July 13, 2004

TBリレー小説 24話

TBリレー小説 23話 から…

TBリレー小説 第24話

懲りずに二度目


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その事件は3年前、今日のような真夏の暑さの日に起こったのだった。

肌にからみつくねっとりとした空気が、ぞうきんのごとく絞ってしまいたいと思わせるほどに不快だった。

狂ってしまいそうな私の心中を知ってか知らずか、胸元に光るルビーだけはひんやりと冷たく、それが私を余計に苛立たせた。

強烈な日差しが作り出す影が、アスファルトにコントラストを色濃く描き、清涼飲料の曇ったガラスのビンが歩道に転がっていた。

ふと、ガラスのビンを蹴ろうとしたとき、耳に覚えのある声が聞こえてきた。

どうやらその声は、近くに路上駐車されてある車のカーステレオから聞こえてくるようだ。

「だからさっきもいったけど、嘘じゃないの、私みたんだから……」

それはもう半年も音信不通の親友の声だった。その声がなぜカーステレオから…

彼女は私の幼馴染で、生まれた時から高校まで一緒のアパート、一緒のクラスだったので、まるで双子のように互いを思っていた筈だった。

それが2年前「私、芸能人になりたいの!」と言って彼女は東京に引越してしまったのだが、半年前からパッタリと連絡が途絶え心配していたのだ。

「何で元気なら元気と連絡くらい…」とつぶやく私の声に、カーステレオの向こうにいるはずの彼女が答えた。

わたしは耳を疑った。「お願い!ボリュームを上げて!」慌てて車に駆け寄った。

車で眠っていたらしい男は怪訝そうな表情を浮かべて体を起こし、ボリュームをあげた。彼女の声が聞こえる。

ちょっとくせのあるハスキーボイス。相変わらず、メンソールの煙草は手放せないのだろうか。

「確かに あの人だったのよ。間違いないわ。。」

「死んだ?死んだ?と思っていた・・・・・・・・・・、マリリン・モンローだったのようぅぅぅぅぅぅぅ!!!」

…わたしの心の中に小さく、それでいて確かな…殺意が芽生えたのを、感じた。

「お兄さん、この声の主…誰だか知ってる?」わたしは車の男に問いかけた。

「お嬢さん、まずは君の名前から聞かせてもらいたいものだね」と男は答えた。

気持ちを落ち着かせ、男の顔を真正面から見る。と、それは見覚えのある刑事の顔だった。

「よぉ、久しぶりに出会いましたな、お嬢さん」男は、愛想笑いの1つもせずに鷹揚に答えた。

そして半年前の事件のことを切り出そうとして、しかし自分でもあの恐怖を思い出し躊躇した。そしてこう言った。

「なぜ ”日本縦断 骨壷を盗む会”の 幹部になったのだね?」

そのとき助手席から、私の幼馴染の、少しピント外れの声が響いて来た。
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うん、いいかもこの話^^

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…………………… その事件は3年前、今日のような真夏の暑さの日に起こったのだった。 肌にからみつくねっとりとした空気が、ぞうきんのごとく絞ってしまいたいと思わせるほどに不快だった。 狂ってしまいそうな私の心中を知ってか知らずか、胸元に光るルビーだけは
TB1行リレー小説 25話【毎日が送りバント】at July 13, 2004 07:56
 待ち合わせの場所には予定より早く着いた。  少し開いた窓からは、湿った空気と地下の駐車場特有の匂いの入り混じった物が微かに入ってきた。車のエアコンは効きすぎていたが、止めればすぐに暑くなるのでそのまま点けっぱなしにしていた。  カーステレオからは高校生の.
静寂と雨の匂い    2苛立ち【静寂と雨の匂い・・・ コラム 連載小説】at July 13, 2004 15:54
この記事へのコメント
毛布さん「TBリレー小説 23話」のところで、
マグロ市祭りー届けこの想いー 第二回お相手発表!
が、開催されています。

恋文や想いを伝える文章のお勉強に、ぜひぜひご参加下さいまし。

早々
Posted by Memen at July 13, 2004 04:09
若干、軌道修正したんですね。この辺がさすがとオレは思うのです。
Posted by cousaku at July 13, 2004 05:41
あの後をつなげられるのはメメンさんしかいないと思っていました(笑)
Posted by earll73@毎日が送りバント at July 13, 2004 08:08
鰹もそう思いました・・・・。
その勇気に拍手を送ります・・。
パチ・・。
Posted by at July 13, 2004 12:32
つないでいただいてありがとうございました。
こんな調子でしょっちゅう 参加しますので 常に
軌道修正 お願いします。
カツオさんにも 気をつけてください
Posted by 毛布 at July 13, 2004 19:24