2006年01月01日

■韓国ドラマ『春のワルツ』(全20話)2006年

■韓国ドラマ『春のワルツ』(全20話)2006年
『』のユン・ソクホ監督が描く、四季シリーズ最終章
〜繊細な映像美とともに繰り広げられる、4人の男女のラブストーリー〜


INTRODUCTION
美しい自然を背景に、純粋な愛を描くユン・ソクホ監督「四季シリーズ」。ユン監督いわく、最終章の本作では「春」だからこそ「希望」を描きたかったのだとか。心に傷を抱えた人も、愛と許しによってやがて癒されていく、そんな心の温かさが描かれている。
また、メインキャラクターにはスター性あふれる新人を登用し、「春」のフレッシュさを感じさせる。
 
主題歌
日本版の主題歌には、主演ソ・ドヨン(チェハ役)の歌う甘く切ない「FLOWER」が新たに録音された。この曲は、もともと韓国版では、女性歌手U-naが歌う挿入歌として登場していたが、今回は歌詞もチェハの目線で新たに書き下ろされた。もちろんU-naが歌うバージョンは、日本版でも劇中挿入歌として使用されており、こちらの歌詞はウニョン目線となっている。
音楽
劇中、幼いウニョンとスホの「思い出の曲」として印象的に流れるメロディ「クレメンタイン」。日本では「雪山賛歌」として独自の日本語詞がつけられているが、韓国では、漁師が島を去った娘を懐かしむ歌詞がついているのだとか。韓国版の歌詞を知る人にとっては、より一層の郷愁を誘う選曲となっている。
ロケ地
なにげない景色が「一枚の風景画」のごとく見えるのも、“映像の魔術師”ユン・ソクホ監督ならでは。国内約40箇所のロケ地候補から選んだというだけあって、全編に渡り、韓国の美しい風景を楽しむことができる。
さらに今回は海外ロケも敢行。自然美あふれる街として撮影されたオーストリアのウィーン、ザルツブルク、ハルシュタットの冬景色は、きたるべき「春」を際立たせている。
ユン・ソクホ監督からのメッセージ
人には誰にでも、大切にしたいものがありますよね。目には見えなくても、心の奥で大切にしたいもの。「春のワルツ」は、そういう‘大切なもの’を巡る男女のドラマです。“四季シリーズ”を通じて、私は、お互いが愛し合っていれば、離れていても、見えなくても、価値は続いていく、ということを表現してきました。「春のワルツ」にもそのテーマは貫かれています。皆さんに「春のワルツ」を通じて、‘大切なもの探し’を楽しんでいただければと思います。たくさんの応援、よろしくお願いします。






STAFF & CAST
演 出 : ユン・ソッコ
脚 本 : キム・ジヨン&ファン・ダウン

     
ユン・ジェハ役 ・・・ (ソ・ドヨン)(声:松田 洋治)
天才ピアニスト。賭博師チョンテの息子イ・スホとして生まれたが、小学校6年生の時、ウニョンの手術費用と引き換えに、裕福な外交官夫妻の死んだ息子で、自分と瓜二つのユン・ジェハの身代わりとして生きることを選択。幼いときからずっとウニョンだけを愛している。ウニョンに再会し、自分がスホであることを打ち明けられずに苦しむ。
    ソ・ドヨン
1981年生まれ。兵役を終えた2003年にファッションモデルとして活動を開始し、ファッションショー、雑誌、CMなどで活躍。2004年にモデルとして出演した番組「シングルズ・イン・ソウル〜メトロセクシュアル」で注目を浴びる。2005年にKBSのドラマシティ「オー!サラ」で俳優デビューし、立て続けに大ヒット時代劇「海神」に出演。そして2006年、「春のワルツ」の主役に大抜てきされ、演じたチェハの神秘的なキャラクターと相まってさらなるファンを獲得した。

パク・ウニョン役 ・・・ (ハン・ヒョジュ)(声:加藤 忍)
母亡き後、叔母の下で「パク・ウニョン」として実の娘同様に育てられてきた。チェハに出会い、いつしかお互い惹かれあうようになるが、チェハの正体が実母を死に追いやったチョンテの息子スホだとわかり、チェハに対する愛とスホへの憎しみに苦しむ。
    ハン・ヒョジュ
1987年生まれ。2003年、“ミスにっこり”コンテストの優勝をきっかけに芸能界入り。2005年に人気コメディー・ドラマシリーズ「ノンストップ5」でデビューすると、次々とミュージックビデオの出演依頼が舞い込み、人気音楽番組「人気歌謡」のMCとして活躍。さらにヒット映画の続編「マイ・ボス・マイ・ヒーロー2」で映画デビューを果たす。初主演ドラマ「春のワルツ」を経て、映画「とても特別なお客さん」の主演が決定した。
フィリップ・ローゼンタール役 ・・・ (ダニエル・ヘニー)(声:比留間 由哲)
韓国人の母とオーストリア人の父を持つ、明るく社交的なキラー・スマイルのジェントルマン。子供の頃、オーストリアで自身もピアノを学んでいたが、チェハの才能にほれ込み、マネージャーとしてサポートすることに。偶然出会ったウニョンに、亡き母の面影を見、愛するようになる。ウニョンがチェハを愛していると知ってからも、一途に思い続けウニョンの支えとなる。
    ダニエル・ヘニー
1979年生まれ。英国系の父と韓国系の母を持ち、アメリカで生まれ育つ。ファッションモデルとしてアメリカのほか、韓国、香港、台湾などのアジア各国で多くのCMに出演。2005年にドラマ「私の名前はキム・サムスン」で俳優デビューを果たし、人気急上昇。続く本作「春のワルツ」でも紳士的なキャラクターで多くの女性を魅了した。最新作「ミスター・ロビンの口説き方」(共演:オム・ジョンファ)では、映画初出演にして主演を務め、注目を集めている。

ソン・イナ役 ・・・ (イ・ソヨン)(声:林 真里花)
韓国のレコード会社「グリーン・ミュージック」のチーム長。15年間幼なじみのチェハを思い続けてきた。チェハが実は別人イ・スホだとわかったものの、チェハへの思いを捨てきれず、チェハとウニョンを苦しめる。
    イ・ソヨン
1982年生まれ。2002年に映画「白い部屋」でデビュー。ペ・ヨンジュン主演の映画「スキャンダル」で、16歳の側室役をオーディションで獲得し、新人らしからぬ演技力で注目を集めた。2005年には、ドラマ・デビュー作となる「春の日」(共演:チョ・インソン)や「新入社員」(共演:エリック)で、評価を高めるとともにさらなるファンを増やすことに。本作「春のワルツ」のほか、映画「フェザー」や、若者の日韓交流を描いたオムニバス映画「まぶしい一日」(『空港男女』))などに出演している。

チェハ、スホ子供時代の役(ウン・ウォンジェ)
ウニョン子供時代の役(ハン・ソイ)

その他のキャラクター
イ・ジョンテ ・・・ (イ・ハヌイ/声:岩崎 ひろし)
スホの父で賭博師。調子がよく、嘘つき。お金のためなら、平気で人の気持ちを踏みにじる。
チョ・ヘスン ・・・ (ユン・ユソン/声:佐藤 しのぶ)
ウニョンの母。チョンサン(青山)島の海苔工場で働いている。漁師の夫を海で失って以来、女手一つでウニョンを育てている。人を疑うことのない、素直な女性。スホの父チョンテとは幼なじみ。

ソン・マンホ ・・・ (ハン・インス/声:富田 耕生)
イナの父。「グリーン・ホテル」をはじめとするグループ企業を経営する。隣のユン家とは家族ぐるみの付き合い。
ユン・ミョンフン ・・・ (チョン・ドンファン/声:佐々木 勝彦)
チェハの父。一人息子チェハを事故で亡くしたショックのあまり病気になった妻のため、息子と瓜二つのスホを「チェハ」して海外で育てる。韓国へ帰国後、外務大臣候補となり、過去の事実が発覚することを恐れて、チェハとイナを結婚させようとする。
ヒョン・ジスク ・・・ (クム・ボラ/声:松阪 隆子) 
チェハの母。チェハを事故で亡くしたショックから、一時期瓜二つのスホをチェハと信じ込んでいた。チェハをでき愛し、チェハとイナが結婚することを望んでいる。
チョ・ヘスン ・・・ (ユン・ユソン/声:佐藤 しのぶ)
ウニョンの実母。漁師の夫を海で失って以来、女手一つでウニョンを育ててきた。15年前、ウニョンの手術費を持ち逃げしたチョンテを探してソウルに行ったところ、交通事故に遭い他界する。
チャ・ヤンスン ・・・ (キム・ヘスク/声:磯辺 万沙子)
ウニョンの実母ヘスンの姉。ヘスンが交通事故で亡くなり、一人残されたウニョンを引き取り育てた。のり巻き屋を営んでいる。
パク・トゥシク ・・・ (パク・チルヨン/声:後藤 哲夫)
ウニョンの義父。定職を持たず、いつも借金取りに追われているが、どこか憎めない。
キム・ヒジン ・・・ (パク・ヒジン/声:斎藤 恵理)
イナの友人で新聞記者。チェハの過去に疑問を抱き、チェハがイ・スホであることを突き止める。
パク・サンウ ・・・ (チェ・シウォン/声:栗山 浩一)
ウニョンの義弟。兵役から戻ったばかり。お金の問題もあり、大学へ復学する気はない。家族思いで、母ヤンスンの店を手伝っている。実は、ミジョンのことが好き?
ホン・ミジョン ・・・ (チェ・ジャヘ/声:小島 幸子)
ウニョンの親友でルームメイト。フィリップにアタックしたいが、ウニョンに気を遣い、ペンディング中。
キム・ボンヒ ・・・ (キム・ミギョン/声:福田 如子)
ミジョンの母。チョンサン(青山)島で暮らしている。ウニョンの亡き母ヘスンとは親友だった。
イ・ガング ・・・ (イ・インソン/声:半場 友恵)
チョンテの息子。靴磨き、ガム売り、物乞いなどをして、学校にも行けず、父と二人貧しい生活をしている。偶然出会い、親切にしてくれたチェハのことを、実は異母兄弟とは知らずに、慕う。
イ・ジョンテ ・・・ (イ・ハヌイ/声:岩崎 ひろし)
スホの父で賭博師。調子がよく、嘘つき。15年前息子スホをチョンサン(青山)島に置き去りにし、母を亡くした幼いウニョンを旅館に売り飛ばした過去を持つ。生活ぶりは相変わらずで、幼い息子カングに働かせて生活している。

人物相関図

■syowtime完全攻略ガイドより
 (全 体)             
(第10話まで見た人は右側)
春のワルツ chart春のワルツ chart

















見どころ
春のワルツ 見どころ春のワルツ t1






















■NHK公式HPより

子供編▼時期を選択大人編子供編
【15年前のチョンサン(青山)島】
春のワルツ−子供チョンサン





【15年前のソウル】
春のワルツ−子供ソウル






大人編(前編)
春のワルツ−大人






大人編(後編)
春のワルツ










エピソードガイド
第1話 巡り会い

ウニョンは韓国のクリスタル・デザイン・コンテストで優勝し、ボーナスツアーでオーストリアへと向かっていた。その飛行機で隣にすわっていた女性、イナは、幼なじみの世界的ピアニスト・チェハに会いに行くのだという。しかし空港にイナを迎えに来たチェハのマネージャー・フィリップは、イナとウニョンを取り違えてひと騒動。誤解が解け、ようやくチェハの元へとやってきたイナだったが、チェハはイナを覚えていなかった! 15年前とはいえ、結婚の約束までしていたのに……。
一方、フィリップは街中で再び出会ったウニョンに道案内をかって出、別れ際にチェハのコンサートのチケットをプレゼントする。翌日、コンサート会場へ向かう電車に乗ったウニョンは、たまたま同じ客室に乗り合わせたチェハに話しかけるが会話がかみあわず気まずい思いをする。さらに、ウニョンが荷物の中に入れていたコチュジャンをチェハに浴びせてしまい、すっかり怒らせてしまう……。ウニョンはお詫びにクマ柄のセーターと、フィリップにもらったコンサートのチケットを渡す。彼が演奏者その人だとも気づかずに……。

第2話 虹の貝殻
15年前―――ソウルを追われた賭博師のチョンテは、息子のスホを連れて故郷の島にやってくる。自分の父親にスホを預けるつもりが、父は既に他界。途方に暮れていたところに、幼なじみのヘスンと再会する。ヘスンは娘のウニョンと二人暮らし。体の弱いウニョンに手術を受けさせるため、懸命に働き、お金を貯めていた。「アメリカでの事業の後始末が終わるまで」と嘘をつき、ヘスンにスホを預けようとするチョンテ。スホはチョンテに置いていかれまいと必死に追いすがるが、思いは届かず、結局ヘスンの家で暮らすことになる。
ウニョンと同じ小学校に通い始めるスホ。勉強はさっぱりだったが、ウニョンのお陰で徐々に周囲にもなじんでいく。スホを「お兄ちゃん」と慕うウニョン。しかしスホは、クラスメイトを相手にギャンブルを行っては、着々とソウルへ渡るお金を貯めていた。
そしてついに「ソウルに行く」と言い出すスホ。ショックを受けたウニョンはスホと言い合いになり、スホは十分なお金も持たぬまま家を飛び出していく。

第3話 星のない街
島ではチョンテの悪い噂が広がっていた。そんなチョンテを懸命にかばうヘスン。しかしその直後、ヘスンが必死に貯めたウニョンの手術代が盗まれてしまう。チョンテの仕業と悟ったヘスンは、チョンテを追ってソウルへと飛んだ……。
その頃、事情を知った島の子供たちによって、スホはひどい嫌がらせを受けていた。身寄りのないスホに、施設に入るよう勧めるヘスンの友、ポンヒ。しかし盗まれたお金の大切さを誰よりも痛感していたスホは、チョンテを探し出す決意をする。小舟で沖へ漕ぎ出そうとするスホ。そんなスホを見つけたウニョンは危険も顧みず、後を追って海に入る。どうにかウニョンを引き上げたスホだったが、二人の乗った小舟はどんどん沖へと流されて……。
一方、ソウルでチョンテを捜し歩くヘスンの身にも、悲劇が訪れようとしていた。

第4話 帰郷
ザルツブルクでのコンサート後のパーティー会場で、イナはチェハに韓国でのCD発売を持ちかける。イナがレコード会社の理事であることをその時初めて知ったチェハは、「韓国には行かない。CDも興味ない。僕は君が覚えているチェハじゃない」と、冷たく断わる。イナはひどくショックを受け、動揺を隠せない。そんなイナの姿を見たチェハは、イナを「大切な友人」として参列者に紹介する。喜びを隠せないイナ。そこへ、フィリップに連れられてウニョンがやってくる。「僕の彼女」と紹介するフィリップ。フィリップが冗談で言った言葉が原因で、チェハはウニョンを、男を誘う軽い女だと思い込んでしまう。ウニョンもそんなチェハの態度に腹を立て、二人の関係は険悪に。
その夜、チェハたちの泊まるホテルに、フィリップに連れてこられたウニョンも泊まることに。翌朝早く、ウニョンは黙ってクリスタル博物館へと発つ。フィリップへのお礼にと残されていたのは、手作りの貝殻細工。それを見たチェハは……。


第5話 ピンク・トラック
レコーディングのため、15年ぶりに韓国の地に降り立ったチェハは、その足で幼き日のウニョンが手術を受けた病院へ向かう。職員に無理を言ってウニョンの生存確認を依頼すると、チェハは思い出の市場へとやってくる。実はウニョンはこの市場に、ピンクのトラックでアクセサリーの店を出していた。しかし、あとわずかのところですれ違ってしまう二人。やがて店じまいをしたウニョンは、トラックで市場を出て行こうとする。その時チェハは、目の前を通り過ぎたトラックの中にウニョンの姿を見つけ、タクシーで追いかけるが、結局見失ってしまう。
一方、フィリップもウニョンに会いたがっていた。そして「クリスタル・デザイン・コンテスト優勝」というウニョンの言葉を手がかりに、主催者に問い合わせをしようと思いつく。そのアイディアを聞いたチェハは翌日、フィリップに先んじてコンテスト主催会社を訪れて……。

第6話 謎の小箱
チェハは生存確認を依頼していた病院から、幼いウニョンの死亡を告げられた。あまりのショックにオーストリアに帰りたいと言い出すチェハ。ようやくウニョンとの再会を果たしたものの、ショックの反動でまたもや冷たくあたってしまう。イナはなんとかチェハをつなぎ止めようと、一緒に通ったララ小学校へとチェハを連れ出した。校庭を走り回り、何かを吹っ切ったらしいチェハは、イナにある提案をする……。
一方フィリップは、ウニョンに会えて喜び全開。ウニョンの出店にまで押しかけ、女性客の呼び込みに一役買う。フィリップの強引さに戸惑いながらも、徐々に心が癒されていくのを感じるウニョン。そんなウニョンに、フィリップはついに、胸のうちを打ち明ける決意をする……。

第7話 母の眠る島へ
ウニョンに大切な貝殻細工の入った箱を落とされたチェハは激怒し、思わず怒鳴ってしまう。驚いてその場を立ち去るウニョン。フィリップはチェハを責め、二人は険悪な雰囲気に。その夜、チェハはフィリップに謝罪の電話を掛けた。しかし「彼女を見ると、なぜか辛くなってイライラするんだ」というチェハの言葉を聴いていたのはウニョン。実はフィリップは、ウニョンのトラックに携帯を忘れてしまい、ウニョンがフィリップの携帯電話を持っていたのだ。思いがけないチェハの言葉に、ウニョンはますます傷ついていく……。
翌日、フィリップに携帯を届けようとホテルに行ったウニョンは、宿泊客から泥棒と間違えられ、ひと騒動に。そこにたまたま通りかかり、ウニョンを助けたチェハは、昨日の電話に出た相手がウニョンだったことに気づく。チェハの手元には、ウニョンが落としていったコンパクトだけが切なく残された。
嫌なことが続いたウニョンは、母親の墓参りに故郷のチョンサン(青山)島へと旅立つ。友人のミジョンからそのことを聞かされたフィリップは、飛行機でその後を追った……。

第8話 ロードマネージャー
状況をよく理解できないまま、フィリップの告白を受け入れた形になってしまったウニョン。キスを迫るフィリップに、戸惑いを隠せない。遠くからそんな二人を見つめていたチェハは、静かにその場を立ち去った。
その足でホテルのレストランへと向かったチェハは、両親とイナ父娘との会食に臨む。ところが同じレストランに、フィリップとウニョンもやってきた。ウニョンにコンパクトを渡したいチェハ。しかしなかなかチャンスがない……。
ウニョンの家には、養父のトゥシクが帰ってきていた。しかしトゥシクはマルチ商法に手を染めており、店に借金の取立てがやってくる。そこにコンパクトを届けに来たチェハが来店。乱暴者たちを突き飛ばし、殴り返そうとするチェハの拳を、ウニョンはとっさに守った……。
それからというもの、ウニョンは借金返済のために奔走する。そんなウニョンの窮状を察したチェハは、フィリップを通じ、自分のロードマネージャーにならないかと持ちかけた。
 
第9話 「失敗に乾杯」
チェハのロード・マネージャーとして働き始めたウニョンだったが、イナには冷たく扱われ、チェハからも怒られてばかり。しかし持ち前の明るさで徐々にチェハの心をつかんでいく。そんな二人の姿を見たチェハの母チスクは、気が気ではない。苗字こそ違え、「ウニョン」という名がどうしても気になるのだ。チスクは夫ミョンフンに、幼き日に別れたウニョンが今、どこにいるのか調べて欲しいと頼み込む。一方、大臣の座を目前にしたミョンフンの元にも、「チェハの子供時代について知りたい」と、イナの友人記者ヒジンが訪れていた。
チェハが出演する、トンヨン音楽祭の日がやってきた。イナは会場まで一緒に行こうとするが、チェハは「コンサートの当日は一人で移動する」と、あっさり断ってしまう。イナはウニョンに、チェハを駅まで送ったら会社で資料整理をするよう命じ、一足先に会場へと向かった。初の仕事らしい仕事ができると思っていたウニョンはがっくり。その姿を見たチェハは、会場までウニョンに送ってもらうことにする。ところが事故で道は大渋滞。コンサートの開始時刻は、刻々と迫ってくる……。

第10話 「かけがえのない友」
フィリップにたしなめられ、ウニョンへの態度を改めようとするイナ。しかしウニョンは、文句を言いながらもチェハにどんどん惹かれていくのを感じていた。
そんな中、チェハのレコーディングへ向けての準備が着々と進んでいた。会場に選ばれたのは、川の近くに建つ教会。出発の日の朝、チェハはまたもやイナの迎えを断り、ウニョンの車に乗ることを選んでしまう。チェハはもはや、ウニョンへの思いを留めきれなくなっていた。
しかし美しい景色の中、久しぶりにフィリップと連弾をし、山歩きを楽しんだチェハは、かけがえのない友情を再確認。ウニョンへの思いとフィリップへの友情の間で板ばさみになってしまう。そんな時、教会の窓枠が壊れ、ウニョンをめがけて落ちてくるというアクシデントが!フィリップはとっさにウニョンをかばって……。

第11話 「衝撃のビデオ」
チェハとウニョンのキスシーンを目撃してしまったフィリップは、CD制作の打ち合わせでチェハと衝突。そうかと思えば、突然にチェハとイナを食事に誘う。レストランにウニョン同伴で現れたフィリップは、大胆にも客たちのいる前で愛の告白を。ウニョンはフィリップの気持ちを完全に持て余していた。
イナはチェハの母チスクに接近。ウニョンを毛嫌うチスクは、チェハとイナの結婚を強く望むようになる。その晩、チェハ親子が3人で食事をしていると、たまたまフィリップが現れ、同席することに。仲のよい親子の姿を見て、孤独を感じたフィリップはチェハに漏らした。
「君はぜんぶ持ってる。その中の一つだけでいいからくれよ」
その頃、ウニョンは資料作成のため、会社からチェハのビデオ撮影を依頼されていた……。

第12話 「愛の宣言」
チェハとウニョンの親密そうなビデオを見てしまったフィリップは、いきなりチェハを殴りつける。チェハが人を好きになったのは初めて。フィリップはそのことは評価しつつも、ウニョンは譲れないと宣言する。
ウニョンは再三にわたり、チェハの母チスクから身を引くように迫られていた。そしてフィリップと共にビデオを見てしまったイナも、激しくウニョンを責め立てる。自分の存在が、チェハとフィリップの友情をも切り裂こうとしていることに心を痛めたウニョンは、ついに退職を決意。時を同じくして、チスクがウニョンの働いていた海苔巻き屋を買収してしまう。
ウニョンの居場所が分からなくなってしまったチェハは、必死にウニョンを探し回る。その一方で、チェハの両親による婚約発表の計画が着々と進められていた……。

第13話 「イナの策略」
婚約発表の場で、ウニョンを「僕の愛する人」と紹介してしまったチェハ。会場は騒然となり、チェハの両親は激怒する。ウニョンは身を引こうとするが、チェハはもうウニョンを離さない決意を固めていた。
予想外の展開に腹を立てたイナはフィリップを責めるが、フィリップはだまし討ち的な婚約発表をたしなめ、「今チェハに一番必要なのはウニョンだ」と言い切る。そこでどうしてもチェハを取り戻したいイナは、ウニョンを職場に復帰させることを計画。チェハとウニョンをいつでも自分の監視下に置いておこうというのだ。ウニョンにチェハを諦めさせるため、イナの巧妙な作戦が開始される……。

第14話 「涙の井戸」
チェハは、ソウル駅でミジョンの母を偶然見かける。ポンヒがウニョンの名を口にしているのを聞いたチェハは、ウニョンを列車に残し、ポンヒを追いかける。
結局、ウニョンは一人チョンサン(青山)島へ行くことに。
ポンヒを見失ったチェハは、幼ない頃死んだと聞かされていたソ・ウニョンの生死を再度確認するため、父の元や病院を訪れるがらちが明かず、彼もまたチョンサン(青山)島へ向かうのだった。
島の民宿でウニョンに電話をするチェハ。偶然にも隣の部屋にウニョンがいるとも知らず、チェハは彼女に「心の奥にしまった妹」の存在を明かす。すると、彼女もまた「ずっと待たせている人」がいると告げるのだった。
一方、日増しにチェハへの疑惑が募っていくイナもまたチョンサン(青山)島へ渡る……。

第15話 「墓前の誓い」
チェハが本当は“イ・スホ”という別人であることを知ってしまったイナ。チェハの両親も一緒になって自分をだましていたことに対し、イナは激しい不信感を感じる。そして、ウニョンの母の墓前で「スホを消して、チェハとしてウニョンを愛する」と誓うチェハの姿を見て、一生チェハとして生きるよう詰め寄る。
一方、チェハは、ウニョンに真相を知られることを恐れ、また幼い頃のスホとしての罪の意識から、何かと彼女に冷たくあたってしまう。幸せの絶頂にいたウニョンは、そんなチェハの真意がわからず、戸惑いを隠せない。
イナへ許しを請い、愛するのはウニョンだけだと告げるチェハだったが、15年間のチェハへの思いの行き場を失ったイナは……。

第16話 「異母兄弟」
イナのオフィスでチェハの少年時代の写真を見てしまったウニョンは、スホにそっくりなその容姿にひどく動揺する。さらに、街でスホの父チョンテを見かけ、驚愕する。そんな折、営業を再開したウニョンの養母ヤンスンの食堂に、チョンテが現れ、食堂は大騒ぎになってしまう。ウニョンにスホの消息を問いつめられたチョンテは、「海外に出張中だ」とウソをつく。
チェハは、カングからの助けを求める電話で警察に出向く。そして、そこにいたカングの父が、自分の実父チョンテだと知り、がく然とする。しかし、チョンテはチェハが自分の息子スホであることに気づかない。
一方、友人の記者ヒジンからチョンテの写真を手に入れたイナ。ひとり考え込んでいるところに、チェハの携帯が鳴り、思わず電話に出てしまう。電話の相手がチョンテと知りイナは……。

第17話 「許されない愛」
チェハは、ついに父チョンテに自分が息子のスホだと告げる。チェハの告白を聞いてしまったウニョンは、ショックでその場を後にする。チェハが息子スホだと知り、懐かしむチョンテに対し、チェハは、二度と現れないよう冷たく言い放つ。
チェハはウニョンを訪ねるが、ウニョンは会おうとしない。しかしその晩、互いへの思いに駆られ、チェハはウニョンの家へ、そしてウニョンは雨の中チェハの練習室へ。母の死を招き、突然姿を消したスホに対する憤りと、チェハへの愛に苦しむウニョン。翌日、練習室で顔を合わせた二人だったが、だまされていたという思いに苦しむウニョンは、話を聞いて欲しいと懇願するチェハに対し、激しく怒りをぶつけ別れを告げて出て行く。その様子を見て心配し、後を追ってきたフィリップの前で、ウニョンは倒れてしまう……。

第18話 「悲しい誕生日」
ウニョンは、フィリップと一緒にアンドン(安東)にあるフィリップの母の実家を訪ねていた。しかし、初めて会った祖父はフィリップの存在を全否定。二人は門前払いにあってしまう。
翌日はウニョンの誕生日。しかし、その日は母ヘスンの命日でもあったため、盛大に祝うことができない。出かけようとしたウニョンを、外で待ちかまえていたチェハは、無言で車にのせ、遊園地へと連れて行く。そこは、幼い頃ウニョンが「病気が治ったら一番最初に行きたい」と言っていた場所。チェハは15年前の約束を果たそうとするが、ウニョンは、自分にとっては一番悲しい日だといって涙ぐむ。
チェハのCDが発売され、サイン会が開催される。大勢のファンと記者たちでにぎわう会場に、ウニョンも足を運んでいた。しかし、チェハがウニョンに気づくと、動揺したウニョンはその場から逃げ出してしまう。チェハの養父母が会場に到着した直後、実父チョンテと息子のカングも会場に現れ……。

第19話 「誘拐疑惑」
スホが幼い頃突然姿を消し、別人ユン・ジェハとして生きてきたのは、すべて自分の手術代のためだったことを知ったウニョン。チェハが姿を消したことを知ったウニョンは、幼い頃スホとボートで流れ着いた島へチェハを探しに向かう。ウニョンが、かつて世話になった老人の家を訪ねると、チェハがそこをすでに発った後であることを聞かされる。ウニョンは急いで船着場へ向かうが、すでにフェリーは出航してしまっていた。途方に暮れたウニョンは、幼い頃スホと二人で歩いた思い出の林をあてもなく歩きだす。
チェハに加えウニョンまでもが姿を消したことを知ったイナは、二人が一緒であると思い、探し出そうと躍起になる。そんなイナを、「二人は結ばれる運命なのだからあきらめろ」と諭すフィリップ。そして、15年前スホがチェハとして生きることを決意した理由をイナに聞かせる。
その頃、ヒジンの働く新聞に、チェハの養父ミョンフンの誘拐疑惑の記事が報じられる。次期外務大臣候補ミョンフンと天才ピアニストである息子チェハのスキャンダルに、マスコミが大勢押し寄せる。

第20話 「愛と希望の島」
記者会見の席で、素性を問う記者からの質問にチェハが答えようとしたその時、会場に来ていた実父チョンテが、「自分の息子ではない」とチェハの言葉をさえぎる。「スホは自分のせいで今も行方不明だ」というチョンテの発言により、誘拐疑惑は一応の収まりをみせるが、この会見により、チェハとイナの結婚話が正式なものとなる。テレビで会見を見たウニョンは、チェハに電話を掛け、改めて別れを告げる。
その後心機一転、ウニョンは再びアクセサリーの制作販売を始め、精力的に仕事に打ち込んでいく。一方、チェハもCDが飛ぶように売れ、コンサートの開催も決定する。
コンサート当日。ピアノの中にウニョンの作った貝殻細工を置きながらリハーサルをするチェハ。そのことに気づいたイナは、しっとからその貝殻を黙って捨ててしまう。コンサートが開演。ピアノの席に着いたチェハは、貝殻がないことに気づき、舞台袖に引き上げて探し始める。そして、ゴミ箱の中にあった貝殻を取ろうとして、指を深く切ってしまう……。


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