CRM/WEBマーケティングよもやま話

CRMやWEBマーケティングに関する考えなどを自分の勉強も兼ねてまとめています。 出典とか調べず書いてますんで基本メモ代わり、チラ裏ですいません。 中の人は某IT企業で販促的な仕事をしています。

CRMベストプラクティス賞

CRMについての国内企業の取組みを表彰するCRMベストプラクティス賞というものがある。

2004年から実施されて、今年で6回目になり今年も国内のCRMに取り組む
企業のベストプラクティスを選考することになっている。


なぜこんな話をしているかというと、今日がその締切となり小職がその
エントリーにかかわっているからで・・

何とか形としては出すことができたがどうなることやら・・・
身内(CRMベンダー)には採点が辛いという話も聞いているし。

雨後のたけのこWEBマーケティング会社がこの先生き残るには?

「WEBマーケティング」を事業ドメインとする企業をここ最近目にするようになっている。
感覚値的なもので定量的なデータがあるわけではないので何とも言えないが、最近まで別の事業をやっていたのに夏の風物詩のノリで「WEBマーケティング始めました。」とばかりに事業部を立ち上げたり、従来周辺事業に力を入れていたのが触手を伸ばしてきたり。
しばらく見なかった会社のHPを見たりすると

「WEB集客『虎の巻』差し上げます」

みたいなバナーが突然出ていたり・・・。

私の周辺だけかもしれないが、にわかに盛り上がっている感がある。
そういった企業の傾向を見ていると大きくいくつかの傾向があることがわかる。
 
その辺の雨後のたけのこ系のWEBマーケティング会社を、勝手に分類してみた。

1.本業が不景気な企業系
広告関連や人材関連など、ついこの間まで景気が良かった企業が不況のあおりをモロにくらって余剰人材を何とかしようとしているケース。コンサルとかにも多いですね・・
他人の集客手伝ってる場合じゃないでしょ!というツッコミはさておき。

2.IT系の人材流出系
前のエントリでも書いたIT業界で頭打ちにあった人材がドロップアウトして立ち上げたケース。独立してやってる場合もあれば、事業部の立ち上げを任されている場合もあるような。

3.クリエイティブだけじゃダメじゃん系
不況のあおりをモロにくらっている中小WEB制作会社などがコレに相当する。
クリエイティブの話はできても、「CPA?CPC?何それ?」じゃ話になんないよねってことで、生き残るためにこれまであえて避けてきた領域に踏み込んでいるパターン。


複合的な要素がからんでいるので一概に3種のどれが当てはまるというのはないかもしれないが・・
ここまではやっている感があるのは2つの理由がある。
一つにはクライアントが広告費用の削減があり、ネット系の代理店がしきりに「費用対効果」を啓蒙したこともあって、これまで以上にシビアにROIを見ているので、単に良いサイトを作っただけじゃダメだという事。
もう一つはアクセス解析やSEOやらアフィリエイトやら、技術が進歩したけどWEBに関して「やるべき事」が増えすぎて広報担当だけでは手に負えなくなって猫の手も借りたい状況になっている事。

他にもいろんな要素がからんでいると思うが、そんな彼ら、彼女らがおそらく客先で説明できてない事が一つある(と思う)。
WEBマーケティング自体は重要だが、そのあとの仕組みをいかに作りあげるかということの方がよっぽど重要なのだという事だ。

彼らが取り組んでいるのはいわば、「限られた予算の範囲内でコンバージョンをいかに増やすのか」ということだが、湯水のようにお金を投入できるならともかく、予算も少ない中でリスティングやSEOに投入できる予算はたかが知れている。

それよりも、獲得したコンバージョンから何件成約させるのか、つまり、コンバージョンを分母とするならば、分子の数を増やして歩留りを上げることの方が(ほとんど未着手なので)よっぽど簡単で効果がある。しかも先に歩留りを上げておけば広告に投下した予算を最大限回収できる。

ECだとサンプル請求から本購入にいかに結び付けるか?営業対応をはさむ場合だといかに成約に結び付けるか?この辺をどの程度見れるのかがWEBマーケティング会社にも求められてくる。
そうなると、見るべき指標はCPC(クリック単価)でもCPA(コンバージョン単価)でもなく、最も重要な指標はCPO(成約単価)になる。
この辺までシナリオを組んで提案できるようなWEBマーケティング会社だけが今後も生き残ることができると思う。

つまり、WEBマーケティング会社の良し悪しを見分けるには、その点をどこまでフォローしているのか?という点に尽きるだろう。

IT業界の20年後

IT業界の今後について。

10年くらい前からにわかに就業人口が増加したこの業界の20年後、30年後を自分の将来も身の振り方も含め、ちょっと予測してみた。

 
■業界的に20代後半から30代の世代層が厚い
 
統計局などのデータはおおざっぱ過ぎたので詳細に調査したデータがないため、根拠のないところもあるが、
感覚的には少し前の「ITバブル期(1998〜2001年)」と「ポストITバブル期(2003〜2005年)」に入社・転職した世代がボリュームゾーンとして非常に多く
業界別の人口ピラミッドで今IT業界はおそらく、20代後半から30代にかけて大きなボリュームゾーンがあり、その上は細くなっている「スライム」的な形になっているのではないだろうか。
今後末広がり的にこのピラミッドは大きくなればいいが、そうはならないと思う。なぜならIT業界、ITベンチャーが持っていた「一発当ててのし上がる」的な魅力は今後の業界にはなく、技術の発達から人手を利用としない形になってくると思われるので、必然的に流入する人材は少なくなる。
この20年後の姿を想像してみると・・「キノコ」のような形になるのではないだろうか?
 
 
■早期からマネージャー職に就くことが多い⇒見切られるのも早い
 
実力があれば昇進も早いのはIT系に限らずベンチャーの特色だと思うが、能力がないと見切られるのも早いのもベンチャーの特色だと思う。そういった人材は当然経営層にはなれず、人口ピラミッドでもダブった人材、ちょうどキノコの「かさ」の部分になるのではないだろうか。そこに当たる人材は同期入社の役員たちや同世代の別業種の人間などとは比べものにならない低い年収で頑張るしかない。

 
■技術トレンドの流行り廃れが大きい
 
彼らにも熟年の経験がモノをいう職人的なポジションがあればいいのだが、営業などのコミュニケーションスキルが強い職種はともかく、常に最新の技術情報をアップデートしなければならないため、「プログラマ35歳定年説」ではないが「熟練の経験」などが役に立つ世界が少ない。
※もっとも、コミュニケーションスキルが高ければ会社内でも上に上がれる可能性が高いのだが。
特にWEB系のスキルなんかは知識の流行り廃れが激しいので、2年先を見てもどんな技術がトレンドになるかわからない。
こうして20年後のIT業界には、
 
「最新の技術トレンドにもついてこれない、熟年の経験も役に立たない人件費が高いだけ(もしくは薄給)のヒラ社員オヤジ」
 
が大量発生することになるのではないだろうか。
彼らの今後の身の振り方として考えられるのは
 
(A)若い社員に肩身の狭い思いをしながら定年まで粘る
(B)一念発起!「夢よもう一度」ということで、独立ないしは小さい会社に転職する
(C)別の業界に再就職を図る
 
という形だろう。
今後も会社が持続的成長を図るためには、ある意味こういった不要なダブった人件費はコストカットしなければならないのだが、リストラするのかしないのか?
リクルートなどは40歳だったか35歳にはマネージャに昇進していないポジションの人間には全く別事業の部署に異動させたり、新人と同ポジションで仕事をさせて暗に退職を促すことで組織の平均年齢の調整を行っているらしいが(もっとも社内にそういう文化があり彼ら自身もそうなる前に退職していくらしい)、これからも持続的成長を図るためにはある意味そういったドライな面が必要だろう。
それができなければ、新興で追い上げてくる企業も当然出てくるはずなので、ドライになりきれず会社ごと沈んでしまう泥船になる企業も出てくる思う。
かたや働く立場としては戦々恐々とするか、
 
(1)早くにマネージャになるべく頑張る
(2)いつ放り出されてもいいよう自分に付加価値をつける
(3)自分の転職相場が暴落する前に転職する
 
かのいずれかしかない。

私としては今のところ、管理職的な適正がないし(2)か(3)かな・・と。 
 
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