■韓国ドラマ『4月のキス』(全24話)2004年■韓国ドラマ『幸せは我々の胸に』(全78話)1997年(40−78話)

2006年01月01日

■韓国ドラマ『幸せは我々の胸に』(全78話)1997年(1-39話)

■韓国ドラマ『幸せは我々の胸に』(全78話)1997年(1-39話)


INTRODUCTION
一家の大黒柱であるアボジ(お父さん)たち。不況期の韓国を舞台に、社会的にも家庭内でも存在価値が揺れる4人の父親たちとその家族模様を通して、家族の大切さを温かく描いていく長編ホームドラマ。新人時代のリュ・シウォンとチェ・ジウが、仲の悪い親同士に挟まれながらも愛を育んでいく恋人を初共演で演じているという点でも話題作だ。『イヴのすべて』のヒョン・ソク、『猟奇的な彼女』のハン・ジンヒ、『宮廷女官 チャングムの誓い』のヤン・ミギョンら、韓国ドラマおなじみのベテラン役者たちが繰り広げる"泣いて笑って"の騒動には、韓国ホームドラマの醍醐味が凝縮されている。
スター夢の共演!
当時まだ新人だったリュ・シウォンとチェ・ジウはこのドラマで初共演。脇を固める実力派キャストにも注目。「宮廷女官チャングムの誓い」で重要な役どころを演じ、日本でもファンが急増中の実力派女優ヤン・ミギョンをはじめ、映画、テレビで幅広く活躍中のベテラン俳優陣による超豪華キャスティングにも注目したい。

STORY
スンジン、スワン、ミョンジク、テスは苦楽を共に生きていた幼なじみ。しかし、ミョンジクとテスが失業、さらにスンジンの息子ミンウ(リュ・シウォン)がスワンの娘ギョンア(チェ・ジウ)に思いを寄せていることが発覚し、4人の友情間のイザコザに巻き込まれたミンウとギョンアの恋の行方は・・。父親たちの人生と家族への愛、そして今やトップタレントのリュ・シウォンとチェ・ジウな初々しい恋の物語を描いたホームドラマの決定版。


STAFF & CAST
【企画・演 出】
  キム・スリョン 『グリーンローズ』『太陽の南側』
【脚 本】  ソ・ヨンミョン 『この男の生き方』『この女の生き方』
【キャスト】
ナム・ミンウ(リュ・シウォン)、ソン・ギョンア(チェ・ジウ)、ナム・スンジン(ハン・ジンヒ)、ソン・スワン(ヒョン・ソク)
キム・ミョンジク(ナム・ソンフン)、チョ・テス(イ・ヨンハ)、ヒョンジャ(イ・ギョンジン)、ソンミ(イ・ドクヒ)スリム(キム・ジャオク)、ミスク(ヤン・ヒギョン)、ムンシム(ヤン・ミギョン)、ピルスン(チョ・ソンスク)、ソラ(イ・ヘリョン)、ソウォン(チェ・ウヒョク)、ウナ(チョン・ミナ)、テスの母(パン・ヒョジョン)、ムンス(ホン・ハクピョ)、ミン(ソン・スンファン)、ミスクの母(キム・ヨンオク)

ナム・ミンウ(リュ・シウォン)

ナム家の長男で一人息子。アメリカに留学していたが、学校を辞めて突然帰国する。
両親の期待にプレシャーを感じ、ギョンアに安らぎを見いだす。
   リュ・シウォン 
1972年10月6日生まれ。1992年KBS特別採用。当初はタレントとして歌手、司会業で活躍していたが、知人の紹介を受け、94年にドラマ「フィーリング」で俳優デビュー。「真実」(00年)の財閥御曹司役を筆頭に、爽やかな好青年を演じることが多かったが、「彼女は最高」(03年)ではコミカルな役にも挑戦。「美しき日々」(01年)のソンジェ役で日本でも大ブレイク。04年には日本での歌手デビューも果たし、第19回ゴールドディスク大賞「ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」(邦楽部門)、第47回 日本レコード大賞「大衆賞」を受賞。歌手としての活躍も目覚ましい。国際ライセンスを持つカーレーサーとしての一面も持つ。

ソン・ギョンア(チェ・ジウ)
ソン家の長女で一人娘。薬学部にトップで入学した才媛。家族を愛し、家族に愛されて健やかに育った明朗快活な大学1年生。再会したミンウと交際をスタートさせる。
   チェ・ジウ
1975年6月11日生まれ。1994年MBCタレント23期生。95年、ドラマ「戦争と愛」でデビュー。大ヒットドラマ「初恋」(96年)でぺ・ヨンジュンと共演、清々しい女子大生役で注目を浴びる。今作で初共演したリュ・シウォンとは、「真実」(00年)や「美しき日々」(01年)でも共演。「新貴公子」(00年)、「冬のソナタ」(02年)、「天国の階段」(04年)など数多くのヒット作に出演している。韓中合作ドラマ「101回目のプロポーズ」や、竹ノ内豊との共演も話題の日本ドラマ「輪舞曲」など、アジアを股にかけて活躍する韓流トップ女優。最新作「連理の枝」ではメロ映画に挑戦、日本でも4月に公開予定。

キム・ミョンジク(ナム・ソンフン)
金持ちだった親が事業に失敗し、慎ましく暮らしていたが、この程突然失業。ショックでなかなか立ち直れずにいる。スンジンとは幼なじみで、彼の妻スリムにかつて片想いしていたことも。
   ナム・ソンフン
1945年2月13日生まれ。1968年にデビューし、貧しい無名時代が続いた後、87年のドラマ「愛と野望」で主役を演じ、一躍スターとなった。以降、韓国ドラマの金字塔とされる名作「砂時計」やチャン・ドンゴン&イ・ヨンエ主演のドラマ「ドクターズ」などに出演している。しかし、90年代半ばから全身の筋肉と臓器が徐々に麻痺していく不治の病「多発性神経系萎縮症」に冒され始め、2002年に他界。俳優としての円熟期を迎える前にこの世を去った。息子のクォン・ヨンチョルは俳優として活動し、「完全な愛」などに出演している。

 
チョ・テス(イ・ヨンハ)
会社の合併によって失業してしまい、知人の起業に加わることにする。真面目な性格でプライドも高い。貧しい生活の中で、自分の出世を生き甲斐に必死に生きてきた母のことを大切にしている。
   イ・ヨンハ
1950年1月17日生まれ。1977年、韓国リアリズム映画の開拓者と讃えられる巨匠ユ・ヒョンモク監督の映画「門」でデビュー。以降、映画を中心に数多くの作品に出演。特に80年代に関しては、アン・ソンギと人気を二分していたほどの青春スターとして一世を風靡した。最近はTVドラマへの出演が多く、「悲しき恋歌」でのクォン・サンウの父親役や 「サンドゥ、学校へ行こう!」でのピの叔父役、「ごめん、愛してる」でのイム・スジョンの父親役などで日本でもお馴染み。ちなみに妻は「秋の童話」のソン・スンホンの母親役などで知られる女優ソヌ・ウンスク。

ヒョンジャ(イ・ギョンジン)
テスの妻。勝ち気な性格ではあるが、なかなか姑に口答えできずに悩む。家を担保にテスが起業することには反対している。
   イ・ギョンジン
1956年10月2日生まれ。1975年にデビュー。大ヒットドラマ「美しき日々」でリュ・シウォンの実の母親、イ・ビョンホン&シン・ミナ兄妹の継母を演じ、日本でもお馴染み。主な出演作は「イヴのすべて」(チャン・ドンゴンの母親役)、「あなた、そして私」(ソン・スンホンの母親役)、「火の鳥」(イ・ウンジュの母親役)、この春日本で公開される映画「恋愛術師」(ヒロイン、パク・チニの母親役)など。また、05年末から撮影の映画「あなたを忘れない」(2001年にJR新大久保駅で線路に転落した日本人を助けようと自らの命を落とした韓国人留学生、故イ・スヒョンを描いた日韓友情年記念作品)にも、主人公の母親役で出演。

ソンミ(イ・ドクヒ)
ミョンジクの妻。思春期の長女を特に気にかけている家族思いの妻。なかなか再就職しようとしない夫の代わりに仕事を始めようとする。
   イ・ドクヒ
ペ・ヨンジュンの初主演ドラマ「海風」で彼の姉役を演じているほか、「トギ」(2000)や「野人時代」(2002)などに出演。

ソン・スワン(ヒョン・ソク)
精肉店を営み順調に行っているが、サラリーマンでないことに小さなコンプレックスも持っている。朗らかで人情家。
   ヒョン・ソク
1947年4月18日生まれ。72年、MBC5期タレントでデビューし、青春スターとして活躍。「イヴのすべて」でのチェリムの心優しい父親役をはじめ、「ロマンス」ではキム・ジェウォンの父親役、「ガラスの靴」ではソ・ジソブの父親役と、現在は穏やかで人の良い父親役を演じることが多いベテラン俳優。また、「チェオクの剣」では謀反の疑いをかけられる悲劇の長官を演じている。その他、「彼女の家」(01年)、「メリーゴーランド」(03年)などに出演。


スリム(キム・ジャオク)
スンジンの妻。体裁を重んじ、夫と同じく息子とギョンアの交際を快く思っていない。おじが夫の会社の幹部をしている。
   キム・ジャオク
1951年10月11日生まれ。映画「同い年の家庭教師」ではキム・ハヌルの母親を、ドラマ「屋根部屋のネコ」ではチョン・ダビンの少しヒステリックな母親と、肝っ玉母ちゃんから裕福な家の奥様まで幅広い役柄を演じてきた実力派女優。05年は、「私の名前はキム・サムスン」で主人公サムスンの母親、「頑張れ!クムスン」で同じく主人公クムスンの姑役を演じ、2本の大ヒット作を影で支えた名バイプレーヤーである。その他の出演作に、「不良主夫」(05年)、「百万本のバラ」(03年)、「トマト」(99年)など。ちなみに、夫は歌手のオ・スングン。 

ナム・スンジン(ハン・ジンヒ) 
ミョンジクの家で使用人として働く祖母に育てられたが、今や出世街道まっしぐらのエリート。息子のミンウには自分と同じように努力して出世コースに乗ってほしいと願っている。尊大な面もあり。
   ハン・ジンヒ
1949年3月14日生まれ。映画「猟奇的な彼女」でのチョン・ジヒョンの“猟奇的な”父親役が印象深い中堅俳優。“猟奇的な”役では映画「マイ・リトル・ブライド」でのキム・レウォンの父親役、他にも「ホテリアー」での冷徹な実業家役や、「ただ今恋愛中」ではチェリムのちょっと頼りない父親など、どんな役でもオールマイティーに演じることのできる名優の一人。「青春の蹉跌」をはじめ、70、80年代は数多くの作品で主役級の役を演じている。その他の出演作に、「愛情の条件」(04年)、「グリーンローズ」(05年)、「悲しみよ、さようなら」(05年)など。ヨンセ大学哲学科中退のインテリでもある。
ミスク(ヤン・ヒギョン)
スワンの妻。怠け者なところもあるが、困っている人を見るとほっとけない世話焼き。おしゃべりでつい口を滑らせることも多い。
   ヤン・ヒギョン
1954年12月3日生まれ。ドラマ「愛の群像」の主人公と同じ長屋に住む親戚のおばさん役をはじめ、ちょっととぼけた演技で物語の妙味となる個性派女優。他にも「ラブレター」では主人公が育った教会に通うお節介おばさん役、「新入社員 Super Rookie」ではちょっとケバ目のバーのママ、「頑張れ!クムスン」では主人公の意地悪な叔母さん役など、いずれも脇役ながらイイ味を出している。また、「サンドゥ、学校へ行こう!」ではツバメであるサンドゥの客のマダム役でカメオ出演するなど、ちょっとした役でも強烈な印象を残すのは彼女ならでは。
ムンシム(ヤン・ミギョン)
テスの妹。放送局でバリバリ働き、忙しく過ごしている。家事をしている夫のことを母が見下していると嘆いている。
   ヤン・ミギョン
1961年7月25日生まれ。1984年にKBSタレント10期生としてデビュー。「宮廷女官 チャングムの誓い」のハン尚宮役など、知的で品のあるイメージで人気のベテラン女優。ドラマでは「その陽射が私に…」では主人公の姉(実は母)役、「頑張れ!クムスン」では主人公クムスンの実母役、映画では「失楽園」の韓国リメイク版や「真実ゲーム」などにも出演している。また、エッセイストとしても著書「あなたが本当に幸せに暮らしたければ」を発表、宮廷料理のDVDにも出演するなど幅広いジャンルで活躍している。

 
ピルスン(チョ・ソンスク) (写真無し)
スリムの妹。夫は家を出ていき、スンジンの家に家事を手伝いに通っている。陰ながらミンウのことを見守ってやっている。
ソラ(イ・ヘリョン)  
キム家の長女。学力優秀でお堅い少女。思い詰めるタイプで、父親の失業が気になり、勉強に集中できなくなってしまう。
ソウォン(チェ・ウヒョク) 
キム家の長男。遊びに夢中になる、まだまだあどけない年頃。失業中の父親を慰めてあげようとする優しさも持っている。
ウナ(チョン・ミナ) 
チョの長女。留学して華やかな生活を送ることを夢見ているミーハーな性格。キャリアウーマンの伯母ムンシムに憧れている。

テスの母(パン・ヒョジョン) 
テスを心の支えにしており、彼の心中をいつも気遣っている。赤貧で幼い子供を亡くした悲しい過去を持つ。
ムンス(ホン・ハクピョ) 
テスとムンシムの弟。まともな職に就かず、ふらふらしては家族に小遣いをせびっている情けない男。一攫千金を狙ってばかりいる。
ミン(ソン・スンファン)  
ムンシムの夫。外で働く妻に代わって手際よく家事をこなす専業主夫で詩人。愛する妻のことをいたわり、妻の家族にも思いやりを持つ。
ミスクの母(キム・ヨンオク) 
娘の家に義息子のスワンと孫のギョンアと同居している。実の娘ミスクとは事あるごとに口げんかしている。気前よく調子のいいところはあるが、芯の強い女性。

人物相関図
幸せは我々の胸に










各話エピソードガイド
第1話 人生の岐路

スンジン、スワン、ミョンジク、テスは仲のいい幼なじみだが、今はそれぞれの道を歩んでいた。スンジンは会社で昇格し、皮肉にもテスとミョンジクはリストラされてしまう。しかし、幼少時代はミョンジクは金持ちのおぼっちゃまで、スンジンは使用人だったという過去があった。
第2話 偽りの日々
スワンは精肉店を営み、利発な美人の娘ギョンアにも恵まれ地味ながらも幸せに暮らしていた。ミョンジクは失業のことを家族にも言えない惨めなありさまで、スンジンの学費を出してやっていた青年時代と比べると彼と人生が逆転したようだった。そんなある日、スンジンの息子ミンウが海外から帰国する。
第3話 息子の帰国
ミンウの帰宅によりスンジンの家族は動揺していた。気まずいミンウは家を抜け出し、親しくしていたギョンアとの再会を果たす。ミョンジクの妻はリストラのことを知っているスワンの精肉店で夫が失業したと気づいてしまう。ミョンジクとテスは2人してこの先のことを考えあぐねていた。
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第4話 父親の肖像
ミョンジクはやっと妻に失業をうち明けるが、妻から子供には隠すように言われて傷ついてしまう。スンジンはミンウから留学先のアメリカの学校をやめたことを聞かされた。そしてスワンはこんなときだからこそ4人で飲み会をしようと思いつく。その頃、テスの妻もひょんなことで夫の失業を知るのだった。
第5話 済州島へ
テスの退職金を当てにする弟のムンスはミョンジクの家に行って兄が会社を辞めたかどうか尋ねる。ミョンジクは実はオレも辞めたと告白し、それをミョンジクの娘のソラが偶然聞いてしまう。またテスの母親も嫁からテスが失業したと聞いてショックを受けるのだった。
第6話 絶え間ない試練
テスの母は彼のプライドのために出勤するふりをしているテスにつき合うと嫁に言う。一方、ミンウとギョンアは着々とデートを繰り返していたが、テスの義弟が2人を目撃。スワンにそれとなくギョンアも年頃になったと報告する。
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第7話 母の愛
テスの母はスンジンの家を訪れ、テスを雇ってくれるように懇願する。ミョンジクはついに子供たちに失業したことを告げた。また、ギョンアとミンウは今日も2人で会い、スワンは娘に彼氏ができたのではないかと気がかりになるのだった。
第8話 壊れ始めた家族 
テスの妻は母も知っているのに失業を隠す茶番劇は時間の無駄だというが、テスは昔赤貧で息子を2人も亡くした母は自分だけが心の支えだから仕方がないと諭す。スワンは会社員でないことにコンプレックスを持っていたが、彼の家族だけは幸せそうにしていた。
第9話 親子の溝
スンジンとミンウは親子喧嘩をし、ミンウは理想を押しつける父親にエゴを感じ、スンジンは息子は甘くて勝手すぎると思っていた。そんなときスワンが企画した飲み会の日がやってくる。スワンは見栄を張ってスーツででかけるが、テスとミョンジクは約束の時間になっても足が向かないのだった。
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第10話 男の意地
ミンウと会ったギョンアは心に傷を抱える彼を気遣っていた。そんな2人のデート現場を後をつけてきたミンウの母は目の当たりにする。同窓会はミョンジクとテスも遅れてやっと顔を出し、昔話に花を咲かせておおいに盛り上がった。しかし、その晩テスは家に帰らずに失踪するのだった。
第11話 友情と嫉妬
テスの失踪により、テスの家族はもちろんそれを知ったスワンの家族も心配していた。ミョンジクは慰めてくれる息子ソウォンと交流を持つようになるが、長女のソラは2人を疎ましがった。また、ミンウの母はミンウとギョンアのデート現場に乗り込み、嫌悪感を露わにするのだった。
第12話 反対された交際 
テスの母は寺にお祈りに行き、昔世話になったミョンジクの家族の墓参りをする。そこにはテスも来ていて、母と再会を果たした。ギョンアのことが好きだと宣言したミンウに外出を禁じたミンウの母は、スンジンに2人がつき合ってることを報告するのだった。
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第13話 届かない言葉  
スンジンはミンウにギョンアと会うことを禁止。ミンウはスワンが出世コースを外れて精肉店をしてるからダメなのか?と詰め寄る。ミョンジクは再就職する気もなくニート生活を続け、ソラはそんな父親のことで悩み、妻は娘のことを気遣うのだった。
第14話 決断のとき
家に戻ったテスは家を担保に借金をしていた。知人に招かれて副社長として建設関係の事業を始めるというが、妻は家がなくなったら離婚するという。ミョンジクの妻は働かない夫を見かねて自分が働くことを考え始め、相談を受けたスワンの妻は飲食店経営を勧めた。
第15話 友情の陰り
スワンはスンジンからミンウとギョンアの交際を知らされる。そして、2人のことをスンジンが快く思っていないとわかり、深く傷ついた。キャリアウーマンのテスの妹ムンシムに母親はテスのために無心に来る。ムンシムは長男の兄第一で、自分はおろか専業主夫をしている夫を見下す母を恨めしく思った。
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第16話 パパ心配しないで
ムンシムに母親はしつこく兄に金を貸すようにいうが、彼女は貯金はないと冷たく言い放つ。スワンはギョンアにミンウとつき合ってることに対して理解を示し、ギョンアはそんな父に感謝を述べた。しかし、スワンはスンジンは反対していることをギョンアに告げるのだった。
第17話 海辺のデート
デートの後でギョンアの家に招かれたミンウはスワンに精肉店でバイトしたいと申し出る。スワンは悩みつつもOKし、ミンウは家を出た。一方、ミョンジクの妻の飲食店経営をスワンの妻は着々と進めていった。そしてテスは運転手まで雇って未来に目を輝かせるのだった。
第18話 息子の家出
心配しないでと置き手紙をしてきたミンウはスワンの店に住み込み、仕事に精を出した。ムンシムの家に小遣いせびりに来たムンスは留守宅を預かり、ムンシムの預金通帳を発見。そのことを母親に告げ口する。ミンウがスワンの店で働いてることを知ったテスがスンジンに報告すると、スンジンは憤慨するのだった。
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第19話 乱闘騒ぎ
スンジンがスワンの店に乗り込んでミンウと乱闘となる。ミョンジクの妻は店の契約も済ませ、世話になったスワンの妻に電話した。その時にミョンジクとスンジン、スンジンの妻が昔三角関係だったと聞かされる。店で飲んでいたミンウのもとへギョンアが駆けつけるが、ミンウは店でも乱闘騒ぎを起こしてしまう。
第20話 我が子が一番
ミョンジクと妻ソンミはスンジンの妻スリムのことで夫婦喧嘩をしてしまう。ミンウは喧嘩相手に全治8週間の怪我を負わせ、警察沙汰に。スンジンはまるでギョンアのせいでミンウが事件を起こしたように、スワンに娘を監視してほしいといい、スワンを怒らせるのだった。
第21話 心の距離
スワンとスンジンは腹を割って話をし、スワンはもっとミンウと交流を持つようにスンジンにアドバイスをする。そんな中、スワンの義母は家出して老人ホームへと身を託してしまう。また、テスは事業が芳しくないのか妻ヒョンジャに金が工面できないかと尋ね、テスの娘は予備校に行かずに密かに飲食店でアルバイトをしていた。
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第22話 ウナの秘密
老人ホームにいるスワンの義母のもとへテスの母が来るが、スワンの義母は家に帰ろうとはしない。その頃、明後日に店のオープンを控えたミョンジクの妻ソンミは娘の学校から呼び出され、娘の成績が落ちたこと知って娘を責めるのだった。一方、テスは妹ムンシムの夫ミンに無心するが…。
第23話 妻の朝帰り
テスの娘は外出中にテスと出会い、しぶしぶ行ってもいない予備校に送ってもらう。ミンウはギョンアに留学生活がうまくいかず父親の希望通りにいかない悩みを素直に話し、いっそう心を通わせていった。そんな中、ミンウと喧嘩した不良たちが彼の家の周りをうろつき、母スリムは引っ越しを考えるのだった。
第24話 夫の逆襲
ミンウとギョンアの計らいでスワンの義母はなんとか家に戻る。スワンの精肉店で働きたいと息子のミンウに告げられたスンジンとスリムは落胆するが、ミンウは下町で人と人との触れ合いを学びたいと両親を説得する。一方、ムンシムが酔って午前様になったことで夫ミンはミョンジクとくだを巻くが、そんなところに無心にやってきた兄テスと母に対してムンシムは冷たく断るのだった。
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第25話 父の心変わり
ミョンジクは妻ソンミとまだ険悪状態でいたが、無職の父親を快く思っていない娘とは和解した。そんな折、テスの妻ヒョンジャは娘の部屋で留学の書類を見つけ、予備校も辞めたことを知る。留学詐欺のニュースが世間を騒がせている最中、テス夫婦は娘を案ずる。一方、テスの娘は伯母ムンシムの家で悲劇のヒロインを演じていた。
第26話 脅迫
ムンシムの家にやってきたテス夫婦は娘を頭から叱りつけるが、娘は誰も相談にも乗ってくれないと嘆く。一方、スワンの店で働きだしたミンウ。例の不良がスワンの店に脅しに来るが、店番をしていたギョンアは居合わせた客に場を凌いでもらう。その後、ミンウは袋だたきに遭い、スワンの妻ミスクがスンジン宅に連絡するが、引っ越しで連絡がとれず…。
第27話 男の約束
開店したミョンジクの妻ソンミの店で、配達に来たミンウとスンジンが遭遇。だが、父子はろくに会話もなく別れる。ソンミは店の繁盛のため、人当たりのいいスワンの義母に手伝いに来てもらうことに。また、ギョンアはピンチを救ってくれた男性と再会、それをミンウが目撃してしまう。そして、テスの会社は金をだまし取られた問題が持ち上がる。
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第28話 家族の事情
尊大な態度で通帳を渡すように言う母に、ムンシムは学費も結婚の支度もしてもらえなかったことを責めて泣く。兄のテスはムンシムの留守中に彼女の夫に連帯保証人になってもらい、絶対に巻き込まないことを約束した。一方、スンジンの妻スリムに呼び出されたスワンの妻ミスクは、店を手伝いながら居候しているミンウのことを迷惑だときっぱりと告げる。
第29話 家事の心得
ミョンジクの妻ソンミは店と家事の両立に疲れ果ててしまい、ミョンジクはムンシムの夫ミンに教わりながらしぶしぶ家事を担当することに。また、母に励まされて出勤したテスだったが、会社が危機に瀕し、現場作業員に責任を取るように詰め寄られてしまう。
第30話 和解
ケンカ相手に呼び出されたミンウは無事に和解し、慰謝料ではなく誠意を見せることで許しを得たことを母に告げる。テスは妻のヒョンジャに地方に出張だとウソをつき、離れた地にやってくる。そこで飲んだくれたテスは夜道をフラフラと歩き、すんでのところで車に轢かれそうになるのだった。
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第31話 現実逃避
ギョンアはピンチを救ってくれた男性と親交を深めていくが、スワン夫婦はそれが大学の総長の息子であり、ギョンアに好意を寄せていることを知ってまんざらでもない様子。テスの家には不審な電話が何度もかかってくるようになり、テスの家族やムンシムの夫ミンはテスの会社が倒産したことを知る。
第32話 嫉妬
路上で倒れていたテスは画家の女性に救われ、彼女の家で起きる気配なく寝入っていた。ギョンアはピンチを救ってくれた男性と親しくなったことでミンウと喧嘩してしまう。そして、ミンウは店の仕事も辞めて家に戻るのだった。一方、テスの家は差し押さえられてしまい、残された家族は家財道具もろとも妹ムンシムの家に身を寄せることに。
第33話 誰もいない我が家
ムンシムの家にやってきたテスの母親は、ショックのせいかおかしな言動をとるようになる。スワンたちはみんなで援助して部屋を借りてやろうと相談するが、その場でムンシムの夫ミンは妻に内緒でテスの保証人になったことを告白する。その頃、テスは画家の女性に自由になりたいとこぼし、我が家が差し押さえられたことも知るのだった。
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第34話 母の錯乱
テスはミョンジクを呼び出し、家族には会わせる顔がなくこのままここを去ると告げる。テスの母親は認知症になったらしくみなで困惑し、そんなテス家族に出て行ってもらいたいムンシムは夫ミンに保証人のことを聞いて憤慨する。その頃、自由になりたいと願うテスは離れた土地でタクシー運転手をしていた。一方、ミンウとギョンアは仲直りする。
第35話 再会
客が妻に絡むのを見て以来自分が店で働き、妻は家事をすることに決めたミョンジクだが、無愛想な彼では接客業は思いやられた。タクシー運転手をするテスは女性画家と偶然出会い、親睦を深めるのだった。スワンはテスの債権者をスンジンに調べてもらい、直談判するために赴く。
第36話 すれ違い
債権者ボクの豪邸を尋ねたスワンはすげなく追い払われてしまう。ムンシムは信用できない夫とは暮らせないとホテルに泊まり、深刻な事態に陥っていた。テスの家はスワンたちの援助金で競売を保留にできたものの、残金の支払いが迫っていた。その頃、ミンウとギョンアはドライブ中に交通事故を起こしてしまう。
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第37話 交通事故
再び債権者のボクを訪ねたスワンは競売を差し止めることを頼み、ボクの若妻の助言でなんとか了承してもらう。ミンウとギョンアは病院に運ばれ、スンジンとスワンは2人を別れさせようと決める。家族に稼いだ金を振り込んだテスは街で偶然ムンシムに出会うのだった。
第38話 自由への憧れ
ムンシムはホテルで兄テスと話すが、勝手なテスに怒りを露わにする。テスの母は嫁が誰かわからず泥棒呼ばわりするほど症状は悪化していた。ミンウとギョンアは同じ病室で心を通わせるが、親たちは苦い顔。また、ボクは人情にほだされたのか、スワンの店を訪れ肉代として大金をおいていく。
第39話 他人の空似?
画家の家を訪れたテスは同じ孤独感を彼女に感じ、パリ行きを誘われて心揺らいぐ。スワンはボクの大金をムンシムの夫ミンに渡すが、プライドが邪魔するミンはお金を返してしまう。ギョンアは家に連れ戻され、スンジンは一家での海外移住を考えていた。ミョンジクの妻ソンミは店の経営もまともにできない夫に業を煮やし、狂言自殺しようとする。
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