしたことを責める。
 
セフンは、昔、自分のせいでたくさんの苦労をした…。今もまた、自分のために苦労をするのは申し訳ない、と。ジョンミンは、そんなジウンを見ているのが辛かった。自分以外の男と、よりによってセフンと会っていることが許せない、と怒ってしまう。そして2人は喧嘩をしてしまう。
 
その頃、ソリングループに脱税疑惑が持ち上がり、会社経営の危機に。ジョンミンのことで頭を悩ます会長を横目に、専務はひそかにあることを企んでいた…。そんな専務の企みに全く気付かない会長は、会社の建て直し案を考えつつも、ジウンの父親の会社が倒産した理由を調べるセフンに、冷たくあたっていた。
 
ジョンミンと喧嘩をして浮かないジウンに、またしても心を痛める出来事が起きる。母親がジョンミンにマンションをプレゼントされていたのだ。「ただでさえ、嫁として喜ばれていない立場なのに…。また私を苦しめて…」父親が死んだ時に罪人扱いされ、10年もの間、耐え続け頑張ってきた…家族までが自分を苦しめる。家族なのに味方にすらなってくれない…そう泣きじゃくるジウン。疲れ果てたジウンはジョンミンにマンションを返すことにする。だが、そのことでまた喧嘩をしてしまう。
 
嫌な出来事ばかりが起き、憂鬱な気分に包まれたジウンにまた事件が…ミランが会社に乗り込んできて、ジウンに殴りかかる。だが、既に我慢の限界に達していたジウンはミランを殴り返し、大喧嘩に…。その現場を会長とジョンミンに見られてしまい、結婚への危機となってしまった。
 
ジウンの失態とジョンミンのふがいなさに頭を悩ませている会長に、更に追い討ちをかける出来事が起きる。脱税疑惑の揉み消しが出来ない事態になってしまったのだ。そこで会長の取った行動は、信頼しきっている専務に罪をかぶせることだった…それに怒りを感じた専務が取った行動は…。
 ただでさえ、毎日に疲れているのに、会長に失態を見られ更に落ち込むジウン…。仕事もはかどらず、遅くまで残業をしていた。ふとカバンを見ると、そこに見たこともないレコーダーが入っていた。不思議がるものの、気にもとめずに仕事を続けていた時、ジョンミンが差し入れを持ってきてくれたのだ。その優しさに疲れが取れ、2人が仲直りしかけた時、レコーダーから録音された会話が流れてきて…。 
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第23話 憎しみに変わる愛
 ジウンの鞄に入っていたレコーダーから流れてきたのは、会長の「イ・サンボムを殺すつもりは無かった」という、衝撃的な言葉だった。その声を流してしまったジョンミンは、動揺しつつも音声を削除し、「何も聞こえなかった」と一言残し、部屋を出て行ってしまった。
 
レコーダーから流れてきた会長の言葉にショックを受けたジウンは唯一の頼れる相手であるセフンに相談をする。セフンの勧めで、弁護士であるホジン先輩に相談するが、時効が成立していること、証拠が無いこと、証人であるパク専務が会長を脅迫しつつ行方をくらませていること…という理由から、事件として立証するのは難しいという判断だった。ホジンの判断に途方にくれるジウンだったが、せめて罪を認め償ってもらおうと、セフンと一緒に会長の元へと向かう。だが、会長は頑として罪を認めなかった…。
 
父親の犯した罪とジウンへの申し訳ない気持ちで悩むジョンミンは雲隠れしているパク専務と裏取引をすることに。会社にある大金と引き換えにレコーダーのマスターを手に入れたジョンミンはそれを海へと投げ捨てた…。ジウンはジウンで、父親が亡くなった悲しみと苦労した10年間のこと、自分の父親を殺した男の息子と結婚しようとしていた自分にショックを受け怒りと悲しみに暮れていた。
 
そして、ジョンミンを呼び出し、「目の前で死んでくれ」と罵倒する。その発言にショックを受けるジョンミンだった…。信じていたジョンミンだったが、会長への恨みから、彼を許せないジウンは今までにプレゼントされた数々の思い出を燃やし始めた…。そして…。 
第24話 一寸先の闇
 何者かに連れ去られたジウン…その犯人はジョンミンであった。彼の目的はセフンが持っているレコーダーを手に入れることで、セフンにジウンの身柄と引き換えにレコーダーを渡すよう、要求する。
ジウンの命を助ける為に、一か八か偽物のレコーダーを使い取り引きに応じるセフン。それが偽物だと発覚し、騙されたことに怒りが沸点に達したジョンミン親子はセフンを陥れることに。
 
ムンスの計画により、横領罪で警察に捕まるセフン。泣きじゃくるジウンに自分は無実だから大丈夫だ、と言い聞かせるが…自分の為にまたしても不幸になるセフンを見て、辛い気持ちでいっぱいのジウンは、ジョンミンに助けを求める。
「セフンを釈放してくれるなら自分の父親の件は水に流してもいい」…と。その言葉にセフンへの深い愛情を感じたジョンミンは、その取り引きを受け入れなかった。セフンを助ける術が無く、悲しみに暮れている時にミランが現れる。セフンを救うため必死なジウンは、ミランにもすがるが…。
 
それからすぐに、ソリングループと繋がりのある政治家が次々と捕まり、会社の不祥事が浮き彫りになりかけた時、会長は息子ジョンミンを海外逃亡させるべく、手筈を整えていた。だが、旅立つ当日、ジョンミンが警察に捕まってしまう。その直後、ソリングループにも警察のメスが入り…ショックから会長が倒れてしまう。これでセフンの無実が証明され、保釈された。
 
脳内の血管が切れ、意識不明の重体となったムンス。
その病室に向ったジウンは、寝ている会長に話し掛けて…それを聞いていたジョンミンは、ジウンへの愛の罪を嘆いていた。ジウンをここまで辛くさせたのは、自分が手放さなかったからだ…と。
 
会長に、自分のふがいなさを詫びたジョンミンは、最後に「もう楽になって、お父さん」と告げる。その言葉に安堵したのか、会長はそのまま息を引き取った…。会長の葬儀の後、悲しみと、やりきれない気持ちからか自暴自棄になったジョンミン。お酒を飲み、暴走運転を始め、そして…。 
第25話 それぞれの旅立ち
 危機一髪のところで、ジョンミンの事故を食い止めたセフン。だが、悲しみでいっぱいのジョンミンは…。
その後、セフンに命を助けてもらったジョンミンは生きる決意をする。そして、お互いを理解し合い、和解する2人だった、
1人でしんみりと飲みに行ったセフンは、ジウンを誘った。そして、昔話を始めるセフン…「昔は幸せだった…」と。そのセフンに対し、ジウンは「私を惑わせないで」とお願いをするが…。
 
憎き会長が死に、ソリングループも危うくなったいま、ジウンの心には何も残ってはいなかった。自分の生活を立て直すべく、就職活動に精を出していた。だが、どの面接に行っても落とされるばかり…。ミランの手によって全て不採用になっていたのだ。そんな嫌がらせに呆れつつも、怒りを隠せないでいた。
 
ミランは、セフンの会社の株を持っていて、いつでも潰せると脅しをかける。「セフンを破滅させたくなければ、目の前から去って!」と、またしても嫌がらせを仕向けてきた。
セフンをこれ以上不幸にできないジウンは、ミランの家へお願いに向かう。そこに現れたセフンがジウンを連れ出そうとした時、ミランは父親の猟銃を手に取り、銃口をセフンに向けた。だが、全く動じないセフンに悲しみと怒りを感じ、引き金を引いてしまう。銃弾はジウンの肩をかする…。ジウンを傷つけられ、ミランの嫌がらせに我慢ならなくなったセフンは法的措置に出ることにした。だが、ミランの父親に懇願され…ジウンの意思もあり、訴えることを諦めたセフンであった。
 
あくる日、ジョンミンから韓国を発つ知らせが届く。
セフンから、空港に行ってきちんとお別れをしてくるべきだ、と言われたジウンだが、やはり許せない気持ちが多く、素直に頷けなかった。だが、いままでの優しい思い出が頭を巡り、空港へ見送りにいく決意をする。
 
空港でジョンミンを見つけたジウンだったが、声をかけられずに引き返し…その後、姿を偶然に見たジョンミンは、救われた気持ちで海外へと旅立っていった。
色々なことがありすぎて、少し疲れを感じていたジウンにメールが届く。ミランからのメールだった。
銃で撃つつもりが無かったこと、今までの嫌がらせのお詫び、そして始めはお友達だったこと…「このメールを読む頃、私はこの世にはいないわ」という遺書だった。
 
時同じくして、セフンの家にミランからの株式譲渡証書が届く。同封されていた手紙には、セフンへの愛情とお詫びでいっぱいだった。急いでミランの家で向うジウン。そしてセフン。ミランは…!?  
第26話(最終回) 運命のいたずら
 セフンをいかに愛していたか、自分が何故ここまでしてしまったのか…。彼への愛情と犯した数々の罪を詫び、夢にまでみたウェディングドレス姿でこの世を去ったミラン。彼女がいなくなったことで心を痛めるセフンは、幸せだった頃の思い出に浸っていた。
 
ミランの供養へと足を運んだ2人は悲しく寂しい気持ちでいっぱい…。「あなたと向かいあって食事をしたかった」と言うジウンと、レストランへ向ったセフン。ミランへの悲しい気持ちに加え、どうしてこうなってしまったのか…。10年前に出会っていなければ良かったのか…。そして、2人の今の気持ち…。
これらが胸中を駆け巡り、涙を流さずにはいられないセフンとジウン。そして2人はそこで別れた。


――それから3年後。
キャリアウーマンとしてバリバリ働くジウン。偶然にも「火の鳥」の絵画の前で再びセフンに出会う。お互いが充実した日々を送っていることを判りあった2人は笑顔で別れる。
 
一時帰国したジョンミンと会ったセフンは、お互いを信頼し合い、熱い友情を結んでいた。そして、ジョンミンはジウンと会う。お互いの蟠りを消すかのような、穏やかな時間が流れた。
ある休日、セフンはジウンとの思い出の地、済州島の別荘へと向う。
彼女との新婚生活の幸せな思い出、そして深い愛情を思い浮かべ、海岸にたたずんでいた。偶然にも、仕事で済州島へと来ていたジウン。彼女もまた、思い出の海岸へと足を運び…。
 
2人が1番幸せだった"済州島"で、また出会っってしまった2人。
お互いの大切さを実感し、愛情を確認したセフンとジウンは自分の気持ちに素直に、2人の幸せへと進んでいく。
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creampan2005 at 01:57│Comments(0)TrackBack(0)韓国ドラマ 

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