12 Concerti Op.4 La Stravaganza Concert12 Concerti Op.4 La Stravaganza Concert

久々のCDネタ。

以前も申し上げたかもしれないが、書くことを忌避しているわけではなくずっと書いてないのはキーボード付のPCに触る機会がほとんどなくなったからであります。今日はたまたま膝の上にノートPCがあるから書いてみる(本当は仕事上の課題を書き留めなくてはと思って持ち出したんだけど・・・)。

このCDを店頭で見かけたとき、過去録音の再発だなと思わずスルーしそうになった。Virginのいかにも古そうなデザインセンスだったからね。録音は2008年の正真正銘新譜。

これはたしかにエウローパ・ガランテらしいワイワイガヤガヤした演奏なのだが、エルコレ以降録音条件がよくなったみたいで昔のようなドライでとげとげしいイメージもなくて、適度に湿度があってカラフルに繁茂した楽園風景を見せてくれる。

ストラヴァガンツァはヴィヴァルディの中ではかなり自由な作風な気がしますが、ビオンディのソロはなんというかな。。。とてもカプリッチョ的な風情が魅力的なのである。あたかもソロの譜面は真っ白で、その場のインスピレーションだけで音を埋め尽くした感すらある。モダンでエッジの効いたカルミニョーラはいつも驚異的だと思うんだけど、出てくる音符はなんとなくあらかじめ決められたもののように感じられるから。

この曲集は長らくポッジャーのばかりを聴いて過ごしてきたんですが、思いもよらず心地よいカウンターパンチを食らった気分ですねぇ。